今回は、久々にPCです。Lenovo ThinkPad X1 Extreme Gen4のご紹介です。
グラフィック性能か、ストレージ容量か、二者択一を迫るスペック構成
まずは購入の理由なんだけど、これは単純にもうThinkPad P1 Gen2が2年使って、分割支払いを完済したので、購入しました。今回は無理せず48回で買っています。OSが4年後に変わったとしても、まあ対応可能じゃないかなというのが、その大きな理由です。とはいえ、近年のPCのスペックの鈍化によって、P1 Gen2でも特に不満のないレベルで使えてしまうし、強いて言えば3Dゲームなんだけど、それもP1ではQuadro T1000(=GeForce GTX1650 MAX-Q相当)であり、軽いゲームなら問題ないレベル。特に買い換える必要性はあまりなかったとも言えます。
一応、i7-9750Hは6コア12スレット処理、一方のi7-11800Hは8コア16スレットと物理コア数で上回っていることもあり、これはこれで面白いです。めったにやらないんだけど、エンコードとかでは9750HはU系のCPUに比べると雲泥の差だっただけに、更にコア数が増えたこのPCでは、その辺は期待が持てます。
さて、このPCを買うに当たり、まずグラフィック性能を選ぶか、それともストレージ容量を選ぶかの二者択一を迫られるということになります。どういうことかというと、このPCはヒートシンク形状が3つあり、グラフィックなしのヒートシンク、RTX3050Tiのヒートシンクと、RTX3060以上のグラフィックチップ搭載型からのヒートシンクで形状が異なり、特に後者ではメーカー公称でSSDの2スロット目が使えないということも明記されています。買うのに最初に悩んだのはそこで、別にストレージ1TBで済ませることは可能だと思うけど、P1では1.5TB(システム500GB+データ1TB)搭載していたゆえ、今回も分けたいということもあり、そちらを重要点として捉えました。従って、構成はおそらくこれを購入するユーザーの中では、かなり大人しいスペックではあります。
とは言えど、SO-DIMMが2スロット、M.2が2スロットというP1からの構成をそのまま引き継げるので、最初からほぼメモリやストレージはほぼ上限に近い状態です。
簡単なスペック
CPU:Core i7-11800H
メモリ:8GB PC4-3200→64GB PC4-2666
SSD:256GB→システム1TB+データ1TB(合計2TB)
WQXGA(3840x2400)16インチ液晶/GeForce RTX 3050Ti(4GB/735MHz)
Windows 10 Home→Pro(既存シリアルを転用)
重量 1.8Kg
結局のところ、サーマルスロットリングがどこで掛かるか分からないので、WQXGA構成で、CPUやグラフィックは必要最低限という選択肢をとり、その代わりにメモリとストレージに割り振った形で、高いレベルでバランスの整ったいいPCに仕上げています。
なお、恒例の純正メモリはハイニックス、SSDはキオクシアとなっていました。
メモリはCPUスペック上128GBまで。もっとも、1モジュールで64GBというのは見たことがないので、まだ先の話か、あるいはECC付きしかなさそうです。あとゲーミングPCだったら、メモリクロックを気にする必要もあるんだろうけど、P1の流用なので、こんなところに落ち着きました。(ちなみに2020年の年末あたり、アマゾンで一時期32GBのSO-DIMMはジャスト1万円ぐらいまで落ちたことがあったので、そこで2枚買ってます)パフォーマンス低下はあるんでしょうけど、まあ、その辺は実用レベルで問題ないので、特に変えることもないと思います。SSDに関してはもっと大容量のモデルが徐々に下がる感じでしょうか。2TBが15Kぐらいになると、ようやくまとめられる感じはするんですけどね。
今回より有線LANのオプションがありません。素直にUSBで拡張する形です。ポートは左にTB4兼用のtype-Cが2ポート、右にUSB-Aが2ポート。それだけでも十分拡張性はあります。更にフルサイズのSDカードリーダー、HDMIなどがポートに並びます。
