あるさんのレビューblog

買ったものをレビューするページです。 読み物blogは「日常のblog」よりどうぞ。

カテゴリ: オーディオ関係のレビュー

今回は久々スマホ以外のレビュー。
twitterでいろいろ愚痴というか、文句ばっかり言ってると思われるのもアレなんで、持ち上げレビューです。というか、持ち上げる必要性なんか一切ないんだけど。

SHANLING AUDIO M0の実機レビューです。
(念の為、2018/07/18時点、FW V.2.1のレビューです)


iPod nanoっぽいのにLDAC対応、しかもSabre ES9218P搭載

昔、3年ぐらい前だと思うんですけど、SHANLINGのH3というヘッドホンアンプを買いました。これの優れたところは、ヘッドホンアンプとしては平凡だけど、aptXに対応していて、スマホやオーディオプレーヤーをいい音で聞きたい、そして当時最新鋭だったES9018K2Mを搭載していた点で、運良く入手できたという感じです。
残念ながら使う機会もそれほど多くなく、LG V20 Pro、そしてNW-A45、そして本格的なBluetooth時代へと突入していくわけで、サイズ的に普通のポータブルDAC(スマホ1台分)ぐらい、しかもスマホやDAPにもカタログスペックでは負けてしまったH3は売ることになってしまったわけですけど、SHANLINGの作るオーディオ機器は、割といい印象があります。

で、「お前NW-A45あるのになんで買ったの?」の明確な答えは、
  • サイズの小ささ
  • LDACレシーバーとして使えること
  • Sabre ES9218Pという比較的新しいDAC搭載
という3点です。aptX HDは捨てた形になりますけど、LDACに対応しているのであればaptX HDもコーデック追加できると思うんよなあ。まあできてもできなくても、そこはそんなに支障ないだろうと思い買っています。

ESSのDACを搭載しているというのは結構大きなポイントで、Amazonで安売りされてるCovia ZEAL EDGEなんかをOTG経由でつなげて音楽を聞くと、ESS独特のアナログ感、なんというかぼわわ感が出て好きなんですね。
個人的にはEDMとか、高音を気にするような音楽を聞く割に、鋭い音には敏感という結構厄介な仕様の耳でして、そのへんはイヤホンやヘッドホンでも決まるんですけど、小型なので、まあ別にワイヤードイヤホンでもいいよね的な感じで買ってます。

で、サイズ。
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ぶっちゃけ、リングのサイズを見ればわかるでしょうけど、小型過ぎてなくすのにもかかわらず、立派な合成皮のケースが付いて来たわけです。個人的にはストラップホールがないことにに大きなマイナス点があります。これは本体でも、ケース側でも良かったんですけど、ポケットにポンって感じではなく、操作したくなるサイズなので、作ってる時点で考えてほしかったというのがあります。

で、ワイヤードでの音ですが、MDR-1Rでは非常に忠実な音が出てきますね。音の良さというより音の再現度という点では、ウォークマンはきれいにデジタル処理をしちゃってる感じの音がするんですよね。別に悪いことじゃないですよ。
ESSのDACは、そのへんをマスタリングせず、忠実に出している感じ。多分ライブ・アルバムなんかを聞くとわかると思うんですけど、いやにきれいに聞こえて、ライブ感が薄れるような感じがあるところを、うまいことスルーしてるのかなと思います。こればっかりは好みの問題だと思います。
そのためもあってか、イヤホンであれば、ダイナミックドライバー+バランスド・アーマチュアドライバーのハイブリッド型が、環境としていいと思いますね。
XBA-300だとBAドライバー3基ということもあってか、イマイチ迫力に欠けるような感じもありますけど、もともとダラダラ聞く用なイヤホンなので、それはそれとしてまあ問題なしと。XBA-300が好きなのもありますけど、本当にどんなスマホやDAPとも合うなと思いますね。
ここでオーディオ沼特有のZODIC ZO6255という2DD+2BAというイヤホンがなんか転がってたんで、こっちで聞いてみると、これが没入感すごい。上から下までまんべんなく音が出ますね。もともとイヤホンそのもののポテンシャルは高いと思っていましたが、割とこのレベルなら鳴らしきれますね。組み合わせやイヤーピースにもより、一概には比べられませんが、一昔前のXBA-H3より音ははっきりとしているんじゃないかと思いますね。個人的にはXBA-300よりは、こっちをつなげて聞いています。
あと、これはAKGという好みの問題ではあるんだけど、K391NCという相当前のイヤホンで聞くのも悪くないですね。これがあって、最近またN40を買おうか悩む。


