あるさんのレビューblog

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カテゴリ: MVNO・廉価帯スマホのレビュー

今回は、なんか運良く買うことが出来たXiaomi Mi 11 Lite 5Gの実機レビューをご紹介します。

解約の電話がつながらない→端末購入までの経緯
さて、これを買うつもりはまったくなかったというのが本音で、毎度のようにS765GやDimensityシリーズのスマホ欲しいなあっていう話はしているものの、それがたまたま安ければ買おうといったような形で、ハナからハイエンドにしか興味のない人間です。ただ、Mi 11 Lite 5Gはちょっと欲しかった部類の端末だったものの、もう入手は無理かなとずっと考えていました。

回線整理で、ビッグローブのSIMを解約しようと思っていたところ、解約ダイヤルが20分通話しても保留状態になってしまい、どうにか解約する方法はないものかと調べてみたところ、MNP番号の発行なら数分で可能ということが書かれていました。で、MNPでiPhone SE 2020をもらうとかも考えたんですけど、たまたまIIJmioでMi 11 Lite 5Gの在庫があったので、これは何かしらの運命だと思い、申し込みしました。19,800円ながら、今回は都合により24回で買いました。そのうち一括支払いする予定です。ほぼ3日で到着。ただ、IIJにしては珍しく、佐川急便と表示されながら、実際はヤマトで送られてきたのはちょっと不意を突かれたなと思いました。20210828_160536~2

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かんたんなスペック
Snapdragon780G (2.4GHzx1、2.2GHzx3、1.9GHzx4)
メインメモリー 6GB
ストレージ 126GB UFS2.2
前面6.55インチ AMOLED FHD+(2400*1080)液晶
無線LAN 11ax(1201Mbps対応)/Bluetooth5.2
6400万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/500万画素(マクロレンズ)
電源ボタン兼用指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応(ただしNFC決済との排他)
ステレオスピーカー/LDAC、LHDC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV、および両方とも5Gでの送受信対応)
microSDスロット(SIMスロット1枚と兼用)
4200mAhバッテリー
160x 75.3 x 6.8 mm 159g
Android 11.0/MIUI 12.5.2(※グローバルROM、アップデートで導入)

5G
NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
4G
1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/40/41/66
3G
1/2/4/5/6/8/19

正直なところ、ミドルエンドとしてはお手本ともいうべきスペックで、前に紹介したRed Magic 6Rに肉薄するレベルではあります。当然ながらDSDVもOKで、Felicaにも対応し、そしてサイズはそこまで小さくない割に159gという軽さ。さらに久々に見た6.8mmという薄さもあいまって、これは爆発的に売れてもおかしくない感じです。


ベンチ結果、使い勝手など
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なんか、拍子抜けな感じがします。
これでも十分すぎるスコアではあるんですが、3DMarkがSlingShot Extreme止まりなのを考えるとそれなりなのかなとは思います。
ちなみに、過去にS855(Red Magic 3)で3DMarkで計測した際のスコアと比べて、大体1割減程度に収まっているので、3D性能的にはAdreno640並とは行かないまでも、そこに迫るレベルであると思われます。

薄型スマホの常ではありますが、やっぱり普通に使っていて熱を持ちやすいというのが最大の問題かな。S780GもS888と同様の発熱を抱えており、その点で予め考慮にいれておくべきかなとは思います。(ゲームやってるとFelicaのマークあたりが発熱する)バッテリーはとりあえず買ってから一度満タンにして、今日(9/1)が3日目、待受けでSIMを入れてありますけど、おおよそ50%を切る程度で推移しています。ゲームとかをやらないで、Web見る程度であれば、少ない感じではないと思います。

Felicaは使えるにしても、NFCタッチ決済との排他式となっていて、切り替えが必要であるというのがやや難易度が高くなっている感じです。ただ、ほぼSuicaなどのFelica系しか使わないのであれば、それほど問題はないのかなと思います。


ゲームについて
まず、そもそもにこの端末は、ゲームに向いていないです。
理由は簡単で、いわゆる音ゲーでは音ズレや入力遅延のレベルが度を過ぎているし、ウマ娘みたいにオブジェクトに3Dモデリングを使っている場合は、冷却機構が追いついていなくて処理落ちするといったような問題が見えてきました。

