あるさんのレビューblog

買ったものをレビューするページです。 読み物blogは「日常のblog」よりどうぞ。

カテゴリ: XPERIAのレビュー

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(2014/5/8 XPERIA ZL2 SOL25の記載及びまとめを追加しました。)

というわけで、もう旬は完全に過ぎたものをレビューするのがこのblogの特徴です。

XPERIA ZLを買ってもう5か月経つのですが、ここにきてXPERIA ULが手に入ったので、一気に両方レビューしてみようかなと思います。

そもそもXPERIA ZLってなんなのよ?

まずはなぜXPERIA ZLが欲しくてたまらなかったかという話をしておきます。
去年のCESで華々しいデビューを飾ったXPERIA Zとともに、実はImpressの記事にXPERIA ZLが載っていました。

防水防塵仕様仕様で当時は日本市場向けと言われたXPERIA Zに対し、グローバル市場として防水防塵仕様を省いて安く提供するコンセプトとして作られているようで、性能は全く一緒なのです。

敢えてXPERIA ZLを探すことになった理由

単純な話、全面白のXPERIAってこれしかなかったからこれが欲しくなったというのが真相です。
XPERIA Zの全面白モデルが存在してたら間違いなくそれだったのですが、当時の僕はもうキャリアメールも使ってないし、回線もドコモベースで使っていたので、ハードルそのものがなくなっていたということになります。

が、日本には4月あたりにEXPANSYSとかに並んだその価格は、なんとXPERIA Zと変わらない、いやZより高いwww
オマケにそのほとんどがC6502という3Gモデル。う~ん、別に3Gモデルが欲しいわけではないんですよねえ。

そういうわけで延々買わずに気づけば9月。俺もXPERIA Z Ultraに湧いていた頃、たまたま秋葉原で友人が通話不可というXPERIA ZL(C6503)を発見するわけです。
その頃はもうXPERIA Zも持っていたんですが、いまいちZが大きい感じがして、結局Optimus Gをメインに使っていたんですね。たった0.3インチほどのサイズなんですけど、持ちやすさでは断然Optimus Gだったんです。
とはいえ、この友人は、キャリアメールの関係で、SO-02Eのほうが良いということだったので、これも僕がたまたま探し当てたSO-02Eと交換ということで収まりました。
コスト的には33800円(SO-02E代)。
サイズとしては137 × 69 × 9.4 mm(Wikipediaより抜粋)のOptimus Gに比べ、131.6 X 69.3 X 9.8 と若干厚くなるものの、横幅はほぼ一緒で縦に短い。5インチなのにコンパクトなので、以後はZ Ultraのサブ機や、通話端末の道を歩みます。
これは音声通話をメインにするため、基本的にはFOMA回線を使うことになるわけなんですけど、これがその後問題になります。

そして、XPERIA ULを買った理由

流れ流れて気づけば2014年も2月、だらだら生きているものです。
特に不満はないHTC J Oneの赤を去年の9月に買って、HTC J Butterflyを売っているのですが、ここでどういうわけかHTC One(801n)を手に入れてしまったのが、XPERIA ULの話の発端。
基本的に僕は同じ機種を2台持つことを嫌います。CBなどの関係で例外はいくらかありましたけど、ごく短期間(例えば1ヶ月)とかで片方は手放すルールを敷いています。
今回どんなにいい機種であろうと、HTC Oneというくくりに置いては2台持ちになってしまうため、んじゃなんか代わりの機種を探そうとヤフオクを見てみると、XPERIA ULが安かったというわけです。

2014年2月現在、ヤフオクにおいてドコモのSnapdragon S4 Pro(APQ8064)を搭載しているスマホってのは、N-03EやL-01Eなどが底値で、大体12~20Kぐらいなのです。実は案外高い。ソフトバンクは論外として、auの場合はドコモに比べSIMフリー化出来ないことや、基本LTEプランに契約していないと使えないという不便さがあり、かなり値段が下がります。
結果として、LGL21(Optimus G)は5~8Kぐらいまで下がってます。HTCは人気もあり、Butterflyなどはやや高額、HTC J Oneも実はCBのオマケとしては高い20~25K程度まで付きます。