ACアダプターは専用となっていて、基本的には170Wを使用するということになります。個人的には135Wでもそれほど問題にはならないという感じはします。CPUが45W、GPUが45W、システムに45W割り当てても問題はないと思うのですが、多分、ピーク時の電力供給の担保の観点で、170Wが採用されているようです。
ちなみに、グラフィックチップなし、Intel UHDオンリーという、ハイエンドPCにしてはなかなか挑戦的な構成も可能で、そちらは135WのACアダプターを採用しているとのことです。
また、最上位となるi9-11950H+RTX3080を選択すると、230Wという小型のデスクトップPCより消費電力が大きそうなPCが登場します。ノートにする意味も考えちゃいますけどね。
あとは、個人的には懐かしいと感じるキーボード横のスピーカー。うーん、個人的にはP1のほうが好み。一応Dolby Atmosのロゴまで筐体に入っているんですけどね。悪くないけどいいと思えるほどでもないというのが正直な感想です。
重さは前回のP1より若干重い1.8Kgですが、重さはそこまで感じないです。
ファンの音ですけど、これはP1比較で5割増しぐらいうるさいです。TVの音を付けていてうるさいと感じるレベルです。ピーク時はこれが凄まじい音で回ります。まあ、ゲーミングPCと考えると、そこまでの問題ではないんでしょうけど、たしかにThinkPadでこれじゃあ台無しと感じるユーザーは多いかもしれません。
極端にファンが全開になることが少ないので、そこでプラマイゼロにはなると思いますけど、P1では聞いたことのないような轟音、自作PCでもなかなかここまで音が出ることはないだろうなと思います。
グラフィックはGeForce RTX 3050Ti(Laptop)。GPUクロックを見る限り、45W版だと思うんですけど、もう普通にやってるゲームは全く不自由はないですね。
今回もキーボードには違和感。しかし、進化は見える。
ハイエンドThinkPadらしく、キーボードはやはり重要な点であります。
P1 Gen2と違うなと感じたのは、限りなくX1 Carbonに近い打ち心地であり、いわゆるバチバチと打てるEシリーズやXシリーズと違い、X1 Carbonの低騒音タイプになった感じはします。これは個人的に進歩かなと思います。ただ、明らかにキーストロークが短い感じはする。
ただ、個人的なうち心地をは、2年の慣れもあり、P1のほうが好みかなと思いつつ、仕事ではX1 Carbon(6th)を使っているので、ほぼ変わらない打ち心地になっているかなとは思います。気分が上がってくるのは、意外にX1 Extremeかもしれない。
ThinkPadはその世代によって結構変わってくるので、案外古いほうがいいときのほうが多いと思うんですけど、それでも悪くないと感じてしまうのは、いつの時代であっても、ThinkPadのキーボードへのこだわりからなのかなと思いますね。
燃費は劇的改善?意外と持つバッテリー駆動
バッテリーに関しては、液晶明るさ60%、GPU使用なしで5~6時間は平気で持ちます。モバイルワークステーションの類いは、ACありきで作られてる感じがありますけど、そんなことはなく、ちょっとしたワーキングPCとしても使うことは多分出来ると思います。
今回はi5という選択肢がなかったゆえ、i7の一番グレードの低い11800Hを選んでいますけど、UHD Graphics 750なら、普通の使用ならまず負荷なく使っていられるものになっていると思います。ここで結構バッテリー駆動時間が稼げているのかなと思います。
まとめ、カタログスペック上はGT-Rにもちょい乗りスカイラインにもなる幅広い構成
ThinkPad現ラインナップで間違いなくスリムワークステーションの最高峰
サーマルスロットリングのことを考えなければ、i9-11950H+RTX3080+メモリ64GB+2TBSSD+WQXGA液晶なんて構成も組めます。しかし、価格は驚きの67万と、RTX3080搭載モデルとしては異常な価格となります。
現状で一番安いとされる11850H+UHDですら、20万以上します。あまり現実的ではない構成なので、その点では、僕の買った11800H+RTX3050Tiがベーシックモデルとなります。48回で月5000円ぐらいと考えてください。更に結果的には流用出来たものの、メモリ64GBとSSD1TBが2枚を別換算すると、安く仕上げるだけでも、普通に30万近くになります。