大きな課題、bluetooth問題など、DAPとしてクリアできない点
まず、LDACやaptX、AACなどコーデックを選べる点、これはAAC警察として役に立っています。

一応、V2.0で直っていた点もあったんだけど、V2.1になって再発しているので、全部書きます。
さらに深刻なのは、bluetooth接続がイヤホンによって挙動が異なる点です。例えばやり玉に上げるMEESのM1。これを接続すると、なぜかレシーバーモードで接続されるんですね。何が厄介って、接続したあとに一度接続を切り、再度手動で接続しないと音楽再生まで行かないという点です。
他のデバイスでは、自動接続が絶望的にできない点。多分50回ぐらいやってると思うけど、3回ぐらいしか自動接続したことがない。
で、仕方ないので自分で手動接続するんですけど、このあとメインメニューに戻り、再生中の曲を表示しようとすると、強制的にマイミュージックのメニュー内容になり、音量ボタンダブルクリックで再生/一時停止を選択している場合、その曲だけを延々と再生するようになってしまっています。
んで、レシーバー機能も、主導権はスマホ側ではなくM0側にあるようで、例えばHTC U11のようにLDACに対応していても、AACにしか接続できなかったりとか、結構制約はあるようです。
公式にはLDACとSBCにしか対応してないようですが、上記のとおりAACでも接続可能なようです。

また、MDR-1000XとMUC-M1BT1、XHA-9000では起きないで、他の完全ワイヤレスイヤホンで起きる問題として、特定の音楽ファイルのみ、なぜか片側のイヤホンでは再生されない現象が起きます。音楽ファイルに規則性がないため、何が原因なのかがよくわからないんだけど、一番製造基準の高い、WF-1000Xでも音が出なくなるということは、やっぱりM0側の問題だと思ったりします。困ったことにAACだけではなく、SBCでも起こる現象です。
ちなみに、ならなくなる片方というのもばらついていて、必ずしもM0と接続している方だけ鳴るわけでもないという、いわばイヤホン内でのパススルーは問題ないけどそこに音が伝達されていないという。
例えば左側イヤホンがM0との接続をしている場合、本来右側イヤホンが聞こえなくなるのはよくあることなんだけど、左側イヤホンが聞こえなくなって、右側イヤホンからは音が出てるという珍妙な光景にも結構遭遇しています。10曲再生すれば必ず1曲ぐらいはこうなる感じ。


レジューム機能もかなり怪しく、再生→数曲後に一時停止→オートで電源が切れるようにしておくと、電源を入れたとき、最初に再生した曲がレジュームされてたり、そもそもレジュームされなかったり、まあ、3000曲近く入ってるのでそのへんは目をつぶりますけど、なんかイマイチなんだよね。

そしてサイズ相応の、Bluetooth再生時間がおおよそ5時間以内であること。まあ、片道5時間ということはほぼないのですが、少なくともMDR-1000Xより先に電池が切れるのは間違いないですね。

そのほか、プリセットされてるイコライザーが、ほぼ全てフラットより音質を悪くしてしまっていて、何の役にも立たない点や、起動時の音量設定などがたまにリセットされる点など、全体的にブラッシュアップができていない印象が強いです。ポテンシャルの高さが制御ソフトで完全に悪い印象を与えているのは間違いないですね。


まとめ:今後の改善点が異様に多いが、このサイズで出したことに敬意
カジュアルなDAPとして15000円程度でこれが買えてしまうことには、ちょっと驚きです。悪い点が非常に多い反面、ハードウェアとしての完成度は高く、もっとソフト側をシンプルにするだけでも、だいぶ印象が違うと思います。
SHANLING側がどっちを目指しているのかわかりませんが、今の状態はBTレシーバーとしてもオーディオプレーヤーとしても中途半端で、使い勝手が両方共悪いという悪循環を生んでいます。例えばレシーバーモードという項目を別途用意して、スマホ側のBT接続プロファイルはそっち側で持つ、あるいはそのモードじゃないとレシーバーとして起動しないというふうにするとか、それだけでずいぶん使い勝手が変わると思うんですよね。
あとは細かいソフトウェアのバグの多さと、bluetooth自動接続のあまりの不発っぷりは大きな課題として残っていますが、正直なところ、これより小型なDAPがないというのが最大の武器なので、そこに価値を見いだして、15000円払えるかどうかというところ。
もちろんmicroSDで容量拡張はできるので、2万程度で128GBのDAPが手に入ると考えると悪くはないですね。