あれ、J OneとXPERIA ULってのは同時期のスマホじゃね?って思った人は鋭いです。
2013年夏モデルにして、どうしてここまで差が付いたのか?と思わせるぐらいXPERIA ULは話題に上がりませんでした。が、そのせいもあってなんと最安で8Kぐらいの落札価格があり、「これはwww」とばかりに1台確保したという話です。
この時払った金額は10500円。正直な話1万のスマホとしては破格の性能。条件さえ合えば1台予備機として持っておくのも悪くはないと思います。

勝手に考察、なぜこの2台を同じレビューに入れたか?

さて、ここからはうんちく話と考察となります。別に飛ばしても支障はないです。

SONYの2013年ハイエンドモデルにおいて、XPERIA Zをベースにする機種は数多く存在します。
XPERIA ZL→ XPERIA Zの廉価版モデル(防水防塵仕様を省き、スペックは据え置き)
XPERIA ZR→ XPERIA Zの廉価版モデル(ディスプレイが4.6インチHDになり、代わりに防水防塵仕様になる)
XPERIA Z1→ XPERIA Zの後継モデル(全体的なブラッシュアップ、カメラ性能の大幅向上など)
XPERIA Z1 Compact→ XPERIA Z1の小型版であり、XPERIA ZRのブラッシュアップモデル
XPERIA Z2→ XPERIA Z1の後継モデル
Z Ultraは存在そのものが異質であるので、この系統には入らないと思います。
XPERIA EやXPERIA M、XPERIA SPなど、いわゆるミドルエンドはこの限りでないということも付け加えておきます。
(そもそもSPは日本で出しても十分購入層があったのではないかと思うが)

ユーロ圏やアジアなどでは先行してZLが投入され、ZRは南米などの新興国でメインに投入されています。Zはいずれの地域でも販売されていることから、SONYにおけるハイエンドがXPERIA Z、そして地域性に合わせて廉価版が必要なので、ZLとZRが登場したということだと思われます。

XPERIA A(SO-04E)は、ベースがXPERIA ZRとなっているのは割と知られていると思います。
XPERIA UL(SOL22)は、Zをベースにした云々というのは開発者インタビューに載っていますが、名称やボタン配置などからは、むしろZLを連想させるものではあります。

そういう意味で、少々機械的な話ではないですが、双方ともZをベースにしながら、通常のルートでは決して並ぶことはないであろう全くの兄弟機というくくりで、今回は一緒にレビューしようと思った次第です。

スマホの理想サイズってどうなのよ?

上でも書きましたが、ZLは実際に持ってみて使ってみて、これ以上ないコンパクト感があります。
実は、数値の上でもコンパクトさは証明されています。

Z1 144 × 74 × 8.5 mm 171g(液晶5.2インチ)
Z 139 × 71 × 7.9 mm 146g
ZL2 137 × 72 × 10.8 mm 167g
UL 135 × 71 × 10.5 mm 145g
ZL 131.6 X 69.3 X 9.8 mm 151g
A 131 × 67 × 10.5 mm 141g(液晶サイズが4.7インチ)
Z1C 127 × 65 × 9.4 mm 140g(4.3インチ)

参考までに
Optimus Gが137 × 69 × 9.4 mm 143g(4.7インチ)、
GALAXY S4が137 × 70 × 8 mm 134g(5インチ)、
HTC Oneが138 × 69 × 10.5 mm 157g(4.7インチ)
画面占有率が世界一と言われているAQUOS PHONE Xx 302SHが132 × 70 × 9.9 mm、147g(5.2インチ)となっています。

ずば抜けて短いというわけではないのですが、同じサイズに302SHがあることを考慮すると、5インチ液晶を搭載したスマートフォンにおいて、2013年1月の発表時では、この寸法は最小値に近いものであると思われます。

