あるさんのレビューblog

買ったものをレビューするページです。 読み物blogは「日常のblog」よりどうぞ。

カテゴリ: 海外スマホのレビュー

まあ、ちょっと悩んでるのが、XPERIA X Performanceを買おうかどうかということぐらいで、本音を言えば5.2インチのSnapdragon820搭載スマホだったわけで。

う~ん、画面が大きすぎるんだよな。マジで。


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つうわけで、画面の小さいスマホです。
今回はTCL 3S M3Gという廉価帯スマホをご紹介。


そもさん、TCLとは何者?

詳しい説明はWikiに任せますが、日本では買収したALCATELの総代理としておフランスなスマホを販売しているメーカーです。経緯に関してはケータイWatchが書いています。
中国では最大手の家電メーカーで、日本で言うパナソニックみたいなものだと考えてください。ただ規模が違い過ぎますがw


最後に残った実験機材

今更感はあるんですけど、このクラスのスマホではどんなことができるか?という実験です。今までさんざんハイエンドからミドルエンドのダウンサイジング化をすると、どうなってしまうのか?という話を延々と書きましたけど、その完結編です。
2月に入り、円安が加速し、2/12には一時110円後半だったと思います。この時にM3Gもタイムセールを行っており、119ドルというとんでもない価格で売られていました。
今回はGearBestで速達を選び、結果として10日程度はかかったものの、約14700円(税込)にて購入できました。まあ、現状でも144ドルという値段なので、廉価帯スマホに入りますね。

スペックは以下のとおり
Snapdragon 615 1.5GHz(Cortex-A53)+1.0GHz(Cortex-A53)オクタコア
2GB LPDDR3
16GBストレージ
5.0インチFHD IPS液晶
IEEE802.11acデュアルバンド対応無線LAN
Bluetooth4.0/GPS
3050mAhバッテリー(交換不可)
1300万画素リアカメラ
microSDXC対応(確認する限り64GB)
LTE B1/B3(国内対応バンドのみ)
139.6×69.6×8.9mm 130g

はっきり言ってこのレベルがローエンドに来ない日本はおかしい。
世界的にはMTK6735やSnapdragon616などが1万円の価格帯でガンガン出てきているというのに、富士通やシャープがS410なんかでまだ作って、そこそこ売れてるんだから特殊な市場というのも分かります。
ともあれ、15000円のスマホといえば、UPQ Phone A01Xやfreetel Priori3などになるわけですが、スペックだけでは太刀打ち出来ない。こちとら一つランクが上で、しかも液晶や無線LANなどはハイエンドでも通用しますからね。


外観は某アレです。
ホームボタンの左右にそれぞれ戻るボタンとタスクボタンがあります。
Blade S6と大差ない感じなのですが、こっちはそれっぽく光るので、わかりやすさはあります。
右サイドにボリュームと電源ボタンがあり。
そこまで問題なく画面端まで使えるのがポイントです。と言うより画面占有率がそこら辺のスマホ以上に高く、サイズの割に親指だけで完結できる範囲が広いという大きなメリットがあります。
あと、本当にパッと見で液晶が非常に美しい。IPSの中でも一つ抜きん出ているんじゃないかというぐらいコントラストが鮮やかです。まあ、5インチFHDという高精細な部分も生きてるのかなと思ったりしますね。

そして、実に巧妙なフェイク。
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この配置だとどう考えてもステレオスピーカーを連想すると思うんですが、画像にも書いたとおり、左がマイク、右がスピーカーと分かれています。そりゃ価格帯を考えればモノラルなのもわかるんですが、こういうフェイクは結構惑わされてしまうので、やめてもらえるとありがたいかなあと思ったり。

動作に関しては、ベンチマークテストの後で考察します。


やっぱり中華スマホ、何重にも張り巡らされた罠

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さて、トータル的に見れば、4コアのSnapdragon S4ProやS600などと同等のスコアを見せています。Blade S6の時もそうでしたけど、優等生ではないものの、それ相応のスコアを出すため、一見問題なさそうに思えるんですね。

実質的な体感としては、アプリの起動がS600クラスより遅く、登場から1年を経過した今でも厳しい感じは否めないです。ヌルヌル(S810)→サクサク(S801)→ノロノロ→ガクガク(S4デュアルコア)ぐらいの体感で行くと、ノロノロといったところでしょう。毎度のことながら、ベースがS4ProのKaritクアッドコアであるS600/800系と、Cortex-A53クアッドコアであるS410の発展型としてオクタコアになっている差が如実に出ていると言っても過言ではないと思います。(CPU-Zのボードモデルを参照)
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あと、このノロノロ感に拍車をかけるデフォルトアプリの数々が更にイラッと来るわけですね。大体上のCPU-Zを見ていただくとわかるんですが、標準アプリですでに3GB以上も取られているんです。これだけたくさん入っているにもかかわらず、表面化してるのがそこまで無いというのが謎です。

更に輪をかけて、例えばGoogle Playを起動すると何故かChromeが開き、アプリが勝手にダウンロードするというような悪質なものが仕込んであるのが評価の悪さに直結している気がします。調べてみるとAndroid Service(おそらくGoogle Adsenseあたりを強制的に通るように処理追加してる感じ)を直接すり替えてそういう仕様にしているという、おそらくはTCLに広告料が支払われるように強制組み込みしている感じなんだと思います。

まあ、なんつかデフォルトのままで動かしてもそこそこなのに、Androidサービスを書き換えたうえで、ユーザーにどんどん広告を表示させ、あわよくばお金を稼ぐとかいうのは、問題外な気がします。MeizuやLeECOなどのようにハイエンドモデルでは独自のサービスや販路が展開できるから問題ないのでしょうが、中国最大手の家電メーカーがこんな巧妙な仕掛けを作っている事自体、モノ作りの恥ともいいましょうか。
いや、中華タブまで含めると結構いろいろなの使ってるけど、イラッと来てroot化してアプリ全部消すなんて作業をするのは、Android2.3以来な気がする。

なので、素のAndroidという点では、明らかに100ドルぐらいで売ってるLTE対応のスマホのほうがサクサク動いてしまうと思います。MTK6580程度のモデルでしょうか。

で、kingrootなるワンクリックrootソフトをインストールし、アプリとサービスをごっそり消して、ようやく本領発揮といったところでしょうか。
ここまで来ると相当サクサク動きますので、日常に耐えうるだけのスマホにはなります。

ちなみに、CyangenOSとかに書き換えてしまおうかと思ったんですが、ブートローダーアンロックをどうしてもやるのが面倒なので、結局初期のROMを使ってます。
これは日本語に完全対応している上、フォントもしっかり出てくるんですが、残念ながらアップデートがなく、これっきり(Android 5.0.2)になるので、そこは残念なところです。


まるで通用しないリッチコンテンツ

肝心のゲームについてですが、
デレステはまず3Dで動かすことは絶望的です。いろいろなMV設定を試してみた限りでは、最軽量となる3D軽量/紙吹雪なし/歌詞なし/30fpsなどでも、フレーム落ちしてそうな感じなのが問題です。2Dでも時折ガクガクするなどの問題もあり、タップ音もどう合わせてもタイミングに合わないといった、本来のハイエンドモデルどころかS4Pro搭載のXPERIA ZLなんかにも及ばない状態です。
間違ってもデレステをやることを考慮している方は、これを買うとおそらく後悔します。

若干ゆるいですが、魔法科高校の劣等生LZなんかでも、通常メニュー画面の3Dキャラが面白いぐらいカクカク動きます。デレステの動作なんかと推測していくと、描画できるんだけどそれを連続して動作させることが厳しいんだと思います。必殺技エフェクトなんかでもまともに動作しないとか、これはこれで斬新w
これでいて、ぷちきゃらでゲームは進むので支障はないというか、まあゲームとしてどうなのか?って気がしますね。

そして定番のクレタク。
ガッツリ遊ぶには物足りない感じはしますが、これに関しては特に遊べないレベルではないです。ただフレーム落ちは結構するので、その点をどう判断するか。

