あるさんのレビューblog

買ったものをレビューするページです。 読み物blogは「日常のblog」よりどうぞ。

カテゴリ: 海外スマホのレビュー

今回は日本国内販売が叶わなかったNubia Red Magic 6 Racing(RedMagic 6R)の12GB/256GBのご紹介です。

20210806_115135~2


Nubia公式ストアで買えない?久々に買い方への難易度の高さを実感。
まず、これを購入するのに紆余曲折があったことを書いておきます。
7/1に公式のグローバルサイトで注文。この時のやり取りは以下の通り。


その後、どうも違うぞという話になったのが以下の通り。


公式とやり取りをしている限りでは、発売の時点では、非公式とはいえ、なんとなく日本にも発送出来るというスタンスだったようです。しかし、いざRedMagic6で日本代理店契約を結んでしまったという建前上、販売出来ないという流れになったのではないかと思われます。

ちなみに、本体には取扱説明書というアプリがあり、これはRedMagic6 Racingの日本語版のものだと思われます。
Screenshot_2021-08-06-22-47-23-264

その他、以前と違いかなり不自由ではありますが、設定の日本語対応も進んでいるため、条件次第では発売予定はあったのではないかと思われます。
Screenshot_2021-08-06-22-47-37-885

おそらく技適とバンドの問題があったんじゃないかなと思いますけど、そこはなんとかして欲しかったですね。
改めて日本代理店に問い合わせをしたところ、発売予定はないということでした。日本ではRedMagic6シリーズだけで行くという方向性のようです。

結局のところ、AliExpressにあるNubia Offical Shopで618.81ドル。約7万。DHL配送を選びました。7/26に出荷で、8/6到着。まあ、それ相応に速かったかなという印象です。


ちなみに今回もクリアケースは付属しているのですが、外観が鏡面仕様というのもあって、ややゲーミングっぽいケースを買いました。
20210807_001856~2

20210806_115914~2
クリアケースでも映えるとは思うんですけどね。


かんたんなスペック
Snapdragon888 (2.84GHzx1、2.42GHzx3、1.8GHzx4)
メインメモリー 12GB(上位版)
ストレージ 256GB UFS3.1(上位版)
前面6.67インチ AMOLED FHD+(2400*1080)液晶
無線LAN 11ax(1201Mbps対応)/Bluetooth5.2
6400万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/200万画素(深度レンズ)/500万画素(マクロレンズ)
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(海外では非接触決済が可能)
モノラルスピーカー/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV、および両方とも5Gでの送受信対応)
4200mAhバッテリー
163x 75.3 x 7.8 mm 186g
Android 11.0/RedMagicOS 4.0(※グローバルROM、購入時よりV.2.1.3導入済み)

5G
NR:n41/n78
4G
1/3/7/8/20/28/34/38/40/19(非公式)
3G
1/8

ドコモのSIMではアンテナピクトでは5Gも表示します(n78?)
IMG_20210822_164940

一応、外に出た時にこっそり5G入るところまで移動してn78が入るのは確認しました。

B19は非公式ですが、B26を含めベースバンドに含まれている可能性がありますね。
一応CAには1+3の組み合わせはあるので、そっちを掴む場合は、B19は切断される感じです。

単に中国版に対応バンドを追加ということであれば、もうすぐ使えなくなるにしても、B41あたりも対応出来ている可能性もあるかもしれないです。(非確認)
IMG_20210808_191400

また、ドコモと楽天モバイルのVoLTEに対応しています。
今回珍しく、LinksmateのAPNが入っていたのが感動。さすが売ってるだけあるぜw
Screenshot_2021-08-06-11-01-15-625

また、楽天も設定なくSIMを差すだけで使えました。
Screenshot_2021-08-06-11-01-36-499

なお、技適マークはありません。これはお約束。

見づらいですけど、Bluetoothのコーデック実装は以下の通り。

Screenshot_2021-08-06-15-42-54-397

TWS+にももちろん対応しています。スピーカーがモノラル、イヤホンジャックがないため、割と重要な感じはしますね。

なお、RedMagic 6Rではなく、Racingと表記しているのは、デバイス名にそう入っていたためです。
Screenshot_2021-08-06-16-47-51-907

ちなみに日本語翻訳が微妙というか、凄まじいのが一つ。
Screenshot_2021-08-06-14-57-05-807
やべえよ4年も電池が持っちゃうwww

ついにカンスト。順当なベンチ結果。

Screenshot_AnTuTu Benchmark_2021-08-06-23-46-56-457
Screenshot_2021-08-06-14-31-02-980
Screenshot_2021-08-06-16-08-25-438
3D Markの一つの指針であったSlingshotでカンストしてしまったので、レコメンドされてるWILD LIFEでテストでも行いました。
Screenshot_3DMark_2021-08-07-00-55-37-556


まあ、順当なパワーアップですね。
3D性能がXPERIA 1 II比較で約1.5倍です。本当なのかなと思いますけど、実際これを活かすためにはfpsゲームをやるべきであって、デレステやウマ、IDOLY PRIDEに甘んじるなって話なんですよね。

ゲームに関して
(2021/08/07現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
ラブライブ スクールアイドルフェスティバル
バンドリ ガールズバンドパーティ
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターポップスリンク
刀使ノ巫女 刻みし一閃の灯火(9月オフライン版に移行予定)
マギアレコード
きららファンタジア
ポケモンGO
ドラゴンクエストウォーク
プリンセスコネクト Re:Dive
スーパーロボット大戦DD
ミニ四駆 超速グランプリ
この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ
D4DJ Groovy Mix
IDOLY PRIDE

魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(6.0 ローカル版)
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
ラブプラス EVERY(ローカル版)

以上のゲームでの動作を確認しました。

リフレッシュレートは以下の4種類から選べます。
Screenshot_プリコネR_2021-08-06-19-30-04-880

また、XPERIAでいうHSパワーコントロール機能も実装されています。
Screenshot_プリコネR_2021-08-06-19-30-27-854
(充電分離というのがその機能です)

しっくり来る具合で行くと、XPERIA 1 IIでデレステやってるより、こっちでデレステやってるほうがスコアが最大2割程度上がりますね。サイズ感もそうなんですけど、やっぱり縦横比が十分に取れているので、譜面が見やすいというのがあります。
デレステの譜面って、いつの間にか60fpsに固定されてしまってるんですが、個人的には120Hzにした上で、気持ち0.1ぐらい遅くするとタイミングが一番合うんですよね。(普段は9.5)
例のごとく、有線LANにも対応、ハブ経由でHDMIの表示も出来ます。L字のドッキングステーションとかどっかメーカーが作ればいいのにと思います。
バッテリー持ちはさすがに1年落ちのXPERIA 1 IIに比べると結構違います。15%増しぐらい持つかな。
いずれにしてもゲーミングスマホとして買っているし、充電分離機能もあるので、まあ、ほとんどの状態で電源供給はベストを保つことが出来るんじゃないかと思います。
熱くならないのも個人的には結構大きいかな。ピーク時で45度程度までしか上がっていません。負荷と性能の違いだと思うんだけど、S865に比べると動作はほぼ変わらないんだけど、言われてるほど熱くならないです。まあ、耐久とか始めるとどうなるかわからないですけどね。
あと、使わないですけどトリガーボタンが左右にあります。GAME SPACE起動時には使えます。

GAME SPACEでオーバークロックする必要があるかと言われると難しいですけど、単に起動した状態でゲームをプレイすることで、バッテリー消費が若干上がるので、その点は注意すべきかな。ゲームフォルダとして優秀なんで、つい起動しちゃうんだけど、なくてもそんなに性能は変わりません。

問題点が2つ、まずモノラルスピーカーであること。これはゲーミングスマホとしてはちょっと残念。
もう一点がイヤホンジャックがないこと。これも薄くする必要があって、なくてもいいという判断だったのでしょうけど、死守してほしかったかなあって思います。100円ショップのtype-Cのイヤホンジャック変換で使えるので、おそらくはアナログ接続かな。
イヤホンを接続すると、dtsX Ultraのエフェクトが利用可能です。