1筐体でグラフィックチップが5種類も選べるPCというのは、あまり類を見ないですが、その分、必要なスペックを選ぶことで、GT-Rにもスカイラインにもなる、懐の深さのあるPCであると思います。
ゲーミングノートとして見れば、明らかに高い価格ではあります。MSIとかASUSあたりなら、おそらく10万は安く仕上げることも出来ると思います。(開封しちゃうので保証はどうなるか)
じゃあ、なんでこんな高いPCを買ったの?って話になると、やっぱりThinkPadが好きであるのと、無理をして入手をすることで、得られる経験をP1で知ってしまったこと、快適に使える環境をそのまま移行するには、このPCしか選択肢がなかったことなど、様々な要因があります。
せめて好きなデバイスぐらい好きなモノを使おうぜ的なノリなだけで、そういう意味でこれは向こう4年の主力を担うべきPCかなって思っています。まあ、もっともP1も手元に残す気満々なので、似たようなPCが2台ある状況にはなるのかなとは思います。
最大の問題点は、これを見られる家電量販店が存在しないため、どうしてもWebの情報だけに頼る必要があることです。かつて置いてあったアキバヨドバシのLenovo派遣さんに聞いたところ、Gen1が梅田ヨドバシにあるらしいという情報は1月時点で聞いていますが、Gen4は展示予定すらないとのこと。
P1Gen2を買ったときはまだ実機があったのでなんとなくインスピレーションは掴めたんですけど、今はそれも出来ないということになります。まして筐体を一新したわけなので、どこかで展示してもらえないだろうかと思うばかりです。
特に尖ったところもない、いうなればただ高いだけのThinkPadです。でも、スペックがスペシャルな1台に仕立ててしまっています。きっと、価値に見合うだけの体験が色々出来ると思うし、何より所有欲が半端なく満たされるのは、こういう業界にいるととても嬉しくなります。ぜひ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、注文してみてはいかがでしょうか。(この辺に自重を混ぜておく)
おしまい
グラフィック性能か、ストレージ容量か、二者択一を迫るスペック構成
まずは購入の理由なんだけど、これは単純にもうThinkPad P1 Gen2が2年使って、分割支払いを完済したので、購入しました。今回は無理せず48回で買っています。OSが4年後に変わったとしても、まあ対応可能じゃないかなというのが、その大きな理由です。とはいえ、近年のPCのスペックの鈍化によって、P1 Gen2でも特に不満のないレベルで使えてしまうし、強いて言えば3Dゲームなんだけど、それもP1ではQuadro T1000(=GeForce GTX1650 MAX-Q相当)であり、軽いゲームなら問題ないレベル。特に買い換える必要性はあまりなかったとも言えます。
一応、i7-9750Hは6コア12スレット処理、一方のi7-11800Hは8コア16スレットと物理コア数で上回っていることもあり、これはこれで面白いです。めったにやらないんだけど、エンコードとかでは9750HはU系のCPUに比べると雲泥の差だっただけに、更にコア数が増えたこのPCでは、その辺は期待が持てます。
さて、このPCを買うに当たり、まずグラフィック性能を選ぶか、それともストレージ容量を選ぶかの二者択一を迫られるということになります。どういうことかというと、このPCはヒートシンク形状が3つあり、グラフィックなしのヒートシンク、RTX3050Tiのヒートシンクと、RTX3060以上のグラフィックチップ搭載型からのヒートシンクで形状が異なり、特に後者ではメーカー公称でSSDの2スロット目が使えないということも明記されています。買うのに最初に悩んだのはそこで、別にストレージ1TBで済ませることは可能だと思うけど、P1では1.5TB(システム500GB+データ1TB)搭載していたゆえ、今回も分けたいということもあり、そちらを重要点として捉えました。従って、構成はおそらくこれを購入するユーザーの中では、かなり大人しいスペックではあります。
とは言えど、SO-DIMMが2スロット、M.2が2スロットというP1からの構成をそのまま引き継げるので、最初からほぼメモリやストレージはほぼ上限に近い状態です。