例えば音ゲーの譜面を、音を消して叩き落とすモードにすると、別にフルコン出来るレベルでも、音合わせで譜面を叩いた場合、100~200ms程度調整出来ないと多分修正が不可能だと思います。
シャニマスもライブのタイミングはやっぱり合わないです。それはどうにでもなりそうですけどね。
ウマ娘のような3Dゲーは、やっぱり大きな問題としてこもった熱をどう排出するかという点で、やっぱり一般的なハイエンドスマホに比べて劣るし、それどころか、薄型ボディとS780Gのせいで、今後たくさん出るであろうS778Gスマホのほうが3D処理には余裕がでるんじゃないかとも思えるんですよね。

ポチポチゲーはほぼ問題ないです。
最近、この手のゲームで一番腹立たしいロード時間や無駄な処理が多い、「スーパーロボット大戦DD」「ミニ四駆動超速グランプリ」なんかが普通にプレイできるので、キモとなる部分はそれほど弱くはないのだと思います。(ちなみにこの2ゲームとも、無駄な操作をユーザーに求めるのが気に入らない)
fpsゲーとかをやらないのでなんとも言えないですけど、S780Gが本来のポテンシャルを出せる環境が整えば、確かにデレステのMVの3Dを見る限りではS845~S855の間ぐらいには落ち着くだけの能力はありそうです。その辺はメーカーサイドとしてどう対応するのかというのが見ものではあります。

...ポテンシャルは高いんですよ。S810のときにも書いてますけど、ポテンシャルを100%活かせるだけのハードウェアが揃って、初めて実測値が出るわけですけど、こっちの場合はソフトウェアによる不具合な感じしかしないですからね。その辺がどうなのか、ちょっと心配ではあります。


まとめ、普段使いには安定、しかし多彩な機能を使うと剥がれる化けの皮
用途さえ絞れれば、たしかに存在そのものは面白そうな端末です。
薄型スリムでそこそこ軽量。そして圧巻のバッテリー持ちなどはさすがというべきです。
世界中のノウハウが詰まってるからこその、Mi 11 Lite 5Gなのだと思います。

が、日本市場向けに頑張ったところまでは良かった。問題はそこからで、とりあえず付けました的な機能のせいなのか、あるいはそこに追いついていないソフトウェア開発なのか分かりませんけど、それを台無しにするようなゲームの音ズレやカメラ・ゲームなどの熱暴走、スクリーンキャプチャの録画問題など、挙げればどんどん出てくる不具合がかなり多めかなという印象です。
あと、Xiaomiのセキュリティアプリって、いわゆる根こそぎ通知が来ない系のやつだと思いましたけど、それもインストールされてるのも気になりますね。

あげるとしても及第点で、確かに5万するXPERIA 10 IIIなんかよりは高性能なんですけど、そこはやっぱり海外メーカーであり、SamsungやLGのようなノウハウはまだ取得出来ていないのではないかという印象が強いです。OPPOはその辺すごい変わり身だったと思うし、そこに追いつき追い越すためのMi 11 Lite 5Gだっただけに、非常に惜しいです。

とにかく、薄くて軽くて画面がでかい、Felicaも使えるというだけで印象がいいだけに、買ったユーザーの多くが触れているゲーム問題やカメラ問題はなんとか修正しないと、そこで終わってしまう可能性もありますので、それだけは避けてほしいです。

Xiaomiならその辺は心配しなくていいとは思うけど、日本限定モデルという点で、今後どうなるかが割と注目ではあります。本気だったら、ゲーム周りの対応や細かい不具合なんかは修正してくると思うんですけどね。そういう意味で、Xiaomiの真価を見極めるには、いい端末だと思います。



おしまい。

今回は、なんとなくネタに乏しくて、回線契約のためだけにもらってしまった、MOTOROLAのmoto g8の実機レビューです。

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まあ、半年遅いって話ですけど、前回のRedmi Note9へのリベンジも兼ねて、今回こそはまっとうにレビューしようと思います。

かんたんなスペック
Snapdragon 665 2.0GHz(Kyro260 Gold) x4+1.8GHz(Kyro260 Silver) x4
メインメモリー 4GB
ストレージ 64GB
前面6.4インチ HD+(1560*720)液晶
無線LAN 11n(300Mbps対応)/Bluetooth5.0
1600万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/800万画素(広角レンズ)/200万画素(マクロレンズ)
指紋認証センサー、USB type-C端子
モノラルスピーカー/LDAC・aptX・AAC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV対応)/microSDカードスロットx1(nanoSIMと排他式)
4000mAhバッテリー
161.3x 75.8 x 8.95 mm 188g
Android 10.0(購入時よりアップデート済みだった)

