夏場なにかと困るのが、スマホの台数が持てないこと。
まあカバンにポーチかなんか入れて、その中に1台ずつ入れておけばいいんだけど、どちらかというとポケットのみで完結したいという気持ちはあるんですね。
今回は、そんなポケットの中の戦場的なレビューをしたいと思います。

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大型スマホがあるのに小型スマホが日本には少ない

今回はN-07D(ピンク)とF-07D(黒)を買ってみました。
これといって別に何かというものでもないんですが、単に軽いから買いました。

N-07D MEDIAS Xは4.3インチWXGA液晶。それでいてMSM8960を搭載するハイエンド機。僕の中ではMEDIAS系の最高傑作だと思っています。LTEのつかみが悪いですが、まあどうせ100%通話専用なのでどうでもいいです。(モバイルネットワークをカットすることで、FOMAのSIMで通話できるのだ)
F-07D ARROWS μは4.0インチWVGA液晶。これはMSM8255Tが搭載されています。もともとFOMA用なので、これも通話が出来ればいいというレベルです。シングルコアということになると、2012年3月頃、世間がNEXUS祭りに沸いていた時に買ったMEDIAS WP/Xperia ray以来ということになります。偶然ながらその時買ったのも今回のテーマに合う機種ですね。

最大の特徴は、4~4.3インチ液晶で、F-07Dが109g、N-07Dが119gという点です。同様のスペックということになると、SO-05D Xperia SXが95gで筆頭となります。SO-01E/SOL21(Xperia V系)もほぼ同様の120gですね。
今回は触れませんが、L-05Eが結構いろいろなblogで取り上げられていますが、今はそれしか選択肢がないという状況。しかもそれですら132gです。

つまりバランスよく小型軽量のスマホを出す場合、ひとつの基準となるのがクアッドコアで130g、デュアルコアで120g、シングルコアで110g、というようなもの。ま、実際GL07Sが122gでクアッドコアなので、このカテゴリではかなり頑張ったモデルということなのです。(いやメーカーがCPUを作ってるんだから当たり前なんだけどさ)

今更薄型モデルにこだわるわけ

さて、去年の夏ぐらいにちょっと戻って話をしてみます。
メインに使っていたのがISW11F、それとNitroHDです。NitroHDはともかくとして、ISW11Fは幅10mm、4.3インチ液晶です。実はこのぐらいのサイズが一番携帯してて快適なサイズだとその頃は気づいてなかったわけです。まあSC-05D(GALAXY Note)をカバンの中に突っ込んでた時代なので、電話としての使い勝手を求めた結果と、ポケットに入れた時のしっくり感がちょうど良かったんでしょうね。

その後巨大化する液晶サイズとともに、少しずつ重くなっていくと。N-08Dが7インチで249gという事を考えると、2012年の夏モデルぐらいが最も薄型軽量で粒ぞろいということになったんじゃないかと思います。

ズボンの尻ポケットに突っ込んでも溢れないレベルが4.3インチぐらい。
今のスマホは携帯というジャンルを少しずつ逸脱してきてるんじゃないかと思うんですけどねえ。



というわけで、使い勝手とかそういうのは省略。
もう少しこのシリーズはつづく。