さらに追試ということで、Live2Dならどうなるか?と思ってめざましマネージャーをインストールしてみた。今回はいつも使ってるアスナさんじゃなくてlikoを入れてみたが、これはこれで追随もよく、特に3Dモデリングには影響なさそう。


無駄に最近オリラジのアレにハマっているので、Youtubeを再生してみましたが、720pぐらいまでは全然余裕です。
昔テストで取っておいた手持ちのMPEG2-TSとかはソフトウェア処理で再生してみましたが、こっちは厳しいですね。案外動画もハードウェアデコードできないとかなり厳しいかなと。

あと、普通にChromeのスクロールだったりでもガクつくときがあったり、なかなかスリープから復帰しなかったりするところ、快適ではないかな。ギリギリ可という感じ。

一応、これハイエンドモデルでも使われているようなSoCなんですよ。マジでこんな感じなんですけど、各メーカー的にはどういう言い分なんですかね。


技適さえなんとかなればまだまだ日本にはいる余地はある

さて、まとめに入る前に。
問題があるとすれば技適なんですが、これのせいでハードルが高い。
この辺はお役所仕事だと思うんですが、意外に厳しいと思うんですよね。例えば根回しだったりとか、日本はその辺が海外以上に厳しいので、いかにしてパイプを作るかだと思います。
まあ、そうは言ってもアドウェアなんかを仕込んでるというのは問題だし、いろいろな意味で日本市場に投入するには厳しいと言わざるを得ないです。
多分XiaomiとかMeizuとかが日本になかなか入ってこないのはこういった新興企業がなかなか日本市場では認められない、こと中国の企業ではそういう偏見がまだまだ強いです。

では、スペック面で見てみるとどうでしょう。
はっきり言って基準となる150ドル程度のスペックではない、SIMフリースマホの中ではハイエンドに入るレベルでしょう。ALCATEL IDOL3に近く、価格帯では4万程度のモデルです。SAMURAI 極に若干劣るレベルで、2万弱しかしない。SAMURAI 雅のクラスでその上を行ってるのだから、攻めようもないという話です。
いま日本市場で本当に狙うべきはこのスポットなんですよね。ガラケーが大体今3万なのだから、3万ならスマホにお金を出してもいいという人もいるはずでしょうし、もっと海外メーカーがこぞって技適をクリアしてきてもいいと思うんですよね。
で、今年のどこかのタイミングでGoogleが中国に再上陸します。素のAndroidを搭載する機種だけではなく、特殊なUIを持ったAndroidにもGoogle Playなどのサービスが利用可能となり、技適コストと天秤にかけて売れる見込みがあれば、ローカライズなしでも行けそうなものです。
これはメーカー側の経営戦略室で考えられることなのと、日本のギーグ層をあまり舐めていただきたくないという意味合いがあるのかなあ。どこか参入してるメーカーにはその甘さというか、舐めプというか、イマイチ日本に乗り気ではないところが見えちゃうんですよね。ASUSみたいにZenfone2以降どんどんスペックが落ちてるメーカーもありますし、Helio X10をハイエンドSoCみたいな扱いにしちゃってるメーカーもありますし、そこら辺がいまいちギーグ層を取り込めず、結果的に独自で販路を求めちゃうんだろうなと思うんですよね。
あとは、ハイエンドが平等に行き渡った世界で、こういうモデルがどこに居場所を求められるのかが問題かなと思ったり。そこは厳しいですね。


130ドル程度でやれることは決まってる(まとめ)

まとめる気があんまりないですけど、正直130ドルじゃなくて、本気で29800円だったら即売却というレベルです。通常使用に支障はないですが、ゲームであまりにパワー不足が顕著で、少なくとも日本市場であれば、まだS600搭載スマホ、それどころかS4Pro搭載スマホに快適さでは負けちゃいます。この前ヤフオクで4800円で202Fを落札したんですが、そっちのがずっと快適です。2013年の夏モデルより劣るレベルのスマホを日本人は3万なり4万なりで買うと思われてるんですから、舐められてるとしか言いようが無い。

言わずもがな、上記のテスト結果と簡単な体感を見ていただく限り、リッチコンテンツを利用する機会があるなら、iPhone5以降か、2013年春以降のクアッドコアスマホを買ったほうが絶対にいいです。ジャンクだろうがなんだろうが、コンテンツだけならそちらのほうが優れています。4800円で頑張って202Fを落としたり、それじゃなくてもドコモのツートップあたりのスマホなんて2万あったら買えてしまいそう、いやそれどころか2015年モデルもギリギリ視野に入れることができそうな気がする。

言い換えれば、130ドルなんてスマートウォッチすら買えないですから、おもちゃとして考えた場合、研究機材として考えた場合なんかに、面白半分で買うのが非常にいいかもしれません。
あとは、最近HTC J Oneも買ったんですけど、巨大化するスマホにおいて5インチ程度のFHDスマホというのは案外しっくり来て、液晶が綺麗だなという話です。
XPERIA Xをあえて5インチFHDで投入するというのは、そういう細かいレベルの話で行ける判断がされている可能性、あと男女兼用への対応の上で、意外にもメリットはあったりします。ことXPERIA Z5 Premium、Meizu Pro5やNexus6、LeTV MAXなど大型スマホがひしめく我が家において、XPERIA ZL以上のスペックを無難に収める5インチのスマホが新品で130ドルで手に入るというのは、色んな意味で大きいですね。

難点を敢えて言えば、結構落としやすいこと。それとケースやフィルムが日本では手に入れにくいことでしょうけど、まあこのぐらいなら割り切れるので、しょうがないと思うことにしようかと。
概ね値段に対する価値感には満足しています。あとは、日本でも手軽にこの値段でこのスペックのスマホが買えるようになったら、なんら不満はないですけどね。

さあ、日本よ。来たるべき世界に、どう立ち向かう?







おしまい

まずは勝手に参考にさせていただきましたReaMEIZU様のサイトの勝手リンクを貼っておきます。

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アングルが悪くて勘弁して欲しいです。

さて、今回は性懲りもなく中華製ハイエンドスマホ「Meizu Pro 5」の通常版である(3GB/32GB)モデルをレビューします。

まずはパッケージ
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開けると
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裏面
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だいたいなんで買ったしw

まず結論から言うと、XPERIA Z3の代わりです。

Z3ありきでZ4を買ったわけだけど、LeTV MAX以降SBMのSIMはこっちに専念させているため、さらにZ3の出番はなくなってしまいました。
Z5が出た状態でも、特にパワー不足も感じないし、なにせパープルは海外限定色ということもあり、気にいってるのもこのblogではご存知の通りではあります。

俺ルールというものがしばしばこのblogで語られることがあります。
基本的に知ってる限り知り合いの持ってるガジェットを買わない、使わないと言うものです。

...ぶっちゃけSO-01Gから1年使ってたんだけど、周りにZ3のユーザーが多すぎるということがやっぱり俺ルールに抵触してしまうと。
あと、外的要因もそうなんだけど、1年も同じスマホを使ってるって俺っぽくないというキャラ作りも重要ですよね。


という、完全に脳内で操作された理由により、まだいい値段がつくうちにZ3を売り、そのお金といくらかを足してハイエンドモデル買おうぜ、という「俺がむやみやたらにハイエンドスマホを掴んで泣きを見たい件」企画の名のもとで、購入しました。


もう一つの理由としては、基本Snapdragon系がいいんだけど、S810の最高モデルであるLeTV MAXを買った以上、次はそれを超えるExynos7420搭載モデルが欲しいでしょ、と言うもの。
とはいえ、GALAXY S6ではひねりがない。欲しいのはやはりS6 Edge+かGALAXY Note5というわけだけど、これは通常8万を超えるだけあって、なかなか厳しい。そんな中、同等のスペックを持つMeizu Pro 5の存在は割と異質。ましてLeTV MAXで割と味をしめた感もあり、今回も中華ハイエンドを買ってみようかというわけです。

まあ、本来ならハイエンド中のハイエンドである4GBメモリ/64GBストレージが欲しかったというのもあるんですけど、これが中国国内でも限定出荷となっており、最近になってようやく全カラーが出揃いつつあるというとんでもな状況です。OPPO Martなど台湾や香港のショップはおろかtaobaoでもほぼ在庫が見られない中、ローエンドであれば比較的簡単に手に入るようになっており、OPPO Martで在庫ありとなったので、買ってしまったという話です。

価格は499ドル、ここに送料が29.99ドル、それと関税代が7000円ぐらい。多分7万以上かかっていますね。
キャリア問わないならGALAXY S6 Edgeが普通に5万ぐらいで落札出来て、USドルを払ってゴニョゴニョすることでSIMフリー化できますから、それを考えると、う~ん。どうだっただろうかなあ。

現状、世界で一番ベンチスコアが出るスマホとは本当か?

