あるさんのレビューblog

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カテゴリ: 商品購入レビュー

まあ、今更感が非常に高いですけど。
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今回は、もう生産終了となっている、中国Hibyの唯一となる、2.5mmバランス端子+Android搭載+ESS DAC搭載の、Hiby R6の実機レビューです。

Hiby R3のイライラを解決するところから始まった、R6購入記
まず、根本的な話をすると、「ほしかったからかった」という元も子もない話になってしまうので、それとなく雑記で悩んでいたことを延々と見直し。
Hiby R3はめちゃくちゃ出来のいいオーディオプレーヤーで、バランス接続が出来て、3万そこそこという価格もあり、飛ぶように売れたというのは、入手の難しさから感じました。とはいえ、使ってるとだんだん見えてくる問題点が色々ありました。
簡単に書くと、
  • SONYのアプリによるANC機能が専用機ゆえ使えないこと
  • Bluetooth周りがアップデートするごとに改悪していること
  • Hiby Linkの接続の不安定、Bluetooth接続ごとにON/OFFしなければいけないこと
まあ、1番は完全なお門違いではあるんですが、もともとの発端なので書いておきました。Headphones Connectの恩恵を受ける機種が2つあり、これらを使う場合はスマホで使う必要があったことがまず第一にあります。
そうなると、microSDなどの問題も出てきて、同一のデータをクローンのように入れておく必要があり、R3側のmicroSDが200GBに対して、スマホ側が128GBで、データがあふれてしまっていたことが結構不満だったという話です。管理が非常にめんどい。

2番目と3番目、単純に色々できるようになったのは嬉しいかもしれませんが、基本的なBluetoothの接続などがうまく動かず、BluetoothイヤホンをONにした場合に自動接続が出来ないことが多く、自動接続が出来ない場合は手動接続しなきゃいけないのですが、その場合にHiby LinkをOFFにしないとBluetoothの手動接続が出来ないという、一見不思議な仕様になってしまいました。これはいつからなのかよく分かってないのですが、ある日突然アップデートしたことでこういう感じになったので、最初からじゃないと思うのです。(この辺はR3のレビューも参照)

で、後継モデルというと、R5がシーラス・ロジックのDACということ、そして4.4mmバランス端子ということで、早々に選択肢から外しました。
Hibyで選択するとなると、R6かR6 Proということになるのですが、音の面で、若干味付けが異なっているというのが、結構色々なところで書かれていたので、そこはR3と同時期のモデルのほうが、耳馴染みがいいんじゃないかということ、そして2.5mmバランス端子が決め手となるわけですね。


まあいいんです。子供の頃欲しかったBB戦士やミニ四駆を大人になったら衝動買いするのと大差ないです。R3を買ったあのとき、俺はR6が欲しかったんです。多分それだけなんだと思います。


わがままニーズを満たした、完璧なオーディオプレーヤー
俺得なニーズを満たすR6ですが、なぜ、そんなにいいと思ったのか?という話です。
  • Android、およびGoogle Play導入済みで、ストリーミング再生や他社アプリが使える
  • LDACやaptXはもちろん、Hiby musicを使えばUATやHWAなどもサポートするBluetooth
  • 2.5mmバランス端子、DACにESSのES9028Q2Mを左右1基ずつ搭載
  • SoCにSnapdragon 425を搭載し、QC3.0に対応
いや、じゃあスマホでいいじゃんのレベルなんですよねこれw
2.5mmバランス端子搭載で、AbemaTVだろうがYoutubeだろうがRadikoだろうが、スタンドアロンでバランス出力できちゃうって話です。スタンドアロンというのがポイントなんです。
どうしても1回Bluetooth、もしくはUSBを介することの煩わしさにイライラしちゃうタイプなので、それができるというのは、(意味もなく)非常に気分がいい。
標準でLDACに対応しているので、Headphones ConnectでLDAC接続しつつ、ANC機能も使える。これも気分がいい。(端末のセンサーなどの都合上、アダプティブサウンドコントロールの詳細設定が出来ないのは問題だが。)

そして、なんやかんやで一番気分がいいのは、Hiby Musicを使わず、他社の音楽プレーヤーを利用できるという点です。無論、2.5mm接続ではHiby Musicを使うのがベストな環境なのですが、このアプリの根本的問題として、中華アプリらしく日本語の対応がうまく出来ず、曲の並び順などがめちゃくちゃになっていることと、シャッフル再生がだんだんと規則性を帯びてくることなんです。
言ってることがわけわからないでしょうけど、A~Fの曲があったとして、シャッフルのAから始まる曲順と、Fから始まる曲順が、途中から全く同じ選曲になってくるんです。
ACDFBEの順で曲が流れるとして、Fから始まればFBEACDの順で流れるという感じです。まあ、シャッフル使ってると同じ並びの時があるなあと思いますが、R6では結構な確率でそれを感じてしまうところに問題があります。
そこらへんは一日の長があるSONYやONKYOのプレーヤーのほうが、日本向けカスタマイズが進んでいるので、気分がいい。

