今回は、Rakutenのオリジナル端末の一つ、Rakuten Handを今更ながら紹介します。

iPhone SEが入手出来ない?ならRakuten Handを買えばいいじゃない
正直、出たときに買おうかなという気にはなっていたんですけど、eSIM専用ということで、単純にその時はこれに2万を出す勇気がなかったのと、Rakuten miniで一度痛い目を見ていることもあって、一度は諦めていた端末です。
2022年の3月頃から、楽天も新規でiPhone SE2を回線契約込で1円で売りはじめました。まあ、完全に乗り遅れる形ではありましたが、今更iPhoneSE2で、eSIMに書き込みされてしまうのもどうかなと思いながらも、ちょっと探してはいました。
ちょうど同じ時期、楽天スーパーセールでRakuten Handを回線契約込で980円というモノが販売されていました。楽天回線は持ってなかったので、迷わず買いました。iPhoneはもういいですよ。
楽天回線は常時1回線何かしら用意しておきたいというところではあるんですが、基本eSIMは不便な感じがします。ただ、今はPixel6も持ってるし、povo2.0みたいに気軽にeSIM交換も出来るので、最悪eSIMはPixel6で使おうと思って、現実にそうしています。Rakuten Handにはpovoが入っていて、まあこれはそんなに外に持ち出すような端末じゃないし、最悪トッピングでどうにでもなるという感じではあります。
ソフトバンク系のB8、ドコモのB21がないことを除けば、ほぼ国内のバンドは網羅しており、Rakuten miniとは違うというところが見られます。
惜しいのは、これが防滴止まりで、防水仕様だったら面白かっただろうなあと思います。

背面もシンプルですね。
全体的な操作感など
基本スペックは4GでもミドルエンドのS720Gを搭載しているのと、画面解像度がHD+(1520X720)なのもあって、メモリ4GBしかないとは言えど、サクサクと動きます。
ちなみに、最近の5Gシリーズとの比較で行くと、S480のRedmi Note 10 JEより全然まともで、Libero 5Gシリーズに近いです。これだけサクサク動いて小さいと、往年のコンパクトスマホを思い出させます。Rakuten Hand 5GはS480なので、果たしてどうなのかと疑問ですね。
持ちやすい。とにかく軽い。これで3日ぐらい放置してもまだバッテリーが残ってる。あらゆる点でRakuten miniの悪いところをすべて解決してくれる端末です。
ちなみに、指紋認証センサーですが、非常に認識が悪いです。これはガラスフィルムをつける前から変わらなかったので、諦めて付けていますけど、なんでこんなに認識が悪いのか分からないですね。
ゲームですが、デレステ、プリコネ、ウマ娘、IDOLY PRIDE、ときドルと、このサイトではおなじみのアプリをインストールして、普通に遊べています。ウマ娘やIDOLY PRIDEは高品質設定にすると、フレーム落ちしてるようなガクガクがありますけど、そもそも小さいのと、解像度がHD+なので、そんなに気にしなくてもいい気がしますね。デレステでMV見るだけならこれでも問題ないだろうし、サイドの曲面が気になってたけど、もちろんプレイが普通に出来ます。緊急ログイン用とかにするにはもったいないかもしれない。この辺がS720Gの底力とも言えるでしょう。
そして、色々いじっていて驚いたのが、Bluetoothのオーディオコーデックの多さ。LDACやaptX、AACなどは当然として、なんとaptX Adaptive(24bit/48kHz)や、aptX TWS+に対応しているということ。残念ながら内蔵イヤホンジャックはハイレゾ非対応なので、ワイヤードDAPの置き換えには出来ないものの、ワイヤレス中心に利用する場合は意外と面白い存在。惜しむらくは内蔵ストレージ64GBなので、MP3の音源が溜まっている人や、ストリーミング再生がメインの人にはいい選択肢かもしれません。
まとめ、miniを払拭した「ちゃんとしたスマホ」。
Rakuten miniと同じTinno(Wiko)製だったので、心配はあったんですが、実際にサイズの大きな普通のスマホを作らせるぶんには全く問題なかったということで、杞憂に終わりました。
それどころか、チープな感じのスマホをを作らせたら右に出るメーカーはないんじゃないかと思わせるシンプルな外観と、それに見合わぬ立派なミドルエンドモデルとして作ってあるのは立派です。ただ、これも980円だから褒めてる感じがしてしょうがないです。まあ、定価で買っても12,980円だし、オークションなんかを見てると5000円台ぐらいからあるみたいなので、ちょっとしたWiFi端末として使うのにはオススメかもしれません。
個人的には、緊急ログイン端末であり、ストリーミング再生に特化したDAPとして活かせるケースが多い感じはします。なにより、持ち歩きたい。これを持ち歩いて通話端末だと言い張りたい。そんな端末です。ドコモはオンラインでeSIMを扱えるようになると、これはこれで便利なんですけどねえ。
おしまい