ただ、現状NW-A45を売ってこれを買ったことに後悔はないんですが、Fiio M7という、DACこそ一世代前ではあるものの、aptX HDとLDACに両対応した、そこそこ軽量なDAPが出てるんですよね。これをどう考えるか。2万ぐらいまでM7が落ちてくると、非常に悩むところではあります。
さらに言えば、bluetooth接続のプレーヤーだけならスマホでもほぼ大差ないわけで、この辺とどう棲み分けをするか。明らかにワイヤード派であれば問題ないけど、音楽は音楽で専用デバイスという人でもない限りは、そこまで無理して買う必要性(特にBTレシーバーとして期待して買うなら)はないです。

あとは、今後のSHANLINGのファームウェアの出来次第ってことになるとは思いますけど、BTレシーバー、USB DAC、DAPの機能を持っているという点では、今の所唯一無二ということになりますので、いろいろな使い方をしたいという人は、購入をおすすめしようと思います。




褒めてないな。M0をこんなにけちょんけちょんにしてるレビューとか自分でも見たことない。
その分今後の伸びしろ、期待値が高いということを分かって欲しいかなあ。




おしまい。

さてと、なんかよくわからんけど、気づいたらXBA-300まで買ってました。
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これはひどいwww

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音楽専用になった、本気で作った折半の産物「NW-ZX100」

歴代のZXシリーズではAndroid4.2を搭載し、音楽を中心としたAV機能をサポートするという使命がありました。
まあ、それはそれとして間違ってはいないのですが、Google Playを搭載したらそれ相応になんでもこなす必要があるわけです。
流石にNW-ZX3が出ることがあれば、Android搭載のエンターテインメント機器とする必要はあると思うのですね。(ONKYOのハイレゾプレイヤーDP-X1はAndroid 5.1にS800という超ハイエンド仕様です)

対して、NW-ZX100はハイエンドなウォークマンなのです。
NW-A20シリーズでは動画なども再生出来るんだけど、NW-ZX100はその機能が一切ない。128GBの容量はすべて音に使える。(録音もできるので)
他のハイレゾプレイヤーもそうなんだけど、この機械自体、すごく贅沢な機器、こだわりの強い機器。ウォークマンであればいい。ただひたすらに音楽を聞くだけに作ったと思えば、十分過ぎる機能です。

まあ、とはいえZX100は「ハイエンドウォークマン」なんですよね。
必ずしもハイエンドなハイレゾプレイヤーではないんです。結局FLACも24bit/192kHzまでの出力、DSDもPCM変換で再生と、この辺はスマホとあまり大差ないです。
大きな違いがあるとすれば、
  • 稼働時間の長さ
  • DNCの実装
  • LDACとともにこっそりaptXに対応した
  • 筐体が小さくなった
ということにあります。

まず稼働時間、公称70時間という、普通のオーディオプレーヤー並のバッテリーの持ちが一番大きい。買って半月、曲を転送した最初の数時間を除けば、ほぼ1日1~2時間程度使ってますけど、電池が本当に減らないです。未だに買っておいたウォークマン専用充電器を開けてないレベル。昔からそうなんだけど、ウォークマンの電池の持ちと言うのは、本当におかしなレベルで感心します。
ちょっと前にNW-F886を買ったんだけど、これは結構バッテリーの持ちが良くない感じだったので、この辺Androidを搭載したスマホっぽいものと、音楽プレイヤーとの違いなのかなと思ったりします。

DNCの実装。いやこれはXPERIAやウォークマンでも対応してたでしょという話ですが、NW-ZXシリーズには必要ないと判断されていたらしく、初実装となります。これは後述するMDR-NW750Nあっての機能追加となるわけですが、ハイレゾ出力をしつつ、ノイズキャンセリング機能を使えるのは、手軽です。ましてイヤホンが付属してないですから、特に自分の気に入っているイヤホンやヘッドホンがなければ、とりあえずこれを選んで使っていいと思います。この点は後述します。

