2015年02月14日 XPERIA Z3 Purpleは何が違うのかを確認してみる。(D6653レビュー) 買っちゃったw結局EXPANSYSで予約してたのを破棄して1shopmobileで購入。だいたい72000円ぐらい(代金68000+税金4000円ぐらい)。ちなみに、届いてフィルムを剥がして初めて触ったのがヨドバシの保護フィルム係の方です。俺持ち主なのに。で、何を思ったかたまたまじゃんぱらで安かったという理由でMDR-1RBTMK2とSmartWatch3を大人買い。合わせてデビューさせましたとさ。初めてスマホ買ったオノボリさん状態だわこれwこれでBT経由で音楽を聞くためにスマートウォッチを操作するとかいう超怪しい行動が取れますな。いやマジでSONYばっかりだな。マカーキモいとか言ってるけどマカーってこういうことだよなとつくづく。記念撮影というか、パープルがどれ位パープルなのか分かる画像。実はパープルってズルトラ2台目の時に「違う色がいいな」という理由でホワイトじゃなくてパープルにしてる。結局残ったのはパープルだし、そう考えると全く同じことをやってるんだなとwこっち側はかわらんね。さて、アナ雪のコンテンツが入ってるらしいということが売り?のパープルなのですが、違うところはこんなぐらいなのかなと。ディズニーっぽいテーマがダウンロード出来る気がする。ちなみに、Z3 Compact(SO-02G)はこんな感じ。気づいたんだが、動作がちょっと違うのね。Sony SelectのテーマのコンテンツがZL2やZ Ultra、Z3 Compact(下)と違うっぽい。あるいは海外版だけの特典なんだろうかな。あとでD5833をちょっと見せてもらってきます。俺はすっかり忘れてたんだけど、Z3ってメインメモリーが3GBだったんですよ。レビュー時にさんざん書いてるのになんでそんなことに今更気づいたかというと、メモリ使用量がSO-01Gより少ないんですね。だいたい常時1GBぐらい空いてる。SO-01Gって多くて1GBを切るぐらいなので、アプリの乱立をさせても処理が落ちにくいという感想。厳密にはやる必要ないんだけど、最近はキャリア版端末を多く使っているせいか「すべてのアプリを閉じる」を頻繁に使っているのだが、ズルトラC6833(SIMフリー版)以前はグローバル版だったから使えなかった。4.4以降のグローバル版には実装されてるみたいです。あとは全体的にパワーダウンしてますよね。どうせ使わないけどおサイフケータイや、ないとちょっと不便なフルセグ、ストレージ16GBというのも今更感が強いです。ストレージだけでも32GBになると、本体にオーディオファイルを入れたままに出来るから便利なんだけどね。microSDでカバーすればなんとかなるなる。今後SoftBankで1年の間に使えるようになるLTE Band8とBand28に対応し、MVNO含めほぼ全キャリアでテザリングが出来るのが利点。もっともB1とB3に対応していればほぼ問題ないわけだし、もっと言えばドコモのSIMで使ってもいいわけなので、どっちかといえばそっちに重点を置いた結果だったかなと。なんだろ、音声にSO-02G、データにD6653という、結果的に思った通りの環境にしてしまった。まあ、SO-01Gが高いうちに処分できたのが結果的に良かったのかどうかまだわからないからなんともですね。おしまい。
2015年01月19日 どっちのXPERIA Z3 Compact がいいか考える(D5833とSO-02Gの比較) 2/16、タイトルとカテゴリを変更、中身を若干補足。まず余談。SO-01GのROMから401SOのROMに変えたらAXGP使えるんじゃねとか思ってた時期が私にもありました。ベースバンドは変わらないんですね。普通にドコモでSIMフリー化したまま使ってます。B1とB3だけでも全然問題ないね。さて、12/30付のエントリーにて、オレンジのZ3 Compactを並べて記念撮影していました。これはドコモ版のSO-02Gです。えっ、お前Z3cのレビューの時に違いがあまりないからどうたらこうたら言ってなかったっけ?という疑問をお持ちになる読者の方がいらっしゃると思います。今回は、去年の年末にD5833とSO-02Gを天秤にかけてSO-02Gにしたというお話です。(所信表明を1発めから覆す内容で申し訳ないです。)B28を取るか、VoLTEを取るか、それが問題だ。延々ずらずらと書いた駄レビューの中で違いに関してまとめることをしてないので、ここであらためて違いを書いておこうかなと。