Androidが入っていることで生まれる利点は他にもあり、ほとんどのUSB DACを接続して使うことができるのが大きいです。
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Hiby R6にiBasso DC01を接続している図です。
ある意味、言っていることとやっていることが全く違うのですが、こういうことも普通にできるうえ、最近はヘッドホンアンプなども専用のアプリがリリースされているため、専用機以上に好みを反映しやすいです。たまにAK4493の出る音が聞きたくなるときに、これだけで済んでしまうのは気分がいい。

そして、何より使い慣れたAndroidで、普通の端末として扱えるという点も、中途半端と言われる反面、使い勝手で大きなメリットなのかなと思います。

要注意点として、WiFiのAPに対して、凄まじい相性があることが気になります。総じてNECのルーターは駄目だし、11acでの接続もバッファロー以外のメーカーではなんとなく出来ない感じがあり、これをどう見るかという点があります。もっとも、2.4GHz帯の11nでもストリーミング再生レベルでは問題ないと思いますので、素直にそれを使うほうがいいでしょう。
それに関連して、BluetoothとWiFiの同時接続で、猛烈に動作が不安定になるという問題点もあります。LDACだけの問題なのかなと思ってたんですけど、aptXでもAACでもSBCでも起こるのが解せない。ましてQualcommのSoC使っててこうなる理由がよくわからないです。
LDACに限ってはさらに音質重視の990Kbpsが全く使い物にならないレベルで、660Kbpsでは安定します。この辺はSONY製品じゃないのでしょうがないのかな。

バッテリーはハッキリ言ってものすごく持ちが悪い。性能面で問題ないのに、おそらくメディアプレーヤーとして使えない最大の問題点はこれなんだと思います。バランス端子側だけで、音楽を聞いてると4~5時間でアウトです。まあ、スプリントレース向きですね。
ならば充電しながらという方法もあるにはあるんですが、有線ならともかく、Bluetoothではしょっちゅう切れるようになるため、モバイルバッテリー併用での運用も結構厳しいんじゃないかなと思います。

どうでもいいですけど、3.5mmイヤホンジャックはヘッドホンで使うことを推奨したいです。プラシーボレベルではあるんですが、2.5mmバランス端子で出るイヤホンの音に対して、3.5mm側は力で押し出している感じがあり、結果としてイヤホンでは力不足を感じるのかなと思います。
R3で3.5mmがスカスカという話を書いたと思うんですけど、もしかすると単純にでっかい出口で出してなかったからという可能性もさもありなん。


まとめ:あえて今、R6を買う必要性はあるのか?
ずらずらと俺的メリットを書いておきましたけど、ぶっちゃけ2.5mmバランス端子か、4.4mmバランス端子にするのか、という点でR6 ProとR6を天秤に掛けるというのが本当はいいんだと思いますが、R6 Proはアンプ部のチップが違うため、味付けが微妙に違う感じです。
それならそれでAK4493搭載、2.5mm&4.4mm出力可能なFiio M11あたりを買ってしまうというのもいいんでしょうけど、そこはHibyのR5を押しておこうかなw
旭化成もシーラス・ロジックも音の傾向は同じ方向なので、いわゆるキレイ系に鳴らす音が好きなら、1年の年月分、そっちのほうがDAPとして完成度は高いです。ましてAndroidじゃなくてもいいなら、iBasso DX160なんかも、このレンジのコスト面では有利ですね
さらに言えば、上位のHiby R8なんかも出ます。これは普通にS625搭載のスマホ、通話まで出来れば、今風のGRANBEATと考えられるので、面白いのかなと思います。値段が10万ぐらいしそう。

結局のところ、メリットで上げた点以上のセールスポイントがないです。
多分、使えば使うほどアラが見えるとは思いますし、Hiby R3からのアップグレードとしての選択だったので、利便性を考えればそこまで悪くはないです。
5万そこそこで今はミドルエンドのDAPもラインナップが増えてきていますので、今他の人にすすめるという点で見た場合、本当にあえてR6をすすめるのは、ちょっと気が引けるかな。
ESSのDACを搭載して、2.5mmバランス端子があって、BluetoothでLDAC接続までサポートして、素のAndroidが入っているDAPが欲しいのであれば、ピンポイントで刺さるんじゃないかなと思います。