LTEバンド対応は公式によると、
1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41


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裏はこんな感じ。モトローラのマークが指紋認証センサーです。

一応、OCNモバイルの音声契約必須ですが、1円セールで買っています。
長いモバイル製品所持の歴史の中で、201M以来のモトローラ製品となります。

メーカー希望価格は23,800円(microSD128GB付き)。アマゾンでは21,000円程度、そしてMVNOでは投げ売りをしているモデルです。


Snapdragon 665は割と快適?2020年の廉価版スマホの実力
今回はRedmi Note9と違い、廉価帯のSnapdragon665を搭載しています。
代表的なモデルといえば、XPERIA 10 IIやOPPO A5 2020、Reno3 A、TCLの数モデルなどになりますが、moto g8かなり後発にあたるモデルです。とはいえ、XPERIA 10 IIと同時期に近い感じで、圧倒的に軽いXPERIA 10 IIに比べると、いわゆる没個性的な普通のスマホという感じになっています。
サイズもそれなり。重さもそれなり。188gは立派だと思いますけど、それでもXPERIA 10 IIの151gには遠く及ばないです。その分が2万以上もの差となっています。

まず気になる点ですが、この世代で珍しく、無線LANが2.4GHz帯しか使えないという点です。さすがにもう433Mbpsでいいので、11acに対応してほしいという希望はあります。
素のAndroid 10の割に、ややもっさり感があります。これは基本的にUFS2.1を使わず、eMMCでストレージ接続がされているからではないかと思うんですが、例えば耐えられないほどもっさりしているわけではなく、なんとなくもっさりしているというレベルです。でもAQUOS Sense2やRakuten miniといったSnapdragon 400系に比べると雲泥の差はあり、無茶苦茶遅いって感じでもないです。
うーん、なんか、一般的なWeb閲覧とか、Abema見るとか、そういうのはHelio G85のがキビキビ動いてた感じがします。
最初からファームのアップデートが入る関係で、起動してから3回ぐらい再起動するまでは、まともに設定が出来なかったりします。なんでAndroidの設定を3回とも最後までやらせたのか?

一方で、ゲームはさすがのスナドラという感じで、ゲーム最適化はある程度済んでいるようです。デレステも普通に解像度が合っています。なぜかHD+しか解像度ないのに、普通に3Dの高解像モードも選べてしまうあたりには謎を感じます。あとはストレージ周りの部分で、ロード時間の長さはどうにもならないですけど、プリコネやとじともぐらいでも、そこそこ動いてしまう点はやはり強いです。ただ、毎度このクラスのときには言いますけど、緊急事態のログボ程度に出来るというレベルで、普通にゲームやろうという人は、Snapdragon 835クラスの中古でも別途用意したほうがよほど快適なレベルです。


いい点:やっぱりパンチホールカメラとバッテリー持ちがよい、そしてハンドリングの良さ
正直なところ、ゲームをやらないからという理由も少しは含んでいるのかもしれませんけど、3日ぐらいは充電しなくても問題ないレベルです。単に解像度の低いHD+のディスプレイだからとか、無駄に無線LANを11acにしてないからとかありますけど、それが結果的に功を奏する形となっています。
さらに、そのディスプレイも、パンチホール式のフロントカメラなので、ノッチ式に比べるとやっぱり違和感なく使えます。AQUOS Zero2種を使ってて、やっぱりその辺に納得が行かないというのはありますけど、パンチホールカメラが僕の視野には合ってるんだと思います。

そして、141gのAQUOS Zero2よりも、ハンドリングがいいというのも一つ大きなポイントです。サイズはほぼ同等なんですけど、いわゆるZero2特有の脆さ(儚さ)みたいなものがなく、しっかり詰め込まれてる感じがして、指紋センサーありきでの持ち方になるので、持ってて違和感もそれほどないというのも強いです。重さが40g違うので、流石に同じような使い方は出来ないですけど、Redmi Note9の198gはやっぱり重い感じがしていたのに比べ、こちらはある種の最適解として出された188gとサイズなのかもしれないですね。