やっぱりXPERIA 1 IIIって金かかってる分、その辺完全無欠なんだよなあと思うけど、3台分の値段を考えるとやむなしかなとも思えますね。

画面内指紋認証も良好。顔認証はちょっと難ありですけど、まあ実用レベルに落ち着いています。906SHがアップデートで劇的に画面内指紋認証の速度向上したという話ありましたけど、最初からあんな感じの認識です。
画面もほぼフラット。ガラスフィルムで端っこが若干浮いているイメージで、最近のガラスフィルムだと黒く色が塗ってあって、ばれないようにしてある感じはありますけど、今回はアンチグレアタイプのガラスフィルムを使っているので、もうしょうがないかなと思って使ってます。

急ぎじゃないですけど、スーパースクリーンショット(動画キャプチャー)の音声リソースで、システム音声が録音されないんですけど、これはバグなのか、権限の問題なのか、その辺がちょっとわからないです。これを修正してください。

まとめ、比較的安価、かつ軽量なS888スマホとして、立ち位置は悪くないはず。
まず、Xiaomi系やOPPO系じゃないメーカーで、700ドルしないS888スマホを出しているのが立派かなと思います。さらに言えば、バッテリー容量の関係で、おおよそ200gを超えるモデルが多い中、186gとギリギリのラインに載せてきたことは、歓迎すべきところです。
4眼カメラのスペックも平凡、オーディオに至ってはアダプタが必要、更に日本向けではない通信バンド構成など、甘さは目立ちますが、そこは値段を考えろってことではないかと思います。とはいえ、Zenfone8が79,800円でフェリカ搭載+バンドもフル対応なことを考えると、うーん。
4GだけならワイモバイルやLINEMOなんかで使うには向いている感じはします。5Gまで考えると、どうしてもドコモ系が瞬間芸として使えるかなといった程度でしょう。B1+3とかで乗り切れる範囲も広いので、どうしてもピンポイントでB19しか使えないとかではない限り、問題なく使えるのかなと思います。(とはいえ、B19掴むタイミングあるからなんとも言えないけどw)

そういう意味で、Marsの頃のように、ゲーミングの部分に特化したスマホとしては貴重な存在ではないかと思います。大都市圏で普通にゲームをやるなら、選択肢の一つに入れてもいいかなとは思います。ただ、販路が海外通販で、しかもNubiaオフィシャルじゃないというのが最大のネックになります。いわば、壊したら最後ということも、考慮に入れるべきポイントかなと思います。

650ドル程度、186g、144Hzのディスプレイと割に唯一無二な点は多いものの、尖ったところはないです。そういう意味で、平均点を十分満たしているモデルではあるんです。ただ、1世代前、倍以上の価格であるXPERIA 1 IIと比較すると酷かな。よく出来た中華スマホの域であることは間違いないけど、存在が中途半端なのかな。

結局1ヶ月以上トラブルに巻き込まれてたけど、モノ自体は満足しています。あとは5Gテストをクリアできれば、メインスマホに出来るかなといったところですね。まあ、でもしばらくはゲーム用かな。



おしまい

今回は、日本で売ってないほうのRedmi Note 9である、Xiaomi Redmi Note 9(Helio G85)の紹介です。
20200826_135014
ごめんなさい、もうヤフオクに出しています。今回はその画像を利用しています。

かんたんなスペック
Helio G85 2.0GHz(Cortex-A75) x2+1.8GHz(Cortex-A55) x6
メインメモリー 4GB(上位版)
ストレージ 128GB(上位版)
前面6.53インチ FHD+(2340*1080)液晶
無線LAN 11ac(433Mbps対応)/Bluetooth5.0
4800万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/200万画素(深度レンズ)/200万画素(マクロレンズ)
指紋認証センサー、USB type-C端子
モノラルスピーカー/LHDC、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV対応)/microSDカードスロットx1(トリプルスロット)
5020mAhバッテリー
162.3x 77.2 x 8.9 mm 199g
Android 10.0/MIUI 11(※グローバルROM、購入時)

LTEバンド対応は公式によると、
1/2/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41

20200826_134253

Screenshot_2020-08-09-23-40-46-974_com.miui.home~2 (1)

ちなみに背面はこんな感じ。
20200826_135051



果たして、廉価帯スマホはどれぐらいの性能なのか
ぶっちゃけ、これと言って特徴はない上、日本国内ではSnapdragon 720Gを搭載したRedmi Note 9Sが発売されています。24,800円で得られる性能としてはそっちのほうが上です。
では、なぜ9無印を買ったか、というのは、非常にかんたんで、Helio G85を搭載しているスマホだったからと、2万という予算内、アマゾンで翌日配達で買えたからです。いい加減、日本でもMediaTek製SoCが採用される可能性も出てくるだろうし、1台ぐらいは使っておきたかった。
Screenshot_2020-08-09-20-55-55-567
Screenshot_2020-08-09-20-36-43-010Screenshot_2020-08-09-20-42-22-994

ベンチスコアは、もうよくわからないですけど、CPUの構成が割と面白いのに、GeekBenchのスコアがS855の半分のスコアが出てしまうことに驚きです。GPU、3D性能は、まあ見えてたことですけどやむなしと言ったところ。
現状でS855はラインナップされていないのでなんともなのですが、それにしても、値段半分で性能半分という感じではないのだと知らされます。もちろん、1万円以内とかならまた話は別になるんでしょうけど、この2万円クラスでも如何に性能面の底上げされてるか、よく分かる感じです。

実際、本当にWebを見るとか、動画見るとか、そういう用途で困ることはまずなかったです。キビキビ動いてくれてましたし、特に不自由しないレベル。強いて言えば、ハイエンドに対してのリードタイム比は体感できるレベルではありますが、S835、Android9.0ぐらいの世代の感覚に近い感じの速度ぐらいにはなっていると思います。とりあえず急場しのぎとか、ログボ継続とかであれば、頑張れる程度です。

Screenshot_2020-08-09-21-10-08-413

ちゃんとゲームモードもあります。今のトレンドを押さえているあたりは、さすがにXiaomiの主力だなと思います。

まあ、とはいえ。
正直なところ、これでゲームを頑張ろうと思えるかというと、まず無理だと思います。ロード時間もそうですけど、例えばプリコネRが快適にプレイできないぐらいならまだ諦めは付くんですけど、マギレコぐらいでも演出でガクつく感じは否めないので、本当に苦肉の策でログボ継続として使おうというのであれば、しのげると思います。必要最低限の日課があるガチャゲーにおいて、この日課の時間を如何にして効率よくこなしていくかというのは、もうみんな分かっていることだと思いますけど、AQUOS Sense2のときにも思いましたけど、さすがにこのクラスでは非効率になってきますね。
また、Mali-G52にゲーム側が対応しきっていないという可能性も否定できないですし、今後とも期待があまりできないので、その点はちょっと差し引いておかないといけないですね。結局のところ、9と9Sの大きな差は、Snapdragonではないこと、ということに尽きるのでしょう。

いい点:パンチホールカメラ内蔵のディスプレイと、圧倒的な電池持ち
じゃあ、全くいい点がないのかというと、そうでもないのがこの機種の特徴で、Xiaomiの中ではRedmi K30、Mi 10 5Gに続く、パンチホール式のカメラを内蔵したディスプレイを採用している点。個人的にあのノッチ型は大嫌いで、ディスプレイの上の中央に配置されているフロントカメラもデザイン的に嫌いです。ベゼルで覆ってしまったほうが、サイズは大きくなっても画面全体が使えていいと思うんですよね。もっとポップアップ式とか、あるいはリアカメラ兼用にしてしまうとかで解決できないものかと思っています。
カメラ周辺の輝度が上がりにくいせいか、白い背景だと黒っぽく目立つのですが、比較的自然にカメラが気にならない位置に来るというのが、パンチホール式の利点だと思います。 

