今回は、1年落ちでは初めてかもしれない、XPERIA 5 II SO-52Aの実機レビューをご紹介。

いつか来る「XPERIA 1 II」との、上手な別れ方を考える
さて、本題に入る前に、ごく短い時期を除いて、XPERIA 1 IIとの付き合いもそろそろ長くなってきました。去年の6月から9月までのSO-51A、11月から現在に至るXQ-AT42と、延べ2回の年越しを経験したスマホは、実は主力機器ではありません。あのiPhoneですら12miniを一度売りながら、結局12を買う戻してしまうほどでしたので、それはそれで良いと思うものの、両方とも1度の年越しになっています。(12は気に入っているので、8以来の長期使用にはなりそう)
本来の年であれば、この当たりでRed Magic 6Rがメインのスマホとなり、XPERIA 1 IIはもう手元から消えている状態であると思うのですが、今年はどうしてもそれが出来なかった感じです。かんたんなことで、XPERIA 1 IIが単純に好きなんですよね。S865搭載、メインメモリ12GBというスペシャル仕様に256GBのストレージは、ある意味本気の証拠とも言えます。伊達に高い値段をして買ったわけではないですが、それでもここまで気に入って使い続けているスマホは、ここ数年ではちょっと見つからないです。
ただ、そんなXPERIA 1 IIも、バッテリー残量はピーク時比で約85%と低下しており、デュアルSIMであることもあってか、随分とバッテリー消費が激しいです。おそらくバッテリー交換はするつもりはまずないと思うので、そうなると代替機を準備すべきではないかと考えました。
タイミングもありますが、XPERIA 5 IIを買うことで、XPERIA 1 IIとの上手な別れ方を考え、思考するために買った、という側面もあります。
そうは言っても、結局は物欲だ
結局、物欲には勝てないと言うもの。SIMフリーで99,000円のモデルを、キャリア縛りとはいえ、66,000円で売ってしまうドコモも問題ではあります。1の系統を使ってきた人間として、5の系統を使ってみたいという気持ちは結構前からありましたし、あるいは半年待ってでもSIMフリーモデルを買うべきかなとも考えた時に、比較材料が欲しかったのも決めてでした。24回で66,000円、ポイントでだいたい60,000円です。割と屈辱ではありますが、24回で支払うと決めた以上は仕方ないから払い続けて行こうと思っています。ちなみに、ドコモの端末で月サポなし分割購入は、iPad Pro 12.9ですでにやっているので、抵抗はなし。メイン回線は5Gでありながら、未だにGALAXY A20という状態だったため、ようやく5Gへ本格移行したということになります。(ただし、すべての回線で5GはLinksmateのデータ利用のため、ドコモでのデータ利用はよほどのことがない限りありえない)
より、他社バンドへの縛りが強くなっている感じがします。
注目すべきポイントは、ほぼXPERIA 1 IIで網羅出来ていた機能の大部分をそのまま搭載しながら、わずか163gという超軽量に仕上げたことにあります。これにより、完全に握ることが出来るサイズでありながらハイエンドスマホとして仕上がったという、近年では珍しいタイプのスタンダードハイエンドモデルとなっています。ちなみに 5 IIIも出ていますが、5g重いようです。
1にあって、5にないものとしては、4Kディスプレイ、それとQi充電、カメラの3D iToFセンサーです。4Kディスプレイはともかく、Qi充電と3D iToFセンサーは行けたのではないかとも思えますが、そこはウルトラハイエンドと、スタンダードハイエンドの違いとも言えます。困ることはないんですけど、特にQi充電は5 IIIでも搭載はされなかったため、やはりハイエンドの特権なのかなと思います。
一方で、液晶のリフレッシュレートの高速化と、解像度の低減、それに伴うバッテリー耐久時間の延長、軽量化などが大きなポイントで、ゲーミングスマホとして5を選ぶというのは、比較的自然な流れとも言えます。このハンドリングの良さはなんなんだろうと思ってしまいます。
ちなみにサイズ感


実は、そんなに大きな差があるわけでもないんです。この数ミリ、そして横幅が大きく効いています。1は持つタイプのスマホなら、5は握るタイプのスマホと称しても過言ではないと思います。
ただのダウンサイジングではない、イチから組み上げたであろう1台
さて、XPERIA 1 IIはどちらかと言うとソリッドというか、高性能の塊感では、それまでのXPERIAとは一線を画する感じがありました。XPERIA 1がプロトタイプであれば、XPERIA 1 IIはマスプロタイプ、XPERIA 1 IIIはリミテッドタイプ。もし1 IVがでれば、さらなるリミテッドモデルへの進化となるでしょう。とはいえ、XPERIA PROという別ラインがあり、こっちはまごうことなきプロフェッショナルタイプという扱いへと進化しています。