まずスペック。
Exynos 7420 2.1GHz+1.5GHzオクタコア
メモリ 3GB LPDDR4
32GBストレージ
5.7インチFHD AMOLED液晶
無線LAN 11acデュアルバンド対応、Bluetooth4.1
SONY製IMX230カメラモジュール搭載2100万画素アウトカメラ
ESS ES9018K2M DAC+TI OPA1612 オペアンプ搭載
指紋認証センサー
microUSB type-Cコネクタ
nanoSIM+nanoSIM/microSD兼用スロット(GSM+LTE/3Gのみ同時待ち受け可能)
3050mhA内蔵バッテリー
156.7 × 78 × 7.5 mm 168g
FD-LTE B1/3/7、TD-LTE B38/39/40/41
VoLTE(後日アップデート対応。しかし日本で使えるかは分からない。)
Flyme OS 4.5.4(現在5.5.11.24に自動アップデート済み)

オーディオの装備おかしいだろwww
ちょっとしたハイレゾプレイヤーが逃げ出す性能なのだが、果たしてこれはなんなのだろうかとw

中国で売られているスマホとしては特上と呼べるレベルですね。

中国のハイエンドモデルは軒並みSnapdragon810を採用するメーカーしかない中、Meizuが面白いのが、SamsungのExynosを採用しつづけていることです。
最近でこそMediaTekの採用も目立ってきていますが、Helio X10がハイエンド用途にもギリギリ耐えるレベルになってきてるので、当然の流れとも言えます。

ベンチスコア
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基本的にはGALAXY S6系とほぼ変わらないか、こっちがFHDな分3Dグラフィックで有利な感じですね。(GALAXYは解像度がWQHDなので)
あとQuadrant Standardはもういいかな感がある。


実際の使い勝手はどうよ?

簡単な筐体の説明。

前面下にmTouch2.1という、指紋認証兼ホームボタン(スライドで戻るボタン)。
右側にボタンなどは集中していて、音量ボタンの下に電源ボタン。左側にピン押し込み型のSIM/microSDスロットがあります。
下にはマイク、USB type-C、スピーカー(モノラル)。
背面にはでっかいカメラとフラッシュユニットがついています。
筐体そのものはメタルボディ。灰色・金色の場合は塗装されていると思われます。

まず、問題として2.5Dガラスという側面に向かって緩やかカーブしているガラスが画面に付いているので、保護ガラスがしっかりつかない、というか多分フィルムがつけられないような感じです。とりあえず保護フィルムでどうなるかといった感じで取り寄せをしています。
こんな感じ。(壁紙は気にしないで欲しいです)

側面が丸い分、確かに持ちやすいんだけど、なんか思ったより華奢な感じが否めないです。重量を考えても決して軽くないし、バランスも悪く無い。だけど華奢に感じる。持った時にこう、なんか線が細い感じがどうしてもしてしまう。筐体サイズの問題だと思うんだけど、明確な理由がよくわからない。

動作は特に問題なし。標準のランチャーがiOS系なので、今回はSmart Launcher Pro3をインストールして使っています。
アプリをすべて閉じる的なものが見つからないんだけど、これはマルチタスク部分で1つずつ消していくしかないのかなと。まあ、そんなに気にならないのでどうでもいいといえばそれまでなんですけどね。
サクサク、というかもう完全に麻痺してるので、明らかに遅いという感じでない限りは感じないですね。メモリ不足もなく、結構無意味にいろいろ起動してそのまま放置しちゃう感じですね。

ゲーム
やる範囲のゲームを調べて見る限りですが、
デレステはエフェクトONの3D標準でガンガン動作します。が、タイミング補正を起動ごとに行うと、22~35と非常にばらつきがあり、はっきりとしない感じです。あとSE音の音ズレがS810系より大きいです。(これは単純に後述するDACやオペアンプ実装による音声出力の弊害かと)単純な目押し系でのプレイでなら全く問題ないです。とはいえ、延々と事務所配置で遊びつつ、石を割って10曲ぐらい連続で遊んでも熱くならないというのは驚異的。S810系では2D軽量とかでイベントを延々こなしてた感じだったので、その点ではこちらに分がある感じです。

魔法科高校の劣等生LZ、いやこれは正直Live2Dの最適化とかの問題なんだろうけど、必殺技系のエフェクトは普通に処理落ちしないのに、任務終了時の3Dキャラが4人並ぶときにフレーム落ちすることが多いです。プレイに支障はないので大丈夫です。

あとは、そうだないつものクレタクとFF3ですけど、これも処理落ちはありません。

で、おなじみ夢幻の話ですけど、
今回はSIMに関しての制限が非常に厳しい。何故かは知らないけど、おそらくVoLTE絡みな気がするんよね。
使えたもの
  • ドコモ音声SIM(SPモード/mopera)
  • ドコモデータSIM(SPモード)
  • mineo ドコモSIM(SNS付き)
  • mineo au VoLTE SIM(SMS付き)

使えないもの
  • iijmio ドコモデータSIM(SNS付き)
  • DMM ドコモデータSIM(SNS付き)
  • ソフトバンク4G用音声SIM(非VoLTE)
  • mineo au sim(非VoLTE)

今後auやソフトバンクがVoLTE用SIMを提供するか、俺がiPhoneでも契約しないかぎりはテストができないので、どうしたもんかなあというのがあります。周りに誰かいたっけかiPhoneユーザー。
LG G Flex2でもあったんだけど、あの時はまだドコモのデータSIMで使ってたのとiijmioのSIMを貸してたんでテストしてなかったんだけど、ドコモ系MVNOでもまんべんなくOKという定説が崩れてきている気がする。なぜmineo-dがOKでiijmio(DMM)がダメなのかがよくわからないです。全く根拠はないけど、プロバイダーによりIMEIなどの制限があるのかもしれない。
この辺がヒントなんだと思うんだけど、今のところIMSの設定まで細かく指示しているプロバイダーは存在しないので、わからないところが多すぎるんだよね。
mineoのau VoLTE用SIMが解禁された時にもう一回追加テストをしようかなと思ったりします。
mineoのMVNO VoLTE用SIMは使えませんでした。残念。

mineoのMVNO VoLTE用SIMはこういう状態だけど使えるみたいですw
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カードないのに4Gが繋がってる謎www
こうなると、mineoだと繋がるのか、VoLTEのSIMだと繋がるのかがよくわからないね。

なお、現状は端末そのものがVoLTE対応していないということもあって、通話は3Gになります。今後のアップデートでVoLTE対応になった場合どうなるのかは非常に興味深いところではあります。

SDカードスロットもどうもSDXCに対応してない気がする。
公証では128GBのXCまで対応していると書いてあるんですが、3枚ほどSDXCカードを試した限りでは(Sandisk、東芝EXCERIA、Verbatimの64GB)、すべて読み取りすらできず、32GBのSDHCなら問題なく読み取りできていることを考えると、おそらくはSDHCまでの対応、もしくは相性のいいカードじゃない限りは読み取れない感じです。FlymeOSのアップデートでなんとかなるものなのかわからないですが、4.5.4.1でSDカード互換の修正が入っているので、引き続き修正されることを期待したいです。
残念ながらFlymeOS5.5.11.24でもSDXC問題は解決せず。原因が本当に分からないですね。