あと、待受のバッテリー持ちがすごくいいですね。
Screenshot_2020-08-26-13-10-56-497_jp.smapho.battery_mix

8/20にコネクタを抜いて、MVNO(ドコモ系のLinksmate)を入れたまま、ちょいちょい使う感じで約6日で80%の消費。単純に半分だとしても3日持ってしまうというのは、久々にスゴいなと思いました。こういうバッテリー持ちって、基本はKirin系が強いんですけど、Helio系もその辺は着実に進歩しているところです。逆に考えると、3000mAh程度のバッテリーでも待受は3日以上持つことになるわけですから、小型軽量モデルなんかも設計しやすいようになってる気はするんですけど、コンセプトに反するんでしょうかね。
まあ、一応198gと、9Sに比べて多少軽くはなっていますけど、この重さはもうちょっとなんとかならないものかとは思います。とにかく、画面を大きくして、比例してバッテリーを大きくするという昨今の流れ、重さが価格とのトレードオフになる現状は、やっぱり受け入れがたいです。

Bluetoothは、LDACやaptXは当然サポートすることもなく、代わりにLHDCには対応しているようです。HWAはイマイチ浸透していないのですが、実はXiaomiがLHDC対応のTWSイヤホンを出していたり、Fiioにもちょこちょこ対応したオーディオ機器が出てきています。LDACのTWSコーデック関係がまだ開発中であることを考慮すると、HWAは抜きにしても、LHDCはあっという間に浸透することも考えられそうです。

あとMIUIですけど、使い勝手も選べるようになってて、通常のAndroid UIのようなスタイルにすることも一応可能にはなっています。ただ、やっぱりアプリ通知は任意で細かく設定していかないと、ちゃんと受信表示が出来ないなどの問題は残ったままです。OPPOもそうですけど、せっかくAndroid Go準拠のモデルを出せているメーカーなのに、誰もがiPhoneライクなUIを求めちゃいないということを、グローバル化することで理解できないものなのでしょうかね。この点は残念でならないです。


まとめ:価格を考えれば非常に良い出来。でも非力さは痛感する。
2万か。正直新品2万として考えれば、ある意味この程度でも仕方がないと諦めきれるところはあります。日本市場向けに9Sを他の国とほぼ同価格帯で出しているのは、前述にも関連して、Qualcomm搭載スマホのほうが、キャリアの相互接続試験をパスしやすいというのもあるのでしょう。
OPPOのように、日本市場向けに特化した、Felica互換モジュール搭載のモデルを作ることで、キャリア採用まで3年とかからなかったメーカーもありますけど、Xiaomiも今年からauのラインナップに入ることや、9Sが様々なMVNOでも採用されていることを考慮すると、もうワンセグだったり、おさいふケータイだったりのこだわりが日本でもなくなりつつあるのかなという気がしています。
そういう点では、さらなる廉価帯モデルを投入するという選択肢も、Xiaomiにはあるんじゃないかと思うんですよね。Note 9は無理でも、Redmi 9シリーズのような、途上国向けのエントリーモデルを1機種でも投入すると、それだけでUMIDIGIとか、OUKITELとかのような、本機で値段相応のモデルのシェアをかっさらうことはできるんじゃないかとも思います。

立ち返って、電池持ちもかなり頑張っているほう、普段の通話やメール、SNSぐらいならたしかに十分すぎる性能、これを考慮すると、2万に見合うだけのポテンシャルはあります。
あるんだけど、そのポテンシャルじゃ、もう俺は戦えないんですよね。これは単純に常時ハイエンドモデルを使っている弊害ではあるんですが、ハイエンドを使っている人間が、何らかの形でローエンドに変えざるを得ないなら、旧世代のハイエンド機のほうが、まだよほど快適であるということが理解できました。OPPO R15 Neoのときもそうでしたけど、ミドルエンドが丁度いいのは、ミドルエンドしか体感してない人の丁度いい性能なんですよね。日本人がiPhoneから抜け出せないのも、ある意味ハイエンドモデルによる弊害とも考えられますね。

結論としては、中途半端に2万程度のスマホを買うぐらいなら、やっぱり無理してでもハイエンドSoC搭載のスマホを買うべきなんだなということが分かったことということで、締めておきたいと思います。無理してでもPoco F2 Proだったかな。







おしまい

今回は、1年越しの両画面スマホ、nubia Z20のご紹介。
(今回も致命的なバグがあるので、継続更新する見込みです)

IMG_0009



まさかのグローバル版登場に心躍る
nubia Z20を話す上で、nubia Xの話は避けられないです。
カメラの高性能化と、液晶画面の巨大化が進み、上下にベゼルのあるモデルは少なくなり、だいたいがフロントカメラとの共存を模索し、ドロップ型、iPhoneのようなノッチ型、パンチホール型、さらにはポップアップ型なども登場しました。
様々な形がある中、nubiaが考えたのが「リアカメラをフロントカメラとして使えればいいんじゃね?」という考え方。カメラモジュールも1つにまとめられれば、コストの面でも有利ですが、そうなると画面をどうする?ということになるんでしょうけど、「だったら裏に画面をつければいいじゃん」と。
こうして、2018年11月に発表されたnubia Xは、背面に有機EL液晶、前面には普通のIPS液晶を搭載した、ややコストを抑えた仕様になっていました。バリエーションモデルにテストベッドであるnubia X 5G Editionというモデルも存在したと言われています。
しかしながら、nubia Xは中国国内でのみ販売されたモデルとなってしまい、入手は可能だったものの、いろいろなゴタゴタがあって、僕はこれを見送っています。(のちにRed Magic Marsへ続く話)

2019年に入り、nubia自体も販売チャネルを拡大したいという狙いもあって、先にRed Magicブランドから、メーカー直の通販サイトを持つようになります。Red Magic 3はその第一弾として登場しています。一方、nubiaブランドでも通販サイトを作り、nubia αという腕時計型スマホ?の販売を始めます。続く2製品目として選ばれたのが、nubia Z20となりました。
調べた限りでは、歴代nubiaのナンバリングモデルで、nubia Z11シリーズ、nubia Z17 mini、nubia Z17Sに続くグローバルモデル(一部地域)で、基本的にナンバリングモデルとその派生モデルは、中国国内での販売を目的として作られているため、割と特殊なモデルであるnubia Z20のグローバル展開には、正直驚きました。

というわけで、12/2にTwilight blueモデルを購入。549ドルです。
到着は12/9と5営業日。Red Magic 3のときも思いましたけど、DHLを使い、送料無料でこれだけの迅速さは、なかなか簡単にできるものではないと思います。

なおオマケのイヤホンがもらえるプロモコードが来たのが、注文から6時間以上経ったあとで、せめて発売開始と同時に送ってくれないかなって思ったりします。もらっても使わないとは思うけど。

かんたんなスペック
Snapdragon 855+ 2.96GHz x1+2.4GHz x3+1.8GHz x4
メインメモリー 8GB
ストレージ 128GB
前面6.42インチ FHD+(2340*1080)AMOLED液晶(曲面ガラス採用)
背面5.1インチ HD+(1520*720)AMOLED液晶(ブルーライトカット加工)
無線LAN 11ac(867Mbps対応)/Bluetooth5.1
4800万画素(メイン)/1600万画素(広角レンズ)/800万画素(望遠レンズ)
指紋認証センサー、USB type-C端子
モノラルスピーカー/LDAC、aptX、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV対応)
4000mAhバッテリー
158.6 x 75.3 x 9(最厚部) mm 186g
Android 9.0/nubia UI 7(※グローバルROM)

LTEバンド対応は公式によると、
1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/34/38/39/40/41

確認する限りでは、ドコモ、auではVoLTEでの通話が可能です。
Screenshot_20191211-201941

DSDVは手持ちではドコモ+ドコモで可能。(はじめて4G LTEって表示が出るのを見た)
Screenshot_20191211-175213

テストする分にはSIM1に音声、SIM2にデータのSIMを入れておくと、音声側はVoLTEで使える可能性が高そうです。高そう、と書いたのは、auのSIMで通話出来ないことが何回かあり、原因が掴みきれないためです。