対して、持って使ってみるとわかるのですが、XPERIA 5 IIは丸みを帯びたボディもあってか、どこかポピュラータイプへの諦めを捨ててない感じがあります。徹底的に棲み分けしている感じもあり、1 IIと同時発表だった10 IIに比べても、丸さが際立つ感じがあります。(10 IIIはまたサイドに丸みを持たせた)
考え方によっては、廉価版のボディにハイエンドのスペックを詰め込んだとも、このボディからは感じさせます。ソニーが考えるミドルレンジはあくまで10シリーズと言っているものの、本来置きたいのは5シリーズのボディに10シリーズのスペックで、1相当の機能を搭載したいと思うんですよね。
ただ、それに機能が追いつかない、そうなると無条件でハイエンドパーツを搭載する方向になり、結果としてSnapdragon 8シリーズを大量購入、1と5に搭載しているという流れなのかと思います。
技術の結集が1シリーズ、その廉価版が10シリーズだとすれば、5シリーズは10シリーズのコンパクトさの中に、極力1シリーズのスペックを詰め込み、足りない部分は1シリーズに負けないパーツで補う。こうして、単なるダウンサイジングではない、別のハイエンドと呼べるモデルをわざわざ毎回作っているのだろうと思います。
使い勝手など
色々書きましたけど、慣れのレベルもありますが、単純に片手操作がしやすいのが大きなポイントで、1 IIで強引に片手操作する場合、届かない範囲や持ち方への工夫などが必要でしたが、それを考える必要がないです。加えて20g程度軽くなっているため、ゲームの耐久戦などではなかなか有効だと思います。軽さで言えば、似たような軽さのMi 11 Lite 5Gを持っていますが、こちらは液晶が大きい分薄いというのがポイントで、思ってたより軽いけど、使い勝手は6.5インチのスマホと大差ない持ち方に終始してしまいます。
ちょっと驚くのは、幅68mmというサイズ、実は歴代ZシリーズやXZシリーズは無論のこと、Compact系が死守していた幅65mmに迫るものがあります。iPhone 13 miniでも64.2mmほどありますから、いわば現代のCompactシリーズとも取れるわけです。片手で操作出来る範囲にすべて収まるというのは、それだけでサイズ感、ひいては使い勝手に直結してきますので、この点でのアドバンテージはやはり大きいものではないかと思います。
強いて言えばGoogleアシスタントボタンかなあ。シャッターと間違えるので、無効にしたいと考えますけど、それが無理かなとは思います。
ゲーム用途に使うことは将来的にはあるかもしれませんが、今のところ
まとめ:ニッチすぎるサイズはいつまで続くのか?少なくとも1 IIからは十分乗り換え出来る
こうなると、5シリーズの行く末を心配してしまいます。おそらく、次に買うであろうXPERIAは、間違いなく5シリーズになると思います。それだけサイズ感がいいです。
昔からGALAXYシリーズにおいて、ノーマルタイプと少し画面の大きいPlusシリーズを用意していた理由が何となくわかります。GALAXYは同時に発表することで、下半期のnoteシリーズも用意出来たわけですけど、XPERIAはこれを5と1という2台で、特に2021年は同時発表となったことから、今後も同時発表されるケースは十分考えられると思います。
手の全体を使って持つ感じのXPERIA 1 IIに比べ、指が逆サイドに届いてしまうほど細いXPERIA 5 II。スマートフォンの進化を常に一線で感じられる1シリーズに比べると、5シリーズは握れるハイエンドという微妙でニッチな立ち位置となります。iPhoneでいうノーマルとminiというサイズ感に近いですし、6.1インチは案外小さくないサイズではあります。このミスマッチ。いわゆる廉価帯であるスマートフォンのサイズはおおよそ6インチ程度ですが、その層にはベストマッチするハイエンドモデルとなります。最近だとASUSがZenfone8で5.9インチというサイズにしましたし、GALAXY S21もやや大きめではありますが、6.2インチとなかなかに小型です。
いわゆるコンパクトハイエンドという需要は世の中に一定数いて、そのアンサーがiPhone miniにあたると思うのですが、それとは違い、Androidはその画面の大きさをそのままカスタマイズ出来るという点で、多少なりともサイズが大きいほうがいいとは思います。そういった需要をうまく取り込むために、敢えて毎年作り続けているという感じはあります。