おしまい

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---2018/09/26---
Ver.1.15にアップデートしないとmicroSDにアクセスできない不具合があったそうです。
基本的な変化はなさそうなので、掲載時の1.14のままのレビューを載せておきます。

---2018/09/29---
Bluetoothの自動接続に変化があったので、1.15版で記載を加えました。

---2019/07/22---
Ver.3.3に関して、現行の問題点を記載。


まあ、買うと言っていたので、そんなに驚きはないと思いますけど。

今回はHiby R3というDAPの実機レビュー。


一度ハマると抜けるのに苦労するDAP選び

さかのぼること3年前、NW-ZX100を買った時のこと。
アンバランス接続ながら、LDACが使えて、ストレージが128GBという点で、その時点ではかなりオーバースペックかなと思いつつ、買ってしまった思い出があります。確か140gぐらいだったんですけど、サイズ感が良かったんで、結構重宝したんですが、資金難に陥り、LG V20 Proのオーディオ機能でもその代役が務まるということもわかり、結局は手放すことになってしまいました。

その後、V20 Proも手放し、XPERIA XZ Premiumで音楽を聞く期間もありつつ、microSDの200GBを持っていたので、NW-A45を買います。Bluetooth機能の充実と、バッテリーの持ちでは半端ないレベルで、おおよそこれとMDR-1000X、もしくはXBA-300で問題なく使っていたわけです。

転機となったのは、XHA-9000というaptX HD対応のBluetoothアダプタ兼ヘッドホンアンプを買ったこと。この製品には2.5mmバランス接続が付いており、試しにどんなもんかとXBA-300にバランスケーブルを買い足して使ってみたところ、前々から気づいてはいたんですが、自分の左耳が若干弱いことと、それを差し引いても顔の中心で鳴っていた音が、頭の上やら下やらから鳴ってくるような、疑似立体音響的な感覚になりました。(これはXHA-9000の味付けが良かったのだろうと思うがw)

ただ、知っての通り、そのときにはShanling M0を予約していて、一気にBluetoothに傾いた時期ではあったため、それっきりにしようとは思ったのですが、結局LDACで利用するためにはLDAC対応の機器を持っていないといけないわけで、そのときにはMUC-M2BT1を持っていなかったので、一時は無駄にM0→aptX接続でXHA-9000→バランス接続でXBA-300という、非常に煩わしい感じになっていました。

もともとM0を買った理由ってのが、ESSのDACを搭載し、かつサイズ的に小さく、さらにBluetoothの機能充実だったわけですけど、イヤホンを挿さない=DACの意味がない、という点と、細かいレベルでの使い勝手の悪さがやはり耐えられなかったのが、M0の代わりを探そうって話になります。

で、この間にFiio X3 3rdも買ってるんですが、こっちはこっちで音は申し分ないものの、使い勝手が悪く、一時はもう諦めてM0とX3の併用も考えたのですが、やはり納得が行かないという理由で、Hiby R3を購入するに至ったというわけです。

実際、紆余曲折があって、発売初日にeイヤホンに予約を入れたものの、そのタイミングでFiio X3が値下げされ、たまたまヤフオクで凄まじく安い値段で即決できるのが出てたので、即落札したあと、15分ぐらいしてeイヤホンからキャンセル分の配当が回ってきて、結局その時はキャンセルしてしまいました。その後、グレーを買う予定でeイヤホンには予約を入れたものの、グレーは9月になっても発売されず、我慢できずにやはりヤフオクより国際版を入手。そしてデジャブのごとくeイヤホンからグレーの入荷があったものの、その時には今度は仕事のドタバタがあり、結局のところeイヤホンには申し訳ないと思いつつ受け取りにいけず、ヤフオクの商品も受け取ったのは9月8日と。

かくして、無駄なお金を使いつつも、最終的には辿り着いたというわけです。


程よいサイズにして、充実の機能
さて、このR3の何がいいかというと、
  • 3.2インチタッチパネル液晶を搭載していること
  • 82(縦)x61(横)x13(幅)mm、95gとコンパクトサイズであること
  • Hiby Linkが使えること
  • ESS ES9028Q2Mを搭載していること
  • 2.5mmバランス接続端子があること
  • LDACやUSB type-C接続で外部出力、本体側音量調節も可能なこと
至れり尽くせりの高機能。それでもって26,800円(税抜)という価格。
DAP入門にもよし、ハイエンドユーザーのサブ機としてもよしと、従来の中華DAPを覆す、驚きの商品となっています。Fiio X3 3rdを値下げせざるを得ない理由なんかがある意味わかってしまうぐらい、出来がいいです。