と、いうことでここで302SHとの比較をしてみましょう。
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302SH画面でけえな。(5.2インチなので少し大きい)
そして幅がこんな感じ。
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実はそんなに変わらない。
というわけで、個人的な後継モデルと勝手に位置づけしてる302SHです。(これもそのうちレビューする。)


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実際にZLとULを比べるとこれだけの差があります。
上ではZの廉価版とは書いているものの、一世代前のスマホよりサイズが小さくなり、かつ高性能化しているという点において、ZLはZとは違う需要を見込んで生まれてきた機種なのだと思います。ゆえに、CES2013ではZと並んで展示されたのでしょう。

他の人は知りませんが、少なくとも僕の手のサイズでは、どうもZLのサイズが画面を全面まで操作できる最大サイズのようです。普通の人より大きいですから、日本でXPERIA Z1fの需要が出るのもうなづける話です。

ちなみにこのデータを確認してみて、やっぱり自分の手はうそをつかないなと思ったのは、Z1とZ1C(Z1f)のサイズと重量。Z1は確かにすさまじく所有欲を満たしてくれる機種なんですけど、EVO WiMAXと同じ重さなんです。そして小さい割に重いなあと思ってたZ1fに至っては、Aとほぼ同じ重量で、ULとも4gの差です。ガラスや金属フレームが重量増となる要因ではあると思うのですが、Z1Cを全面カーボンフレーム、カーボンボディにしたらどれぐらい軽くなるのか?というのは興味のあるところではあります。(SONYがそれを考え始めたらおそらくスマホ事業すら危ういと思うけどw)

ここからXPERIA ULのレビュー

さて、それはそうとXPERIA ULの基本的な情報を再度確認していきましょう。

CPU:Snapdragon S4Pro 1.5GHz
メインメモリ:2GB
ストレージ:16GB(訂正)32GB
液晶:5インチFHD液晶
ワンセグ・おサイフケータイ・NFC・防水対応
Android 4.1.2(アップデートで4.2.2)
2300mAhバッテリー(交換可能)

実際それほどスペックでは見劣りしないのですが、基本2013夏モデルでは1世代進んだSnapdragon S600世代となっているのです。
バッテリの持ちだったり、3Dゲームだったりで、多少処理の重さを感じるかもしれません。

考え方としては、2011年のarcに対するacro、2012年のNXに対するacro HD、2013年ではZに対するULという流れだと思います。
XPERIAに関してはドコモ優先の考え方はおそらく変わってないと思いますが、日本向けローカライズしか出さないauがとうとう専用モデルを開発させてしまったと言っても過言じゃないかなと。
ただ、ZRの日本向けローカライズがXPERIA Aだったわけで、おそらくAを投入することもできたとは思うんですよね。この辺りはミドルエンドとして投入したドコモと、ハイエンドで投入したauで分かれた形でしょう。
Z2はドコモ、auはZ2ベースのWiMAX2+対応版(Sirius)となるらしいのですが、ULほど明確な違いのある機種は出ないのではないかと思います。
おもいっきり違うのが出てしまった。→XPERIA ZL2

ところで、僕はXPERIAに対して一つ大きな不満を持っています。それはキャップレス防水のmicroUSBを搭載しないことです。ZLやSPを割と好んでるのはそのへんが大きな理由なんですね。なにせキャップするのはいいんだけど、何回も開け閉めするたびに緩んできて、確実に故障の原因になると思うのです。だからといってケースにはめると、今度はクレードルを使えない。まあ、microUSBコネクタがむき出しというのは、統一感をもたせられないとかそういうデザイン的理由だと思うんですけどね。
このジレンマをどうにか解決してみようとMagnetic Chargingを用意したわけですね。今後はこれに統一になるのでしょう。
ただ、それでもキャップレス防水を目指してほしいわけですよ。デザインと機能性を備えるのがSONYの製品なのだから、何でもかんでも防水に理由をつけてキャップをつけてしまうというのは、疑問を感じますね。