FlymeOSは基本的にiOS的なものですが、LeTVのスマホに載ってるEUIよりは独自性もなく、MIUIなんかに近い感じです。そのまま使うことも可能だと思うんですが、やっぱり3日ぐらいしてSmart Lhauncherにしてしまいました。


オーディオプレイヤーの機能。
DACを内蔵しており、ソフトウェアのエフェクトなどにより、一応DSEE-HX的なオーディオ拡張機能があります。
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ちなみにハイレゾに関してはソフトウェアエフェクトはかけられないですが、内蔵のオーディオプレイヤーで問題なく聞けます。

音は...うーん、そうだな比較対象がZ4だとすると、プレイヤー特性そのものが違う感じです。ZX100を持っていなければ、おそらくはこれを使ってるだろうなと思います。なんというかスマホとしては音にメリハリがあり、これで十分過ぎると思います。やっぱりオペアンプ特性として高音がキレイですね。


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余談、今の壁紙で充電器つけると電池食ってるwww


あと、細かいところは書きませんけど、root権限を取得した上でmoreLocale2で日本語を選択できます。日本語ロケールがないからと言っても、メーカー側が、特に難しいことなくrootの取得が出来る方法を用意してるというのは大きいですね。


mTouchボタンの指紋認証ですが、これはちょっとしたコツがいるかもしれません。
基本、触れるだけでも問題ないはずなのですが、たまにスライドするのではなく押しこむような読ませ方をしないと読んでくれないときがあります。
ボタンを2回押すような感覚で行けるのかな?
総じて、最近の指紋認証センサーの良さと、それをホームボタンに統合することの都合の良さ、そこにオリジナリティを盛り込むというのは、なかなか出来ることではないですね。


ガラスマ機能が必要なければ日本で販売出来るハイエンドモデルだが...

国内ハイエンドを駆逐できるだけの性能があり、値段もそこそこ安価。例えば日本国内で69,800円ぐらいで売っても、そこそこ引き合いがあるとは思います。

見た目もそれっぽくiPhoneにしてありますが、ハイエンドAndroidとしては申し分なく、個人的には無理して買ってもいいレベルには達しているとは思うんだけど、やはり高度な模造品に近いかなあと思ってしまいますね。

中国勢で言えばZTEやHuaweiが日本ではメジャーですが、今後本気でXiaomiやMeizuが日本市場に入ってきたら、その時に太刀打ちする日本メーカーはあるのか?という話ですよね。
少なくともスペック戦争では、S810を制御出来る術をなくしてS808やミドルエンドに主戦場を移してきた日本メーカー以上に戦力はありますが、ことブランドが好きな日本人ですから、SONYあたりの牙城は崩せない感じではあります。
結局、それっぽいものなんだけど、中身がウルトラハイエンドという機種をどこまで昇華させていけるかが今後の中国勢メーカーの課題であり、LeTVやMeizu、ZTEなどがこぞって応えて来たから、LeTV MAXやMeizu Pro 5、ZTE Nubia 9など、高級感の出たモデルがガンガンリリースされているわけです。
でも本物になるまで、ブランド力を養うという意味では、日本市場ではHuaweiには及ばずといったところ。Huaweiみたく完全なオリジナルに昇華出来ると、日本市場でも戦えるんでしょうけどね。

mTouchの操作に慣れてしまうと普通のAndroid操作にやや違和感を感じるようになってしまいますが、その辺がこのMeizu Pro 5の、というかMeizuというメーカーの真骨頂とも言えるでしょう。
(総括を書いている時点でZ5 Premiumを買っていることは置いておいて)これはこれでクセになる操作感で、また違ったAndroidを体験できるかなという気がします。
なんで、FlymeOSなどのメニュー/ガジェット統合型GUIで問題ない方にはオススメ出来る1台ではあります。

ただ、毎回書くように入手難易度が高いこと(と言ってもOPPO Martで買えるからそうでもないけど)、日本語化に慣れてないと非常にめんどくさいことなど、ある程度のレベルは要求されます。
苦労して手に入れても、ハイエンド白ROMが簡単に入手出来る日本で選択肢に敢えてするとしたら、誰も使ってないから使いたいとか、そういう理由ぐらいしかないんですよね。

とりあえず、このblogの中では値段相応、非常に出来の良い1台ということでまとめておきます。
日常範囲で入手できるなら、僕は買ってもいいと思う1台です。上で無理して買ってもいいとは書きましたけど、リスクを負ってまで買おうと思うなら、悪いがGALAXY Note5でも買ったほうがよほどいいと思います。
リスクを承知の上で、その環境が楽しめるならどうぞという感じ。これを最初のAndroidで使いたいですとか言うならやめておけと全力で阻止しますね。

LeTV Maxもそうですけど、本当に出来が良い。このクオリティなら日本メーカーに絶対太刀打ち出来る。そんな怖さと、対抗手段をもっと日本メーカーは持っていいと思いました。




おしまい

日本よ、これがLeTV MAXだ。さあ、どう戦う?

さて、今回はちょっと趣向を変えて、中国のLeTVから発売されている「LeTV MAX 」をレビューしていきます。

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サイズ比較。全部Snapdragon810搭載モデル。

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一回動作確認をしたそうで、フィルムが剥がした後がある。
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なんと驚愕のプラケースに製造番号直貼りw
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付属品。USB type-Cアダプタが目新しいですね。


そもさん、LeTVってなんなの?スマホメーカーなの?

9割方知らない人だと思うので、LeTVに関して一応説明。
簡単に言っちゃえばDMMみたいな、動画ストリーミングなどを中心としたコンテンツサービスをやってる会社です。(HP見るとCharlotteとか俺物語とかあるんだが、これはライセンス取って放映してるんだろうかw)

iTunes税で売上をあげるためのプラットホームとしてiPhoneやiPadを売っているAppleと同じようなビジネスモデルが成功しないかな?と思って多分本気出しちゃったのが、今回のLeTVのラインナップモデルです。(Impressの山根博士の記事より )

LeTV Oneという5インチのスタンダードモデル、LeTV One Proというハイエンドモデルもあるのですが、こちらは大手Webサイトで色々書いてありますので、そっちをご覧ください。
OneでHelio X10、One ProにはS810を搭載し、そこら辺の廉価版スマホや大手メーカー製スマホですら太刀打ち出来ないスペックのあたり、本気度がハンパない。


ついに見つかったXPERIA Z Ultra後継機

さて今回の本題。
以前のエントリーで期待していた「XPERIA Z5 Ultra」の存在は「XPERIA Z5 Premium」だったというのが、今回の始まり。
CES2016までおそらくはZ6 Ultra(仮称)が出ないけど、いざズルトラ、というか2年近くもお世話になったファブレットとバイバイすると、やっぱりサイズ的に物足りない感じを受けるのですね。
せっかく買って褒めちぎったG Flex2ですが、唯一の弱点であるメモリ容量の少なさがメインで使えば使うほど常駐ソフトが多くなって、アプリが開かないなんてことが結構よくある話になってきました。まあ、それでも運用でカバー出来なくはないんですけど、それ以上にS810が全開で回り始めると、熱暴走対策をおこしてアプリ強制終了というのが結構あり、この点がLGのS810カスタマイズのダメな点なのだなと思いつつ。(デレステ専用機として無能とは言っていないw)
そんなわけで、このG Flex2を売る、ないしはXPERIA Z3を売る、そしてPremium資金として予め準備していたお金を投入してなんかいいの買おうという話です。
よって、今回写真の1枚目の3台並びシーンは今後XPERIA Z3が売られることがない限りはふたたび見ることの出来ないシーンとなるわけです。まあ、Z3愛はまだまだ健在ですし、VoLTE関連の話が出てきて、SBMのSIMが使える点ではZ3にアドバンテージがあるので、おそらくは残念ながらG Flex2をまた未来へ送り返して、補填するものと考えているわけですね。

