あるさんのレビューblog

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カテゴリ: MVNO・廉価帯スマホのレビュー

今回は、謎に買ってしまったドコモ向けのガラケーである、KY-42Cのご紹介。

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2012年ぐらいのオタクのガラケーって感じですけど、紛れもなく今使ってるガラケーです。

かんたんな動機
発端は、ちょい前に買ったF-03Lを使い始めたことにあります。それまでガラケーといえば、僕の中ではSimplyだけしか使ってなかったのですが、ついに天寿を全うしたようで、壊れました。そういうわけでヤフオクで2000円ぐらいで利用制限△のを1台買ったんですけど、ぶっちゃけmicroUSBであり、そこに防水のフタがついていること、ややもっさりな動作、そして音質の悪さに驚きました。
それもそのはず、最近のスマホって、基本VoLTE(HD+)が搭載されていて、よほどのことがない限りかなりの音質で通話が出来るんです。F-03Lは過渡期のガラケーだったこともあり、良く出来てたのですが、その通話音質の悪さがどうにも気に入らなかったというわけです。
ちなみに、Simplyも実はもう1台買ってるんですけど、WiFiがないということで、バックでなにか通信をしていた場合に、パケット代金が変に上がるんじゃないかと思ったのと、男子が赤いガラケーを使ってるのはどうなのよ?別に3倍音が良く聞こえるわけでもないのにと思ったので、もういいや感です。というか、メルカリで捨て値過ぎて買ってしまっただけで、使う予定は多分ないと思います。

で、調べていくうちに、KY-42Cの存在に行き着くんですが、単純に安価で手に入るガラケーの最終進化型として、買ってしまおうと思ったわけです。鬼の36回白ロム購入。まあ、結局元が18000円弱なので、どっかで一括支払いをするということでいいのかなと思っています。
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USBポートは最近流行りのマグネット接着式の充電ケーブルでやっています。あんまりカバーを傷つけるのはなんとなく嫌なので、こうしてます。
最初、Qiのアダプタを入れられないか?と考えたんですけど、ケーブルを折り曲げてしまうことに怖さを感じて断念しました。

海外では出ているけど...MediaTek製SoC搭載のガラケー
まあ、今回はVoLTE(HD+)が絶対条件だったので、これになったのですが、F-41Cも比較対象に上げていた一台ではありました。理由は言わずもがな、USB type-Cでの充電です。ただ、大きな問題として、カバーをわざわざ開けて充電するということにどうしてもめんどくささを感じるのと、対応クレードルがヤフオクやメルカリで万するというところで、もう諦めてしまったんですよね。
ちなみにKY-42Cにもクレードルの存在はありますが、そちらは単純にUSB type-Cポートがついてるだけなので、わざわざ買うほどのものでもないかなと思いました。
個人的に気になっているのは+メッセージの通知がないことです。これって結構重要なこと、というか、強制的に+メッセージを使っていることがわからない人が多すぎて、SMSなのか+メッセージなのかで送受信が出来ないということが結構あったりします。だからこんなわけわからんガラパゴス規格を作る必要なかったのにと心から思いますね。(ちなみに、+メッセージは他の端末に自分の電話番号を登録しておくと、受信だけ出来るようになるという謎仕様)

スペック表を見てまず度肝を抜かれたのが、Helio P22搭載であることです。4コアのうち、3コアを使っているということですが、2GHzのガラケーというとんでもないスペックだなと思いました。実際、Andorid 10にアップデートされているものの、かなりサクサク操作できるという点で、悪くはないと思います。ブラウザがサクサク開くのは、なんか感動すら覚えますね。メモリ1GBにストレージ8GBは、どうせアプリなんぞ入れないのでいいですし、microSDカードも、最大でHCの32GBまでに押さえられています。多分XCでも読むとは思うんですが、ガラケーにそんな容量のSDカードはいらないだろと思って、電話帳のインポートと自作着うたのデータディスクに使っています。MP3が着メロに出来るガラケーが出るとは思ってませんでしたね。