話をULに戻すと、これが大きな問題。
イヤホンをつけるにもキャップを外す、充電するにもキャップを外す、だからといってケースに入れなければ本体が傷つくからクレードルは極力使いたくない。まあ、クレードル側でケースの対応をすることになり、イヤホンジャックを防水仕様に変えたZ Ultra以降のモデルではこの悩みはなくなるわけですけど、開発時期がそんなに変わらなかったことを考えると、これもイヤホンジャックは防水にできなかったのかなと。

正直なところ、コレぐらいしか文句をつけるところがないんですよ。
サイズがXPERIA ZとXPERIA ZLの中間、3台の中で唯一ラウンドフォルム(ZLはすごく微妙なカーブになってるけど)を採用し分厚さを感じさせない、なおかつこの厚みを利用してバッテリー交換を可能にしてしまったという点は、非常に優れた点だと思います。
カメラのシャッターボタンも追加され、デジカメとしての性能も不足なし。ワンセグあり、DTCP-IP標準対応、ウォークマンアプリも入って、さらにストレージが16GB(訂正)32GBあるので、これ1台で本当になんでもできる。

…出来るんだよね。書いてて思うんだけど、僕がこれがダメだと思ってしまった理由は、本当に上の一点。あとはXPERIA ZLとXPERIA Z Ultra、さかのぼればZも持っていたこともダメだと思った原因でしょう。それだけ2013年のXPERIAの出来の良さが異常だったことを象徴する話だと思ってください。

それではXPERIA ZLってどうなのよ?

一応スペック書いとくか。
CPU:Snapdragon S4Pro 1.5GHz
メインメモリ:2GB
ストレージ:16GB
液晶:5インチFHD液晶
NFC対応
Android 4.1.2(アップデートで4.3、予定で4.4)
2370mAhバッテリー(交換不可)

地味にXPERIA Zよりバッテリ容量が多いw
スペックそのものはXPERIA Zと全く変わらないところが強みです。
今となっては1.5世代古いモデル(あくまでSnapdragon S600はS4Proの延長線上にあるので)ではあるけど、基本的にメインメモリが2GBで変わらなく、CPUで引っ張れるレベルが若干違うぐらいですね。

こいつは非常に困った問題があって、Android4.3以上のアップデートで3GのSIMが使えなくなるROMが存在するみたいです。
C6503のみの問題なのかどうかはわからないのですが、ビルド番号10.3.1.A.2.67以降で、LTE版モデルはおそらくダメなんじゃないかと思います。
ちなみにXPERIA Z Ultraは現状の4.4でも3Gの音声は行けるので、直接4.4にアップデートした場合はどうなるのかもちょっと確認してみたいところです。

-----4.4アップデート-----(5/26)
というわけでXDAに上がってた4.4(10.5.A.0.230)をFlashtoolでインストール。
C6503では今回も3Gは使えず。もともと3GモデルのC6502では問題ないようです。なんでダメなのかがよくわからないのですが、他の機種、メーカーでも4.3以降のROMで3Gの使用が出来なくなってるものが多いので、おそらく使えなくなったんだろうなと思います。
めんどくさいので、このまましばらく4.4で使ってみようかと。
-----ここまで-----

瞬殺されてしまったULとZLは何が違うのか?
やっぱり上記でえらく書かせていただいたとおり、サイズの違いが大きいということですね。
5インチの液晶を搭載しながら握れるという凄さ。はっきり言えばコレに尽きます。
通話メインとする場合、基本的にはスマホを握ることになるのですが、僕の手にはグリップ感が圧倒的にいい。今後スマホで通話メインという時代にもありうると思うのですが、その時に303SHやL-05Eなどの小型サイズが充実していればいいんですけどね。