LDACはもうNW-Aシリーズでも対応してるので、それほど珍しくないのですが、いかんせんLDACの対応ヘッドホンがMDR-1ABTしかなく、その他はスピーカーとなるので、使い勝手があまり良くない部分があります。
が、これもNCと一緒で、NW-ZXシリーズではなぜかaptXに対応してなかったのです。Androidでもコーデックを足すだけで対応出来たはずなので、これは案外疑問に感じるところでした。
制御ソフトがNW-Aシリーズと同じになったことによって、aptXにも対応。aptX対応機器の数のほうが圧倒的に多く、好みに応じてヘッドホンを選べるのは大きいです。(とはいえ、MDR-1RBTMK2でaptXのサポートをしてるし、MDR-1ABTをaptXで接続することもできるので別にSONY自体が嫌っているわけではないのでしょうけど。)

そして筐体の小型化。見た目で分かるところは非常にいいです。スマホほど大きくもないですし、胸ポケットに入れられるサイズなのは好印象です。


マイナス点としては、
  • サイドボタンに音量とHoldスイッチしかないところ
  • サイズの割に、ウォークマンとしては140gと多少重いところ
  • 純正ケース以外に選択肢がいい加減でないところ
の3点。実質的には1点なのですが、今回限りで終わってほしくないモデルではあるので、あえて3つ。
まず右サイドに音量ボタンとHoldスイッチ、それとmicroSDスロットがカバーに隠れているのですが、ここに再生/一時停止と早送り/巻き戻しのボタンが欲しかったかなという気がします。
NW-ZXシリーズがタッチパネルUIゆえ、物理ボタンをつけてオーディオプレーヤーとしての使い勝手を上げているのはわかりますし、NW-Aシリーズの制御ソフトを使っているために同じようなボタン配列にしないといけないというのも分かります。この辺はコストとソフト面での兼ね合いなのでしょうけど、ちょっと頑張って欲しいかなという感じはあります。
2つ目はウォークマンとして考えた時に、約2倍ほどの重量がしっかりと音に還元されていれば問題ないです。どうなのかなあという疑問は尽きませんが、XPERIAに比べるのが失礼なほど十分にいい音なので、そこはしっかりしてるかなと。
3つ目、これは保護フィルムは結構いろいろ出てるんだけども、なぜかケースが出ないです。いやこれにプラケースとかつけるなよって思うかもしれませんけど、やっぱり傷や汚れはできるだけ付いてほしくないので、せめて何か出してくれないものかなと思います。

思った以上にMDR-NW750Nの音が良かった件

んで、最初に一緒に頼んでいたのが、MDR-NW750Nです。
もともとXBA-H3+HPC-MXを基本にしていたので、長距離移動のお供やある意味XPERIAシリーズとのテストに買っています。
まあ、とはいえ純正で付属しなかった理由も何かしら存在するはず。

プレイヤーはNW-ZX100、XPERIA Z4、XPERIA Z3を用意。
ハイレゾ音源はL'Arc~en~Ciel/the fourth avenue cafe(24bit/96kHz)を使用しています。その他聞き流しで1日2時間ぐらいのテスト。

まず、ZX100とのテストですが、
これはもう純正としてセットしてもいいんじゃないかというぐらい、NCと音の聞こえ方がマッチしています。フルオートNCの威力が絶大。街中での使用は控えたほうがいいレベルです。
MDR-NWNC31にあった変なデジタルNCによる圧迫感といかにもデジタルアンプを通しました的な音ではないです。
ホワイトノイズはなくならないですが、聞こえ方がそっちに寄せてあるんだろうか不思議とノイズより音のメリハリ感に気が行くんですよね。音の作りとしてはNCを使用した状態のK391NCに近いです。普通NCを使用するとアンプを通るので、変に低音ブーストしたり、急にドンジャリ感がでたりとかするんですが、こっちはNCを使用すると全体的に音の出方がキレイに揃えようとするんですよね。加工してる様子はないのに、NCで整えて行くと音もそういう味付けになってしまっているのかなと。まあ、聞いてて嫌味なくのは好印象です。