まとめ:手堅くまとめてしまっている故、確かに鉄板の1台にはなりうる存在
消極的な考えで言ってしまうと、実に手堅く作られていて、無線LANと画面解像度に問題を感じなければ、これ以上の1台は、もっと高価なReno Aとか、XPERIA 10 IIとかになってしまうのは否めないです。確かに、これは2万のスマホと考えれば、しっくり来ると言っても過言ではないと思います。
直接的なライバルで行くとOPPO A5 2020あたりになるんでしょうけど、こっちは素のAndroid 10というところが圧倒的に強く、値段的には数千円の上乗せにはなるものの、同価格帯にはRedmi Note 9Sというモンスターがいる以上、現実的に、定価でこれを買おうと思うのは厳しいだろうとは思います。ただ使ってみて、音声回線契約というリスクはあるものの、それでも半年前に買って即売ったR17 Neoに比べても、完成度はこちらのほうが高いと思える出来です。1円なら迷わず買っていい機種だと思います。ただ、2万は出したくないです。1万なら出してもいい出来かな。
意外だったのは、Helioで感じたキビキビ感よりはもっさりしているのに、そこまで違和感なく使えるあたり、素のAndroidが効いている感じがします。OSそのものも軽いから、アプリがある程度もっさりしても違和感が少ないんじゃないかと思いますね。
あとは、どこのキャリア、MVNOでもほぼ対応しきれるバンドの豊富さと、さらにVoLTE対応までカバー出来ているという点では、かなり好印象です。AQUOS Zero2よりバンド対応も多く、予備の電話機としても、十分役に立つ1台になりそうです。

惜しむらくは、これらも、結局はすべて1台のスマホによって駆逐されてしまうことなんですよね。あと10日でXPERIA 1 IIが来れば、またこれを予備機として使う日々になりそうです。






おしまい

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小さいことが、正義となるのか?


今回は、楽天モバイルのMNO向けに先行リリースされている、Rakuten mini C330と、必ず通るであろうeSIMを使った楽天モバイルの回線に関して、実機レビューしたいと思います。

かんたんなスペック
Snapdragon 439 1.95GHz x4+1.45GHz x4
メインメモリー 3GB
ストレージ 32GB
3.6インチ HD(1280*720)TFT液晶
無線LAN 11ac(433Mbps対応)/Bluetooth5.0
1600万画素(リア)カメラ
USB type-C端子
モノラルスピーカー/aptX、SBC対応(イヤホン端子なし)
1250mAhバッテリー
防水IPX2、防塵IP5X
Felica(おサイフケータイ)/NFC対応
106.2 x 53.4 x 8.6(最厚部) mm 79g
Android 9.0/独自UI搭載

LTEバンドは、1,3,18,19,21,26,28,41に対応。eSIM書き込み型。
チップセットの上限となる下り150Mbps/上り75Mbpsとなる。楽天モバイルのみVoLTE対応。

価格:21,800円(税込、現在のところ料金1回目に合算の模様)



MNOなのにセカンドスマホ的な立ち位置を具体化したような、小さいスマホ

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このサイズが小型というけど、昔って本当にこのサイズだったのかなあって疑問に思ってしまいます。
液晶サイズが3.6インチのHD、これってiPhone4以前のサイズで、そういえば今風に形は整ってますけど、見た目もiPhone4っぽいです。
違いとしてはホームボタンがない程度なんですけど、この液晶の中にAndroidのソフトウェアボタンが入るので、現実はiPhone4より小さな液晶という錯覚を起こす感じなのでしょう。
結構チープ、というとアレなのですが、正直なところ、これはしっかりとスマホとして使おうとする筐体ではないです。本音を言えば、これを2万で売るのはやっぱりどうかと思う。
楽天MNOの他のラインナップを見る限り、OPPO A5 2020やAQUOS Sense3などがラインナップされていますが、スマホとしての完成度、精密機器として見ても、だいぶ劣って見えます。
でも、ちょっと落ち着いて見てみると、楽天MNOの立ち位置に、このスマホを据える意味合いがあるのだと思います。

一つはeSIM対応であること。契約即使用をオンライン上で手軽に行えるようにする。いちいち物理SIMで差し替えをぜすとも、複数のキャリアを切り替えて使えるというのは、MNO的な立ち位置では出てこないと思います。
もう一点は、最初からメインで使うスマホという発想を捨てていること。メインで使うスマホの定義が広範囲すぎるのですが、今や個人間のやり取りでは電話番号が重要視されるようなことはなく、もっぱらSNSでのやり取りが中心です。
スペックも控えめ、通信速度もそれなり、テザリングをホーム画面上にワンタッチで出来るという点も、基本的にセカンド端末として不自由ないレベルではあります。