あとは、simフリー需要が僕の環境では非常に高いということです。
auのLTE回線を基本使わない環境なのでULはダメだったとか、そういう理由なんですね。
ULはXPERIA Zのベースバンドファームを入れ替えるとかで対応は可能らしいとはありますけど、最後の最後まで使い切る気合があるほどいい端末じゃないんです。それがサイズの差なんです。
見た目とか使い勝手とかを選べる状況じゃなかった時代に比べると贅沢な悩みではあります。

さて、最後にXPERIA ZL2(SOL25)の話題。
よくこんなものをZL2と名乗れるものだなと正直呆れています。XPERIAファンが普通に壁に叩きつけるレベルです。これなら素直にZ2買う。
いやというかね、UL2でなんでダメなのという話なんです。ULが不遇機種だったからとかそういう理由だと思うんですけど、だからといって、Zに対するZLの位置づけは、Z2に対するZL2には全くなってないんですね。(サイズ、スペックなど)

とにかく待つ。ひたすら待つ。

というわけで、auのLTE回線を持っている人で、安価なXPERIAを求める人にはULはもう中古市場で安定しているのでありだと思います。
ただし、もう1万程度高い価格帯になると、Z1(SOL23)やHTC One(HTL22)、場合によってはisai(LGL22)などもあり、同価格帯ではFJL22なども食い込んでいるため、非常にオススメしにくいところではあります。
XPERIAじゃないとダメで1.5万程度お金が出せる場合に、ULを購入することになるのかなと思ったりします。

一方のZLは、LTEモデル(C6503)はかなり地域限定だったことや、もう生産終了していることもあり、国内はおろか海外でも入手困難です。
今この時点でも僕はヤフオクとじゃんぱらでひたすら白のC6503を待っています。個人的に心残りなのは白が手に入らなかったということだけだったので、焦ることなくじっと待つという感じです。
とはいえ、やはり4万を超える値が付くので、素直にオススメとはいえないです。
上記の通り完全に上位互換的な機種は302SHとして登場してしまっているので、SBMの4Gユーザーなどはそちらも比較検討するのがベストかと思います。
ドコモのユーザーで予算がつくなら、素直にZ1fを買うとか、A2(SO-04F)を買うとかでもいい気がします。
ただ、通話メインで使わないとそのサイズ感が勿体無いので、完全にスマホ1台というユーザーが本当は普通使いに使って欲しい機種です。(書いてる本人が該当しないですけどね)

XPERIA好きで、機会があったら両方共一度は触って欲しい機種ということにしておきます。

おしまい。

9/17第1回、9/27ちょっと更新、10/5ちょっと更新、11/14音声通話に関する考察を追加、12/12総括を追加
SOL24、C6833、WiFi版のメリットに関しては別記事で書いています。(総括を読んだ上で読んでいただきたいです)

あと、念のため2014/3/12以降はGL07SのSIMは現在利用できません。


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HTC J oneで撮影。ここんところZのカメラだけを使っていたのですが、凄まじくシャッタースピードが速くて驚きました。そのうちSIMフリー版本気で買おうか悩むね。

写真の件に関して
左より、XPERIA Z Ultra(C6833)、XPERIA Z(C6603)、XPERIA ZL(C6503)です。

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今回はXperia rayをレビューします。
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・購入の経緯
さて、何でしょうね。
前々からray自体は非常に欲しかったんです。小さくてどことなく電話じゃないですか。基本的に電話は電話、スマホはスマホというイメージがあるので、これなら普通の電話として使えるんじゃないかと思った次第です。
まあ、後にarcの後継としてメインメールの転送装置としての役割を果たす予定ですが、僕の中ではIS05より潰し利くと思っている機種です。
あとはなんだろ。単にarcのスペックがそのままで、小型化出来てしまったSONYに敬意を示すためというのもあります。別にP-01Dでも良かったのでは?という疑問はなしです。(ちなみに、P-01Dも形は好きです。)
早い話、ちっちゃくてすごいのが好きなんです。わかりますか?
ちなみに余談ですけど、主な用途は目覚ましとRadikoですからね。無駄無駄無駄ァ!