で、注目のXPERIA軍団ですが、
まずプロファイルがないので、イヤホンに対して最適化が出来ない状態。MDR-NWNC31のプロファイルを使用しています。(XPERIA Z5ではプロファイルあり)
こっちのほうがわかりやすく、NCを付けたEHP-CH2000という感じ。可もなく不可もなく、当たり障りのないように素材を調理してますね。
面白いのは、DSEE-HXをONにしたときに、ZX100ではなんとなくだったビットレート拡張が明らかに効いてる感じがすることです。NWNC31のプロファイルではあんまり効果がないと思ってたんですが、特に帯域制御などでNCをしているわけではないような感じはします。
で、電車・バスのNCの感覚としてはZ3のほうがNC性能がいい。また一つZ4がダメな理由が出来てしまったんだけど、ガッツリNC効かせてますって感じのZ3に対して、Z4は差し支え無い程度にNCしている感じに聞こえる。
結局両方ともNC機能は違いないんだろうけど、スマホのイヤホンジャックの最大出力とかにもよるのかな。説明の付け方が曖昧ですけど、それぐらいしか違いないはずなんですけどね。

一応、買ったからにはとも思いますが、クラス的にはEHP-CH2000とも十分戦っていけるだけのポテンシャルはありますね。ただ、機能を加味した場合であるのと、NCに魅力を感じない人がZX100ぐらいのプレイヤーに付属しててうれしいのかな?ということを考えると、非常に購入対象者は狭くなると思います。

そうだなあ、やっぱりXPERIAユーザーが1台で済ませるために必要とするのが一番自然かなと思います。手軽にNCという点ではZX100とこれでも良さは十分味わえるんだけど、それであれば別にZX100選ばないでA20シリーズでワンパッケージ化されたものを買えばいいんじゃね?ってなるので、その判断に迷うところ。
これは立派なイヤホンというより、まだまだウォークマンのオプション製品なんですよね。
ただ、そのオプションが、ガンダムでいうビームライフルの他に、ハイパーバズーカが有ります的な感じ。決してジムのビームスプレーガンではないという点は考慮したい。(どっちもそれ相応にいいところあるじゃんかというニュアンスが分かるでしょうか)

ちなみに、最初はこれを売ってしまおうかどうか迷ったんですけど、上記のような解釈で手持ちラインナップにしました。それも含めてCH2000相当と考えてください。

どうもこの男、XBA-300が無駄に好きらしい

はい、友人とのSkypeのログでこんなことを書いています。

どうでもいいけど、XBA-300は腐ってもH3には勝てないね
好みの問題だけど、耳引っ掛けが嫌いなだけでH3は音自体すごく良かったんだと思うw
あっちは比較的低音に寄ってたけど、XBA-300は高音域がキレイに出る
本気で好みだわ
そこまで来ちゃった俺も嫌だw

偉そうに何を言ってやがると思いますがw

でもあながち間違ってない感想です。

プレイヤーは当然NW-ZX100。
試聴にあたっては、ハイレゾ音源として
宇多田ヒカル/Automatic(24bit/96kHz)
L'Arc~en~Ciel/the fourth avenue cafe(24bit/96kHz)
LOREN&MASH/TANATOS -IF I CAN'T BE YOURS-(24bit/192kHz)
を用意。驚くべきことに15年以上も前の曲ばかりw

まんべんなく音が出る感じのXBA-H3。ダイナミック+2基のBA型から構成されるハイブリッドタイプなので、正直なところ弱点がないし、しいて言えばSONYの味付けはあるけど、それも結構薄味で、音の出方は解像度が上がったNCを使ってないK391NCとかを研ぎ澄ましたキレイさがあります。(とは言えベースがK3003だと考えるとそのライン上にあるのは妥当ではあるんだが)
逆にキレイ過ぎるキライはあるんですね。mp3とかもDSEE-HXで拡張された部分にはナチュラルな雑音を並べた感じがしてしまう、何がなんだかよくわからないけどなんかビットレート拡張に失敗してね?って感覚になるんです。
だからむやみにハイレゾ音源買って、高音域がキレイだと感じるのかもしれないですね。

対して、BAを3基搭載しているという点で、実は比較対象ではないXBA-300ではあるんですが、H3に比べると装着し易いこと、単純に耳の奥まで押し込めること、それとたまたまですがコンプライのイヤーチップを装着してることで、遮音性が高いので、音楽に集中できる環境が出来たから、そう思えたという気がします。
実際に上から下まですべてがいい音ではなく、どうしてもなんとなく低音域に不足感を感じるんですが、「ドン」が「トン」のほうが心地いい音に聞こえる感覚でごまかすことができているとか、そんな感じなんですよね。ごまかし方も言い換えれば味付けのうまさになりますから、それを好むかどうかですね。
おそらくは「Automatic」のようにボーカルメインのリズム音でそれが実感出来るはず。何よりダラダラと音楽を垂れ流すのには適したイヤホンです。