XPERIA Z3 Compact D5833のメリットLTE対応バンドが1/3/8/28OSの5.0以降のアップデートが確約されているMVNOでもテザリングが出来る売却時の価値が一定以下にはならない可能性が高いXPERIA Z3 Compact SO-02GのメリットLTE対応バンドが1/3/19/21(ドコモバンド)ワンセグ、おサイフケータイ、VoLTE(SPモードのみ)などに対応ドコモショップにて修理可能共通した仕様MSM8974AC 2.5GHz(S801)メインメモリ2GBストレージ16GB4.6インチHD液晶2070万画素背面カメラハイレゾオーディオ対応(96kHz/24bit)とまあ、こんなところですかね。背面の「XPERIA」と「docomo Xi」のロゴが見た目では大きな違いなのですが、正直背面はそんなに気にしないので、こちとら不問としています。まず、未来に向けての投資という位置づけだったLTE B28ですが、まあ一向に話がありませんよね。サービスインするにしても、どのキャリアも10MHz幅しか割り当てがないので、75Mbpsまでが限界だろうという見通しです。キャリアアグリゲーションの増幅波みたいなものでしょう。ドコモ・au・ワイモバで整備するにもまだまだ時間はかかるでしょうし、ましてB8が整備できていないSBMに先んじてワイモバのB28基地局改修を行うとは到底思えないというわけ。(書いてて翌日ぐらいにリリースあったら吹くけどw)次いで、VoLTEの対応です。一応サービスインしてるものの、各社互換もなく、今後とも海外端末でVoLTEを使うにはハードルの高い話になりそうなのですが、実はZ3を使って以降、この点を非常に重要視し始めました。今までのLTE対応端末では、通話する場合どうしても3Gで接続するため、一時的に通信回線も3Gに落ちることになり、場合によってはしばらく3G接続しか使えない状態に陥ります。まあ10分ぐらい経てば勝手に切り替わってるんですけど、どうしてもその辺が納得いかない感じだったわけですね。というより、安定して繋がるからLTE切り替えをしないままと言った感じです。VoLTE対応機種は、その点こちらから一方的に固定回線にかけるとしても、LTEで音声通話出来るので、ほぼサービスエリア内でLTEが途切れることはありません。(これに関しては、VoLTEにまつわる諸説あるものの、事実として発信側はLTEで通話発信出来ている)まあ、エリア外に切り替わった時が厄介で、即切れるという問題はあります。かけ直す場合は上記のような3G接続に変わるのですが、そういう場所に行くことが果たして今後何回もあるのか?という疑問はあります。(注:ちなみにドコモのLTEを使い始めて2年半ですが、山間の県境や新幹線の中、地下街などでもない限り、3Gに落ちる場所には行ったことないです。)そして決定的ともなる、LTEのバンド対応です。Z3が大雑把な話B1とB3だけでも十分対応可能なのに対し、通話前提として運用するZ3 compactでは上記VoLTEの対応の関係で、どうしてもドコモベースにせざるを得ない状態なのです。その辺3Gでいいじゃんよという話ではあるんですが、基本ガジェオタの自己満的にはずっとLTEで接続させていたいじゃんという思いがあります。というわけで、いずれにしろどのキャリアで運用するか?という問題が出た時、D5833はワイモバかSBM(将来的なバンド含め)SO-02Gはドコモ(大半のMVNOを含む)として考えるわけで、結果的にはなんとなく収まったという感じです。乗るしかない、このビッグウェーブに!!最初は偶然の産物、友人がZ3cを欲しいという話になって、ちょうどSO-02GのMNP一括0+CBの条件が厳しいよねという話から始まりました。自身の本意としては、定価で買わないとその価値観を定めることが出来ないのですが、別にそれを他人に押し付けるとかはないので、「いいじゃん買っちゃえw」とばかりに煽っていたわけですよ。そうこうしている間にヤフオクでSO-02Gが急降下し、即決35Kを下回る状況が出来上がります。まあ、この時は別にこれといってどうという話ではありませんが、上記の言い訳によって、もう1台増設するというイメージもありました。そして年末、クリスマス前あたりでしょうかね。LG G Watchを友人が購入するわけです。Android Wearの接続可能OSってAndroid4.3以降なんですね。いくつか候補としては上がるものの、ほとんどが4.2.2止まりです。