必要かどうかはわかりませんけど、WiFi搭載。そしてテザリング機能もあります。さらにBluetoothも搭載。こっちはマイク需要もあり、VoLTE(HD+)と合わせて結構使えそうです。またワイドFM対応のFMチューナーを搭載。ケーブルをアンテナ代わりにするということで、基本はイヤホンケーブルとのセットで使う感じになるのかなと思います。ちなみに、本体スピーカーで、普通のUSBケーブルを挿して聞くことも出来ます。カメラは810万画素。メモ程度にどうぞ。

バッテリーですが、大容量とは行かないまでも、1500mAhあるんで、大体月曜の朝に100%で、金曜の夜に42%でした。ここは、死ぬほど電池のもつSimplyに負けるところです。あれは20日ぐらい電池切れなかったですからね。
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マゼンタにDIGNOロゴはちょっとおもしろい。

で、肝心の音質はどうなのよ?
通話音質に関しては、VoLTE(HD+)同士ではかなりクリアな会話が出来ます。案外、相手がVoLTEでも十分にキレイに聞こえる印象がありますね。F-03LのVoLTEとは何だったのか。
僕のSIMは、ドコモの5Gギガホのため、4G以下に落ちることはないのですが、それがいい方向に向いている感じがしますね。irumoとかでも、多分5G/4Gとかで使えるため、問題はなさそうです。
ちなみに、ケータイプランを進められたのですが、SIMの交換と、4G/3Gでの通信に戻ってしまうため、今回は白ロムで買ってます。というより、昔と違ってガラケーは、バラマキ対象外になってしまっているので、どうしようもない感じがしますね。まあ、そのための機能制限と安価なんでしょうけどね。

まとめ
通話するには最高の環境になるが、受話器需要にしか応えられないもどかしさ

ちょっと見直したというか、面白い発見だったのですが、たしかに音声通話って、ビジネス用途か、実家への連絡ぐらいしかしないんですよね。だから、それ相応に音が良ければ、それでいいというのがあります。で、妹に連絡するときはスマホでLINE通話してるんだから、世話ないって話です。
使っていて思ったのは、ガラケーってまだ可能性があるんじゃないかと思うところです。いや、もちろんフリップ型スマホでもいいんでしょうけど、物理ボタンの安心感が絶対的に違いますよね。このあたりが、今のスマホにはない良さなんでしょうね。テルルの折りたたみスマホが売れてるっていう話も分かる気がします。
強いて言えば、Gmailアプリの標準搭載をお願いしたいところかなと思います。僕みたいにキャリアメールとGmailで使い分けをしている人で、今回PCメールにGmailを割り当てることが出来なかったんですね。もうその辺は、キャリアメールもGmailも使えるようにしておくべきじゃないかと思ったりします。
あとはバッテリーですかね。ガラケーのピーク時は、たしかに20日ぐらい持つ端末があったわけですけど、バランスを考えると、これ以上重く出来ないというのは、理解出来るので、う~ん、どうしたものかと言ったところです。
究極的には、Simplyの新型を作って、2500mAhぐらいのバッテリーを積めば、あるいはという可能性ですね。行けるでしょとも思うんですけどね。150gぐらいになっちゃうんだろうなぁ。

とりあえず、通話端末として非常に優秀なので、これで十分な人もいると思います。機能を分散させることで、既存の使い方にも変化が出てくると思うので、その辺を面白いと捉えることができれば、いいかもしれないです。値段もそこそこなので、通話メインの人にはぜひオススメしたい1台です。


おしまい



今回は、UQ mobileが2023/12/26まで投げ売りしているであろう、Xiaomi 13Tをレビューします。

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初日から分割だけど9840円。ミドルエンドとしては性能破格...か?
う~ん、なんでしょうねこれ。返却じゃなくて分割強制で購入です。
個人的には、過去のXiaomi 11Tあたりがやたら売れ残ってたこともあり、あとは27日のスマホ割引規制改正によるものを考えると、少しでも在庫が減らしたいという側面、それと、定価が74,800円であり、44,000円引きだと微妙に高い?こともあり、今後目玉に出来ないのかなと考えたのではないかと思われます。(特別値引的な適当な理由付けの値引きは無理なのかな?)
なお、若干価格は高かったものの、14,800円でGALAXY S22がやはり分割ながら売られていたことも考えると、今後、UQでは純粋な新型機が登場せず、auの売れ残り機と廉価帯モデルだけになってしまう可能性もあり、あとは、個人的に高いSBの料金を少しでも削りたいので、UQに乗り換えという感じですね。SBはおそらくブラックになってると思います。