某日本代理店のHPに書いてあるAPN自動設定の件ですが、MVNOのAPNはあれど、基本的にMNOのメインAPNは入っていませんでした。(ドコモのSPモード、auのLTE NET、ソフトバンクはAPNがありすぎて不明)
追加すれば使えるので、その点はそれほど問題ありません。

到着したら、ファームを確認することをオススメします。
なぜか今回北米版のROMが入ってきて、DSDVが最初出来なかったのですが、アジア向けのROMに入れ替えてWipeすることで、DSDVになりました。


nubia Z17から続く、Twilight Blueの美しい筐体
2016年頃から、nubiaの作るスマートフォンは、非常にスタンダードでありながら、ボディカラーにインパクトの強いカラーを採用するメーカーと変わっています。
例えば、nubia Z9の時代は白黒しかなかったと思いますが、nubia Z11ではシルバー、グレー、ブラックに加え、コーヒーゴールドという光沢ブラウンみたいなもの、さらにC・ロナウドとのコラボモデル及び中国国内でのハイエンドにブラックゴールドという、フレームをゴールドにしたものもあります。
続くZ17では、シルバー、ゴールド、レッド、ゴールドブラック、そしてプレミアムモデルに今のTwilight Blueにあたる、メタリックブルーが登場します。
普通は背面の蓋だけ色違いにするのが基本なのですが、さすがのプレミアムモデルだけあって、なんと全面メタリックブルーという、非常に派手なモデルとなりました。

以降、Z17Sのハイエンド、Z18のStary Night(ゴッホ)モデルと、ハイエンドには青を基調としたモデルになり、nubia XにはTwilight Blue、更にブルーライトカットの加工をするという、道具としての効果を付与するようになりました。見た目と機能を兼ね備えた美しさ。Z20ではカメラやフラッシュモジュールなども左右対称となったこともあり、更に整った美しさとなりました。
IMG_0010
見よ、この背面の美しさよ。(すげえAppleマークが反射してるがwww)

非常に見た目もよく、両面とも左右対称、両側とも指紋認証センサー付き電源ボタンがあり、左右どちらの手でも同じ使い勝手が得られます。ここまで来ると、音量ボタンが右側にあるのが惜しい
サイズも近年のモデルとしては、かなり頑張ったほうです。強いて言えば、幅が75mmあるものの、左右の曲面が前面/背面ともほどよく曲がっており、しっかり掴むことが出来ます。

これだけこだわってるのに、とっても惜しい点は底面に一つしかないモノラルスピーカー。ナンバリングモデルは歴代モノラルスピーカーなので、通例のコストダウンです。
Red Magic 3でやってるんだから、その気になれば前面/背面に通話用スピーカーがあるので、両方の画面でステレオにできたんじゃないかな。

なお、お約束どおり、今回もNFCはありません。

ハイエンドなりのベンチスコア、ゲームも動作良好だが...
Screenshot_20191211-031151
Screenshot_20191211-030200
Screenshot_20191211-025322

これは、相応といった感じ。
Snapdragon 855+はコードであるSM8150-ACとされているように、801時代にあったMSM8974ABとMSM8974ACに近い感じで、Goldのコア(1コアのみ2.8GHz→2.96GHz)とAdrenoの高クロック化(585MHz→675MHz)以外には、ほぼ855との違いがありません。したがって、ファームの作り込みが進んでいるRed Magic3のほうが、CPUスコアのほうが高い現象も起きています。
と言っても、まあこのレベルで不自由を感じる方は、そもそもAndroid使えないでしょうね。

余談ですけど、XPERIA XZ2 Compactで不満だった、重さ以外のもう一つの不満は、メモリ4GBによるアプリの同時起動時の引っかかりがあったということなんですよね。ドラクエウォークをバックグラウンドに入れつつ、もうひとつゲームやアプリを起動するとわかると思いますが、ひとつひとつの動作がもたつくことが多かったんです。もちろん、これは一般に感じるものではなく、S855に、メモリ8GBを搭載したスマホを持っていて、常用していたからこそ感じる点だったんですので、普通に考えると「お前の感覚がおかしい」と言われてもしょうがないです。

OSそのものはAOSPに近く、最初の時点でgappsも導入されていて、バックアップからの復元も出来ました。当然ながらLINEなどの着信も出来ますし、ヤフオクアラートなどもしっかり来ます。
通常使用でもたつくことはほぼありません。ここは素直に褒めたいところ。


ゲーム。
動作そのものは、起動含めほぼRed Magic3と同じです。(アジア向けグローバルROM V.2.03)
(2019/12/13現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
ラブライブ スクールアイドルフェスティバル
バンドリ ガールズバンドパーティ
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版)
魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(6.0 ローカル版)
刀使ノ巫女 刻みし一閃の灯火
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
マギアレコード
きららファンタジア
ハイスクール・フリート ※Ver.1.1.22でプレイ可能
ポケモンGO
ドラゴンクエストウォーク
ラブプラス EVERY
Fate Grand Order ※Ver.2.5.1ではゲームプレイまで確認
アズールレーン(アプリ版) ※Ver.3.1.2ではゲームプレイまで確認
プリンセスコネクト Re:Dive ※Ver.3.1.5ではゲームプレイまで確認
スーパーロボット大戦DD
マリオカートツアー

買い切りでは
ロマンシングサガ3
ファイナルファンタジー3
クロノ・トリガー
KOF98
シュタインズ・ゲート

クレイジータクシーがいつの間にか日本からのインストールが不可になってるんですよね。買い切りで販売終了ではなく、日本だけ除外ってのはどういうことなんだろうか。

さて、ゲームプレイに関しては、疑問符が付きます。程よい曲面というのは、画面を犠牲にして得るものです。筐体左右に曲面を採用していると言いましたけど、曲がり始めている位置が赤いラインより左右となるんですね。意外と幅が広い。
IMG_00092

もうちょい端っこだったらゲームプレイに支障をきたすレベルではないのですが、これぐらい左右に曲がっていると、ゲームによっては厳しいです。例えばデレステ。

Screenshot_20191212-1649562

まあ、これで問題が出るか?と言われちゃうと、自分の腕に疑問を持てってことなんですが、赤線より下が曲がっているということは、必然的に指が下にもっていかれてしまうんですよね。裏面もほぼ同様に曲がっているため、横にしてプレイするゲームでのハンドリングは、決していいとは言えません。
似た感じの幅で液晶に曲面ガラスを使ってたGALAXY S6 Edgeとかってどうだったんだろうかな。
裏側の有機ELは、この曲面の内側に入っています。多分、裏側の液晶のサイズありきで左右対称の曲面ガラスなんでしょうから、デザインとの兼ね合いでこうなったのかな。

前面の液晶リフレッシュレートは60Hzです。多分調達先がRedMagic3と同じなんでしょうけど、個人的にはこれぐらい味付けが薄い有機ELのほうが、好みです。
ちょっと脱線しますけど、久々に有機ELで写りがすごいなって思ったのがGALAXY Note 10で、値段さえ考えないでキャリアモノで好きなのをくれると言われたら、即GALAXY Note 10をもらっちゃいますね。
まあ、半分以下の価格ですから、そういうハイエンド有機EL液晶と比べてはいけないですが、少なくともOPPOあたりがミドルレンジで採用している程度の有機EL液晶相当にはなっていると思います。

---2020/03/04追記---
タッチパネルの件、ちょっと勘違いされている方もいるかもしれないので、念の為まとめておきたいと思います。

  • デュアルスクリーンモード…10点タッチ可能、スライドジャスチャーをカットすれば、デレステをプレイすることは可能。(Stage bye Stageぐらいのmasterでフルコンする分には問題ない)
  • ミラースクリーンモード…2点タッチまでしか出来ない、音ゲーは無理。
まあ、曲面が大きいので、安定して物理的にタッチできるかどうかというのが一番むずかしいw
---2020/03/04ここまで---