コンパクトサイズでウォークマン的使い方に適していて、回線運用出来る4.4以上のスマホとなると、Z3cしか選択肢がないという状況です。(かろうじて305SHじゃないかとは思うんだけど)この時点でも、俺自身は煽りモードだったわけです。幸い秋葉原界隈でもどんどん特価で出てきてて、35800円ぐらいまで未使用品が並ぶ状況でした。俺何を思ったか、ここでこんなことを言ってしまうわけです。「SO-02G買ってくれたら、D5833と交換するよw」冗談というか、気の迷いというか、正直メイン回線がSBMじゃないというか。絶対的な価値はD5833のほうが圧倒的に上なのはお分かりだと思いますが、上の文章の通り、なんというか悔しいという話ですよね。もっと言えば必要性に欠ける状態で、Z3cなくてもどうとでもなるような状況にあの時はなり始めていた(いや買った当初からなっていたけど)上、一時的にお留守番要因としてZ3とズルトラを持ち歩くという状況にもなっていたゆえの発言だったのでしょうね。話はあっという間にまとまって、30日にはオレンジのZ3 compact SO-02Gがありましたとさ。後に友人曰く、「ワイモバのNexus5のSIMで運用している」という話から総合的判断として、このトレードはWinWinになったという話...だと思いたい。勝ち取ったスタメンの座、そして長期政権か?そんなにデメリットがあったのか?と言われると、実は1点大きな問題としてmopera契約の話があります。SIMフリー版の場合、音声のSIMで使うにはmoperaUのスタンダードコースしか選択肢がなく、プロバイダ料金が別途かかってしまうことが問題でした。それを除けば基本的に3Gのガラケ持ってるようなもんです。まあ、それを抜いて考えれば、12/30を境に音声SIMが収まってしまったまま、すでに半月です。当初はZ3、Z3c、ZL2、isaiFLで音声端末は使いまわしていたのですが、SO-02Gに変えてから入れ替えることがなくなりました。ここでやはり当初の通りAXGPが使える401SOが欲しくなるという話なんですね。ここに来てauにもコンパクトタイプのINFOBAR A03が出たし、サイズ的には305SHも近いということでにわかにサイズは活気づいていますけど、個人的にはいつものように2台目の音声端末という位置づけで使っていく予定です。Z4 Compactが出るかどうかはかなり危ういでしょうけど、このタイミングで2台買えてしまったからには1年ぐらい維持出来るといいかなとは思っています。おしまい
2014年11月16日 XPERIA Z3 compact(D5833)のレビュー Z3 compact(D5833)のレビューを書いていきます。SO-02Gも発売されましたので、Z3と迷っている人の参考になればと。その後の気の迷いでSO-02Gを買った後の比較記事はこちら欲しくなる魅力、Z3 Compactの魅力「なぜ?」両方とも買ってしまったのか?という話からすると、当初の計画だったZL2とZ3の2台持ち、もしくはisai FL(これはそろそろ書いておかないと)とZ3の2台持ちを断念するぐらい両方とも重く、サイズが大きいことにあります。特にレビューすることもないかなと思って放っておきましたけど、303SHを買って以降、通話端末サイズの限界としてはこれぐらいじゃないかなあと思って、んじゃとりあえず買ってみるかぐらいの話でした。あとは、モックのグリーンが意外と好み(ターコイズとエメラルドグリーンのちょうど中間ぐらい?)で、前回のZ1c/Z1fの時にイエローを買えないまま生産終了となってしまった(MNP一括0の時にはイエローはすでにほとんどのお店で完売していた)うえ、1mobileshopやEXPANSYSなどでもこのカラーは即完売次回入荷未定とかそういう状況なので、待ったなしと言わんばかりに買ってしまったというわけです。(今は結構改善されている模様)ただ、なぜここまで盛り上がってしまったのか?というのはよく分からないまま。本気で気づけば手元にあったという話です。確実に買うという意思があったZ3とはちょっと違います。Z3とZ3cの関係をわかりやすく例えるとiPhone6とiPhone6 Plusの関係だと思うんだけど、サイズ的に近いのは303SHと302SH/304SHだと思います。4.6インチと5.2インチ。その差0.6インチのサイズですが、並べてみるとこんな感じになります。えらくデカく感じるZ3と、それほど大きくない感じのZ3c。これだけ見ると、Z3cのほうがバランスがよく見えるね。