まずタッチパネル液晶。これはウォークマンでもNW-A30シリーズから採用されています。今回M0を使っていて思い出したのは、iPod shuffleを使わなくなった理由とも似ていて、タッチパネル液晶のサイズが小さいと、自分の手では操作が極端にしにくいということです。
ま、つまり1インチ台のサイズだと操作が厳しく、2インチだと文字が若干読みづらい。そこが3インチ台に入ると、極端な話、昔のiPhone3GSサイズ(3.5インチ)なわけですから、操作も出来て、ある程度文字もはっきり見えるという点では、同クラスではFiio M7ぐらいしかない感じです。

サイズ感。流石にNW-Aシリーズほどコンパクトではありませんが、それでも100gをギリギリ切るのは立派だと思います。

Hiby Linkへの対応。簡単に言ってしまうとDAPのフルコントロールがBT経由でスマホで出来てしまうというソフトです。フルとは一応言っていますけど、若干制限もあります。
これがM0にはなかった大きな機能です。Shanling製品はアップデートにより、このHiby Link機能が使えるようになっているのですが、M0ではなぜかその機能がない感じでした。おそらく、そもそもそのサイズの商品、単なるレシーバーと変わらないのだから、特に操作には支障ないでしょうと、メーカー側が考えた感じだと思います。が、実際のところ、このサイズの商品にその機能がないのが、上記のサイズによる使い勝手の悪さにつながることになってしまったわけですね。
ただ、この機能、便利は便利なんですけど、ある問題により、一旦お預けとなっています。後述。

ESSの話はもういいでしょう。V20 ProでもShanling M0でも話はしました。

そして、買い替えるに値するワンピースだった、2.5mmバランス接続端子の搭載。音以外のメリットとしては、MMCXのイヤホンケーブルの交換回数を減らすことにありますね。と言っても、別にアダプタをつければ3.5mmにも対応はできるので、ある意味言い訳ではあります。

LDACには当初から対応する予定もあったこともあり、現在の1.14ではLDACには対応しています。他はaptXとSBCです。BTレシーバー機能はSBCのみ対応。USB DAC機能ももちろんあります。
あとは、USB type-Cから外部ヘッドホンアンプに出力する場合でも、本体音量が上下できるのはポイントです。まあ、あまりメリットはありませんが、type-C→3.5mm端子ケーブルなど、音量が一定にしか出力されないケーブルなどでで直接ヘッドホンをつなげる場合などでは、本体側の音量が変えられない場合は、使い物にならないこともしばしばあります。それが防げるだけでも、かなりメリットはあります。
当然のことながら、DAC搭載のケーブルじゃないとダメなので、最近のAndroidスマホのUSB Audio Class 3.0アダプタなんかでは、音が出ないこともあります。ここは注意。

と、いろいろ能書きをしてきましたが、音はどうなのよ?という話。
ここではLDAC出力は出力側依存なため、3.5mmと2.5mmのみに絞って書きます。
EQはかけず、基本フラット出力しています。

まず、3.5mmのアンバランス接続。
とりあえずXBA-300+NOBUNAGA Rabs TR-SE2 BALANCE+Fiio L26との組み合わせ。
うーん。これは本当にDACを通している音なのか?と疑問になるぐらい中音だけがよく聞こえる感じです。良く言えば音の密集している場所だけをターゲットにしている。悪く言えば音域が狭い。Fiio X3 3rdは両方とも音の通りは同じだった感じがあるだけに、なんか気持ちが悪いですね。

AKG Y23との組み合わせ。
これだとイヤホンの限界が低いのもあるのか、イヤホンの周波数特性なのか、異様に音がキレイに聞こえます。本当に20~20KHzだけに特化してる感はありますね。

マイナーどころ、ZODIC ET2202+Earmax MMCX-2.5mmバランスケーブル+Fiio L26との組み合わせ。
簡単にイヤホンを説明すると2DD+2BAという今どきのスペックバカ中華イヤホンなんですが、ドンシャリ大好き中華イヤホンの同価格帯では珍しい高音域側に強いタイプのイヤホンです。僕が定義する「音楽をしっかり聞く時に使う」ガッツリ系のイヤホンです。
これも、なんか物足りない感じが異様にします。XBA-300のように全方向3BAドライバーではなく、DDとBAの音域の使い分けをしっかりしている感じもあって、より迫力に欠ける感じが否めないです。音に元気がないと表現するとしっくり来るのかな。イヤホンの音なのに、適当にやってますよ感がしてどうしたもんかなあと思えてしまいますね。

ちなみに参考まで、MDR-1Rで聞いてみたところ、漠然とした「いい音」が鳴っている感じで、音情報量や音密度みたいなギュッと固まった感じがなく、個々の大きい音が目立つような感じです。