あとは、これを言ったらおしまいですけど、50インチぐらいならともかく、6.5インチで4K を搭載するというのは、やっぱりナンセンスな気がします。OSレベルで解像度の問題ではないにせよ、無理くり感があるし、そこはプロフェッショナルモデルだけに搭載する方向でもいいような気がします。ただ、4K液晶を搭載しているというのは、1シリーズの大きなアイデンティティではあるんですよね。そこを考慮すると、やっぱり引けないなとは思います。
理想を言えば5シリーズにも4Kでしょうけど、2K相当でも何ら困ることはないですし、スペックだけで考えれば、当時の他社のハイエンドモデルとほぼ似通ったスペックです。強いて言えば8GBメモリーですけど、これはどのメーカーでもこのクラスでは8GB+2K液晶でグラフィックメモリを確保出来ると考えられるので、特に悪いわけではないと思います。ただ、流石に次のSnapdragon 8 Gen1世代では、もう少しメインメモリを搭載してほしいなあと思う次第ではあります。
まあ、仮に5 IVが出たとして、SIMフリー版は2023年の4月頃でしょう。ちょうどSoCのサイクルで2周遅れになるとは思いますけど、それでもいいのかなとは思っています。
当面はXPERIA 1 IIの控えで、オーディオプレイヤーとゲームがメインとなりそうですが、いざメインを張ることになっても十分戦えるポテンシャルを持っているというのはよくわかりました。今後も構成を変えるようなことがなければ、とりあえずサブの1台として使っていこうかなと思っています。
メインで使うときにはやっぱりデュアルSIMのほうがいいんだけどなあ。
おしまい

いつか来る「XPERIA 1 II」との、上手な別れ方を考える
さて、本題に入る前に、ごく短い時期を除いて、XPERIA 1 IIとの付き合いもそろそろ長くなってきました。去年の6月から9月までのSO-51A、11月から現在に至るXQ-AT42と、延べ2回の年越しを経験したスマホは、実は主力機器ではありません。あのiPhoneですら12miniを一度売りながら、結局12を買う戻してしまうほどでしたので、それはそれで良いと思うものの、両方とも1度の年越しになっています。(12は気に入っているので、8以来の長期使用にはなりそう)
本来の年であれば、この当たりでRed Magic 6Rがメインのスマホとなり、XPERIA 1 IIはもう手元から消えている状態であると思うのですが、今年はどうしてもそれが出来なかった感じです。かんたんなことで、XPERIA 1 IIが単純に好きなんですよね。S865搭載、メインメモリ12GBというスペシャル仕様に256GBのストレージは、ある意味本気の証拠とも言えます。伊達に高い値段をして買ったわけではないですが、それでもここまで気に入って使い続けているスマホは、ここ数年ではちょっと見つからないです。
ただ、そんなXPERIA 1 IIも、バッテリー残量はピーク時比で約85%と低下しており、デュアルSIMであることもあってか、随分とバッテリー消費が激しいです。おそらくバッテリー交換はするつもりはまずないと思うので、そうなると代替機を準備すべきではないかと考えました。
タイミングもありますが、XPERIA 5 IIを買うことで、XPERIA 1 IIとの上手な別れ方を考え、思考するために買った、という側面もあります。
そうは言っても、結局は物欲だ
結局、物欲には勝てないと言うもの。SIMフリーで99,000円のモデルを、キャリア縛りとはいえ、66,000円で売ってしまうドコモも問題ではあります。1の系統を使ってきた人間として、5の系統を使ってみたいという気持ちは結構前からありましたし、あるいは半年待ってでもSIMフリーモデルを買うべきかなとも考えた時に、比較材料が欲しかったのも決めてでした。24回で66,000円、ポイントでだいたい60,000円です。割と屈辱ではありますが、24回で支払うと決めた以上は仕方ないから払い続けて行こうと思っています。ちなみに、ドコモの端末で月サポなし分割購入は、iPad Pro 12.9ですでにやっているので、抵抗はなし。メイン回線は5Gでありながら、未だにGALAXY A20という状態だったため、ようやく5Gへ本格移行したということになります。(ただし、すべての回線で5GはLinksmateのデータ利用のため、ドコモでのデータ利用はよほどのことがない限りありえない)
かんたんなスペック
Snapdragon 865 2.8GHz(1コア)+2.4GHz(3コア)+1.8GHz(4コア) +X55 modem
(Kyro585 Gold 4コア+Kyro585 Silver 4コア/Adreno 650)
メインメモリー 8GB
ストレージ 128GB(UFS3.0)
前面6.1インチ HDR10対応OLED FHD+液晶(120Hz駆動)
無線LAN WiFi6 (11ax、1200Mbps対応)/Bluetooth5.1