一方で、現在の日本でも、電話番号はフォーマルな部分で必要となるので、通話にはVoLTEなどが対応していることが好ましいです。
Rakuten miniはそのような社内通話端末、法人向けとしても考えられていることもあって、個人所有のスマホとは別のものとして考えた結果、身に付けられるぐらい小型にしちゃえってことなのかな。

これが楽天のMNOの今の立ち位置そのもの、まず他のキャリアに比べて、入り込めるセカンドスマホ需要となるスキマをMNOで埋め、順次MVNOの回線をMNOにしていくような流れを作りたいんじゃないかなと思います。
多分、本運用後しばらくすれば、このRakuten miniは多分端っこに追いやられるんじゃないかと思うんですけど、最初のつかみでこれを売って、そのまま使ってくれる回線品質なら、物理SIM化してメインで使う層も一定はいるでしょう。


サクサク動く、サブスマホとしての性能はほぼ及第点だけど...

Snapdragon 439はIoT系のスマートスピーカーなどでも使われるようなSoCです。
過去にはSnapdragon 450搭載のAQUOS Sense2を割とブーブー言いましたけど、この439は更に下に位置づくはずなのですが、結構サクサク動きます。
解像度はHDサイズであることや、その割に3GBものメインメモリを搭載していることなどがいいんでしょう。また、この独特なUIも動作に貢献してる感じです。

さて、ゲームなんですけど、基本デレステしか入れてませんが、これはこれで思った以上動くという印象です。

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画像は3Dリッチなんですけど、エフェクトも分かる範囲できっちりかかるし、HDでしか動作しないという点がやはりデカイのか、コマ落ちもなく60fps動いちゃう感じです。

MVではそこまで違いないですけど、いざプレイすると、タッチ範囲の狭さというか、2個隣り合う譜面や長押しがうまく反応しないことがあります。
最初はタッチパネルの同時押しが2点タッチなのかなと思ったのですが、5点タッチまでは対応しているので、2方向のスライド譜面も問題ないはずなんですが、うまく反応してくれないです。
一応、タッチ間隔を広げてみましたけど、これでも変わらないので、多分同時押しに関する問題なのかとと思います。

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参考までに5点タッチの図。

言うに及ばず、画面が小さいということは、解像度以上に目には悪いです。
ブラウザはあくまで開けるというぐらい。せっかくの大容量通信プランを活かそうとAbemaTV見る分には、通信節約モードで十分すぎるサイズだなというw
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となると、やっぱり最終的にはテザリング機として使うのがベストなのかな。

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ここのテザリングアイコンをONにすると、

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右上にワンタッチのテザリングボタンが登場。

バッテリーは待受でだいたい2日ぐらい、テザリングでほぼ半日ぐらいでしょうか。テザリングし続けると発熱も結構あるので、常時テザリングも厳しいのかも。
小型軽量というのも売りの一つだと思うけど、テザリング起動で1日ぐらい持つようなバッテリー容量は欲しかった。

ドラクエウォークをやっていて気づいたんですけど、この機種はGPSをつかみにくいらしく、位置が300mぐらいずつずれている感じです。WiFiを接続すると、WiFiの位置情報なども加味して補正がかかるのですが、それにしてもGPSを使うゲームには不向きです。こうなると、いい加減本当にどうやってどのように利用するべきモノなのかわからなくなってくるアイテムではあります。


思ったより時間がかからない、けどオンライン申し込みをやってるだけのキャリアショップとは?

さて、eSIMモデルということもあり、オンライン申し込みでは出来ないということもあって、今回は池袋東口店で契約をしてきました。
2/1、15時ぐらいだったのですが、前日の時点で来店予約が取れず、予約状況を見るに、なんか土日どころか平日も結構埋まってて、最短で2/6あたりだったので、一か八か予約なしで来店してみることにしました。(あんまり好ましくない)
窓口は10ぐらいあったと思いますが、スタッフがかなり多く、10分待たずして案内されました。今はほぼ新規契約オンリーということで、そこまで待ち時間はないのでしょう。

基本はWebページからの登録で、楽天IDに住所やクレカ情報が登録されていれば、それを流用する形で契約となります。契約住所と楽天IDの住所が違う場合は、予備書類が必要です。
サクサクっとプランを選び、端末のIMEIを入力、eSIM用のページからQRコードを本体に読ませ、動作を確認して完了です。
おおよそ30分あれば手続きはおしまい。プランやオプションもWebページを見ながら選択していく感じなので、視覚的に分かるのがデカイです。