Z3よりポップな感じがそう映るのかよく分からないですね。分からないまま色々話をするのもアレなんで、とりあえずこれがZ3cの魅力とか、魔力とか、そういうものとして定義しておきます。魅力1、サイズを確認してみる。それでは、まずこのサイズ感を確認してみましょう。手持ちサイズ感が自分の中で最高だと思っているXPERIA ZLよりのサイズと、参考主要モデルを一気に並べてみます。ZL 131 × 69 × 9.8 mm 151g (5.0インチ)A 131 × 67 × 10.5 mm 141g (4.7インチ)Z1f 127 × 65 × 9.4 mm 140g(4.3インチ)Z3c 127 × 65 × 8.6 mm 129g (4.6インチ)参考XPERIA M2 139 × 71 × 8.6 mm 148g (4.8インチ)303SH 124 × 63 × 9.8 mm 117g (4.5インチ)302SH 132 × 70 × 9.9 mm 147g (5.2インチ)iPhone6 146 × 72 × 6.9 mm 129g (4.7インチ)iPhone5S 124 × 59 × 7.6 mm 112g (4.0インチ)こんな感じ。まずZ1fとの比較ですけど、これは単純に技術の進歩ということで片付けていいんじゃないかという話です。ZLを持っていて、Z1fが発表され実際に店頭に出回った時に、手に持った時の感覚がZLよりZ1fのほうが明らかに重たい(言い換えれば中身が詰まってる)感じがしました。横と厚さの0.4mm、そして10gぐらいは、人間の手では誤差の範囲になりうるものなのだなと痛感。収まりはよかったですよ。iPhone5(仮想5S)、302SH、303SH、XPERIA M2などを使っていますが、明らかに軽いと思ったのは303SHとiPhone5です。言い換えれば、120gを切るぐらい軽くしないと、ZLと大差ない感覚でなんかサイズの割に重くない?という感覚になってしまうのですね。(302SHはシャープ版ZLだからしょうがない)今回のZ3cは303SHと同じく、「見た目ほど重くない」「見た目通り」の重さに収まっています。これがZ1fとの大きな違いかなと思います。ちなみにここまで来て303SHを褒めるのもおかしいのですが、スマホとしての持ちやすさで言えば303SHに軍配が上がるかなと思います。なんやかんやでスクエア型よりラウンド型のほうが手に馴染むというのはウソではなく、1台持ちでWebやゲームなどで使う場合は、303SHのほうが好みです。反面、通話などで握るというような状況にはZ3cのほうが適しているとも感じています。普段どのような使用を想定しているかにより、これは分かれますね。感覚の問題なので、無視してもいいことだとは思うのですが、スマホを選ぶときは、握る位置とか、手の置き方とか、そういう普段のストレスを細かく突き詰めていくために、絶対に納得行くところまでモックを色々触って欲しいというのはあります。Z3の時にもちょっと書きましたけど、自分の手の感覚でスマホを選ぶ時代が到来してるのだなと実感しています。魅力2、スペックはZ3に似て非なるものだがスペックに関しては以下のとおりとなります。Snapdragon S801 MSM8974AC 2.5GHzメインメモリ 2GBストレージ 16GB4.6インチHD液晶2070万画素背面カメラDSEE-HX、ハイレゾオーディオ単体再生機能おサイフケータイ、ワンセグ、VoLTE対応(SO-02Gのみ)2600mhAバッテリーぶっちゃけレビューすることもなく、Z3なんだけどね。今回は、グローバル版とドコモ版でガラスマ機能以外はほとんど違いがないです。(Z3を選んだ最大の理由がコレだったりするけど)通常ストレージが32GBだったりするんだろうけど、それはZ1fでも同様だったので驚きはないですね。個人的に思った点は2つあって、フルHDに対応しなかったこと。これはバッテリー容量の面なのか、単にフルHDのパネル供給が安定しないのかよくわかりませんが、このサイズだとフルHDにする必要もないという判断なのでしょう。もう1点はMSM8974ACとメインメモリ2GBの組み合わせ。これはPS4のリモートプレイや、単なるコストダウンとの関係もあるのかもしれませんが、液晶がHDで、小型化するのであればMSM8974ABでも良かったんじゃないかなとは思います。一方でメモリに関して、まだまだ高く排熱的にも厳しいであろう3GBを載せず、無難に2GBにしてきたところは評価したいです。