・スペック
おなじみMSM8255の1GHz、512MBメインメモリという2011年夏モデルのスタンダードです。今となってはローエンドかもしれませんが、まず出た時期を考えれば選択肢がないというのも理由ではないかと思いますね。IS05ってそう考えると非常に早い時期に同様のサイズをガラスマで実現してるのですから、驚きですね。いや、本当に出たときはスゴく欲しかったし、だから3万突っ込んで買ったんだよIS05。
グロスマなので、ワンセグやおサイフケータイはなし、カメラは負けてないですね。

・体感速度
Android2.3とArc Lhancherが非常に優秀で、サクサクです。正直この小ささとなると、案外800MHzクラスのCPUが搭載されているのが普通なのですが、この辺はコストとの相談で、同様のスペックを採用したのかもしれません。
使い続けてるとメインメモリの厳しさはあるので、やはりタスクキラーは必須です。
遅くはないどころか速く感じるのはかなり不思議ですね。

・液晶の表示、動画再生機能など
3.3インチWVGA液晶(ちなみに解像度は若干違う854x480)で、電話としては巨大な液晶。しかしながらスマホとしてはかなり小さめに出来ています。
当然解像度がローエンド4インチクラスと変わらないため、視力なんかの問題もあるんじゃないかと思いますね。液晶表示は非常に良好。動画再生能力は480iなら余裕。720i再生は無理でした。
まあ当然といえば当然か。なんかこれで動画を再生すると、昔PDAで動画を持ち歩くとかいう記事を書いたのを思い出します。今はSDカードも16GBぐらい悪ふざけで買える金額だからいいなあと思います。当時は256MBで1万した時代ですからw

・タッチパネルの感度、操作性
操作性以前にサイズが小さいw
いや、コンセプトからすれば当然このサイズも納得ではあるんですが、頑張ってこれ1台で済ませようということはちょっと僕には出来ないですね。日本では元から女性向けというウリ文句があったこともあって、やはり女性の手にはしっくりくると思います。僕の手が普通の方より大きいから、4.5インチで画面上部まで親指操作が可能なだけで、普通の人からすればこれでもいいのかなあと思います。これぐらいだと持つより握るほうがしっくりくるサイズだしね。
そういうわけで、女性でも親指ですべてまで届くタッチパネルの感度はムラなく非常に良好。ズームアップ/ダウンも意外と問題ないですね。
ちなみにがんばってメールなどを送ろうかとタッチパネルを親指でちょんちょんしてると、隣のボタンまで推してしまうのはご愛敬。

・オリジナルUIの使い勝手
これはarcと同じなので省略します。不自由はありません。デフォルトでそのまま使えてしまいます。

・筐体の特徴(ボタンやスピーカーなど)
上部中央に電源ボタン。これに案外納得いかない。上部を持つ指を立てて押さないとダメなのが個人的にイヤです。あとオーディオ端子。左サイドにはmicroUSB。右サイドはボリュームボタンです。スクリーン下にホームボタン、静電式の戻るボタンとメニューボタンがあります。筐体が小型なのですが、ホームボタンはデザインにあわせるべく大型。そのためぱっと見はオーディオプレーヤーっぽいです。
スリープ復帰はホームボタンでも可能なので、どちらかというとこっちを多用することが多いですね。今後Android4系統以降になって、スクリーン上にボタンが表示出来るので、小型ならスクリーンと物理ホームボタンのみで、対応出来るような端末も出てくるかもしれないですね。
背面にスピーカー。小型ながらステレオです。これのおかげで目覚ましに格下になってしまったというのもあります。

・電池の持ち
いい。スゴくいい。
スクリーンが1インチ小さくなっていることがそのまま反映されているような気がします。
Arcでも待ち受けオンリーならかなり長いのですが、arcが待ち受け5日なら、rayは待ち受け6日程度。やはり電話として使いたい電池の持ちですね。
気になるのは、「電池残量がなっていく速度」が「電池残量が少ない状態」ほど速くなっているような気がする点です。
rayは1500mAh、富士通が誇る全部入りケータイARROWS X/Zは1470mAhです。電池の容量とか絶対逆だと思う。