---2018/09/29追記---
AKG N40+純正付属ケーブル
細かい音の鳴り分けはしていませんが、3.5mmでも2.5mmアンバランス接続に近い感じに出るとは思います。ただ、やっぱり音に元気がない。2.5mmに対して、音圧的なものや、R3側の出力が絶対的に低いのかもしれないと思われます。
ちなみに、この組み合わせをXPERIA XZ1 Compactで聞いてみると、イヤホン最適化と相まって、フラットながら左右の鳴り分けもしっかり出来ています。

XBA-300+純正付属ケーブル
この純正ケーブルはアンバランスながら、L側とR側のグラウンドが分かれてる4芯型なのですが、イヤホン特性を無視したように、なぜか低音域の通りがすごく良く聞こえる感じになります。これはなんでなんだろうかな。この組み合わせとR3が単に合わないだけなのかな。それともR3が微妙に低音域寄りの中音域なのか。いまいちどこを中心とした音なのかはっきりしない感じがします。


この点に関しては、3.5mmアンバランス出力しかないM0や、両端子があるのにそれほど特性に違いの見られなかったFiio X3 3rdやXPERIA XZ1 Compactなんかの音がいいとされるスマホに比べると、明らかに中音域特性に絞られている感じが否めないです。それゆえにY23で意外なほどいい音(ちなみにY23はエレコムのCH2000並に衝撃だった)が出るのも、なんとなく納得がいきます。


真骨頂はやはり2.5mmなんでしょうね。
XBA-300+NOBUNAGA Rabs TR-SE2 BALANCEの組み合わせ。
ああ、これがXHA-9000で最初に聞いた時に感銘を受けた音だと言わんばかりの脳内上下左右からそれぞれ出てくる音の応酬。そしてやっぱりSONYのイヤホンの中では異質な高音域の響き。それで耳障りもないという。きっとNW-ZX300+XBA-300の純正ケーブルでもこんな感じには浸れるとは思いますが、とにかくクセもなければ見落としもない音。ダラダラ聞いていられる贅沢な環境であります。

ZODIC ET2202+Earmax MMCX-2.5mmバランスケーブルの組み合わせ。
やる気スイッチが入ったのか、低音域までガンガン出てきます。高音域の聞こえ方は輪郭がはっきりとしたシャープな音に変わり、ピアノの音なんかは鍵盤の押してる強さが違うんじゃないかというぐらいバンと出てきます。ただ、高音が刺さる感じは否めないのがポイント。
これで接続して思ったのですが、このイヤホン、結構丁寧な仕事をしている感じです。EDMを聞いてる分にはそれほど違いはないのですが、ロックやジャズなどの曲では、それぞれの楽器の音を出そうとしていて、伊達に2DD+2BAじゃないなと感心させられます。
なんにも作業せずにガッツリ聞きたい時。移動中にこれをしているだけで、少しは気分が変わるかなという感じのイヤホンなのかもしれないですね。

最後に書き途中で入手出来たAKG N40+Earmax MMCX-2.5mmバランスケーブルの組み合わせ。
僕の今回のオーディオ沼最終到達点は、このイヤホンとWH-1000XM3と決めていますので、とりあえず条件的には2つまで揃った形にはなります。
3.5mmを聞いていないという違いはありますが、耳から入る情報量が今までのイヤホンやヘッドホンと比べ物にならないぐらいで、正直僕のほうが追いつかない気がします。分不相応とはまさにこのこと。ただ、AKGのイヤホン作りや特性は理解しているつもりなので、暫定的設置ではあるものの、これ以上のイヤホン環境を望むには、もっと自身が音を聞き分ける能力がないと厳しいのではないかと思います。全方位にまんべんなくいい音を鳴らす。ハイレゾ音源ならともかく、MP3ですら、音の輪郭がはっきりするというのは、XBA-300やXBA-H3なんかでも感じたことがない。ましてDSEE HXなどのアップコンバートもしていないところ、Hiby R3とAKG N40をバランス接続した時のポテンシャルの高さを実感できると思います。



とまあ、ケーブル接続の場合は、完全に2.5mmバランス接続に集中をした作りとなっているようです。値段と売りを考えると、どっちに集中させるべきなのかはメーカー側でもやむなしな感じはしますが、ここまでバランス接続に振ってもいいものなのかなと、少々心配しますね。
エントリークラスのDAPにミドルハイのイヤホン、そこに2.5mmのバランスケーブルと相応の容量のmicroSD。システム全体を考えると、思った以上に高価すぎやしないかと思うのですが。