この機種の最大の特徴は、ミドルエンドでありながら、S8Gen1並のAntutuスコアを出すというMediaTekのDimensity 8200-Ultraを搭載していることにあります。総合的にスコアが高いため、快適な動作は約束されていますが、一方で3Dは、S8Gen1対比で約半分のスコアしか出ないというところに、今後ビッグタイトルが出た時の動作に不安が残る気がしています。
しかし、メモリ8GB、ストレージ256GBなんて数字を普通に見られるようになったのは、ちょっと感慨深いです。お前はXPERIA 5系で見てるだろうと言われそうですけど、ハイエンドモデルなので低いぐらいなんですよね。だけど、これはミドルエンド。あくまでもガンダムに対するジムである存在です。その世界で、このスペックは頭がいい意味でおかしいとも捉えられます。

かんたんなスペック
Dimensity 8200 Ultra(3.1GHzx1、3.0GHzx3、2.0GHzx4)
メインメモリー 8GB(LPDDR5)※仮想メモリ5GBまで拡張可能
ストレージ 256GB UFS3.1
6.7インチ AMOLED (2712×1,220) 液晶/リフレッシュレート最大144Hz(可変のため固定不可)
無線LAN 11ax(2404Mbps対応)/Bluetooth5.4
5000万画素(メイン)/1200万画素(超広角レンズ)/5000万画素(望遠)/2000万画素(フロントレンズ)
液晶画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(Felicaが利用可能)
ステレオスピーカー/LDAC、LHDC、AAC、SBC対応/イヤホンジャックあり
nanoSIMスロット x1、eSIM x1(DSDV、5G対応)
防水、防塵(IP68)
5000mAhバッテリー(67W 急速充電)
162x 76 x 8.7 mm 197g
Android 13/MIUI 14

5G
n3, n5, n28, n41, n77, n78
4G
Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G
Band 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
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裏面が結構かっこいいです。カメラが異常にデカい気がしますけど、それ以外はスッキリしてますね。

今回から特筆すべき点を赤太文字にしています。
まず、リフレッシュレートが最大144Hzであること。
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デフォルトとカスタムの違いが僕には良くわかりません。
UIレベルで144Hz必要なときに駆動させてくれるのか?それとも維持するのかが、これではハッキリとしない。大体、60Hzと144Hzしか選べないってのも、なんか怪しいんですよね。

画面内指紋センサーの実装。GALAXYとかではもう実装されてる機能ですね。
まあ、別にあってもなくても、と思いますけど、ちょっと驚いたのはその精度の高さで、某Pixel6みたいに酷くないのが本当に楽。Pixcel6は3回やっても読み取れないとか普通にありましたからね。

そして67W急速充電。正確には33.5Wを内部分配して、2500mAhのバッテリーを並列充電しているという感じに考えられています。したがって、適当な65Wの充電器を使えば、急速充電になってくれるはずです。実際、ウチで適当な80W充電器につないで充電を始めると、急速充電モードに入ってくれます。なお、ピーク時に67Wであって、バッテリー容量が溜まってくると徐々にワット数が落ちてきます。



使用感、その他など

とりあえずゲームに関しては、以下の通り
(2023/12/15現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism
プリンセスコネクト Re:Dive
IDOLY PRIDE
ウマ娘 プリティーダービー
ときめきアイドル(オフライン版)

ときドルやれやw
純粋にリフレッシュレートとパワーでヌルヌル動くのを手軽に体感するには、ときドルは一番ありかなと思います。
もっとも、デレステも問題なしなレベルですので、そこは安心。
審議になるのが、ウマ娘、アイプラで、ややカクカクや、リフレッシュレートが60Hzを下回ることもかなり多い感じ。シャニソンは、ライブという名のなにか違うMVを見せられているぐらいガクガクです。動作するだけマシなのかな。
正直、これがSnapdragon系に対する、一番のハンデなんですよね。ゲーム最適化されたS778Gと最適化されてないけどパワーで引っ張るD8200-Ultraの違いですよね。