1200万画素/24mm(メイン)/1200万画素/16mm(広角レンズ)/1200万画素/70mm(望遠レンズ)
800万画素インカメラ
電源ボタン兼指紋認証センサー、USB type-C端子
ステレオスピーカー/3.5mmイヤホンジャック
DSEE Ultimate/LDAC、aptX HDコーデック/TWS Plus/aptX Adaptive対応
ダイナミックヴァイブレーション搭載(まだ付けるのw)
nanoSIMスロット x1/microSDカードスロット x1
4000mAhバッテリー
NFC/おサイフケータイ搭載
防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)
158 x 68 x 8 mm 163g
Android 11(アップグレード済み)
5G、LTEバンド、3G対応は公式によると、
5G n78/79
LTE 1/3/19/21/28/42
3G 2100MHz/800MHz
より、他社バンドへの縛りが強くなっている感じがします。
注目すべきポイントは、ほぼXPERIA 1 IIで網羅出来ていた機能の大部分をそのまま搭載しながら、わずか163gという超軽量に仕上げたことにあります。これにより、完全に握ることが出来るサイズでありながらハイエンドスマホとして仕上がったという、近年では珍しいタイプのスタンダードハイエンドモデルとなっています。ちなみに 5 IIIも出ていますが、5g重いようです。
1にあって、5にないものとしては、4Kディスプレイ、それとQi充電、カメラの3D iToFセンサーです。4Kディスプレイはともかく、Qi充電と3D iToFセンサーは行けたのではないかとも思えますが、そこはウルトラハイエンドと、スタンダードハイエンドの違いとも言えます。困ることはないんですけど、特にQi充電は5 IIIでも搭載はされなかったため、やはりハイエンドの特権なのかなと思います。
一方で、液晶のリフレッシュレートの高速化と、解像度の低減、それに伴うバッテリー耐久時間の延長、軽量化などが大きなポイントで、ゲーミングスマホとして5を選ぶというのは、比較的自然な流れとも言えます。このハンドリングの良さはなんなんだろうと思ってしまいます。
ちなみにサイズ感


実は、そんなに大きな差があるわけでもないんです。この数ミリ、そして横幅が大きく効いています。1は持つタイプのスマホなら、5は握るタイプのスマホと称しても過言ではないと思います。
ただのダウンサイジングではない、イチから組み上げたであろう1台
さて、XPERIA 1 IIはどちらかと言うとソリッドというか、高性能の塊感では、それまでのXPERIAとは一線を画する感じがありました。XPERIA 1がプロトタイプであれば、XPERIA 1 IIはマスプロタイプ、XPERIA 1 IIIはリミテッドタイプ。もし1 IVがでれば、さらなるリミテッドモデルへの進化となるでしょう。とはいえ、XPERIA PROという別ラインがあり、こっちはまごうことなきプロフェッショナルタイプという扱いへと進化しています。
対して、持って使ってみるとわかるのですが、XPERIA 5 IIは丸みを帯びたボディもあってか、どこかポピュラータイプへの諦めを捨ててない感じがあります。徹底的に棲み分けしている感じもあり、1 IIと同時発表だった10 IIに比べても、丸さが際立つ感じがあります。(10 IIIはまたサイドに丸みを持たせた)
考え方によっては、廉価版のボディにハイエンドのスペックを詰め込んだとも、このボディからは感じさせます。ソニーが考えるミドルレンジはあくまで10シリーズと言っているものの、本来置きたいのは5シリーズのボディに10シリーズのスペックで、1相当の機能を搭載したいと思うんですよね。
ただ、それに機能が追いつかない、そうなると無条件でハイエンドパーツを搭載する方向になり、結果としてSnapdragon 8シリーズを大量購入、1と5に搭載しているという流れなのかと思います。
技術の結集が1シリーズ、その廉価版が10シリーズだとすれば、5シリーズは10シリーズのコンパクトさの中に、極力1シリーズのスペックを詰め込み、足りない部分は1シリーズに負けないパーツで補う。こうして、単なるダウンサイジングではない、別のハイエンドと呼べるモデルをわざわざ毎回作っているのだろうと思います。
使い勝手など
色々書きましたけど、慣れのレベルもありますが、単純に片手操作がしやすいのが大きなポイントで、1 IIで強引に片手操作する場合、届かない範囲や持ち方への工夫などが必要でしたが、それを考える必要がないです。加えて20g程度軽くなっているため、ゲームの耐久戦などではなかなか有効だと思います。軽さで言えば、似たような軽さのMi 11 Lite 5Gを持っていますが、こちらは液晶が大きい分薄いというのがポイントで、思ってたより軽いけど、使い勝手は6.5インチのスマホと大差ない持ち方に終始してしまいます。