この2点がそのもの感との食い違いを生むとは到底思わず、しかしながらスペック厨的な意見で言えば、現状スペックならフルHD液晶は搭載しても良かったんじゃないかなとは思います。個人的に魅力になった、ハイレゾオーディオプレイヤー機能まあ、言わずもがな。再生するだけなら割と最近のスマホでも出来ます。XPERIAにはDSEE-HXという機能があり、MP3でもハイレゾ相当に再生出来るわけですけど、サイズ的には一番ウォークマンっぽく、複数台持ちには明確に役割分担が出来るのは、バッテリーの持ちを考えるとありがたいです。まあ、あのあとXBA-H3を買って、DSEE-HXをONにしてみましたが、高音側が尖ってない感じ、ドンシャリのシャリが若干丸くなってる感じに聞こえます。MDR-NWNC33を挿すとノイズキャンセル機能がONになります。この時はDSEEをONにしても違いがほぼないです。相性の問題か、イヤホンに合わせたイコライザ機能があるせいか、CLEARAUDIO+をONにしたほうが好みの音に変化してくれます。SONYの一部イヤホンではプリセットが入っているので、持ってる場合はそれに合わせてしまうのがいいんじゃないかと思います。この機能はかなり奥が深く、イコライザとウォークマン機能のエフェクトを組み合わせるだけでかなりのイヤホン/ヘッドホンの音が良くなります。(もちろんそれ相応のイヤホンは必要ですので、別途購入は必要です。)で、誰向けなの?ここまで言っていてなんなんだけど、1台持ちでコレを選ぶのはちょっと厳しい気がします。理由は4.6インチでも画面が小さい。もちろんZ1fに比べれば画面もでかいし使っていて不満はないんですけど、どうも小さいかなあと思ってしまいます。あくまで一つの基準ですが、5インチ以上のスマホの置き換えをする場合、多少なりとも次は大きいサイズを買おうと思うのは当たり前だと思うんです。ちょい前だとGALAXY Note(SC-05D)が184gとかなり重量級だったわけですが、気づけば5.5インチでZ3より軽いモデルも出ている現在、あえて5インチ台のモデルから4インチ後半の、しかもHD解像度のモデルを買い換える意義が感じられないのです。そういう点では2年前のSO-01EやL-01Eなどの同インチサイズの機種変更には適していると思います。同時期なので、Z3とターゲットはあまり変わらないです。(ある意味2択出来るのはでかい)通話主体、タブレットとの2台持ち前提で、Xiで小型というとL-05DとかXPERIA SX(SO-05D)、無理すればF-05DとかN-07Dでテザリングしている方もいるかなとは思いますが、やはりZ3と同じく~Dの機種から買い替えをするのが適していると思います。SO-04Eからの買い替えであれば、多少は考慮してもいいですが、Z1fやA2からの買い替えとかは、カメラやハイレゾ再生機能などに大金を叩き込めるならいいとは思います。ちなみに理由をずらずら並べましたが、俺の場合みたいに常時2~3台を持ち歩くような人が、あらゆる場面で同じ使い勝手を求める場合には、Z3とZ3cを2台持っていても悪くはないと思います。通話メインのZ3c、ゲームなどの普段使いのZ3、Webや電子書籍や動画閲覧に利用するZ Ultra(isai FL)と3種類持ち歩くと、バッテリー消費が丁度良く3台とも2日ぐらいは使えます。(ただし、コストはかかるんで良いことは殆ど無いけどね)グローバル版を買う個人的意義ここまで書いていたんだけど、おっとこれはD5833のレビューだったことを本気で忘れてた。グローバル版を買った理由としては、LTEのBand対応です。現在は考えなくてもいいのですが、SoftBankでBand8が今後地方展開される場合に備え、さらにdocomoやauでも今後利用可能になるBand28も対応されてるという点が非常に大きいです。D5803は技適マークがあるので国内でも問題なく使えるのですが、B28に対応していないので、将来的なことを考えればD5833かなと。ここのところ、週ごとにsimを差し替えて運用しているのですが、そこにOCNのsimを組み入れていて、運用的にキャリアSIMだけで回すことが出来ないのが結構な問題だったりします。Z3を今後SIMフリー化することになれば解決するのですが、それでもBand1とBand3しか対応しないという問題があったりします。