現状は、セカンドスクリーンをミラーモード(後述)にしている場合、両面ともタッチパネルの同時押しが3点以上になると、タッチが無効になる不具合っぽいものがあります。
Screenshot_20191213-161852
2点までは問題ないのですが、3点タッチをすると、0点タッチという認識に変わります。
これはRed Magic 3、およびZ20のデュアルスクリーンモード(これも後述)ではしっかり10点タッチできるんですよね。
おそらく、挙動を見る限り、「3点タッチのフリックにより、アプリを裏画面に送る」というデュアルスクリーンモードの機能を、ミラーモードで動作させないために、本来3点以上のタッチをカウントするところが、3点入力された時点で、0点にリセットしてる状態(=簡単にジャスチャー動作を動かないようにするため)になるファームになっているんじゃないかと思います。
極端な話、2点でもデレステには影響ないだろうと思われますが、コンボが続かないのは、瞬間的な3点タッチ(→ダブルスライドなど)を無効にされているためなのかなと思います。

これはnubiaが認識してるとは思えないんだよなあ。10点ではなく、せめて5点ぐらいでもできればかなり快適になるんだけどね。
今後のファームウェアのアップデートで修正されるかどうか。

裏面の液晶は、物理的ブルーライトカットフィルターのほかに、常時ブルーライトカットがされています。それもあって、基本的な状態でも黄色い感じは否めないです。まあ、こっちの画面をメインで使う場合はかなり限られると思うので、あくまでもサブディスプレイと割り切れば、といった程度です。
一応、こっちも挙動そのものはミラーモードじゃなければ10点タッチなので、デレステのプレイはできなくはないのですが、いかんせんカメラのあるほうの手が結構無茶になるので、そこに問題がないならどうぞと言ったところでしょうかね。


Game Space(Red Magic UI)は、ステータスバーの中に入っています。
Screenshot_20191212-181601

一番右側のGってマークから起動します。
スライドスイッチがないので、ワンタッチではないというところがポイントですね。

Screenshot_20191212-181633

あんまり違いはないですが、Performance modeをAutoにしておいたほうが、なぜかベンチスコアがいいですね。無駄にピーク性能のまま起動させておくのは良くないということでしょうか。
RedMagicのLRボタンに当たるものが、裏面の左右にそれぞれ割り当てられるようになっていますが、これが使い勝手がいいのかどうかは微妙なところです。
基本、重いゲームはやらないので、インジケータが全開まで上がることはないのですが、たまたま通知の来たヤフオクをゲーム中に開いたりすると、GPU:675MHz/CPU:2.96GHzになることがあります。

まあ、いろいろな問題もあって、ゲームプレイ向きの機能がありながら、現状はアクションや音ゲームには向かない機種になっているため、完全にこれ1台に移行させることが出来ないですね。まあ、購入目的が通話用という名目であったんで、そこまで求めてはいないといえばそのとおりなんですけど、後発ゆえモヤモヤする感じはあります。できれば、素のスペックが高いZ20側に色々ゲーム環境を移したいんですけどね。


カメラはメインに4800万画素のIMX586を据え、1600万画素の広角カメラ、さらに800万画素、光学3倍ズームの望遠カメラを揃えています。最大で30倍ズームまで可能ということで、ある意味コンデジ以上、一眼未満というようなレベルだと思います。カメラは色々好みがあると思うので、これは誰か他の人に頼みます。

イヤホンジャックはなく、外付けUSB type-Cアダプタで使えます。これはナンバリングモデルの伝統でしょうから、まあ仕方ない。USB結線式のアダプタだと雑音があったり。DAC付きをオススメ。
今回はBluetoothにちゃんとaptXがサポートされており、なんと箱の裏にもロゴを出しています。
(一応、FOSTEX TM2にてaptX接続を確認)
Screenshot_20191214-012802 (1)

aptX HDに対応したイヤホンは、aptX HDで接続されます。
Screenshot_20191214-013702

(WI-1000Xで接続確認。)

LDAC、AAC、SBCは従来どおり。これだけあれば、まず困ることはないはず。
優先順位で、aptX→LDACらしい。あと謎なのは、Bluetoothメニューで「HD オーディオ」を選択しないと、なぜかLDACで接続するという。LDACとは?w



裏面ディスプレイの使い方も書いておきましょうか。
まず、Always On Display機能。スリープ後に、設定時間分だけ裏面ディスプレイを表示させます。
大体は時計と動画、静止画などを表示出来ます。
IMG_0013
こういうことです。
動画は最大15秒まで動かすことが出来ます。
分かる人には分かるであろう、西部警察IIIのOPの最初のパトカーが飛んでくる→ロゴのシーンだけ切り取って表示させています。本当は大門団長の鉄拳制裁まで入れたいんだけど、動かないと迫力がないので、ロゴでストップさせています。
動画の惜しい点は、これをループするわけじゃないという点ですね。なんで、西部警察のロゴが出たままです。

セカンドスクリーン機能は、ひっくり返すと自動的に画面が切り替わるAutoモードと、任意のボタンをタッチすると切り替わるモードの2つあり、常に画面上に出しておくこともできる他、ステータスバーのメニュー内に入れておくことも出来ます。
また、画面を切り替えたくない場合、表示されている画面でロックすることも出来ます。こっちはステータスバーにのみロックボタンがあります。

表示も結構面白く、裏表の両方で別々のアプリを起動するデュアルスクリーンモード、それと同じ画面を表示させるミラースクリーンモードがあります。
ただ、デュアルスクリーンモードは、マルチタスクではなく、表示されているほうのアプリが動作しているという感じで、例えば表でポケモンGO、裏でドラクエウォークとした場合、ひっくり返すたびにバックグラウンドから表示されるような切替を行っています。
このため、表できらファンを放置プレイしながら、裏でマギレコを放置プレイするようなことは、今のところ出来ません。これができると凄まじく捗るけど、それやるならLG G8X ThinQ買えって話なんでしょうね。

3点スライドによるジャスチャーで、タスクを裏面の画面に送るという機能がありますが、上記のとおり、バックグラウンドに移ってしまうため、現状はQRコード支払いなどを出すためなどといった、タスクを切り替えても、即アクティブ化して使えるようなものを常駐させるなどで使うぐらいしか、逆に使い道に乏しいです。XPERIAとか見てると、結構マルチタスクを簡単にできると思うんですけど、そもそもAndroidのマルチタスクってそれぐらい簡単じゃないのかね?
なお、同じアプリを同時に開けば、疑似ミラーモードになるのかなって思ったりしたんですが、さすがにそうはならなかったです。動作としては正しいですね。
あとはバグなのかな。デュアルスクリーンモードで画面をひっくり返すと、アプリ検索が表示されるんですよね。アプリ検索できるショートカットが割り振られてるんでしょうけど、その配慮はあんまりいらない気がする。

画面切替はAutoモードでは切り替わりがワンテンポ遅く、ひっくり返す前のアプリからタスク切換えをする様子が表示されるんですよね。これが割と気になる人がいると思う。
nubiaは2つアプリが同時に起動できるようになったらもう1台買ってしまってもいいレベルで嬉しいので、頑張ってほしいです。

そのほか、セカンドスクリーン機能をAutoモードにしておくと、通知があるときに画面表示が一瞬で消えてしまったり、背面側の画面が消えると同時にメインスクリーンの画面が一瞬付いたりと、この機能そのものがまだ改善の余地ありだと思われます。(ただ、一向にファームが更新されない)


で、結局背面モニタはどう使うの?
色々試してみた結果、2つぐらい使っています。

1.QR/バーコード系決済を常駐ソフトとして起動しておく
どう考えてもこれが一番合理的な使い方だと思う。ひっくり返す、あるいは背面液晶で起動するだけで表示されるので、レジ前でのレスポンスもいいです。逐次更新するので、通信出来る環境があるのが条件ですけど、1日1回程度使うのであれば、便利だと思います。