さて、候補に上がったのは以下の通り
Huawei P8MAX 6.8インチ(日本市場向け)
SONY XPERIA C5 Ultra 6インチ
Google Nexus6 6インチ
Samsung GALAXY Note5 5.7インチ
Xiaomi Mi Note Pro 5.7インチ

ちなみに、今回の縛りとしては、5.5インチ以上、FHD液晶、メモリ3GB以上という結構厳し目なレベルです。C5 Ultraは元々買おうかどうか迷ってたレベルなので一応入れておきました。あとGALAXY Note Edgeは諸事情により購入出来ません。(知ってる限りの範疇で持っているものは買ってはいけないルール)

大体にしてもこのラインナップだけで考えれば100%Nexus6、あわよくばP8MAXが無難というか、値段の兼ね合いだけで考えればそれ以上の選択肢がない状態だったわけです。
まあ、興味本位のS805搭載モデルだったり、Kirin935搭載モデルだったりはいいんだけど、ガチ使い(主にデレステの3D標準モード)ではNexus6じゃないと厳しい感じはするので、それでは面白くないという話。

さらに言ってしまうと、Snapdragon615のしょっぱさを身を持って体験してる側としては、正直なところ、ここ最近の中国勢のFHD大画面モデルでは3D性能は期待できないという話になります。そのためのHelio X10だったのに、C5 Ultraが搭載しないところでまた振り出しに戻ると。

まあ、なんで候補とは言いつつ、そういったつまらないしがらみとか、個人ルールで行くとGALAXY Note5一択なんですよ。この中ではね。

んじゃ、geekbuyingで6インチ以上の一番いいスマホを買おうという話になり、目に止まったのが6.4インチのLeTV MAXだったというわけ。
別に急ぎではないとは思ったものの、ヤフオクあたりで出てたら買ってしまおうと思ったら普通にあるじゃん。ラッキーと言う話でした。




おしまい
いやいや、ここからスマホの説明だからね。


驚愕のスペック、圧倒的なパフォーマンス

さて、ざっとスペックをおさらい。
Snapdragon 810 2GHz+1.6GHzオクタコア
メモリ 4GB LPDDR4
内蔵ストレージ 64GB eMMC5.1
6.33インチWQHD液晶(公称ではシャープ製)
無線LAN 11acデュアルバンド対応、Bluetooth4.1
SONY製IMX230カメラモジュール搭載2000万画素アウトカメラ
Dolby サウンドエフェクト(LeHi-Fi)
指紋認証センサー
microUSB type-Cコネクタ(2.0説と3.0説あり。速度的には3.0っぽい)
microSIM+NanoSIMスロット(GSM+LTE/3Gのみ同時待ち受け可能)
3400mhA内蔵バッテリー
167.1 × 83.5 × 8.9 mm 204g
FD-LTE B1/3/7、TD-LTE B38/39/40/41

プレミアムとか名乗ってるスマホがあるんですよ。4Kディスプレイはともかく、こんぐらいのスペックに出来なかったものかと思いますよね。

というわけで、今回の1枚目の写真のとおり、3台目のSnapdragon S810搭載モデルです。メモリ容量が現時点での最大容量となる4GBとなり、内蔵ストレージも64GBと奮発しています。しかしながらmicroSDスロットが無いので、基本的には外部ストレージは考慮されていないということですね。

ベンチ結果
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若干3D性能が低いですが、なんというかこれがSnapdragon 810本来のパフォーマンスと考えて良さそうですね。

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平時
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ベンチ一周後
サイズデカイと冷却がちゃんと出来てるな。

で、S810の挙動がちょっとおもしろくて、
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平時
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ピーク時

また色々と覆す挙動をしおってからに。
LeTV MAXのS810の挙動を解説しておくと、
  • 平時はA53側のみ動作する、A57側は待機状態。(r0p2の状態)
  • 処理が重くなるとA53の補助にA57側が加わる。リビジョン無効。
  • ピーク時にA57+A53の処理に切り替わる。(r1p1の状態)
なお、ピーク時でも45度程度、さらに処理でいちいちモードを切り替えてる感じで、おそらくS810勢では最も完成度の高いCPU管理モードを行っているのではないかと思います。思うに、ズルトラでS800を初めて搭載出来たのも、サイズが大きいからなのかもしれないですね。

とりあえず、パフォーマンス的には十分Exynos 7系に並ぶ、あるいは超えるという潜在能力の高さをようやく実証した形です。


最近夢遊病がひどいのですが、なんとなく覚えてる限りでは
  • docomo 音声回線(mopera U)
  • docomo データ回線(mopera U)
  • Softbank 4Gスマートフォン回線
  • mineo-D(ドコモMVNO)
で4G接続している気がする。VoLTEは元から非対応なので、G Flex2みたいに回線側の対応は必要なさそう。なお、通話に関しては3GでOKです。

ドコモ系はまあいいとして、SoftBankの4Gは頻繁に回線切り替えを行っている感じで、通信不能と通信確立を繰り返してる感じ。中国ではTD-LTEのほうが整備が進んでいる現状を考えると、AXGPの接続がベースなのかもしれないです。

なお、mineo-A(au)ではアンテナすら立ちませんでした。例によってなのは当然なんですけど、案外行けると思っただけに残念。


特殊な中国市場向けスマホを使うために

で、この辺りからちょっとツッコミどころが出てくるんですけど、まず中国市場向けなので、当然Googleの各種サービスが提供されていません。
諸事情は山根博士がきっちり書いています が、そういう理由もあって、中国市場向けはどうしてもまずGoogle Playを入れるところからはじめなければいけません。

LeTVのアプリストアはそこそこ充実していて、QQとかDropboxとかぐらいはなぜかインストールできたりします。MX Playerとかもあり、またLeTVのコンテンツも無料登録すればなんとなく見られたりするので(クレカとかの情報なしでユーザー登録は一応出来るっぽい)、実際普通のスマホとして使う分にはそんなに不自由はないです。日本語IMEがないので、あらかじめGoogle日本語入力のAPKなんかを用意すればそれほど面倒なことはないはずです。

が、Xiaomiのスマホなんかを中心に調べると、簡単に「Google Installer」というAPKがあるという話が出ていて、それをインストールすると、Googleのアプリをダウンロード出来るページに飛んで、必要なサービスを突っ込むだけであら不思議。

ちなみに、台湾版とか香港版のモデルがある場合はGoogleサービスは受けることができるので、この作業は不要です。

日本語ロケールがないのも問題なんだけど、Android SDKがある程度使えれば、MoreLocale見ながらコマンドラインを打つだけでいけてしまうんですね。
いけてしまうんですよ。デバイスのドライバーがあればw
調べてみたんだけど、LeTV MAXのADB Driverってものすごく怪しい感じがしちゃって、どうしても踏み切れない気がするんですよね。
(怖くてやってないです。英語でなら特に問題ないので)

さらに、大抵の場合UIが特殊で、通常のAndroid UIを使うためには汎用UIをインストールするのが一番速いんだけど、中途半端にシステムに手を加えてあるので、UIを変えるだけで操作感をあわせるということが出来ないわけです。

例えば、このLeTVシリーズには専用のEUIという物が入っています。簡単にいえばiOSにガジェット置けます的なやつで、HuaweiのEmotionUI系です。
このUI、画面上からスライドしてもアラートのみしか表示されない。タスクボタンをクリックすることでワンタッチボタンとタスク切り替え、アプリ終了ボタンが一画面に収まっているようなものです。
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うわなんかiOSっぽい。
必要最低限は揃っているし、不足はない感じではあります。
割と慣れれば使える感じですが、基本ADW Launcherで適当にごまかしちゃっているので、必要ないといえばそこまでな感じはします。