(どうせdocomoでもSoftBankでもこのBandがメインだからどうでもいいんだけど)SoftBankでも国内販売が予告されているZ3では、最悪もう1台買ってAXGPまで使えるようにしてもいいですが、Z3cはおそらくdocomoからしか出さない可能性が高いこと、あとは単純にZ3のほうが先に発売されたからというのも大きいです。機能としては、キャリア版Z3はNOTTVとフルセグに対応していて、実際良く使う機能なのでかなり大きい。Z3cはこの機能がないので、グローバル版でもほとんど大差ないだろうという感じです。まあ、それでも仮に同時発売、月サポがZ3並だった場合は間違いなくZ3cを選んで、そのまま通話専用で使っていたと思います。まあ、つまりは普段日常的にSIMを入れ替えて使うかどうかということだけで決めてしまったという話です。グローバル版とドコモ版でそこまで値段が変わるわけでもないので、背面のXiロゴとかに耐えられるなら、別にドコモ版でもいいとは思います。まとめ、Z3とZ3cの違いは、サイズよりも愛着の湧き方かも最後に魅力だけで正当化するなとも言われてしまいそうですけど、完全に一目ぼれでしょ。好きなモノは好きだからしょうがないという理論で買ったに決まっています。時としてものすごく「これだ!!!」感に苛まれて買うものありますけど、今回のZ3cに関しては、やっぱり愛着というか愛嬌というか、そういう魅力がありますよね。少し古い感じの例え話をすると、モー娘。で後藤真希的なのがZ3、安倍なつみ的なのがZ3cなんですよね。Z3はやっぱり万人にオススメできる出来なんですよ。そこんとこZ3cはどうしても「手が小さい人」とか「通話主体」とか理由付けしないとオススメまで行かないんです。某専門学校のCMにて某有名クリエイターが「好きはでかいんですよね」と発言していますが、様々な問題を乗り越えるのは、愛着とかそういうものなんじゃないかなと思っています。(Z3ももちろん好きだけど、なんかイマイチコレジャナイ感があるんだよね)ま、さんざん機械的に、数値的に上のほうで書いた上で、この結論はねえだろうと思った人も多いと思いますが、それだけこの数週間で湧いてしまったものがあると(生暖かい目で)思ってください。そんなわけで、XPERIA Z3シリーズの話はこれでおしまい。
2014年11月08日 XPERIA Z3はZシリーズの最高傑作にして微妙な存在(SO-01Gのレビュー) 2015/07/14追記しました。D6653(パープル)の簡易レビューはこっちへXPERIA Z4(SO-03G)のレビューはこっちへはい、セットアップして使い始めて1週間あっという間。なかなかサマになってるじゃないかと思ったり。XPERIA Zの正統後継機と呼ぶにふさわしい完成度圧倒的な完成度だったXPERIA Zが発表されたのが2013年の1月。あれから1年9ヶ月経って、ようやくZの正統後継機が登場したというイメージです。XPERIA Z(SO-01E) 139 × 71 × 7.9 mm 146gXPERIA Z1(SO-01F) 144 × 74 × 8.5 mm 171gXPERIA Z2(SO-03F) 147 × 73 × 8.2 mm 163gXPERIA Z3(SO-01G) 146 × 72 × 7.3 mm 152g単純なサイズ比較です。持った時の感覚がZと一番近い(Z2は使ってないから正確なところわからないけど)のがZ3です。基本的なスペックはZ1以降ほぼ変わらず(スナドラS800とS801はほぼグラフィック周りの強化がメインなので世代的にはほぼ変わらない)、メモリが3GBになった程度。さらにガラスマ機能だけで言えばZでフルセグ以外はすべて搭載するという状態、後はどこまで原型に近づけ、追い越すかです。思えばZ1を買った時(あれ今年の2月じゃねw)に、外観の高級感に比例した見た目以上の重さのがっかり感。つづくZL2にも安っぽさが地味に出ててがっかり感。本体重量はZ1以降のハイエンドXPERIAの大きな問題だと思っていました。なぜZL最強説をずっと言い続けてるかというと、とにかく重さとサイズがちょうどいいバランスに仕上がっていたからなのです。(この辺はZ3Compactレビューでも書くつもり)こればっかりは言葉では言い表せない難しさがあります。もっと言えば自分の感触には素直にならないと、絶対に投げてしまうという戒めでもあります。ZとZL、それとZ Ultraの3種類を標準仕様として考えるのが、俺自身がいろいろなスマホを使う上での基準点となっているのは間違いないだろうなとは思います。日常的に使う範囲としては150g前後、通話するなら130g程度というのが、ひとつの目標となるレベルだと思ったりします。