総合的な好みがたまたまXBA-300なだけで、XBA-H3も十分ハイレベルです。
ただ、決定的に違うかなと思ったのは、「聞きたい」のか「流したい」のかの違いかなと思ったりします。

装着感含め、メリハリが効いて全体的に音楽を聞く態勢をつくるXBA-H3。
延々ただ曲を流しているような時にいい音に気づくXBA-300。

参考までに、MDR-NW750Nは後者に当たるものです。
思えば、XBA-H3にあった泥沼感はXBA-300ではあんまり感じないんですよね。もっといい音という追求がそこでストップしてしまったというか、変にごまかされたというか、その気になってしまうというか。
試しにリケーブルでXBA-300+HPC-MXもやってみたんだけど、逆にあっさりしすぎて本当に垂れ流してる感じになったので、そこまで含めてきちんとパッケージ化したんだろうなと思います。(そりゃメーカーは純正で使って欲しいだろうけど)


本気で作った折半の産物の先に見えたもの(まとめ)

というわけで、やや収拾が着かない感じになってきたので。
まず全体的にSONYがカジュアル路線に舵を取り始めて、その先鋒として発表したのがZX100だったりXPERIA Z5だったりなのだと思います。

XPERIAと大きく異る点。それは妥協と折半、それとまだ見ぬフラグシップモデルへの、とりあえずのSONYの意思表示なのかなと。
正直なところ、ZX100にAndroidが搭載されなかったことで、例えばノンストップで端末に音源を落としてくるということは出来なくなったりのデメリットは生じているのですが、普通のメーカーならその辺をフラグシップモデルのラインナップに加えることに躊躇すると思うんです。よく出来たNW-A20シリーズです、と言ってしまえばそれまでですからね。
あと、絶対的にZX2よりハイエンドにしないという割り切りと、ZX1の音質のさらなる追求という点で、うまいことラインナップから抜けていたのもセールス的にラッキーなところだったかもしれません。

NW-ZX3はZX2の後継機ではない最上位モデルとして出すための挑戦の最中なのかなと。その過程でどうしても必要な技術を、あえてZX1の後継機として音楽専用機にして、集めてパッケージ化したら、ZX100が出来ましたという話も考えられなくはないわけです。そういう意味では折半と妥協と本気とタイミングがうまく合致したという話ですね。おそらくはもっと早い時期に発表しても技術的にダメ、遅くなれば単純にもっと安く売る必要が出てくるのでダメかと。

まあ、ずらずら書いててアレですが、ZX1のユーザーの方がこれを気に入るかどうかというのは、正直なところ微妙じゃないかと思います。初期のAndroidが搭載されたXシリーズやFシリーズからのステップアップとして買い替えるというのが一番的を射ているかなと思います。

XBA-300はどうなんだろ。これも本流のXBA-Z/AシリーズのようなハイブリッドモデルのBAを改良していく過程で、3基の違うBAユニットを作れる技術が出来たから、そのまま製品にしましたという感じもなくはないですね。
デザインもそうなんだけど、量産型っぽくない感じで、まだまだいろいろ手を加える余地は残しつつ、現時点での最高技術で作ったBAユニットを搭載してますと言ってる気がします。
こっちは特に好みにもよりますが、モニター系のイヤホンが好きな人はこれを選ばずに、XBA-A3を買ったほうがよほど忠実にキレイな音が出ます。
ただ、こういう音の出力が好きという人もいるでしょうから、試聴してなんとなく音楽に浸れる方には向いていると思います。



う~ん、今回もまとまりがないな。
もうちょい落ち着いたらもう一回ぐらい書こうかと思いますけど、とりあえずのレビューということで。



おしまい。

う~ん、完全に悪循環。
Z3買う→ハイレゾ音源もらう→ハイレゾ対応イヤホン買う→ハイレゾ対応ヘッドホン買う→ハイレゾ対応ウォークマン買う。
このまま行くと、次はハイレゾ対応DACとかになりかねないなマジで。


正直舐めてた音楽再生専用機の音質の良さ

スマホじゃないけど、NW-F886の簡単なスペック。
Ti OMAP Ti4430 1GHz
メインメモリ 1GB
内蔵ストレージ 32GB(増設不可)
4インチ液晶(解像度854x480)
無線LAN (多分11b/g/n対応)
Bluetooth3.0