ここはなおして欲しい、もうちょっと頑張ってほしい点

まず、Bluetooth問題ですが、特定のワイヤレスイヤホン(手持ちではWF-1000Xが該当)では、24bit以上のFLACファイル(未確認だけどMP3でもそうなのかも)では、なぜか再生速度が遅くなるという問題がありました。これはWF-1000Xに関しては、1.14で解決しているので、特に不問ではあります。
ただ、やっぱりアンテナ配置が悪いのか、ジーパンのポケットに入れてHiby Linkでスマホと接続しながらLDAC標準でフラフラしてても、頻繁に接続が切れたり、遅延が発生したりと。
別の日にHavit G1でもやったんですけど、やっぱり同じような感じなんですよね。不思議なのはHiby Linkは切れないのに、イヤホン側が切れることが多く、これも謎ですね。
んじゃHiby Link切ったらどうよと思ったんですけど、残念ながらそういうものなんでしょうね。対策としては本気で物理的距離を縮めるぐらいしかなくて、結果としてワンショルダーバッグのベルト部にあるポケットに入れるとか、そんなのでしのぐ感じです。
またShanling M0よりひどく、SBCですら自動接続してくれないです。ただ、忘れた頃に接続することもあったり。なんか不安定な感じです。
---2018/09/29追記---
1.15にアップしたことで、Bluetoothの自動接続の機能がアップデートされた模様で、一つ前に接続したBluetooth機器は、コーデック不問で自動接続する感じになりました。ただ、手持ちのbluetoothイヤホンやヘッドホンで、できるものと出来ないものがあるため、まんべんなく、というわけではないようです。
ちなみに、現在のところWF-1000X、MDR-1000Xは自動接続出来ず、MUC-M2BT1、Havit G1、SOUL Invibeは自動接続可能。ソニー系と相性が悪い気がしますけど、MUC-M2BT1はソニーのアダプターなので、なんかもうちょっと詳しく各イヤホン機能とか、カタログスペックとかを比較しないとわからない点が多いです。


音量ノーマライズがない点も地味に痛いです。まあ、これも地味にCPUパワーのいる仕事なので、廉価DAPではないほうが多いです。日本産のDAPが優位なのはこの辺の細かいところだったりしますね。

内蔵ストレージがない割に、microSDのスロットがむき出しになって、カバーがないのも気になる点ですね。底面にあるので、フットプリントやスロットの関係もあったのかもしれませんが、もうちょっとなんとか出来なかったものなのかと思います。

やはり日本語ローカライズが最大の難関で、現在のところ(国際版では)例えば「A」の欄にメタデータのaがあればそこに入る感じになり、アルファベット→漢字→ひらがな/カタカナの順に並ぶようです。あと並び順もアルファベット→数字→特殊文字という感じで、ウォークマンなどに慣らされた人間としては、どこにどの曲があるかを逆引きするような事態も結構あります。んで、検索機能は当然ないので、アルバム名とか歌手名とかで調べなきゃいけないという、本末転倒なこともしばしば。
コンフィグなんかも翻訳が結構適当で、「Standby」を「待機」と直訳してたり、スリープタイマーと電源切タイマーが両方共「電源を切る時間」なんて訳されていたりするので、わからなくなった場合は英語表記にして確認するのがいいと思います。だいたいわかります。

あと、これはパッケージが非常に良く出来てるゆえの問題なのですが、専用ケースや専用保護フィルムなどのアクセサリーがほとんどなく、香港のオフィシャル、もしくはここぞとばかりのミヤビックスが出しているだけと、非常に幅が狭い状況です。
特にガラスフィルムは付属のもの以外に、メーカーに問い合わせて入手するぐらいしか方法がなかったり、ハードカバーと合成皮カバーがあるだけで、TPU派には厳しいです。
どうでもいいですけど、海外ではストラップやカラビナとかつけるような文化がいい加減浸透しないものかと思いますね。仕方なく穴あけパンチとか買って加工するしかないのがなんとも。

バッテリー持ちはいいほうではありますが、待機状態でのバッテリー消費が音楽を聞いているのと大差ないのは異様に感じます。(注:WiFiをOFF、BTをON、Hiby LinkをON)
まあ、原因はなんとなくわかるんですけど、起動時間が30秒程度かかること、スリープからの復帰後に高確率でBluetoothの接続がうまくできないという、中華DAP独特の問題もあるので、極力こっちとしては電源を入れっぱなしで待機状態にしておきたいと言うのが本音です。
気づいたらバッテリーが切れてるということもよくありますが、利便性を考えるとやむなしですね。
ちなみに、再生時間で切れることはなく、完全ワイヤレスイヤホンなんかで使う分には、そっちのほうが先に切れるレベルです。まあ、おおよそ東京-博多間を新幹線で往復するぐらいは持ちそうですね。