ただ、ほとんどの作業がWebページでやるので、果たしてこれをショップでやる必要があるのか?という気がします。
まあ、今回はイレギュラーなものなので、注意事項などの確認もあるんでしょうけど、ほぼWebページのみで完結しちゃうという点では、MVNOと大差ないです。

すでにソフトバンクが行っていますが、物理SIMもオンライン上の手続きのみで開通させて、端末に入れるだけで動作確認が出来ちゃう感じになってるんですよね。
今はSIM発行云々の料金の関係で少なくなっていますが、MVNOのパッケージにはSIMが入っていて、SIM番号を入れるだけで開通するようなMVNOもあるので、特に問題はないはずなんですよね。
当の楽天モバイルMVNOがそれをやっていないのは気になりますが、MNO化によるeSIM手続きと、その簡易化は、後発キャリアとしては大きな武器になると思います。

プランはお試し用の100GBプラン、2020年3月までは使い切っても追加で1GBずつパケット追加が出来ます。(出来ましたとも書いておくかな。)
バンド3オンリーの楽天回線も、ユーザーが全くいない感じもあり、生活圏である北区、文京区、荒川区では全く問題なし。なんなら帰りの池袋あたりでも、遅いと感じません。
なんとなく通信不良になることがたまにありますが、基本は常時接続しています。VoLTE音質も悪くなく、とりあえず問題なし。MVNOのお粗末さから考えると、疑問しか浮かばないレベルです。

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自宅のあたりでこのぐらい。CAなしのキャリアでこの速度は十分だと思う。

まあ、個人的にものすごく期待値が低いところから始まっているのに加え、最大150Mbpsすら活かせないようなネットワーク網なのではないかと思うところはある。でも実測20Mbpsもあれば、AbemaTVも通信節約モードで見る必要はないよねと。
本サービス開始後にどれぐらい速度維持出来るかと、サービス提供(大容量低価格)が出来るかで、今後の評価はとてつもなく左右されると思います。

---2020/03/03追記---

色々試してみましたけど、自宅でも割と接続が出来なくなる時間があったり、特定ゲームの接続などで通信出来なくなるなどの問題がありますね。
具体的に、というと果たしてですが、まず普通に移動中に使う分には、それほど問題はないです。これが例えば側道に一本入ると、一気に速度が落ちる感じです。江戸川区でそんな感じです。まあ、北区も大差ないレベルなのでしょうけど、山手線の中と外では環境が大きく異なっているのではないかと思います。
その他、auローミングのエリアでは、au VoLTEの特性そのまま、異様に遅かったり、圏外になってみたりと、相変わらずまともに使える場所が限られる感じです。なんだろう、これはau批判になりそうだけど、思ったよりローミングしてないのではなく、ローミングしても自社ネットワークが弱いから結果的にそう見えるとも言えるんじゃないですかね。

通話、どうもワンテンポ遅れて聞こえるときがあるのと、これは単純にRakuten miniだからなんでしょうけど、小さいのでマイク感度を上げているので、雑音まで入ってしまうという難点はあります。通話品質という面では悪くないのですが、他社の3Gと大差ない気がしてしょうがないです。
3キャリアはともにVoLTEの相互接続をしていますけど、楽天に関してはその辺が出来ていないため、VoLTEの相互接続、あるいは楽天回線同士でVoLTEとなった場合に、多少は改善が見られるのかどうかというのは気になる点です。


まとめ、すべてがまだ様子見ムード。Rakuten miniが本領発揮されるにはもう少し時間が必要か

まず楽天のMNO、地上でなら十分使えると思います。まだ最大で25000ユーザーしかいないというところがありますけど、仮にMVNOから完全移行しちゃうと、今のままでは厳しくなるかなという感じはあります。どこまで基地局の仮想化で対応出来るのだろうか。
今後、秋葉原とか、弱いと言われている地下街などに行ってみようと思います。