2.ドラクエウォークのWalkモードを起動しておく
背面液晶はタスクの切り替えであるという仕組みを利用したもの。ひっくり返すとバックグラウンドで起動していますので、モンスターと戦ったりとかは出来ないです。
メイン液晶よりはバッテリー消費も少ないので、ガッツリドラクエやってます的な人は背面液晶でそのままプレイしても問題ないサイズです。

こんぐらい?
正直LINEとか頻繁にやり取りする場面とかないけど、メッセージのやり取りしながら調べごとをするときとか、SNS系を背面液晶に起動させておくのはありなのかも。
あとは、起動に時間がかかるゲームをタスク切換えすることなく常駐させておきたいとか、そういう使い方も出来ます。が、やっぱりオートで放置出来ないのが一番難点なんだよなあ。

派手なイルミネーションという点ではかなり優れているんですけど、


まとめ:一石を投じる使い方、しかし現状はソフトウェア作り込みの甘さが目立つ
(今後まとめタイトルは変わるかもしれない)
値段を考えると文句は言えないし、Red Magic 3SRed Magic 5Gがラインナップされている以上は、多少無理しても、そっちを買ってゲームやれって話だとは思います。僕もそれをオススメします。(ファームの作り込みは甘いらしいがw)

499ドルでS855+、メモリ8GBのスマホが買えるというのは非常に大きいのですが、こと日本においてLG G8X ThinQの価格がアタマ悪い価格、またサイズを気にしなければゲーム向けのBlackShark2も6GBモデルをまだ売るらしいので、そうなると、「nubia Z20が欲しい」と思う人にしかオススメが出来ない。もっと言えば、今の時点では、499ドルで黒でも良かったかなって思わせちゃうぐらいです。

弁護しておくと、本当に美しい筐体、表裏に有機EL液晶を搭載しているというギミックなどは、一石を投じる使い方を考えられると思うんです。思うんですけど、今の時点では単なる1画面スマホにサブディスプレイを付けましたというような感じになっているんですよね。
インカメラをつけないスマホは個人的に悪くないんですけど、やっぱり流行らないですよね。

デュアルスクリーンモードで、裏表両方ともアプリが動くとか、2画面とも表示させたままにすることが出来たり、同時表示で裏側にもミラーリング表示出来たりするとか、そういうバッテリーを無視したような使い方も考慮出来たはずなんです。現にLGやASUSはできちゃってるし、過去にMを作ったZTEが親会社なのだから、十分実績もあるんですよね。
専用アプリじゃないだけマシと見るか、2画面あるのに2画面使えないと見るか。普通は後者で考えちゃうよね。

作り込みの甘さ、特にデュアルスクリーンモードとミラーリングモード。
ジャスチャーを使えるモードではタッチ制限せず、片側しかフルに使わないであろうミラーリングモードでタッチ制限があるのは、正直文句しか出ない。せめてモードが逆でタッチ制限だったら多少は理解出来ましたけど、どう作ったらこうなるんですかね?

あと、ハイエンドモデルは出さないんでしょうか。
スペックには8GB/128GBの1モデルという扱い、Twilight Blueがプレミアムモデルだと思いますが、現状黒と値段が変わらない点はちょっと気になります。

同様に、フィルムはまだいいけど、ケースが純正のTPUケース以外にほぼ選択肢がなく、一応2個付いてくるとはいえ、全く同じものが2個、しかも再購入するのに問い合わせがいるというのはどうかと思います。
今は本体を中に入れて、マグネットで止めるケースに入れて使ってますけど、こういうケースはタッチパネルとの接地部分に傷がつくと、画面傷が付いているようで、非常に気持ち悪くなるんですよね。単にnubia XのようにTPUで、裏面液晶だけくり抜いてあるようなケースが欲しいです。せめてもっと簡単にTPUケース買えれば、自分でくり抜いちゃうんだけどね。
くり抜いてみたけど、TPUフィルムだけならバーコードをしっかり読み込むので、オススメ。

TPUフィルム+バンパーも試してみたんだけど、持ちにくくなるし、バンパーの隙間がガタガタするので、ケース問題は結局TPUケースになってしまいますね。


暫定的な評価であれば、買わないでください。まだ早い。
ただギミックや将来の伸びしろなどを考えると、それ込みで良くなる余地が豊富にある。それ以前に、もっとスマホとして完成度が高められないと、少なくともnubiaそのものがこういう面白いモデルを出せなくなってしまうんじゃないかと思いますね。話題を提供するだけならどんな弱小メーカーでもできるんで、そこで終わるようなモデルじゃないと思う期待だけはかけておきます。


ただ、僕の知っている事実として、nubiaがナンバリングモデルで、グローバル展開されたモデルは、安定版ROMをあまり更新したがらないということも付け加えておきます。ここが万人受けしないメーカーだと思うところ。





おしまい

【2020/03/03、最終的に手放す可能性が高いため、現在の記事が最終版となります】

今回は、Nubiaのゲームデバイス3世代目、Red Magic 3 NX629Jをご紹介します。

DSC_0118

かんたんなスペック
Snapdragon 855 2.8GHz x1+2.4GHz x3+1.8GHz x4
メインメモリー 8GB
ストレージ 128GB
6.65インチ FHD+(2340*1080)AMOLED液晶(90Hz駆動)/2.5Dガラス
無線LAN 11ac(867Mbps対応)/Bluetooth5.0
4800万画素(IMX586、リア)/1600万画素(フロント)カメラ
指紋認証センサー、USB type-C端子、イヤホンジャック
nanoSIMスロット x2(DSDV対応)
5000mAhバッテリー
171.7 x 78.5 x 9.65(最厚部) mm 215g
Android 9.0/Redmagic OS 2.0(※グローバルROMのため先代同様、一部機能に制限あり)

LTEバンド対応は公式によると、
1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/34/38/39/40/41/66
日本では多分対応しませんが、CAT20により、最大2Gbpsのダウンロード対応しています。

確認する限りでは、ドコモ、auではVoLTEでの通話が可能です。
DSDVは手持ちではドコモ+ドコモで可能。おそらくは同じキャリア同士ならOKなのではないかと思いますが、ドコモ+auやドコモ+ソフトバンク、au+ソフトバンクなどは使えませんでした。
また、前モデルと同じく、SIM1に通話SIMを入れないと、なぜか通話ができません。(なんか方法はあるのかもしれない)

急遽回ってきた代役の必要性
5月末。出張先で突然画面が乱れ、映らなくなってしまったRed Magic Mars。とりあえずしのいで、そのあとは結局nubia Z17SとXPERIA XZ2 Compactの2台持ちに戻ってしまいました。
壊れる前の時点では、適当なロードマップの中で、como(12GB/256GB)を買おうと思っていたのですが、壊れてしまうと流石に代役の必要性にかられてしまうのと、思った以上にXPERIA XZ2 Compactに満足できなかったことが問題だったのですね。
5インチコンパクトながら、163g。重さの割に画面サイズが小さいこと。そして見た目ほどにグリップ感が悪いのが、ボディブローのように効いてくる感じです。
Red Magic Marsは画面を取り寄せて一応修理することにしたのですが、そうこうしているうちに公式ショップよりRedが発売されるということで、nubia Z17Sの置き換えとして買ってしまおうという話になり、あれよあれよと到着したというわけです。

で、今に至ると。結果的にほぼ同時にRed Magic Marsの替え液晶が来たため、結局のところRed Magicが2台揃ってしまったという。こうなりゃ初代も買おうか迷うな。

価格は479ドル。ここに税金と諸経費が3480円。先行したmi9に比べるとやや高めですが、それでも10万オーバーになるS855搭載スマホに比べれば、かなり安価です。