Ver.3.3における現在の問題点(2019/07/22追記)
約1年ほど使ってみましたが、現行に至るまでの問題点を追記します。
以下、現状でも残っている(もしくは新たに問題になった)点です。
  1. Bluetoothデバイス、及びHiby Linkが自動でデバイス認識できなくなる
  2. Hiby LinkをONにした状態で、スマホとの接続がOFFの場合、LDAC、aptXで接続しようとすると、必ずHiby Linkサーバーの機能をOFFにしろとアラームが出る
  3. 曲を転送したあと、30分ぐらいおいて曲スキャンを行っても、導入したオーディオファイルがライブラリーに登録されない(数回スキャンすると出てくる)
1は、ワイヤレスヘッドホンで、最後に接続したものが自動で接続できるものの、別のデバイスで接続しようとしても、何も起こらず、さらにBluetoothのメニュー上から接続しようとしても、接続に失敗しましたと出てくる。再起動すると、手動での接続はできます。
2は、1で説明したように、自動的に接続したデバイスの状態で、かつHiby Linkに関しても自動的に接続できるのですが、手動での接続を行う場合には必ずHiby Linkを切る必要があります。
Bluetoothに関しては、その他にメニューを開いても、メニューそのものが何も表示されないため、そもそも使えなくなることがよくあります。
3は、自動スキャンの設定をしてある場合であっても、当然のようにライブラリー更新はされないので、手動スキャンを行うのですが、これでファイルを完全に読み取ることができていない感じです。

Bluetooth周りに関しては、Ver.1台の頃のほうが総じてよく、接続安定性は格段に上がったものの、デバイス認識に難ありという問題のほうが大きくなっています。
特に、使い勝手を向上するはずのHiby Linkがデバイス認識しないで、いちいちBluetooth接続を切ったり、Bluetoothのデバイス一覧から該当スマホを削除して、認識させ直したり、本体を再起動したりと、かえって煩わしくなる点は、果たしてどうなのかなあって思います。


まとめ、総じて高いポテンシャル、値段以上の満足感はあるが...

概ね、同価格帯のFiio M7に比べ、2.5mmバランス接続ができるという点で優位ですが、反面BluetoothではNW-Aシリーズなどに及ばない感じであり、どこに焦点を当てるかによって、最適解がある感じはあります。

Fiio M7はAndroidベースで、変にマニアックな方向へ行けそうな感じはするし、やはりボリュームダイヤルの実装やExynos搭載ということで、Androidに慣れ、動作安定を求めるユーザーにはいいと思います。単体完結型としては非常にいい出来だと思います。
NW-A50シリーズ。S-Master HXやDSEE HX、ノーマライザーやCLEARAUDIO+など、ほぼフルデジタル化で最適化されていて、サイズも割と無駄のないサイズ。3.5mmといえども、日本人好みの侮れない音が出るので、割と万人向けです。Bluetoothレシーバー機能まで付いて、割とトレンドは網羅している感じです。ただ、昔は凄まじかったバッテリー持ちがタッチパネル化によってだんだんと失われているのは、ちょっと気になる点です。
Hiby R3は2.5mmバランス接続とHiby Linkによる使い勝手の良さで優位にあるのですが、細かいところの甘さはどうしても拭いきれない感じがありますね。懐の深さはありますが、総じてマニアックな感じもあり、これがベストと言い切るには非常に難しいです。

で、書いてる現在、Bluetooth接続だけなら小型で操作性に難はあるものの、Shanling M0があり、同じくDACチップが異なり、独特な操作性ですが、2.5mmバランス接続だけならFiio X3 3rdがあり、双方とも15,000円を切ってしまう点は、少し考えるものがあります。

書いてる本人の要求レベルが今回は無駄に高いということで、Hiby R3に行き着いた感じですが、実際のところ、Bluetoothは受信側のDACが音の出来のほぼ大半を占めることもあり(ウォークマンの最近のモデルはBTでもEQ機能が使えたりする)、本来のDAPの選び方としては、ワイヤードでどこまでいい音を鳴らすか?という点で比較するべきなのかなとも思います。
ただ、これまでウォークマンかスマホしか選択肢がなかったLDACやaptX HDなどがDAPに実装されたことも、また大きな進歩とも言えるし、この分を上乗せして買う場合に、3万以内のレンジは存在しているのでしょう。

あとは不安定な供給状況と、Hibyだけで言えばR6 Proに4.4mmバランス接続出力が搭載されて、今後4.4mmバランス接続に行くのかどうかがはっきりとすれば、もう少しオススメと言えるのですが、現状を考えると、やはりマニアックなDAP止まりになっちゃうかなと思います。