個人的にはApt-Xに対応してなかったのは残念。(いやプロファイルさえアップデートで追加してくれればそれでいいんだがw)
いやそれ以前として、ハイレゾ音源をもっといい音で聞きたいとかいう訳の分からない理由で買ってるんで、Apt-Xでの使用は基本的に考慮してないです。

今回使用したイヤホン/ヘッドホンは以下
SONY XBA-H3
SONY MDR-1RBTMK2+オヤイデ電気HPC-MSL(BTではハイレゾの出力が出来ないため)
ELECOM EHP-CH2000

SONY MDR-NWNC33(思えばZL2用にこれを買ったあたりから泥沼化してきた)

なお、ハイレゾ音源の再生は出来るのですが、付属同等品であるMDR-NWNC33ではハイレゾの音域まで出力が出ないほか、イヤホン/ヘッドホンにも個々の限界があり、そこはどうしようもない部分として考えています。

で、肝心の音なんですが、
S-MASTER HXが優秀すぎて、XPERIA Z3ではもうちょっと音楽聴く気にならないなあレベルなぐらい違うと感じます。(※あくまで個人の見解です)
DSEE-HXの補正を持ってしても、その辺はどうにもならない差ではあります。伊達に音楽プレイヤーじゃないという話ですね。
当然ながら内蔵デジタルアンプなので、MP3でもスマホで聞くよりいい音が出ます。ここまではMDR-NWNC33でも全く問題ないレベル。

基本エフェクトはなし、DSEE-HXもオフ、クリアステレオのみONにした状態でここから先は書いていきます。

ハイレゾ音源での話。

すごく伝わりにくい感じの説明をすると、画像に出てる「Preserved Roses(96kHz/24bit)」の場合、出だしに空気を吸い込むような音が入っているんですが、AAC(iTunesで購入)だと「グゥィーーーーン」で、ハイレゾだと「キュィーーーーン」な感じになるんですよね。(※あくまで個人の見解です)
もっと簡単な感じで説明すると「ドン」という音が「ドゥン」になる感じ。(※あくまで個人の見解です)


んじゃま、追加で数曲買ってみようかということで、いずれもMDどころかカセット式ウォークマンから聞いている曲を3曲ほど。それとGレコの主題歌2曲。
L'Arc~en~Ciel / the Fourth Avenue Cafe(True版)(96kHz/24bit)
TM NETWORK / Beyond the Time(Expanded Version) (96kHz/24bit)
LORAN & MASH / THANATOS ~IF I CAN'T BE YOURS~(192kHz/24bit)
GARNiDELiA / BLAZING(96kHz/24bit)
ハセガワダイスケ / Gの閃光(96kHz/24bit)

前3曲はおっさんホイホイな曲です。
Gの閃光は当初配信サイトのみ購入可能だったこともあり、かなり前からハイレゾ音源は持ってた感じ。BLAZINGはハイレゾ音源がアルバム発売後ということで、ちょうどイヤホン/ヘッドホン探しのあたりからの課題曲です。

BLAZINGはサビの部分の音の数がMP3に比べるとはっきりとするかなといった程度で、音量を上げていかない限りは、聴き比べがかなり難しいです。「Preserved Roses」で書いている通り音それぞれがキレイになってるとは思うんですけど、全体的に電子音がベースなせいか、聴き比べが難しい。
Gの閃光に至っては、そもそもつい最近にGレコのサントラが出て、そこで初めてCD音源化されているので、こういうものなんだろうな止まりです。
Beyond the Timeだとその辺がようやくわかってきて、意外にも低音域に存在感があって、上から下までまんべんなく音を出そうとしてるんだなあと。

the Fourth Avenue Cafeはスカパラが参加している、ラルクでは珍しい管楽器やピアノが目立つ曲です。楽器それぞれの音のキレイさもさることながら、HYDEのボーカルの強弱の付け方が案外激しい曲(特にAメロBメロの部分は必聴)なんだなと19年目にして実感。