・総評(点数とその理由)
「ひと味欲しくなる恋しいグロスマ」
というわけで、僕は新規4800円で買っていますが、2万でも不満はないです。それ以上はちょっと厳しいかなと思う機種です。
ターゲットに対するアピールポイントが限りなくゼロなグロスマであることが大きなマイナス点です。日本市場は、高機能が好まれますが、特におサイフケータイとワンセグ、防水はターゲットにもよりますが、女性が携帯を買う上で重視するポイントです。IPhoneはデザインで売れている機種でもあるのですが、iPhoneだからそういうものとして受け取れるものだと思っています。Androidはこのガラケー機能が実装出来てしまえるからこそ、ガラケーと同じモノを求められてしまうのですね。デザインがいいだけに、なんでこんなに売れないのか?という疑問もありますけどね。
その場合、IS05はかなり売れそうな感じがあるのですが、IS03から半年近いビハインドを背負った上に、積極展開をしなかったことが失策だったと思います。現にCM打った機種はそこそこ売れています。(IS04だって、ARROWS Zだって売れてるんだぜw)その点では、auはつくづく間違えを繰り返すキャリアだと思いますね。
結局こういうのを欲しがるのは、僕みたいな小さなAV機器好きなんです。そういうあたりをソニーはもう少し理解してもいいと思います。

僕個人はarcとrayだと、rayを推してしまう可能性が非常に高いです。中身がほとんど変わらず、外見が小さいというだけで、僕の小さくて何でも出来る理論は、Andoridスマホでは通用しないようです。まあ、同様のスペックでP-01Dとかがガラスマとして販売されている以上、acro的なガラスマを欲してしまうのは、僕だけではないと思うんですけどね。
ちょっと寄り道しましたが、そういう理由もあって良好な操作性が完全に浸透していないあたりは、少し残念ではあります。

点数は85点。arcより先に買っていれば90点超もあったと思いますが、スマホの評価では、サイズが小さすぎるので70点ぐらい、電話としてはストレート端末というだけで95点。唯一上部中央の電源ボタンだけが気に食わないだけです。いやあ、甘めだよなあ。ボロクソ書けない機種だもんなw

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・購入の経緯
思った以上にREGZA Phoneがダメな感じで、なおかつPocketWiFiで接続できないという致命的な弱点があり、SPモードが全く役に立たなくなってしまったためです。
端末購入サポートさえなければ即機種変でOptimus Brightで問題なかったのですが、ヤフオクだと割と高いこともあり、んじゃと思いどうせ買うなら大差ない金額で落札できるということで、Arcを買いました。
2世代目Xperaでありながら15K。まあ普通といえば普通の金額ではあります。

・スペック
CPUはMSM8255 1GHz。2世代目のSnapDragonを採用し、4.2インチWVGA液晶を搭載。メインメモリは512MBと2011の春モデルとしては標準的な性能です。
保存メモリは1GB。ほかにmicroSD16GBが付属します。
miniHDMIを用いた外部画面出力が利用できるほか、Playstation関連のサービスをサポート。湾曲したボディは見た目もおしゃれです。
特筆すべき点は少ないですが、acroと違いグロスマなので、今後のアップデートも期待できます。

・体感速度
これは後述するArc launcherと併せて評価したいところです。
発売当初はかなり動作が散漫だったことを覚えていますが、アップデートし、2.3.4になった現在は非常に軽快で、ストレスはほぼ感じません。
メインメモリが少ないので、タスクキラーなどを常駐させておくと快適だと思います。
ブラウザの表示速度やFlashの再生も問題なし。これだけできれば不満は少ないでしょう。