無料トライアル、終了後に楽天ポイントでほぼ全額戻ってくるとはいえ、Rakuen miniが2万する端末か、というと、全くその価値はないです。基本性能は抑えていても、これはあまりにチープすぎる。
いい意味で使い勝手が悪くないことが悩ましいところなのですが、全体的な安物感というか、偽物感というか、そういうものが払拭出来ていない印象があります。保証サービスもあるんだけど、どんなに破損しても年3回まで6,000円で修理出来るというような、結構謎なサービスなので、言わずもがな。
とりあえず、サービス開始後の値段相応とはなると思いますが、トライアル中は最低限これで頑張ろうというレベルではあります。逆にそこにしか活かす価値がないし、本サービス後に解約する場合、どうしようという感じですよね。

回線云々は抜きにして、eSIM専用機という点では悪くない選択肢なんだけど、eSIM端末は日本じゃまだ早すぎる感じです。
せめてワンナンバーサービスとかでも使えるようにすれば、それはそれとして需要があるんだろうけど、あえて楽天オリジナルとしているので、わざわざ他社の子機使用にはしないだろうなあ。
例えば、IIJではなく、突然ドコモがeSIMにも対応しますとか言い始めれば、また大きく変わってくるんだろうけど、現状ではまだROM機の域なのかなと。

ただ、もう一回念押し。これは2万出して買う端末じゃない。eSIM専用端末に魅力を感じなければ、サービスインしても買ってはいけない。



おしまい

今回は、docomo with終了直前ということで、このレビューでは珍しいローエンドスマホ、SHARP AQUOS sense2 SH-01Lのご紹介。
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かんたんなスペック
Snapdragon S450 1.8GHz x8
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
5.5インチFHD+(2160x1080、18:9)液晶(IGZO)
1200万画素(リア)/800万画素(フロント)カメラ
モノラルスピーカー、3.5mmイヤホンジャック
無線LAN 11ac対応(433Mbps※後述)、Bluetooth4.2(aptX対応)
指紋センサーあり(前面)
USB type-C端子
防水(IPX8)/防塵(IP6X)対応
nanoSIMスロット/MicroSDスロット
2700mAhバッテリー
148x 71x8.4 mm(縦/横/厚さ)、155g
Android 8.1

ドコモ版のLTEバンドは1/3/5/12/19、最大下り150Mbpsまで対応です。
キャリアによって異なりますが、B26/B41などにも対応出来るようです。すべてのバンドを使う場合は、一番いいのはSH-M08を買うことですね。


廉価帯のクオリティも上がったと感じた面白いポイント
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この機種を買う人は、あまりスマホに多くを求めないとは思うのですが、それにしてもガワはかなりいいと思います。一部にアルミ素材が使われているようですが、ほぼプラスチックのような感じです。本当の意味でのcheapであり、これは使う人への配慮と戒めのように思います。
良くも悪くも実用に耐えうるが、スマホとしてのアイコンを保持しつつ、どうやったら雑に扱っても問題ないレベルになるのか?をしっかり考え抜いたんでしょうね。結果として、無難な形でcheapになったと思うと、これはこれでいいです。
前面に回れば、流行りの18:9の5.5インチIGZO液晶が存在感を出しつつ、指紋認証センサーがアクセントになっています。これだけだとiPhoneのパクリだと思われますが、このセンサーはホームボタンになっていて、ジャスチャーでタスクボタンと戻るボタンをエミュレート出来るのはいいです。MeizuのmTouchと考え方は一緒ですが、画面上のボタンを表示せずに、5.5インチをまるまる使えるというのは、最近のスマホでは珍しくなってきたんじゃないかな。
このあたりは、foxconnグループになったことと、今でもIGZOの技術をしっかり使い続けていることが功を奏した感じだと思います。


スマホとしての性能は、どう頑張っても廉価版
一方、性能面では非常に厳しく、S450搭載としては非常にスタンダードな3GB/32GBという仕様、カメラも1200万画素あり、メモ程度の画像を撮るには十分。これは普通に使う分にも、若干引っかかりを感じたりします。Androidがチューニングされているとはいえ、ちょっとした途切れた動作にストレスは溜まる感じです。S450だったり、eMMCのストレージだったり、これがハイエンドギーグの弊害か...。