ただ、素直に言うともっと軽くして欲しい。目標として140g(例えば304SHが137g)を目指して欲しいところです。話を戻して、多分手の収まりや純粋な親指の移動範囲、重さなどが、持った感覚がZに一番近いと言うのは数値上の証明以外にも、側面を丸めるなどの工夫によるものが大きいです。薄くしたことはもちろん、側面を丸めたことでより手の関節などにフィットしているのだと思います。多少重くともラウンド型にすればカバー出来る感覚と近いです。偶然だと思うのですが、iPhoneも同様の流れなのか、側面が丸くなりました。GALAXYに至ってそこにディスプレイをつけて利便性を上げるなんて方法で解決しようとしたわけです。フィット感を視野に入れたのは、実はすごいスマホの進歩なのかなと。そういう意味で、シャープやLGなどの狭額縁設計とは、目指す方向は同じながらアプローチが違うのかなと。ZLでやれたことだと思うので、いずれXPERIAも狭額縁仕様への移行はあるんじゃないかと思いますけどね。ちなみに記念写真。これを見ると思ったよりZL2が相当小さく感じる。そして圧倒的な液晶サイズのisai FL。これをやったらXPERIAじゃないとか言ってるかもしれないけど、ZLは真面目にどうなるとw対して幅。これは圧勝ですね。7.3mmのZ3と10mm超の左右。実際持ってみるとZL2だけが異様に重い感じを受けますね。充実してるが頭打ちしているスペック、機能基本的なスペックSnapdragon S801 MSM8974AC 2.5GHz3GBメモリー32GBストレージ5.2インチFHD液晶もともとS800世代でほぼ完成されたスペック。今後S810が出た時に次のブレイクスルーが来るとは思うので、そういう点では無理にS805搭載じゃなくてもよかったという判断なのだと思います。気づけばS800ベースで1年引っ張ってるというのは、ここ数年のSoCの進化からだいぶ鈍くなっている感じですね。体感としては、根本的な問題として、もう麻痺しすぎてわからなくなってるんです。強いて言えばがクロックが多少上がり、メモリ3GBになったことでアプリの終了を頻繁にしなくてもアプリが落ちなかったり、ゲームの処理落ちなどが減ったりとかそういうぐらいでしょうか。新UIに変わったおかげと相まって、ZL2よりヌルヌル具合はアップしてると思います。カメラは他のblogに任せます。オーディオ的なものだけ若干触れてみます。DSEE-HXという非常に面白い機能を搭載しているのですが、ハイレゾ対応のイヤホンで聴かないとあまり効果がなかったりします。(理由はイヤホン側がハイレゾ出力に対応できてないということだと思われます)結局のところ、手持ちのMDR-NWNC33では無用の長物となってしまっているため、本格的にハイレゾ対応のイヤホンを買おうか思案中。(ちなみにイヤホンは試聴コーナーで試してみています)USB DACにも対応しているのですが、いちいちキャップを外して接続するというのは結構面倒だったりします。キャップの強度的にもどうなんでしょうね。毎度毎度の愚痴として、キャップレスUSBをいい加減に搭載出来ないものかと思います。どうせ海の中とかでカメラ撮るような人はいないんでしょうから、多少防水性能を落としてキャップレスUSBにしてほしいです。で、結局誰が買うといいの?直接的には、XPERIA GXなどの型番末尾にDが付くモデル。SoCで言えばスナドラS4世代。Android2.3~4.0初期のモデルが一番ありがたみを感じると思います。本当にちょうど2年ぐらい以上のユーザーですね。理由は簡単で、そろそろデュアルコアや1GBメモリ、ストレージ8GB程度ではスペック不足を感じるころじゃないかなと思うからです。XPERIA Zからの買い替えとなるとどうなのかな?という反面、スナドラS4クアッドでも多少もたつくアプリが出てきたりしているのは事実なので、そういう意味では無理しない範疇でXPERIA Aなども入りますね。S600世代のXPERIAは出てないですが、このあたりから先は今のところまだ現役世代で引っ張れるので、次世代のZまで引っ張ったほうが幸せだと思います。個人的にはZ1やZ2、ZL2から無理して買い替えする必要はやはりないかなとは思います。どちらにしろ4.4にアップデートされてしまっている以上、(Z1からすると基本的な機能はスペックアップしているけど)OSもハードもほぼ変わりないので買い替えするメリットがあまりに少ないのですね。