これは、MIUIの問題なのですが、操作系統がiOSのパクリなんです。例えば画面真ん中辺りをスライドすると、端末の操作ボタン(WiFiとか音量とか)が出てきて、左端をスライドすると、通知にたどり着くという感じです。これが本当にストレス。で、MIUIだと通常のAndroid動作は旧バージョンの操作と定義されているため、これを変更するためにメニューをいじるのが、またストレス。さらに画面下の3ボタンがAndroid 2系統ぐらいの一番右が戻るボタンになっていて、正直通常のAndroidと違い、また設定を探して直す。極めつけは、仮想メモリの割当が最初から3GBされていること。まあ、目くじらを立てて怒るところではないんですが、UFS3.1を仮に使っていても、LPDDR5のメモリ速度には遠く及ばないんです。マルチタスクを駆使するにしても、フルパフォーマンスの出ない設定というのは、やっぱり気分が良くないです。ちなみに、これを切ると、なんとなくゲームがサクサク動く感じになるという。

さて、文句を延々と書きましたけど、その他は非常にスタンダードなAndroid機となっており、一般的な動作はリフレッシュレートもあってヌルヌル動くのが嬉しいですね。細かい設定さえ出来てしまえば、それほど不満なく使える。画面サイズの大きさもあって、XPERIA 5系統ではやや細かいかなと思う文章も、普通に読めるのはデカい。Kindleを使うときには、お気に入りのedge 20とどっちがいいか結構悩む感じですね。(タブレット買えって言われそうだけど)


まとめ
独特のUIとDimensityにアレルギーが出なければ、おそらく今年1番のコスパ機になる

とはいえ、SBのXPERIA 5 IVがこれを書いているときに一括1円らしいんですよね。そしてGALAXY S22もあるし、前世代のSnapdragonのハイエンドがその値段で出されてしまうと、パフォーマンスでは絶対劣るこちらは不利になってしまうよね、ってことは覚悟してください。(S8Gen1の発熱でチャラに出来るとは思うけど)それぐらい、日本はDimensityにきびしい世界です。

というわけで、個人的には気に入るまでのところまでは行きません。MIUIの細かいバグなんかが足を引っ張ってるとしか思えないんですよね。カメラの性能もかなりいいし、XPERIA 5 IV並の写真は普通に取れるんです。これが定価で74,800円です。XPERIA 5 IVって13万からスタートしてる機種ですからね。コストパフォーマンスの良さは理解して頂けるかなと思います。
これのAOSP版が出たら、すごく快適だと思います。というか、MIUIがあまりにiOSを意識しすぎてること、仮想メモリを初期設定していることなど、つまらないところで減点になる行動が多すぎるんですよね。いちいち目くじらを立てない人ならいいんでしょうけど、基本的にはAOSPに近い端末しか使ってないので、もうイライラしちゃうというのがあります。
日本のアプリ開発会社にお願いしたいのは、Dimensityへのハードウェア最適化ですね。それだけでも、結構変わってくるアプリはあると思うんです。なまじ、原神なんかを見てると、その辺のフォローもちゃんと出来てるので、その辺は押さえて欲しいポイントですね。

個人的には、S865ぐらいからの買い替えも全然ありかなと思っていたりします。何より、思った以上にDimensity 8200-Ultraがパワフルです。というか、Dimensityって、Snapdragonのローエンドが苦手としてるヌルヌル動作が普通にDimensity 700でできちゃうあたり、自力はあるんだと思います。
なので、個人的には、Snapdragon 6シリーズとDimensity 8200で迷った場合は、Dimensityを選ぶかなと思います。直接的なライバルはAQUOS sense 8とかでしょうから、そこら辺には圧勝です。
あとはReno10 Proですけど、あれはSoCが2年前のモデルなので、AQUOSを含めても多分選んじゃいけない端末かなって気がします。逆に、OPPOはどうやってAndroidのアップデートをするんでしょうかね。
ストック切れが予想されますけど、S8Gen1搭載スマホとは、ちょっと悩みます。ゲームやるならS8Gen1スマホ。一般的な使い方をするなら13Tを買うと思います。