しかし、これ以外にも足を引っ張るのは11acとLTEの遅さにあるのではないかと思います。特に感じるのはWiFi環境時での、通信によるアプリやブラウザのロード時間で、LTE環境ではそこまで感じないロード時間が、WiFi環境では特にイライラ来る感じ。11acはW56のチャンネルに対応していないのか、その帯域のAPは拾えません。1x1での接続なので433Mbpsまで。当然11nなんかもそんな感じなので、150Mbpsまでなのかと思います。
普段、11acはだいたい2x2の867Mbpsで利用しているので、片方のチャンネルが駄目でももう片方のチャンネルでうまいこと433Mbpsを確保してるんでしょうが、1ストリームではそれも難しいのではないかと思います。LTEが安定して実用レベルなのは、どこかしらかに接続出来てて、そこから安定して受信できるという話なんでしょうね。

bluetoothもコーデック的には対応可能なものの、aptX止まり。イヤホンジャックはあるとはいえ、音楽再生なども、SDカードからハイレゾ音源を再生するまでの若干の間みたいなのがあったり、全体的な処理不足があります。ふと思ったのは、Androidが搭載されてるFiioやHiby、iBassoのオーディオプレーヤーはなぜそれでも問題なく再生出来ているのか?という疑問はありますね。

当然、ゲーム用途にはまるで向いていません。ツムツムやポケGOぐらいなら問題ないでしょうが、比較的軽いと思われるスクフェスでのロード時間に関してでも、S800より遅いんじゃないかと思えるぐらいです。

電池持ちは素晴らしいの一言。おおよそ実用ベースで3日ぐらいは持つと思われます。気になるのは省電力モードになると、バッテリー消費が激しくなる感じがあること。多分、電池持ちを最優先にするゆえ、スタンバイごとに機能への電力供給をカットして、スタンバイからの復帰で電池を使ってしまっているのかなあと思います。ただ、省電力モードにしなければいいことですし、通常モードで3日ぐらい持つのであれば、そもそも省電力モードにする必要はないかもしれません。


一点、どうしても気になる点があるんですが、スマホ背面のおさいふケータイのマークの上あたりの筐体に縦筋が入っていて、ドコモやSHARPではこれを仕様と言っている点です。ドコモショップ経由の問い合わせでは、ドコモサポート、およびメーカーの見解として、問い合わせにはこう答えるというマニュアルが内部にあるらしく、ドコモ向けに出荷されているすべてのSH-01Kはこのようになっているという認識だそうです。(ちなみによくあるドコモショップからコールセンターに問い合わせた場合は、購入方法によって対応が異なるとのこと。今回はここでショップ側がサポートへ確認を取ってくれたので、仕様ということが分かりました。)
メーカー出荷時にはこの上にシールが貼ってあるため、実はあまり気づかれていないようで、コールドモックにはなく、ホットモックにはあるため、実機レベルでなにか仕様変更が合ったのだと思いますが、位置が位置だけに、人によってはものすごく気になると思います。その状態で出荷されてしまっていることも気になるのですが、なんの原因でこうなっているのか?というのは、どこかで明記すべきじゃないかと思います。


まとめ、即座に売るには惜しいが、ストレスを溜めてまで使うほどでもない
良くも悪くも日本のメーカーという点が光る一台です。長く使い続けるかどうかはさておき、スマホとしての最低限は抑えており、致命的な問題もないため、売るほうにとっては非常に勧めやすいモデルだと思います。さすが本当に売れているAndroidスマホだなと納得はしました。
使ってみると割といいところもあるんです。あるけど使い続けるうちにイラッとくる。こういうクラスのスマホをあまり使ったことないのもそうなんですけど、さすがにSHARPが作っていて、IGZO搭載というだけで売っていくには、現実的なスペックも含めて、非常に厳しいと言えます。

動作に対してストレスを溜めるというのは、個々の判断になるとは思うのですが、やっぱり精神衛生上よろしくないのと、気持ちが離れる要因となってしまうのは間違いないかなと思います。たかが3万程度の端末なんだからしょうがないと考えるべきなのか、同じ3万ならHuaweiを買うと考えるのかは、非常に判断しにくいところです。
言わば、日本のメーカーから出ているという点ぐらいしか売りがなく、そこにアドバンテージをまだ持っている世間一般を利用して売っているぐらい、実に曖昧なものが人気を支えているということをSHARPはある程度認識した上で、こういうモデルを確信犯的に出しているんでしょうね。ゆえ、AQUOS ZEROやAQUOS Rシリーズが際立つ要因ともなっているのでしょう。

結論がなかなか出せないのですが、一括で買って即座に換金するにせよ、使うにせよ、値段相応か、それ以下のものにしかならないという点は一応念押ししておきます。そして、ハイエンド志向の人間はこういうスマホを手にしてはいけないという点も、改めて思ったのでした。






おしまい

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