まあ、あとはカスROM化するのが一番いいんだろうけど、もうめんどくさい。

実際の使い勝手に関して

まず、タッチセンサー式のボタンがGALAXY配列(左からタスクボタン、ホームボタン、戻るボタン)なので、そこに慣れが必要かもしれません。
真っ白な筐体なのでわからないですが、押すと光る凝った感じのものです。

左側面にiPhoneのようなミュートスイッチと音量ボタン、右側面にSIMスロットと電源ボタン、背面に指紋センサーが搭載されており、指紋をなぞるだけで画面OFFからロック解除出来ます。結構便利。なお背面もきっちりアルミ製です。

画面下にUSB type-Cとステレオスピーカーがありますが、なぜそこに並べるしw

筐体を細かく見ていくと、実は結構アルミの削りだしがうまく行ってなかったりする箇所が見られたりします。
あと、多分デフォルトで付いてるのだろうと思うケースを付けないと、リアカメラの部分が出っ張ってしまうので、その点は若干考慮してケースを買うのがいいかと思います。(多分TPUのケースとガラスフィルムぐらいだけど)


普通のSIMフリーモデルだとこの辺は必要ないのですが、一応LeTV向けのコンテンツがいっぱい常駐しているという厄介な仕様で、さらに停止はできるが削除が出来ないため、メモリ4GBあって通常使えるのは大体2.5GB程度です。まあWQHD用のVRAMも確保しつつなので、それを考慮すると致し方ない感じだし、なにせ上記のようなパフォーマンスで、サクサクとなんでもこなしていってしまいます。
メモリクリーナーいらず。このあたり4GBは伊達じゃないですね。

ちなみに、デレステや魔法科高校の劣等生LZなどの割と派手な3DやLive2D系の処理に関しても全く問題なし。売り切りアプリだとFF3とかクレタクとかも問題無いです。横画面のゲームだと内蔵スピーカーでは両手持ちすると音がこもるので、イヤホン/ヘッドホンをしてやるのがいいと思います。
早くFF7出してくれよ。普通に無双モードでやるからさw


カメラはいつものように画質は省略するとして、一応モードをSSに取っておきました。
解説すると、SLO-MOはスロームービーモード。PANOはパノラマ写真モードです。
4:3で2000万画素が選択可能なんですが、逆に小さい写真を取るモードがメインカメラ側では800万画素しかないという結構厄介な仕様です。
HDRモード搭載してるあたりにIMX使ってるなあという感じがありますね。

あと4Kビデオも録画可能。耐久テストとかはしません。

一番下の画像は「美顔モード」的なやつです。インカメラ/アウトカメラで両方とも5段階選べますが、さっぱりわからんね。

そしてオーディオ機能。Google Play musicみたいな感じ。
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LeHi-Fiという謎のオーディオエフェクトがあるんですが、推測する限りDolby Digital系のエフェクトをそういう名前で使えるようにしてあるっぽい。
ヘッドホン必須なくせに細かいエフェクトが調整出来ないので、この辺りが標準アプリの限界な気がする。
ちなみにこの曲は24bit/96kHzのハイレゾ音源(FLAC)なんだけど、画像がちゃんと表示できない。あとハイレゾだと例のごとくLeHi-Fiは無効になってしまうっぽいです。
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Unicode対応してるので文字化けは基本的にはなし。
(時期的な更新がされてないあたりにホント好きな曲しか聞いてない)
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勝手にカラオケ機能付き。
データベースに照合して、勝手に流してくれます。ちなみに歌詞は都度ダウンロードというパケット喰いです。
いやあ、歌詞を読んでるとアイラとの想い出が蘇りますな。パケット使うけどw


ので、ONKYO HF Playerとかに変更しました。
本体そのものはハイレゾ出力も出来るっぽいです。(上限がよくわからないけど)
ヘッドホンアンプに依存する形ですが、OTG経由でのUSB-DACでのハイレゾ再生も可能なので、とりあえず大変なことにはならないと思います。

あとは...リモート視聴か。
TV SideView経由でリモート視聴が可能です。(USBデバックを解除しておく必要がある)

あと、これはiPhoneでもそうなのかもしれないけど、削りだしアルミって意外に汚れとかが付いてしまうので、マメに拭いてあげるといいかもしれないですね。

バッテリー容量が3400mAhですが、ズルトラの時よりゲームやってるので、消費が速いという側面はあるものの、ほぼ1日持つので、通常使いであれば全く問題ないレベルだと思います。
案外というか、TD-LTEのせいなのかもしれないですけど、ドコモのデータやMVNOで使うほうが電池の持ちはいい感じですね。まあ、Band1とBand3しか使えないので、東名阪ならまず問題無いと思います。


深刻なズルトラレスに捧げる、現在のぼくがかんがえたさいきょうのズルトラ

意外とこのサイズはなくて、なんと一番近いサイズなのは初代G Flex(LGL23)。Ascend Mate 7より一回り大きいぐらいかなといった感じ。
ちょっとむずかしいかもしれないですが、Ascend Mate7の実機を触って、問題なく使えそうなら、まあ許容範囲かなと思います。
今後だとfreetelのSAMURAI 極の横と高さがおおよそ一緒です。縦は若干こちらのほうが長いですが、液晶が0.4インチほどこっちのほうがデカイです。
どっちかを持ってみて、とりあえず逆側の表面ボタンを押せれば大丈夫でしょう。
薄くはないですが、ラウンド型なので持ちやすいです。やっぱり片手で操作するには結構キツイサイズ、重さなので、その辺りは腕っぷしと相談してください。

XPERIA Z Ultraの後継機としては申し分なし。バッテリー容量が心許ないのと、USB type-Cケーブルが意外とまだまだ高く、microUSB変換アダプタなんかを常時持ち歩くなどの工夫が若干必要です。アダプタは時間が解決してくれるとは思うんですけど、最近は念のため補助バッテリー持つようになりました。(まあ、特に電池がなくなるような状況に追い詰められることはないですけどね。)

スペックも申し分なし、無理なくWQHD液晶を搭載したりしてるのもポイントです。これで本当にXPERIA C5 Ultraの筐体に収まっていれば、普通にXPERIA Z5 Ultraで出せるようなものなのにね。何度も言うけど、プレミアムになってないからこちとらは結構ブーブー言うんです。はよズルトラって状況を解消して欲しいです。


現状OPPO Martで699ドル、geekbuyingで599.99ドルなど大体7~8万に、それと送料+税金でおおよそ1万ぐらいかかりますので、10万近い買い物になります。入手性を考えると、それほど難しいことは無いと思います。
最悪TaoBaoの代行業者を経由しても問題ないんじゃないかと思います。


上記の難易度を考慮すると、
  • まず海外のサイトで買い物をすること
  • 入手まで時間が結構掛かること
  • Android SDKやgappなどのインストールが可能なこと
  • ATOKもしくはGoogle日本語IMEでなんとかなること
  • 自分で好きなUI設定が出来ること
  • 保証は多分ないので壊れたら諦められること
  • 保護フィルム/ケースが国内入手困難なので、予備をいくらか持っておくこと
  • 中国製のスマホに10万近くをぶち込める勇気があること
これらを満たしていれば、全然怖くないです。

なお、日本のアマゾンでフィルムやケースが売られているのですが、入手困難のためキャンセルをされてしまいます。
のうのうと商品が出品されてるあたり、めんどくさいから取寄せ出来ない中国業者なので、TaoBaoで取り寄せるのが一番速いんじゃないかと思います。(それでも2週間は掛かりそうだけど)

今回何に驚愕したかって、スペックもそうですけど、パッケージとか、本体の質感とか、割と中国市場向けでは軽視されている点が日本以上に洗練されているということですね。真似とかパクリとかそういうレベルじゃない。もうこれはこれで十分諸外国に、しっかりした値段で売れる。そういう品質です。
この質感で、防水防塵仕様にでもなったらもうXPERIAとかでも太刀打ち出来ない。まあ、日本でそのものを実感することがない以上は残念ですが、もう中国勢は韓国日本のスマホを引き離しにかかれるレベルまで上がっていて、それが今後iPhone以上に脅威になると、もっと日本企業は肌で感じていい。