ちょっと驚くのは、幅68mmというサイズ、実は歴代ZシリーズやXZシリーズは無論のこと、Compact系が死守していた幅65mmに迫るものがあります。iPhone 13 miniでも64.2mmほどありますから、いわば現代のCompactシリーズとも取れるわけです。片手で操作出来る範囲にすべて収まるというのは、それだけでサイズ感、ひいては使い勝手に直結してきますので、この点でのアドバンテージはやはり大きいものではないかと思います。
強いて言えばGoogleアシスタントボタンかなあ。シャッターと間違えるので、無効にしたいと考えますけど、それが無理かなとは思います。
ゲーム用途に使うことは将来的にはあるかもしれませんが、今のところ
- アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
- ウマ娘プリティーダービー
- プリンセスコネクト Re:Dive
- IDOLY PRIDE
- ときめきアイドル(オフライン版)
まとめ:ニッチすぎるサイズはいつまで続くのか?少なくとも1 IIからは十分乗り換え出来る
こうなると、5シリーズの行く末を心配してしまいます。おそらく、次に買うであろうXPERIAは、間違いなく5シリーズになると思います。それだけサイズ感がいいです。
昔からGALAXYシリーズにおいて、ノーマルタイプと少し画面の大きいPlusシリーズを用意していた理由が何となくわかります。GALAXYは同時に発表することで、下半期のnoteシリーズも用意出来たわけですけど、XPERIAはこれを5と1という2台で、特に2021年は同時発表となったことから、今後も同時発表されるケースは十分考えられると思います。
手の全体を使って持つ感じのXPERIA 1 IIに比べ、指が逆サイドに届いてしまうほど細いXPERIA 5 II。スマートフォンの進化を常に一線で感じられる1シリーズに比べると、5シリーズは握れるハイエンドという微妙でニッチな立ち位置となります。iPhoneでいうノーマルとminiというサイズ感に近いですし、6.1インチは案外小さくないサイズではあります。このミスマッチ。いわゆる廉価帯であるスマートフォンのサイズはおおよそ6インチ程度ですが、その層にはベストマッチするハイエンドモデルとなります。最近だとASUSがZenfone8で5.9インチというサイズにしましたし、GALAXY S21もやや大きめではありますが、6.2インチとなかなかに小型です。
いわゆるコンパクトハイエンドという需要は世の中に一定数いて、そのアンサーがiPhone miniにあたると思うのですが、それとは違い、Androidはその画面の大きさをそのままカスタマイズ出来るという点で、多少なりともサイズが大きいほうがいいとは思います。そういった需要をうまく取り込むために、敢えて毎年作り続けているという感じはあります。
あとは、これを言ったらおしまいですけど、50インチぐらいならともかく、6.5インチで4K を搭載するというのは、やっぱりナンセンスな気がします。OSレベルで解像度の問題ではないにせよ、無理くり感があるし、そこはプロフェッショナルモデルだけに搭載する方向でもいいような気がします。ただ、4K液晶を搭載しているというのは、1シリーズの大きなアイデンティティではあるんですよね。そこを考慮すると、やっぱり引けないなとは思います。
理想を言えば5シリーズにも4Kでしょうけど、2K相当でも何ら困ることはないですし、スペックだけで考えれば、当時の他社のハイエンドモデルとほぼ似通ったスペックです。強いて言えば8GBメモリーですけど、これはどのメーカーでもこのクラスでは8GB+2K液晶でグラフィックメモリを確保出来ると考えられるので、特に悪いわけではないと思います。ただ、流石に次のSnapdragon 8 Gen1世代では、もう少しメインメモリを搭載してほしいなあと思う次第ではあります。
まあ、仮に5 IVが出たとして、SIMフリー版は2023年の4月頃でしょう。ちょうどSoCのサイクルで2周遅れになるとは思いますけど、それでもいいのかなとは思っています。
当面はXPERIA 1 IIの控えで、オーディオプレイヤーとゲームがメインとなりそうですが、いざメインを張ることになっても十分戦えるポテンシャルを持っているというのはよくわかりました。今後も構成を変えるようなことがなければ、とりあえずサブの1台として使っていこうかなと思っています。
メインで使うときにはやっぱりデュアルSIMのほうがいいんだけどなあ。
おしまい