簡単なスペック
CPU:Core i7-11800H
メモリ:8GB PC4-3200→64GB PC4-2666
SSD:256GB→システム1TB+データ1TB(合計2TB)
WQXGA(3840x2400)16インチ液晶/GeForce RTX 3050Ti(4GB/735MHz)
Windows 10 Home→Pro(既存シリアルを転用)
重量 1.8Kg
結局のところ、サーマルスロットリングがどこで掛かるか分からないので、WQXGA構成で、CPUやグラフィックは必要最低限という選択肢をとり、その代わりにメモリとストレージに割り振った形で、高いレベルでバランスの整ったいいPCに仕上げています。
なお、恒例の純正メモリはハイニックス、SSDはキオクシアとなっていました。
メモリはCPUスペック上128GBまで。もっとも、1モジュールで64GBというのは見たことがないので、まだ先の話か、あるいはECC付きしかなさそうです。あとゲーミングPCだったら、メモリクロックを気にする必要もあるんだろうけど、P1の流用なので、こんなところに落ち着きました。(ちなみに2020年の年末あたり、アマゾンで一時期32GBのSO-DIMMはジャスト1万円ぐらいまで落ちたことがあったので、そこで2枚買ってます)パフォーマンス低下はあるんでしょうけど、まあ、その辺は実用レベルで問題ないので、特に変えることもないと思います。SSDに関してはもっと大容量のモデルが徐々に下がる感じでしょうか。2TBが15Kぐらいになると、ようやくまとめられる感じはするんですけどね。
今回より有線LANのオプションがありません。素直にUSBで拡張する形です。ポートは左にTB4兼用のtype-Cが2ポート、右にUSB-Aが2ポート。それだけでも十分拡張性はあります。更にフルサイズのSDカードリーダー、HDMIなどがポートに並びます。
ACアダプターは専用となっていて、基本的には170Wを使用するということになります。個人的には135Wでもそれほど問題にはならないという感じはします。CPUが45W、GPUが45W、システムに45W割り当てても問題はないと思うのですが、多分、ピーク時の電力供給の担保の観点で、170Wが採用されているようです。
ちなみに、グラフィックチップなし、Intel UHDオンリーという、ハイエンドPCにしてはなかなか挑戦的な構成も可能で、そちらは135WのACアダプターを採用しているとのことです。
また、最上位となるi9-11950H+RTX3080を選択すると、230Wという小型のデスクトップPCより消費電力が大きそうなPCが登場します。ノートにする意味も考えちゃいますけどね。
あとは、個人的には懐かしいと感じるキーボード横のスピーカー。うーん、個人的にはP1のほうが好み。一応Dolby Atmosのロゴまで筐体に入っているんですけどね。悪くないけどいいと思えるほどでもないというのが正直な感想です。
重さは前回のP1より若干重い1.8Kgですが、重さはそこまで感じないです。
ファンの音ですけど、これはP1比較で5割増しぐらいうるさいです。TVの音を付けていてうるさいと感じるレベルです。ピーク時はこれが凄まじい音で回ります。まあ、ゲーミングPCと考えると、そこまでの問題ではないんでしょうけど、たしかにThinkPadでこれじゃあ台無しと感じるユーザーは多いかもしれません。
極端にファンが全開になることが少ないので、そこでプラマイゼロにはなると思いますけど、P1では聞いたことのないような轟音、自作PCでもなかなかここまで音が出ることはないだろうなと思います。
グラフィックはGeForce RTX 3050Ti(Laptop)。GPUクロックを見る限り、45W版だと思うんですけど、もう普通にやってるゲームは全く不自由はないですね。
今回もキーボードには違和感。しかし、進化は見える。
ハイエンドThinkPadらしく、キーボードはやはり重要な点であります。
P1 Gen2と違うなと感じたのは、限りなくX1 Carbonに近い打ち心地であり、いわゆるバチバチと打てるEシリーズやXシリーズと違い、X1 Carbonの低騒音タイプになった感じはします。これは個人的に進歩かなと思います。ただ、明らかにキーストロークが短い感じはする。