今回たまたますごくいいタイミングでヤフオクに出てたあたりにものすごい感謝してたりします。
冬モデル前に、こんな驚異的な中華スマホをいじれるなんて本当に幸せだと思ってますね。










おしまい

今回は、後先考えずIYHして、気づけば手元にあったLG G Flex2のレビューです。
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開けると本体
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付属品
標準で日本語がある(フォントはおかしいけど)
ようこそ画面
背面はこんな感じ
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Z4と記念撮影

LG脅威のコストパフォーマンス機

さてね、今年の4/13のblogの最後にチラッと「欲しいのはHTC M9かG Flex2」と書いたように、前々から買おう買おうと思い、さらに3ヶ月後の7/14のblogには300ドルを切ったら買ってしまおうというアホな決意を書いています。
実際に300ドルを割ることはなかったんだけど、EXPANSYSで4万を切ったことと、Android5.1.1への素早い対応に興味を持ったのと、本当にS810はダメなのか?という疑念を払拭するために、とズラズラ書いたんだけど、本音はいろいろドロっとしたものがあって、ストレス発散のために買っています。

この商品のすごいところは、これを書いている時期にSnapdragon810搭載機としては破格の3.9万程度(現時点では1Shopmobileで309ドル)という驚異的なコストパフォーマンスの良さであることです。このクラスは中華スマホでも5~6万と高く、まして国内ではS810搭載機はXPERIA Z4とAQUOSスマホ各種、それとまた伝説を作ってしまったF-04G、HTC Butterfly3ぐらいなもの。これらは一部ヤフオクなどで4万台にはなるものの、S810の悪評もあって、そもそも購入者が圧倒的に少ないのが現状でしょう。

気になるLTEの対応は?

実は、339ドルあたりから、日本ではおそらくいちばん詳しいWeb上の情報だったそうすけブログ.comさんが公開している情報を熟読してたのですが、その中で「LTEには対応していないのでは?」という記事がありました。
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結果。(到着直後、1度めの起動で勝手にV10cにアップデートされたあとのもの)
ちなみに、この後数時間をかけて5.1.1までアップデートがかかりましたが、現在のV15b-HKG-XXでは、以下のSIMカードで動作確認できる夢を見ました。
  • ドコモの音声通話SIMカード(moperaU)
  • ドコモのデータ通信SIMカード(moperaU)

ま、当然ながらSPモードはダメだね。
MVNOはちょっと手元にSIMがないので、なんとも言えないです。仕方ないから買ってくるかな。

電波は入るものの、SoftBankの4Gスマートフォン用SIM、mineoではAPN設定でモバイルネットワークがONにならない(今回はガチで使うので、裏メニューをいじって、初期化は避けたかった)ので、使えないっぽいです。SBMもしくはauのVoLTE対応カードを持ってる人間が周りにいないので、そっちに関してはなんとも言えないです。(誰かiPhoneのSIMをください)

まあ、ちなみに、
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海外ではVoLTE対応しているようです。国内のVoLTEはちょっとわからないです。が、正直な所VoLTE対応SIMとかじゃないとモバイルネットワークすら使えないっぽい。

毎度思うんだがSIMフリーなんだからLTEの全バンド使えても別に問題無いと思うんだよね。B18とかB19とかB28とかB41とか。


諸説あるスペック

LGにありがちなこと。同じ型番同じモデルなのにメモリとストレージの容量が違うという不思議なことがよくあります。G3の時には、ROM2GBもしくは3GB、ストレージ16GBもしくは32GB(ROM3GBは32GB固定)の3パターンが存在したというのはあまりに有名な話です。
例にもれず、基本的には以下の様なスペックとなります。

Snapdragon 810 2GHz+1.5GHz
メモリ 2GB LP-DDR4
ストレージ 32GB
5.5インチ有機EL液晶、フルHD
縦149mm×横75.3mm×幅7.1~9.4mm(接地面を0として筐体の最高点まで)
152g 3000mAhバッテリー内蔵
無線LAN 11ac(433Mbps接続確認)/n/a/b/g、Bluetooth4.1
1300万画素カメラ+レーザーAF搭載
ハイレゾ単体再生対応(24bit/192kHzまで)

ちなみに、海外では3GBメモリや16GBストレージのバージョンもキャリアによってはあるようです。
無線LANに関してはDual Bandという表記もあるので、最大867Mbpsでの接続も可能だとは思います。LG独自のノックオンやノックコード機能、例にもれずQuickCircleケースも存在します。


困ったことと、おおむね解決したこと

先に困ったことだけ書いておきます。

まず、メモリが2GBのうえ、OSのメモリリークのせいで、アプリが起動しないとかよくあります。5.1.1でも起こるので、素直にメモリ容量が足らないんだろうなと解釈しています。まあ、とはいえこまめにアプリを閉じたりすればいいだけなので、運用でカバーというところです。

あと、NFCをオンにしてると常時背面のLGロゴの下あたりが熱いので、どうせ使わないから切ったら問題なくなりました。これも謎なんだけど、そういえばZ4もおサイフケータイだったりFelicaだったり使ってないので、NFCをオフにしたらあんまり発熱しなくなったんですよね。これはS810搭載機の問題かもしれない。


すべての個体でこんなことが起こるかどうかはわかりませんが、充電しながら無線LANに接続するとUIが落ちて壁紙設定が元に戻ったり、電源を入れるとバージョンアップ終了後も毎回アップデートの処理が入ったり、なんだかよくわからない謎の現象に見舞われました。
また、ノックオンでは画面表示出来るのに電源ボタンでは画面表示出来ないのに電源ボタン長押しすると液晶表示出来て電源メニューが出てきたりと、珍しくLGにしては超不具合機種だなと思いました。

原因は以下の2つ。
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「画面色調の自動補正」(画面設定内)をオフ、「ゲームの最適化」(バッテリー設定内)をオンにすると、なぜかこの現象がなくなります。
もともと両方オンに設定されているのですが、これを両方オフにしてもダメ。ゲームはやるので、ゲームの最適化はオンにしたらほぼ問題なくなりました。

画質補正機能自体はSoC側でもサポートしているのですが、SONYみたいな独自エンジンを積んだ場合、ソフトウェア処理で対応する可能性が高く、素直にハードを生かしてないのかもしれない。
(自社SoCを載せているExynosやKirinでは画質補正機能はSoC側で100%処理出来るようにチューニングされてるので、そんなことは起きないのだろうと思う)

あくまで推測の域ではありますが、自動補正に対するCPU処理とゲームの最適化の処理を同時に行うとき、本来どっちかのコアが全部処理してしまうはずが、A57+A53に変更になったことで、どっちかの処理をA53側でやろうとして、切り替えをうまく出来ないか、あるいはA57側が全部やろうとして、熱暴走するパターンなのかなと思います。
じゃあ、その処理を両方カットした時になぜ同様の現象が起こるか?というのは、やっぱりよく分からないですね。

熱暴走っぽいことはやっぱり起きますね。
これといって何かな感じはないんですが、ポケットの中でやたら熱くなってる時はだいたい電源が落ちてる感。
これが起こった時に気づいたんだが、CPU-Zの表示では
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平常時(待受状態)
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コア温度が55度を超えた時のリビジョンが「r0p2」。
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コア温度が55度を切ると「r1p1」に切り替わる。

注目したいのは、Architecture(アーキテクチャ)のCortex-A57とA53の順番がリビジョンで違う点。前者はA53の1.5GHz、後者はA57の1.5GHzとなる。