弱点を知った上で、ハイエンドに近い性能を選ぶなら、Xiaomi 13Tはいい選択肢になると思います。ただ、Pixelと同じで主流のスマホになりきれないところが、後々ひびいてくるかもしれません。



おしまい

今回は、2021年10月に発売されたとは思えない高性能スマホ、MOTOROLAのedge 20の実機レビューを紹介します。

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それは過去からやってきた、現行ミドルエンドのすごいスマホ
今回は、おなじみ2年に1回の超特価。IIJmioのMNPセールにて、14,800円の24回というみみっちい買い方をしました。まあ、不動回線が1本あると考えれば、それほど高くはないです。一緒に契約したSIMをどうするかという点はありますが、この辺は甘んじて使ってもいいかなと思います。

で、多分、今回の読者様の感想は「なんでそんな古いスマホをレビューすんの?」と思います。それはその通りだと思います。なんなら、2年前にXiaomiのmi 11 Lite 5Gをレビューしてるわけで、特にそのあたりとは変わっていないんじゃないかと思うかもしれません。

一言で言ってしまうと、製品の出来がXiaomiとは段違いであると思えますね。早速、その辺をレビューしていきます。

かんたんなスペック
Snapdragon778G (2.4GHzx1、2.2GHzx3、1.9GHzx4)
メインメモリー 6GB
ストレージ 126GB
前面6.7インチ AMOLED FHD+(2400*1080)液晶/リフレッシュレート144Hz対応
無線LAN 11ax(2402Mbps対応)/Bluetooth5.2
10800万画素(メイン)/160万画素(広角/マクロレンズ)/800万画素(望遠レンズ 3倍ズーム可能)
電源ボタン兼用指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応(ただしNFC決済との排他)
モノラルスピーカー/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV、5G+4Gでの送受信対応)
4000mAhバッテリー
163x 76 x 6.99 mm 163g
Android12(公式にはAndroid13までのアップデート予定あり)

5G
NR:n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n77/n78/n66
4G
1/2/3/4/5/7/8/12/18/19/20/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/66
3G
1/2/4/5/8

mi 11 Lite 5Gとはほぼ間違い探しのような感じですが、カメラや液晶のスペックが上がったと考えれば納得かなと思います。
地味に11ax、しかも2402Mbpsに対応しているというのは、ちょっとした驚きです。

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専用ケースに入って出荷されています。万が一の事故にも安心?

今までのスマホになかった、大画面、薄型軽量、ミドルレンジの三拍子
とりあえずベンチは3DMarkだけでいいでしょう。ゲームやりたいでしょ?
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S780Gと比べて、約1割減といったところ。
これが単純にAdreno642とAdreno642Lの違い、5nmプロセスと6nmプロセスの違いということになると思います。まあ、S780Gの採用が1機種であったのに比べて、S778Gはそこそこの採用数があったことを考えると、ほぼ同一のSoCと考えるのが妥当とも言えます。

ただ、スペックでもディメンションでもなく、この機種が素晴らしいというところは、素のAndroidに近いものが入った、薄型かつ大型ディスプレイを搭載した、ミドルレンジモデルであるということと、S778Gを搭載したことで、ピークパフォーマンスの維持がどういうわけか可能になっている。つまり、発熱が少ないということです。試しにデレステ(3Dリッチ AUTO)→プリコネ→ウマ娘(通常版影付き)→アイプラ(中60fps)と連続でプレイしても、最後のアイプラで3D処理がやや辛くなる(ただし他よりも3D負荷は高い)だけ。発熱は、全然変わらないレベルで、元々発熱し辛いのと、背面が特に飾りなどもない、カメラモジュール以外がフラットタイプなので、ここで上手く逃していると思われます。手放した今となってはもうどうしようもないですけど、S780Gの当時のイメージや、MIUIなどの問題点などをブラッシュアップしていくと、たどり着く先は、edge 20に近い何かになるんじゃないかと思います。ただ、mi 11 Lite 5Gもサイズ感などを考慮すると、決して悪くなかったモデルだったので、この辺は好みなのかなと思ったりします。