ただ、個人的なうち心地をは、2年の慣れもあり、P1のほうが好みかなと思いつつ、仕事ではX1 Carbon(6th)を使っているので、ほぼ変わらない打ち心地になっているかなとは思います。気分が上がってくるのは、意外にX1 Extremeかもしれない。
ThinkPadはその世代によって結構変わってくるので、案外古いほうがいいときのほうが多いと思うんですけど、それでも悪くないと感じてしまうのは、いつの時代であっても、ThinkPadのキーボードへのこだわりからなのかなと思いますね。
燃費は劇的改善?意外と持つバッテリー駆動
バッテリーに関しては、液晶明るさ60%、GPU使用なしで5~6時間は平気で持ちます。モバイルワークステーションの類いは、ACありきで作られてる感じがありますけど、そんなことはなく、ちょっとしたワーキングPCとしても使うことは多分出来ると思います。
今回はi5という選択肢がなかったゆえ、i7の一番グレードの低い11800Hを選んでいますけど、UHD Graphics 750なら、普通の使用ならまず負荷なく使っていられるものになっていると思います。ここで結構バッテリー駆動時間が稼げているのかなと思います。
まとめ、カタログスペック上はGT-Rにもちょい乗りスカイラインにもなる幅広い構成
ThinkPad現ラインナップで間違いなくスリムワークステーションの最高峰
サーマルスロットリングのことを考えなければ、i9-11950H+RTX3080+メモリ64GB+2TBSSD+WQXGA液晶なんて構成も組めます。しかし、価格は驚きの67万と、RTX3080搭載モデルとしては異常な価格となります。
現状で一番安いとされる11850H+UHDですら、20万以上します。あまり現実的ではない構成なので、その点では、僕の買った11800H+RTX3050Tiがベーシックモデルとなります。48回で月5000円ぐらいと考えてください。更に結果的には流用出来たものの、メモリ64GBとSSD1TBが2枚を別換算すると、安く仕上げるだけでも、普通に30万近くになります。
1筐体でグラフィックチップが5種類も選べるPCというのは、あまり類を見ないですが、その分、必要なスペックを選ぶことで、GT-Rにもスカイラインにもなる、懐の深さのあるPCであると思います。
ゲーミングノートとして見れば、明らかに高い価格ではあります。MSIとかASUSあたりなら、おそらく10万は安く仕上げることも出来ると思います。(開封しちゃうので保証はどうなるか)
じゃあ、なんでこんな高いPCを買ったの?って話になると、やっぱりThinkPadが好きであるのと、無理をして入手をすることで、得られる経験をP1で知ってしまったこと、快適に使える環境をそのまま移行するには、このPCしか選択肢がなかったことなど、様々な要因があります。
せめて好きなデバイスぐらい好きなモノを使おうぜ的なノリなだけで、そういう意味でこれは向こう4年の主力を担うべきPCかなって思っています。まあ、もっともP1も手元に残す気満々なので、似たようなPCが2台ある状況にはなるのかなとは思います。
最大の問題点は、これを見られる家電量販店が存在しないため、どうしてもWebの情報だけに頼る必要があることです。かつて置いてあったアキバヨドバシのLenovo派遣さんに聞いたところ、Gen1が梅田ヨドバシにあるらしいという情報は1月時点で聞いていますが、Gen4は展示予定すらないとのこと。
P1Gen2を買ったときはまだ実機があったのでなんとなくインスピレーションは掴めたんですけど、今はそれも出来ないということになります。まして筐体を一新したわけなので、どこかで展示してもらえないだろうかと思うばかりです。
特に尖ったところもない、いうなればただ高いだけのThinkPadです。でも、スペックがスペシャルな1台に仕立ててしまっています。きっと、価値に見合うだけの体験が色々出来ると思うし、何より所有欲が半端なく満たされるのは、こういう業界にいるととても嬉しくなります。ぜひ、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、注文してみてはいかがでしょうか。(この辺に自重を混ぜておく)
おしまい