結局、洗練されて正統後継機になったのは間違いないんだけど、そこまでさかのぼらない限りは、体感的に変化が乏しいんですね。もし本当に買い替えを検討する場合、重さとサイズをよほど重視して、お金をふんだんに使えるなら買っちゃえばと思います。iPhoneから買い替えという話をしておくと、やはりiOS8に対応出来なかったiPhone4以前か、よくてiPhone4SまではAndroidに機種変しても、それほど体感速度に違和感を感じないと思います。iOSはそういう体感のチューニングが非常にうまく、iOS6世代で今のAndroid4.4並のサクサク感があったので、それにイラッと来ないなら買い替えてもいいと思います。iPhone5とかiPhone5Sであれば、別に買い換える必要はないと思います。(まあ、個人的にはiPhone5Sを高いうちに下取りに出すのは悪く無いとは思いますが)ちなみに、おそらく次のZが年明けに発表される可能性があり、発表されればZ3はショートリリーフ的な機種となります。そうなると、コレクションとしてもかなり面白い機種なのでそういう価値を見出だせるなら、迷わずに買ってしまっていいと思います。まとめると月サポが終わった端末であれば基本的には買い替え推奨2013年夏以降のモデルはスペック的に特に買い替えする必要はないマニア・モノ好きは迷わず買っていい出来こんなところでしょうかね。---追記---(2015/07/14)なんか世の中がXPERIA Z3を賞賛していることに気持ち悪さを感じるので、念のためZ3とZ4を両方持っているユーザーとして書いておくことはいくつかあるかなと思い、追記しておきます。まず、Z3が出た当時と、現在の状況を理解して欲しいのですが、戦略的にMNP一括0円になってしまう機種は駄目な機種なんです。売りたいけど定価じゃ売れないから販売報奨金を出してまで売るということが、自ずと価値を下げてしまうんですね。Z3Compactの時にもそう思いましたけど、恩恵を受ける側としてはありがたい反面、わざわざ価値を下げてまで世の中に出す意味があるのかな?という疑問は感じます。2つ目は、今あえてZ3を選ぶ必要性に欠けること。S810搭載モデルが熱問題やバッテリ持ちの問題を抱えていることは明らかではあるんですが、アップデートを重ねることで3D性能がだいぶ改善されたことや、ベンチマーク耐久テストをやってみて、実は発熱ピーク時でもS801搭載モデルの95%以上の性能が出るということ、ある程度アプリを無効化したり、1ヶ月ぐらい使い続けた結果、1日2時間以上使っても2日はバッテリー切れを起こすことはほぼないということで、確証が持てました。(まあ、それぐらいしないと使えないけど、それはZ3でも同じだったと思う)発熱の問題は未だに解決されていないものの、ほぼ問題がないレベルまでは来ていて、さらに伸びしろがある点を考慮すると、今買うならZ4でも後悔はしないだろうなあと思います。もちろん、過去に書いたとおり、Z2の時にあった大幅な機能アップデートが5.1以降でありうるという不確定な要素はありますが、グローバル版でもない限りは5.0以降のアップデートはされないだろうと思うので、その場合Z4で追加された機能はZ3との大きな違いとなります。メリットとしては、完全にハードが枯れてしまっていて、S805がSONYに供給されてない以上は、S801世代のハイエンドモデルであり続けられることと、ハードが安定していること。Z3が本当にバランスがいいことで、Z4のような先鋭的なモデルが霞んでいること。そして、なによりユーザーが多く、いざという時の回避策や、root化、ROM書き換えなどのマニアックな話までZ3はかなり豊富に遊べることですね。単なる電話としての用途から、SIMフリー化、ROM書き換えまで出来る国内向けスマホというのはそうそう多くないので、そういう意味では、Z3を推す意味も十分あるんですね。この辺かな。自分自身でメリットを享受できるレベルにもよるんだけど、基本的に3キャリアでMNP一括0円でばらまかれたので、とにかく台数と安定性は今のところ国内向けAndroidではずば抜けてると思うんです。それをどう見るかですよね。俺はZ3が好きですが、Z4も期待値が低かった分どんどん上がっていくので、最終的にどこまで好き度合いが上がっていくかはわからないです。それぐらい2機種とも魅力的なので、個人的には両方共長く使いたい、という希望はあります。まあ、どこまで移り気を引き止めていられるかというのが、個人的な今後の課題だと思います。追記も含めて、おしまい