データを総合すると、Snapdragon 810は
  • 平常時はピーク時2GHz(400~2000MHz)のA57コアで動作する。A53側は待機状態。
  • 45度ぐらいを境にピーク時1.5GHzへクロックダウンする。
  • 追加処理能力が必要な場合に、A53側のクロック上昇。一時的に2GHzのA57+1.6GHzのA53によるヘクタコア動作を展開。(ただし、全てのコアがフルクロックではない)
  • 45~50度を境にA57側の上限が1.6GHzにスイッチ。
  • 55度を超えるとA53側に処理が切り替わり、リビジョンがr0p2に変わる。
  • 55度を割ると、再びA57側を起動、リビジョンがr1p1に戻る。
  • 60~65度程度で強制電源オフ。
こんな感じの動作じゃないかと思われます。

こう考えた場合、r2p0というA57のみ使用するリビジョンというのも存在しそうな気がするんですが、S800のリビジョンにr2p0という物があるので、(ちなみにS801シリーズはr2p1、S805はr3p1というリビジョン)もしかしたら今後のSoC動作に追加される可能性はまだあるかもしれない、というレベルなのだと思います。

あらためてZ4でもテストしてると同様の動作をする感じなんだけど、A57側がほぼ平時1.6GHzで表示され、ゲーム起動後でよほど負荷がかかると2GHzまで上がるという感じなのかと。この辺りがメーカーごとの味付けなんだろうなと思います。
G Flex2は常時2GHz上限で動作してるんで、いざ温度を下げようとしたら完全に間に合わない感じなのかな。

もう何種類か手に入ってじっくりいじってみると、もう少し詳しく何か分かるかなとは思うんだけど、まだまだ先の話ですね。


ベンチと温度に関して
Antutu ver5.7.1 64bit
76f1b942.png
ce051b56.png
Quadrand SE
df027352.png
3DMark
1402511c.png
おおむねZ4より数値が似たり寄ったりですね。(SoC同じだからしょうがないね)


実際の使い勝手に関して

というわけで、2週間ぐらいいじってましたけど、平時のWeb閲覧とかに支障をきたすことはなく、あくまで「音楽を聞きながらゲームをやる」とか、2つ以上のアプリが起動した状態でのメモリ不足によるアプリ強制終了は適時あります。
Android2.3の時代に使ってたOptimus 2Xとかでもメモリ不足によるアプリ強制終了や起動しないといったような似たような話があったとは思うんで、LG伝統の先進的技術導入時の慢性的エラーなのだと思います。LG Homeが悪いのかもね。
(ちなみに、iOSもだけど、基本スマホのOSってアプリが起動しなくなるまで空きメモリがなくなることは理論上ありえないと言われています)
ちなみにisai FLの時もメモリ不足の話を書いているんですが、友人がLGのスマホって本当に必要最低限で作ってあるという話をそういえばしてたなと思い出しました。
時代からすると、GALAXY S5とかXPERIA ZL2とか、そこら辺はもう1年も前からメモリ3GBなんですよね。まだ4.4が主流で、OSを割り当てても、空きメモリが贅沢にも1.5GBあって驚いた。まだ1年前なんだな。
isai FLがメモリ2GBで、解像度もWQHDだったこともあって、絶対的に足らない状況であったのは間違いないんだけど、その後isai VLがメモリ3GBを搭載してたり、海外のG3にもメモリ3GBモデルがあったんだから、LGの内部でも技術的に搭載出来たと思うんですよね。当時はコストを考えると見送るぐらいだったのかなあ。

それ以上に、何だろこの手に馴染む感。フィットするのではなく、馴染むという感覚。お分かり頂けますかね。(気になってフィットと馴染むの意味合いを調べてみたんだけど、動詞のFitではなく、be attach toというイメージがふさわしいのかな) LGL23の時にも思ったけど、このカーブって色々計算しつくされて作られてるので、ここで言うまでもないとは思うんだけど、明らかに他のスマホより落としにくいというが最大のメリットだったりする。が、ポケットに入れづらいとか、ノックコードOFFが普通のメニューにはなかったりするんで、勝手にアラートで画面ONになり、フリックロックとかにしておくと、ポケットの中から音楽が流れ始めたりとか、そういう珍事もあります。
運用で十分カバーできるし、筐体の使い勝手で言えば初代G Flexやisai FLより確実に使いやすくなっています。
縦にしても横にして両手持ちをするにせよ、持ちやすさを最重要ポイントに考えると、オムニバランスデザインとか、GALAXY S6 Edgeスタイルよりこっちのほうが明らかにいい。追随するメーカーがないのが不思議なぐらいです。

錯覚的な話ですが、この曲がりで5.5インチ液晶ですと言われると、そんなものなの?という感じは初代以上にあります。丸みがあってなんとなく上下が長かった初代とは違い、G3以降のカクカクデザインと狭額縁仕様も相まって、画面がすごく大きく見える。たまたまかもしれないけど、デザインとギミックの作り出した妙、その錯覚として凝縮されています。
さらに、メニューバーの表示をアプリによって消すといった機能(画面→ホームタッチボタン→ホームタッチボタン非表示アプリ選択)も端末にあり、アプリ側の対応抜きで非表示に出来るのは大きなところ。

えー、問題がもう一つ。ガラスフィルムを使っているのですが、この機種でガラスフィルムは、カーブしているが故に、無駄にフィルム側にキズがつきやすいです。0.33mmのものを今回つけているのですが、構造もあってか、ちょっとしたキズがどんどん拡大していっています。もし、今後安いから買ってみようとか思う方は、普通の保護フィルムのほうがいいかもしれません。(俺も割れてから考えよう)


果たして、8万円の価値はあったのか?そして失敗作だったのか?

まず、結論ありきで言うと、そこまでの価値はなさそうです。
S810のファーストロットという価値を考慮するとなくはないとも考えられるんですが、いかんせん出足でつまづいたまま処分されはじめたという、不運もあると思います。
でも、(上記の問題があるからあんまり大きな声では言えないですが)すくなくともこれが4万だったら、普通にこれを買うだろうという製品レベルには十分達しています。ただ、処分された商品というのは、基本価値がないというのを何度も言っているように、これは明らかな失敗作だったと思います。
だから、4万なら買う。5万でもある程度は考える。6万じゃちょっとなあって感じがします。8万じゃ当然ないです。


しかしながら、真の価値はこの筐体にあると考えれば、ブラッシュアップされた斬新さ(言葉がおかしいけど意味的には間違ってないはず)に8万というのもうなづけるかなと思います。ズルトラには悪いですが、現状で売られているスマホの中で、これだけ手に馴染んで使いやすいスマホはないです。Z3やZ4でも及ばないです。少なくとも、XPERIA ZLと首位を争える馴染み方ではあります。例えるなら、ZLが過去から来た未来のスマホなら、G Flex2は近未来から来た未来のスマホです。
何を未来と捉えるか、という問題もありますが、未来のスマホはこうあるべきというモデルケースがG Flex、それを突き詰めるとG Flex2になるんじゃないかと。
偶然ながら、XPERIA Z5 Ultraは出ず、5.5インチのXPERIA Z5 Premiumというモデルが登場します。結局6.4インチには未来はまだ来ていません。同じくエッジスクリーンという未来を見せたGALAXY Note Edgeも、GALAXY S6 Edge+という今風のエッジスクリーン機能(ショートカットを持たせることが出来るらしいが)に発展しました。
発展的といえば聞こえはいいですが、残念ながら6.4インチ薄型筐体も、情報ウィンドウとしてのエッジスクリーンも1世代限り。僕が求める未来は、次々と過去になってしまいます。

故にどんなスペックであれ、G Flex3を出し続けて欲しいという願いは、僕の中ではあります。
あわよくば採算度外視で、アルミの筐体だったりすれば、表面積の大きいという特徴もあって、発熱的に厳しいS810や、同様に発熱が厳しいと噂されるS820でも十分真価を発揮するんじゃないかとは思うんですよね。(そういえばHTC One M9ってのがあったなw)


そういえば、「未来で待ってる」「うん、すぐ行く」ってやり取り(細田守版時かけ)がありましたね。
もしかすると、受け入れられる土壌がなさすぎるだけで、G Flex2は未来で待ってたスマホなのかもしれないですね。




バケモノの子?ああ、確かにスペックモンスターだな。


おしまい。

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