ちなみに通常使用においては、まず問題ない動作ですし、S695との対比でどうなのよと言われると、ぶっちゃけほぼ変わらないと思います。ただ、お金をかけてデコレーションされたS695がどんなに高いピークパフォーマンス性能を叩き出したとしても、S778Gとはランクが違う。その点は予め知っておいていいと思います。moto g52jと最後まで悩んだのは、microSDスロットの有無と、SoCの違いでしたが、こっちを選んで正解だったと思ってます。microSDスロットさえあれば、おそらくXPERIA 5 IVを置き換えてた可能性が高いですね。

あと、ビルドクオリティはさすがのモトローラだなと思わせる出来。箱を空けると、ケースに入った本体が出てきたのも、ポイントが高いです。薄いと、なんかポキっと行きそうな気もしますけど、edge 20にはそれを感じさせないようなものがあります。個人的に、Libero 5Gの理想型を作ったら、edge 20になりそうなぐらい。モトローラがすごいのか、ZTEがすごいのか。でも、ここ数年で本当にこの2つのメーカーはビルドクオリティが上がってきてると思いますね。

まとめ
スタンダードAndroid搭載でこの快適さは、案外想像できないかも

というわけで、edge 20は、現在でもほぼ一線で戦える快適性能です。6.7インチと画面も大きく、163gとかなり軽量です。今もアマゾンで36800円(執筆時)で販売されていますが、少なくとも性能云々で言えば、S865以下、S855と同等というレベルです。ということは、残念ながらS695、Dimensity 700では敵わない次元であり、ゲームをプレイするなら、S765Gよりこっちを選ぶべきかなと思います。ただ、S765Gは採用例も多く、種類も多いため、悩ましいところではあります。
この機種に関して言えば、microSDスロットがないこと、イヤホンジャックがないことなど、薄型スマホにありがちな弱点が結構あります。microSDスロットさえあれば、本気でXPERIA 5 IVから切り替えようか迷ったレベルでした。それぐらいに、この機種には価値があります。多くの人はわからないけど、ハマる人には、確実にハマる。そういうスマホです。
S778Gの搭載例だとNothing Phone(1)や、POCO X5 Pro 5Gなどのようで、そもそもS778G搭載スマホが少ないという現実があります。今、まさにスマホを買い替えないといけないとか、切羽詰まるようなところまで来ている方には、edge 20はかなり有力な選択肢になると思います。
ただ、今後登場するかわからないですが、Snapdragon 7+ Gen2が搭載されたミドルエンドモデルが登場し、前評判通りの性能を発揮する場合、S8Gen1並のパフォーマンスと、S695並みの省電力性ということで、正直恐ろしいところがあります。これが同価格帯...まあ、5万そこそこで出たら、サイズはどうあれ、そっちを買うのが正解になっちゃうのかなと思います。

この悩み、日本独特のモノですよね。少なくとも他の国では、ミドルエンドモデルは豊富で、日本では枯渇しているので、Nothing Phone(1)やedge 20、他社製まで行くとPixelシリーズぐらいしか選択肢がない状況に陥っているということなんですよね。こればっかりは、メーカーも責められないし、バラマキ端末ばかり作らせるキャリアの問題も大きいし、そのバラマキ端末の価格に上限を決めた総務省の責任も重いと思います。日本じゃiPhoneがただで手に入ってしまうんだろうって笑って海外旅行客に持っていかれないような施策を考えろよって思いますけどね。

ひとまず、edge 20は本当にいいスマホです。条件に合致する人は、今からでも入手してみてはいかがでしょうか。



おしまい

やってしまった...。
今回は、まあそうなるよね的なノリで、ZTE Libero 5G IIIの実機レビューを紹介します。

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コストパフォーマンスだけで上り詰める三代目Libero 5G
このBlogで、廉価帯スマホが3代続けて登場するというのが相当珍しいのですが、今回のLibero 5G IIIも例に漏れず、戦略的端末として、ほぼ常時新規契約で0円という状況が続いています。
現在の直接的なライバルとしては、GALAXY A23やarrows We、Redmi Note 10 JE、AQUOS Wish2、そして直近のモデルであるLibero 5G IIも含まれるという状況です。
いずれもS480、もしくはDimensity700。AQUOS Wish2だけがS695ですが、この点で一歩抜き出ているということは、前回のレビューで書いた通りだと思います。
そして今回、やはり一つ頭抜けていると思っている有機ELディスプレイ搭載のLibero 5G IIIとなるわけですけど、これはこれで非常に魅力的に感じる点も多いため、今回購入してみました。

ウソです。7,000円でメルカリで出品されていたので、買いました。値段おかしくね?