THANATOSは旧劇場版のスタッフロールのシーンが印象的過ぎて、なんかおしゃれな洋楽かかってるなという初見の印象があったんだけど、この曲はなんかハイレゾで聞くと、時間経過とともに変なイヤラシさというか、いかがわしさというか、なんかこっそりAV見てるような感覚に陥ります。ボーカルが艶っぽくなってて、そこにアダルトな鷺巣サウンドをよくかき混ぜてて、雰囲気がとにかくエロい。(表現が間違ってるかもしれないけど、ピンとくる表現がこういう感じしかない)
少なくともおしゃれなソウル・ジャズな感じから、曲の終わりにはパワフルなソウルへと感覚が変わっていると感じます。(まあ、歌詞が情熱的すぎるからってのもあるだろうけどね)

最後に、この泥沼化の一翼を担ったであろう、ドコモがくれた「山崎まさよし / One more time,one more Chance(LIVE SEED FOLKS Special in 葛飾)(192kHz/24bit)」、アコースティック・ギターの音があまりに研ぎ澄まされていて、なんか触ったら切れるんじゃないかというぐらいの気持ち悪さもあります。ありきたりな表現でいうと、ボーカルの息遣いとかの違いまで聞き分けられで、当時ライブ会場でもここまでキレイな音で聞こえてないんだろうなという感じ。ライブ音源はハイレゾ化すると生々しさがすごいです。

1音あたりの情報量が圧倒的に違う分、全体的に音は確実に一つひとつはっきり聞こえるので、キレイになったというのは対応ヘッドホンとプレーヤーさえあればわかると思います。電子音よりはピアノだったり管楽器だったりのほうが分かりやすいので、クラシック、ビッグバンド・ジャズなんかのライブだと相当良く聞こえるのではないかと思います。

問題は2つ、まず容量の問題で、BLAZINGで137MB、One more time,One more Chanceは277MB、THANATOSに関しては332MBと、あっという間に1GBぐらい消費してしまいます。現状で対応プレイヤーの多くは64GB、ないしは128GB程度となり、ハイレゾ音源だけで揃えていくと昔のようなお気に入り曲だけでプレイヤーを構成するような状況になるかもしれません。
もう一点、プラシーボ効果によるもので聞こえがいいんじゃないかという問題ですが、これは残念ながら上記の通り、さんざん書いてもテキストではお伝えすることが出来ないと思います。
とはいえ、ある程度(このある程度というのがどれ位かなのは難しいけど)のヘッドホンであれば、音の凝縮感というか、違いはわかると思うんですね。

DSEE-HXに関して

DSEE-HXに関してですが、XPERIAに搭載されているより世代は古いかもしれないですが、高音部の補正機能としては十分です。128kbpsなんかのMP3データを大量に持っている人には嬉しい機能です。一方で320kbpsのMP3やFLACファイルなどの可変レートに対しては補正することによって、なんとなくノイズ感がでる気がします。ハイレゾ音源とかも印象が変わってしまうので、ちょっと考え物です。
XPERIA版はそこまで酷くないし、本当に焼き肉に塩コショウぐらいの味付けだと思ってるんだけど、ウォークマン版は焼き肉に薄味の塩ダレを付けた感じ。これはデジタルアンプの実装によるものも少しはあるかもしれないですね。

手軽な音楽に重装備は必要か?

というわけで、最初は完全に舐めプだったんですが、本格的に後継モデルを出してくれないものかなと思い始めたりしてます。
確かにZ3シリーズでも十分だし、正直なところウォークマンアプリでなければisaiFLやGALAXY S5でも同じく192kHz/24bitまでの出力が可能なので、ハイレゾ音源を持っていればプレーヤー側の準備は十分整っている感じです。

あとは対応出力機器ということになるんだけど、ワイヤレスの場合は現行ウォークマンに搭載されてるLDACじゃないとハイレゾである意味はないという話です。
ワイヤードの場合は、結構色々なメーカーから出ているし、何しろイヤホンはヘッドホンの好みはその日その時期とか、個人のバイタルとか、主に聞く曲のジャンルなどによっても変わってきてしまうので、これは自分の好きなのを買えばいいんじゃねという話です。

ガチでいい音というなら、密閉型のいいヘッドホン、そうなると俺の場合はMDR-1RBTMK2になるわけで、そこにケーブルをさして聞くのがベストかなとは思う。
ただ、Apt-X対応となると、やっぱりZ3とペアリングしたほうがノイズを拾いにくいという利点が大きいので、結局はXBA-H3+NW-F886に落ち着いてしまうんだろうなと思います。

結局はLDACに対応したFシリーズ出すだけでいいんだけどね。




おしまい

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