・液晶の表示、動画再生機能など
4.2インチWVGA液晶。
非常に明るいこともあって、一般的な表示に見にくさは感じられません。
動画に関しては、大きなサイズはかなり厳しいです。快適な再生はSD解像度がギリギリだと思います。(MX動画プレイヤー、RockPlayer併用)
唯一、明るさセンサーが内蔵されているにもかかわらず、自動明るさ調整がOSレベルで使えなくなっているのが謎です。これはウィジェットなどで対応可能だと思われます。

・タッチパネルの感度、操作性
タッチパネルは非常に良好。スクロールの追随性も高く、ズームイン/アウトも全く問題ありません。まあ、むしろARROWS Zほど不良なタッチパネルは使ったことがないので、その点は他のスマホでも変わりません。

・オリジナルUIの使い勝手
Arc Lhancherの優秀さが光ります。メーカー製ランチャーでこれだけスムーズに動くので、買ってすぐにカスタマイズしても問題ないでしょう。
同じく純正ランチャーも実装されていますが、これは遅い感じがします。
アプリ順がアルファベット順、よく使う順などいくつか選べる点も評価できます。
ちなみにこのランチャー、apkを探すのが容易ではないですが、ギャラSなどでも快適に使えるので、慣れてしまった方にはなかなか離れられないと思います。
2012 Xperiaに実装されるであろうWXGA版にも期待ができます。

・筐体の特徴(ボタンやスピーカーなど)
XPERIA配列の物理ボタンがスクリーン下に3つ。左が戻る、右がメニューです。標準的なAndroid配列に慣れていると戸惑うことがあるかもしれません。
右サイドに音量ボタンとmicroUSB。左サイドにはイヤホンジャック。L字型ジャックにはうれしい仕様です。
スピーカーは背面。小さくてもそこそこの音はでます。
使用頻度を考慮したせいか、HDMIにはカバーがあって、microUSBにはカバーがないというのが若干疑問を感じます。何万回もテスト抜き差しテストをやったとはいいますが、どれぐらいの耐久性があるのかは疑問ですね。

・電池の持ち
待ち受けで5日ぐらい持ちます。acroより有利なポイントは同容量でありながら無駄なガラスマ機能がない点です。ワンセグやおさいふケータイは結構バッテリー食いなので。
arc用バッテリーはグローバルモデルらしく、基本的にちょい容量が増えて標準バッテリーと変わらないサイズというのが発売されており、予備バッテリーとして手軽に入手できる金額なのがポイント。まあ、すごい使う人でない限りはほぼ標準バッテリーと変わらないだろうから、好みですね。

・総評(点数とその理由)
「優等生は魅力のスリムボディ」
性能は現状見劣りしますが、体感速度はほぼ変わらず。むしろシングルコアの1GHzでこれだけのサクサク感を出せるあたり、ソニエリのスマホ開発は一日の長がありますね。
発売当初は、「やっぱりか・・・。」感があったのですが、アップデートのたびに、十分使えるようにしてしまうあたりにソニエリの作り込みを感じます。
次のdocomoの在庫処分モデルはarcとacroではないかと言われていますが、今多少高いお金を出して買っても、特に不満を持つことはないかもしれません。
じゃじゃ馬が優等生が変貌するというのは、僕にとっては魅力的に写るものかと思っているのですが、ハード的にもともとクセがなく、原石をうまく磨き上げることができたから、こうなったのかもしれません。
ちなみにこの世代といえば、GALAXY SやDesireHD、IS05などに当たるわけですが、OSがその時点の最新だったAndroid2.2を搭載しても快適に動き、その後2.3でもサクサク動作、さらにデュアルコア世代はOSレベルでスペックを生かしきれないということもあり、この時期のモデルはスマホの黄金世代と呼べるかもしれないぐらい、長く使えるモデルだと思われます。
今回はmicroUSBの点、画面下のボタンがAndroidとの標準配列ではない点を差し引いて90点という超甘めな点数でシメたいと思います。多少ひいき目がすぎるのは、優等生の特権ということで勘弁してください。

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