RedMagic.gg(公式ショップ)の迅速さに驚く
今回は、予め公式ショップでの日本配送が予告されており、AliExpressでの転売ショップに比べると30ドル前後(公開時はおおよそ510ドル程度)高く、さらにひたすら時間のかかるePacketなどで配送されるため、仮に最速だったとしても、14日程度はかかってしまいます。
そこのところ、公式ショップは送料無料でDHLを利用するため、在庫さえあれば(DHL配送範囲であれば)約3日で手元に届く感じです。
6/19に香港より発送。DHLの航空便で翌日の早朝には成田。関税を通り、夕方には都内の営業所、そして20日の夜には到着と、異様な速度でやってきました。香港発というのが功を奏した形ですね。
ギアべなどの中華ガジェットショップに比べても速く、そういう点では周辺機器などを買う場合でも、公式ショップを使ってみようかなと思いますね。


派手すぎな外装にふさわしい中身へ進化したRed Magic
DSC_0125

フロントもバックもほぼ前モデルを踏襲した形です。シンボリックな形ですね。
大型化したものの、ほぼデザインは同じ。指紋認証センサーが若干下になり、カメラとの間に吸気スリットになっています。上下4箇所のスリットも若干大きくなり、無理なく排熱させるための工夫も見えます。
前モデルと同じく、スピーカーは通話スピーカーと底面スピーカーの2つでステレオ対応しています。気のせいか、3のほうが音がこもったような感じがします。音量は申し分ないですね。
上部には3.5mmのイヤホンジャックがあり、ヘッドホンを使う場合はこっちを使えば問題はありません。

その他、左側にはRed Magic UIの起動スイッチ、右側には音量ボタンと電源ボタン。音量ボタンの上部側に排熱スリットがあります。

背面カメラはシングルながら、4800万画素を誇るIMX586を搭載。前面カメラも1600万画素と、この辺も進歩しています。一方で、QRコード決済の進んでいる中国モデルだけあって、NFCは今回もありません。

異常とも思える強力なパフォーマンス

※現状、Ver.2.07以降ではオーバークロック無効となるため、それ以前の参考記録です。
とりあえずベンチスコア。
Screenshot_20190621-233100

Screenshot_20190621-233923

Screenshot_20190621-233500

こうやって見るとシングルコア単体の性能も上がってるんですね。


ゲーム。すでに動作確認で行っていますが、参考までにデレステ「Trust me」のMVでのパフォーマンスは以下の通り。



ゲームはとりあえずグローバルROMで以下のゲームが動いています。
(2019/11/28現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
ラブライブ スクールアイドルフェスティバル※
バンドリ ガールズバンドパーティ※
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(6.0 ローカル版)
刀使ノ巫女 刻みし一閃の灯火
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
マギアレコード※
きららファンタジア※
ハイスクール・フリート※Ver.1.2.1以降でホワイトリストの撤廃があった模様
ドクターマリオワールド※現行1.1.2ではインストール/プレイ可能になってる模様
ガンダムブレイカーモバイル※モデリング系の問題はあるものの、動作は問題なし
Fate Grand Order※現在のVer.2.5ではチュートリアルまでは可能
アズールレーン(アプリ版)※Ver.3.1.2ではチュートリアルまでは可能
プリンセスコネクト Re:Dive※Ver.3.1.5ではチュートリアルまでは可能
スーパーロボット大戦DD
マリオカートツアー

※は国内外問わず、端末情報やroot化により動作しないことがあるゲームです。
コピペです。というか、動いちゃったんだからしょうがないね。
とはいえ、ZTE絡みの関係で、今後は対応外になるゲームもあるとは思います。海外スマホの宿命か。
ドロップ型やiPhone型ではない、上下ベゼルタイプです。僕のこだわりとして、画面にかかるカメラ配置は選びたくないですね。将来的にはポップアップ型とかnubia Xみたいなのかな。

ちょっとおもしろいのは、ときドルやとじともをリフレッシュレート90Hz固定で動作させると、60Hzのときよりヌルっと動くんですよね。両方共90Hzのサポートに関しては言及されていない(ましてとじともに関してはヌルヌル動いても大して意味はない)ので、果たしてどうなのかはわからないです。
ときドル...時代が追いついてなかったのかな...。

Red magic OSのバージョンが2.0になったせいか、ホーム画面やドロアーの横が5マスに拡張されています。個人的にはこれがスマホの使い勝手を向上させています。これだけ巨大で、有機EL搭載となると、DTCP-IP周りもこれで済ませたいと思っちゃいます。
とはいえ、液晶サイズが6.65インチともなると、サイズが大きすぎて液晶上部には届かない。サイズが大きすぎてポケットに入らない。サイズが大きすぎてTPUケースだけでは不安になる。完全にファブレットしちゃってるんですよね。
重いって感じはそれほどないんですけど、iPad miniとかd-02Kのような、見た目ほど軽いという感じもないです。でも片手で使うには不安になるサイズです。今はPS Vitaのカバーにとりあえず入れて、カバンの中に入れています。それゆえ、どうやって運用しようかというのは模索しています。持ち運びできないけどポケットに入れられないというのは、スマホとして運用する上でどうなんだろうと。
余談ですけど、GALAXY S10ぐらいのサイズのS855搭載スマホが少なすぎる気がするんですよね。あながちXPERIAのCompactシリーズをしっかり作れれば、XPERIA XZ1 Compactぐらい...いやあんなに作ったら駄目だよなあ。コンパクトハイエンドは絶対に必要だと思うんですよね。

Game Modeもちょっと解説しておきましょうか。
Screenshot_20190621-010121
グローバル版Marsに比べて、まずインジケーターが出せるようになったのはかなりの進歩です。
クーリングファンの回転やリフレッシュレートの変更はこのモードでしかできません。というより、ファンはこのモードでしか作動しないです。更にいうと、GPUオーバークロックモード...ってこれ果たしてAntutuとか3DMarkとか、PUBGとか、予めライブラリーに入っているアプリしか動作しないのかな。デレステで瞬時に810MHzになることはあれど、常時585MHz以上にはならないんですよね。ゆえ、多分舐めプという感じは強いですね。
LRボタンもこのモード専用で、任意にタッチ位置を割り当てることができます。これもFPSならなんとなく使えそうな感じですけど、音ゲーとかでは結構無茶があるのかな。
ファンの音ですが、かなりの高回転となるため、シューっという音がちょっとうるさい感じはあります。

Bluetoothですが、WI-1000XでのLDAC接続が可能でした。aptXまでの周辺機器はAACかSBCで接続するような感じです。(FOSTER TM2、MUC-M1BT1で接続した際)
まあ、イヤホンジャックがあるので、アクティビティ関係の機器やゲームコントローラーでもない限りは、接続することはあまりないとは思います。

---不具合あり(2019/06/27)---
Ver.2.07にて、スタンバイ中(スクリーンオフ)に再起動し、結構な頻度で再起動を繰り返すような不具合が発生しています。また、この間動作が散漫になったり、フリーズするような感じになります。
解消法としては、一度電源を切り、再度電源を入れると、ファームウェアアップデートのような画面が出てきて、終了後は普通の起動時と同じロック画面になります。
原因は詳しく分かりませんが、PCでクリーンアップしている時に似た感じなので、なんとなくUIに関するソフトがバックグラウンドで動作しているのかもしれません。
---2019/6/27、ここまで---
→2019/07/04、Ver.2.09へのアップデートで、この現象は再現しないようになりました。

---さらに不具合あり(2019/07/10)---
Ver.2.09以降、以下の不具合?が起こっていたりします。
  • 顔認証を設定した場合で、ケースなどに入れておいた状態が続くと、指紋認証センサーが認識しなくなり、以降は指紋認証センサーでアンロックできなくなる。(リストアすると使える)
  • 一部ゲーム(現状ではハイスクール・フリート、ドクターマリオワールドが該当)でGoogle Playよりインストールできないバージョンが出たりする。(同様にリストアすると使える)
  • Game Modeにしたときに使えるLRトリガが、Game Modeじゃなくてもセンサーとして認識するため、このセンサーを触れていると、タッチパネルが効かなくなる。(同様にリストアすると問題なくなる)
OSレベルで動作がおかしくなるのはちょっと気になる点です。アップデートするごとに不安定になるとか、近年ではあまり当たったことはないんだよなあ。
これから買う人はある程度不具合を許容するか、アップデートごとにリストアする作業をするか、その辺を予め考慮する必要があります。
---2019/07/10ここまで---