かんたんなスペック
(IIとの変更点は赤字)
Dimensity 700 (2.2GHzx2、2.0GHzx6)
メインメモリー 4GB
ストレージ 64GB
前面6.67インチ有機EL FHD+(2400*1080)液晶
無線LAN 11ac(866Mbps対応)/Bluetooth5.1
1600万画素(メイン)/200万画素(広角レンズ)/200万画素(マクロレンズ)
ディスプレイ内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応
モノラルスピーカー/LDAC,AAC,SBC対応
nanoSIMスロット x1/eSIM対応
microSDスロット x1
防水防塵/IPX5,IPX7/IP5X
4120mAhバッテリー
168x 78 x 9.1 mm 207g
Android 12/MyOS(ZTEのUI)
TPUケース付属

5G
NR:n3/n28/n77
4G
1/2/3/8/41/42
3G
1/2/4/8

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背面には何もありません。初代からの伝統ですね。
今回は角ばっているため、割と持ちやすいという利点が生まれているものの、有機ELディスプレイの影響もあり、10gほど重くなっています。

そこそこの性能。しかし最大の魅力は有機ELディスプレイ
まず3DMarkの数値(Sling Shot Extreme)
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スコアとしては、昔取ったスコアとほぼ同じか少しいい感じですね。
アイプラで今回初めて見たのがクオリティ中、30fpsという初期設定ですね。ウマは標準版で普通に動作していて、デレステはまずまずですね。とりあえずプレイは可能ですね。
やっぱり60Hzなのが気になるせいか、スクロールに若干引っかかりがある感じがします。
あとは、持ちやすい分、なんか重い感じはあるなと思います。

絶対的な性能では初代Libero 5Gにはまだ勝ててない感じですね。まあ、Dimensity 800U以上が必要になるとは思いますが、無駄なソフトが入っていないので、Dimensity 700でも十分サクサク動作する感じです。あとは、有機ELのディスプレイが非常にキレイです。これだけでも価値があるかなと思ったりします。YoutubeやAbema、Prime Videoなど動画サービスなどで利用するには、十分かなと思います。お風呂などで使う分にはまったく問題ないでしょう。
有機ELディスプレイをどう利用するか、という課題をなんとか活かせる場面があれば、普段使いではなく、2台めとして使うのがいいかなと思います。
この点、1台めでもなんとか頑張ろうかなと思うAQUOS Wish2と違う点ですね。もっとも、僕的な使い勝手はデュアルSIMが使えるこっちのほうがいいとは思いますけどね。

まとめ、これ以上改良する点はSoCぐらい、完成度が非常に高い
すでにIIに実装されていた指紋認証センサーがIIIではディスプレイ内蔵となり、有機ELディスプレイになったことで、この形でSnapdragon版を作ってくれないかなと思うぐらい、とにかく筐体の出来が良くなりました。IIIはかなり好みですね。
使い方としては、格安SIMで2台め需要があってもいいんじゃないかなと思いますが、入手価格が異様な値段ですよね。7~8000円ぐらいで買えるスマホとしては、まず性能がありえないということ。これがちょっと恐ろしいですね。
少なくとも、IIとIIIが同じ値段だったら、IIIでしょうし、初代とIIIだと、ゲームをやるなら初代、動画を見るならIII。IIは残念ながら安ければ買おうってところでしょうか。

メルカリなりヤフオクなりで購入出来るなら、選択肢としては悪くないと思います。1万で買えるスマホがこれだけスタンダードになっちゃうと、後発が下手なものを出せないかな(特にXiaomi)




おしまい

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