iPhone SEが入手出来ない?ならRakuten Handを買えばいいじゃない
正直、出たときに買おうかなという気にはなっていたんですけど、eSIM専用ということで、単純にその時はこれに2万を出す勇気がなかったのと、Rakuten miniで一度痛い目を見ていることもあって、一度は諦めていた端末です。
2022年の3月頃から、楽天も新規でiPhone SE2を回線契約込で1円で売りはじめました。まあ、完全に乗り遅れる形ではありましたが、今更iPhoneSE2で、eSIMに書き込みされてしまうのもどうかなと思いながらも、ちょっと探してはいました。
ちょうど同じ時期、楽天スーパーセールでRakuten Handを回線契約込で980円というモノが販売されていました。楽天回線は持ってなかったので、迷わず買いました。iPhoneはもういいですよ。
楽天回線は常時1回線何かしら用意しておきたいというところではあるんですが、基本eSIMは不便な感じがします。ただ、今はPixel6も持ってるし、povo2.0みたいに気軽にeSIM交換も出来るので、最悪eSIMはPixel6で使おうと思って、現実にそうしています。Rakuten Handにはpovoが入っていて、まあこれはそんなに外に持ち出すような端末じゃないし、最悪トッピングでどうにでもなるという感じではあります。
かんたんなスペック
Snapdragon720G (2.3GHzx2、1.8GHzx6)
メインメモリー 4GB
ストレージ 64GB
5.1インチ HD+(1520*720)液晶
無線LAN 11ac(866Mbps対応)/Bluetooth5.0
4800万画素(メイン)/200万画素(深度測定レンズ)/1600万画素(フロント)
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応
モノラルスピーカー/イヤホンジャック/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
2630mAhバッテリー
138 x 63 x 9.5 mm 129g
Android 10
4G
1/2/3/4/5/7/18/19/26/28/38/41/42
3G
1/2/4/5/6/19
ソフトバンク系のB8、ドコモのB21がないことを除けば、ほぼ国内のバンドは網羅しており、Rakuten miniとは違うというところが見られます。
惜しいのは、これが防滴止まりで、防水仕様だったら面白かっただろうなあと思います。

背面もシンプルですね。
全体的な操作感など
基本スペックは4GでもミドルエンドのS720Gを搭載しているのと、画面解像度がHD+(1520X720)なのもあって、メモリ4GBしかないとは言えど、サクサクと動きます。
ちなみに、最近の5Gシリーズとの比較で行くと、S480のRedmi Note 10 JEより全然まともで、Libero 5Gシリーズに近いです。これだけサクサク動いて小さいと、往年のコンパクトスマホを思い出させます。Rakuten Hand 5GはS480なので、果たしてどうなのかと疑問ですね。
持ちやすい。とにかく軽い。これで3日ぐらい放置してもまだバッテリーが残ってる。あらゆる点でRakuten miniの悪いところをすべて解決してくれる端末です。
ちなみに、指紋認証センサーですが、非常に認識が悪いです。これはガラスフィルムをつける前から変わらなかったので、諦めて付けていますけど、なんでこんなに認識が悪いのか分からないですね。
ゲームですが、デレステ、プリコネ、ウマ娘、IDOLY PRIDE、ときドルと、このサイトではおなじみのアプリをインストールして、普通に遊べています。ウマ娘やIDOLY PRIDEは高品質設定にすると、フレーム落ちしてるようなガクガクがありますけど、そもそも小さいのと、解像度がHD+なので、そんなに気にしなくてもいい気がしますね。デレステでMV見るだけならこれでも問題ないだろうし、サイドの曲面が気になってたけど、もちろんプレイが普通に出来ます。緊急ログイン用とかにするにはもったいないかもしれない。この辺がS720Gの底力とも言えるでしょう。
そして、色々いじっていて驚いたのが、Bluetoothのオーディオコーデックの多さ。LDACやaptX、AACなどは当然として、なんとaptX Adaptive(24bit/48kHz)や、aptX TWS+に対応しているということ。残念ながら内蔵イヤホンジャックはハイレゾ非対応なので、ワイヤードDAPの置き換えには出来ないものの、ワイヤレス中心に利用する場合は意外と面白い存在。惜しむらくは内蔵ストレージ64GBなので、MP3の音源が溜まっている人や、ストリーミング再生がメインの人にはいい選択肢かもしれません。
まとめ、miniを払拭した「ちゃんとしたスマホ」。
Rakuten miniと同じTinno(Wiko)製だったので、心配はあったんですが、実際にサイズの大きな普通のスマホを作らせるぶんには全く問題なかったということで、杞憂に終わりました。
それどころか、チープな感じのスマホをを作らせたら右に出るメーカーはないんじゃないかと思わせるシンプルな外観と、それに見合わぬ立派なミドルエンドモデルとして作ってあるのは立派です。ただ、これも980円だから褒めてる感じがしてしょうがないです。まあ、定価で買っても12,980円だし、オークションなんかを見てると5000円台ぐらいからあるみたいなので、ちょっとしたWiFi端末として使うのにはオススメかもしれません。
個人的には、緊急ログイン端末であり、ストリーミング再生に特化したDAPとして活かせるケースが多い感じはします。なにより、持ち歩きたい。これを持ち歩いて通話端末だと言い張りたい。そんな端末です。ドコモはオンラインでeSIMを扱えるようになると、これはこれで便利なんですけどねえ。
おしまい