---待望の?Screen recording実装、Ver.2.10(2019/08/10)---
今回のアップデートは割とChina ROMにまた一歩近づいた感じ。
  • RedMagic TimeおよびScreen recordingの追加
  • GPUのオーバークロックの無効化、および常時ピーク性能への最適化
まずはVer.8.0.1にアップデートされたAntutuのスコア
Screenshot_20190807-222716

ちなみに、V2.09でも大差ない数値となるため、もうそろそろS855の限界まで到達した感じです。
傾向として、GPUクロックの低下による3Dスコアの低下はあるものの、全体的に最適化されたスコアといった感じになっているのでしょうかね。
Screenshot_20190810-215415
やっぱりCPU側を最適化しているんじゃないかと思わせる結果。
Screenshot_20190810-221617
オーバークロック出来ないとスコアが落ちる感じは否めないです。


今回の目玉というか、もしかすると重宝する機能がScreen Recording。
Screenshot_20190807-222757
わかりやすい感じでRedMagicOS側には出てきますが、普通のAndroidの設定の中にも項目は追加されています。
Screenshot (2019_08_10 21_24_49)
システムのワンタッチボタンにも組み込めるのは便利。
音声の内部取り込みが出来る反面、解像度はSD(1040x480)、もしくはHD(1560x720)で、ビットレートもかなり制限されるため、なんとなく微妙なんですよね。


まあ、こんな感じでそこそこと言ったところです。
やっぱり音が綺麗なので、バランスを考えるとこれはかなり機能だと思います。

ちなみに不具合報告として、
  • アップデート前、アップデートファイルのダウンロードが50%を超えたあたりで、急に強制再起動がかかり、しばらくの間使用不能、ログインが不可となる。
  • アップデート後、指紋認証機能がすべてリセットされる。
  • 常駐する一部のアプリで、主にデータ通信の不具合によるアプリの連続再起動が続き、アンイストール→インストールで元に戻る。(ただしアカウントは削除される、ヤフオクなど)
指紋認証センサー系のトラブルが非常に多いです。
機能自体を諦めて顔認証+PINコードにしていますが、ストレスは少ないですね。
---2019/08/10ここまで---

---2019/09/03追記---
その後、指紋認証センサーが使えなくなる不具合に関して色々再現してみたところ、指紋認証センサーが認識しない状況では、PINコードも受け付けず、なぜか顔認証だけが認識します。もちろん再起動すればOKなんですけど、これが重度の問題になると、指紋認証センサーが一切使えなくなるという問題になります。
ポイントなのは、端末のセキュリティをPIN+指紋認証センサー+顔認証をすべて使っている点で、想像するにこの順番で端末ロックがかかるのかな?と思われます。(経験則)
  1. ポケットの中で間違えて電源ボタンを押す。
  2. 顔認証が起動するが、当然顔認証できないために指紋認証、あるいはPINコードを要求する。
  3. もちろん解除できる状況にないため、そこにロックがかかる。
  4. 結果、その後は顔認証できるが、指紋認証とPINコードは使用不可となる。
  5. 使っている当人はそんなことを知ることもなく、指紋認証が使えなくなると焦る。
こんな感じじゃないかと思うんですよね。Androidではプライオリティが高いのが顔→指紋→PINであれば成立する理屈なんですけど、PINコードはGoogleアカウントに紐付いてるレベルだしなあ。
ただ、実際に再起動しても、設定画面より指紋認証センサーが消えるという状況は起こってしまい、初期化することでもとに戻ることを考えると、やはりRMのソフトウェアに問題があるのは否めないです。
---2019/09/03ここまで---

---2019/10/18更新---
Ver.2.15アップデート
Screenshot_20191016-200655
内容はこんな感じなのですが、Game Space起動時に撮ったスクリーンショットは、別フォルダにアプリごとで入るようになっているのが実用での大きな変化です。
壁紙の追加、多分3Sに入ってるであろう壁紙なのかな。それと、指紋認証の修正が入ったようです。
今のところ、指紋認証に問題が起きないですが、これが修正によって改善したのかはわからないです。顔認証の認識が若干悪くなってるのか、アップデート後は一発で開かないことが多いです。
DTS云々って書いてあるんだけど、エフェクトアプリがない。本体スピーカーが基本的に底面側のほうが音が抜ける感じで音量バランスが悪い感じだったんだけど、これがちゃんとステレオスピーカーっぽく動作するようになりました。DTSの件は一度初期化するとハッキリしそうですけど、今のところそうする必要がないので、ちょっとスルーしています。
公式HPのROMを見る限り、3SのVer.2.03と同じ構成のROMらしいです。そうなると単にS855+しかSoC周りは変わらない可能性が高いです。(UFSは2.1→3.0になってるけど接続が違うわけじゃないのだろうと思われ)
やはり、というか多分毎回のようにアップデートに失敗することがあるようです。
最悪リカバリーモードよりUSBメモリにROMを入れた上で、初期化すれば大丈夫なんでしょうけど、こうアップデートで問題が起こるというのは、いい加減修正出来ないものなんでしょうかね。

---2019/10/18ここまで---

まとめ:ゲーミングスマホであって、スマホではない
正直なところ、スマホの巨大化が進んでいるので、Red Magicシリーズのこの進化は決して間違えていないとは思います。ただ、スマホなのか?と言われると、もうこれはスマホという名のゲーミングデバイスと言ったほうがふさわしいような気がします。
あながち、スマホの成功がSwitchの成功を生み、そしてゲーミングスマホへの道筋へと続くような進化なら、強引だけどある意味正常進化しているんだろうなと納得はしています。

honor 8X MAXの時も思ったんですけど、超大型スマホというのはどっちつかずなんですよね。6インチ190gぐらいがその分水嶺で、それ以上だと片手で操作が難しい使い勝手の悪い何かになってしまいます。正直ポケットに入れるのも戸惑う感じですし、手帳型ケースにしてもゲームでの煩わしさが出て、結局のところTPUケースに入れて、ポーチにでもくるんで、かばんの中に入れておく感じになってしまいます。これじゃタブレットと大して変わらないですよね。
そこのところ考えると、やっぱりRed Magic Marsのスマホとしての完成度は非常に高かったが、大型化することでそのバランスが崩れてしまった感じです。やっぱり電話じゃないんです。
絶対的な性能だけを求めるなら3、スマホとしてすべてを網羅してるならMarsといった感じになってしまうのかなあ。mi9やOnePlus 7 Pro、欲を言えばXPERIA 1なんかだったらここまで不満はなかったのかもしれないですが、まあ値段と絶対的な性能を考えればねと。
コストパフォーマンスという点においてはかなり上位に入るので、多少なり重くてサイズがデカイスマホでもいいと言うのであれば、悪くない選択肢だと思います。


ということで、僕は仕方なく2台構成に戻して、XPERIA XZ2 Compact+Red Magic 3に戻しました。
ポケットに入れられるようなサイズだったら何ら問題ないのですが、そこはXZ2 Compactが広範囲にカバーできるので、ほぼ問題ないレベルです。そこは腐ってもハイエンドですからね。
どうにか1台で済ませるということであれば、Bluetoothヘッドセットなどである程度ごまかすような方法もありますけど、それはスマートじゃないよね。
手帳型カバーが届く、もしくは他にカバーできるいいグッズが見つかったら、1台運用にしてみようと思います。
少なくとも1台持ちには結構な覚悟は必要で、2台持ちで、かつゲームやWebを見るなどの用途だけを考えれば、コストの上では有力な選択肢になるんじゃないかなと思います。






おしまい

↑このページのトップヘ