おしまい

今回は、docomo with終了直前ということで、このレビューでは珍しいローエンドスマホ、SHARP AQUOS sense2 SH-01Lのご紹介。
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かんたんなスペック
Snapdragon S450 1.8GHz x8
メインメモリ 3GB
ストレージ 32GB
5.5インチFHD+(2160x1080、18:9)液晶(IGZO)
1200万画素(リア)/800万画素(フロント)カメラ
モノラルスピーカー、3.5mmイヤホンジャック
無線LAN 11ac対応(433Mbps※後述)、Bluetooth4.2(aptX対応)
指紋センサーあり(前面)
USB type-C端子
防水(IPX8)/防塵(IP6X)対応
nanoSIMスロット/MicroSDスロット
2700mAhバッテリー
148x 71x8.4 mm(縦/横/厚さ)、155g
Android 8.1

ドコモ版のLTEバンドは1/3/5/12/19、最大下り150Mbpsまで対応です。
キャリアによって異なりますが、B26/B41などにも対応出来るようです。すべてのバンドを使う場合は、一番いいのはSH-M08を買うことですね。


廉価帯のクオリティも上がったと感じた面白いポイント
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この機種を買う人は、あまりスマホに多くを求めないとは思うのですが、それにしてもガワはかなりいいと思います。一部にアルミ素材が使われているようですが、ほぼプラスチックのような感じです。本当の意味でのcheapであり、これは使う人への配慮と戒めのように思います。
良くも悪くも実用に耐えうるが、スマホとしてのアイコンを保持しつつ、どうやったら雑に扱っても問題ないレベルになるのか?をしっかり考え抜いたんでしょうね。結果として、無難な形でcheapになったと思うと、これはこれでいいです。
前面に回れば、流行りの18:9の5.5インチIGZO液晶が存在感を出しつつ、指紋認証センサーがアクセントになっています。これだけだとiPhoneのパクリだと思われますが、このセンサーはホームボタンになっていて、ジャスチャーでタスクボタンと戻るボタンをエミュレート出来るのはいいです。MeizuのmTouchと考え方は一緒ですが、画面上のボタンを表示せずに、5.5インチをまるまる使えるというのは、最近のスマホでは珍しくなってきたんじゃないかな。
このあたりは、foxconnグループになったことと、今でもIGZOの技術をしっかり使い続けていることが功を奏した感じだと思います。


スマホとしての性能は、どう頑張っても廉価版
一方、性能面では非常に厳しく、S450搭載としては非常にスタンダードな3GB/32GBという仕様、カメラも1200万画素あり、メモ程度の画像を撮るには十分。これは普通に使う分にも、若干引っかかりを感じたりします。Androidがチューニングされているとはいえ、ちょっとした途切れた動作にストレスは溜まる感じです。S450だったり、eMMCのストレージだったり、これがハイエンドギーグの弊害か...。

しかし、これ以外にも足を引っ張るのは11acとLTEの遅さにあるのではないかと思います。特に感じるのはWiFi環境時での、通信によるアプリやブラウザのロード時間で、LTE環境ではそこまで感じないロード時間が、WiFi環境では特にイライラ来る感じ。11acはW56のチャンネルに対応していないのか、その帯域のAPは拾えません。1x1での接続なので433Mbpsまで。当然11nなんかもそんな感じなので、150Mbpsまでなのかと思います。
普段、11acはだいたい2x2の867Mbpsで利用しているので、片方のチャンネルが駄目でももう片方のチャンネルでうまいこと433Mbpsを確保してるんでしょうが、1ストリームではそれも難しいのではないかと思います。LTEが安定して実用レベルなのは、どこかしらかに接続出来てて、そこから安定して受信できるという話なんでしょうね。

bluetoothもコーデック的には対応可能なものの、aptX止まり。イヤホンジャックはあるとはいえ、音楽再生なども、SDカードからハイレゾ音源を再生するまでの若干の間みたいなのがあったり、全体的な処理不足があります。ふと思ったのは、Androidが搭載されてるFiioやHiby、iBassoのオーディオプレーヤーはなぜそれでも問題なく再生出来ているのか?という疑問はありますね。

当然、ゲーム用途にはまるで向いていません。ツムツムやポケGOぐらいなら問題ないでしょうが、比較的軽いと思われるスクフェスでのロード時間に関してでも、S800より遅いんじゃないかと思えるぐらいです。

電池持ちは素晴らしいの一言。おおよそ実用ベースで3日ぐらいは持つと思われます。気になるのは省電力モードになると、バッテリー消費が激しくなる感じがあること。多分、電池持ちを最優先にするゆえ、スタンバイごとに機能への電力供給をカットして、スタンバイからの復帰で電池を使ってしまっているのかなあと思います。ただ、省電力モードにしなければいいことですし、通常モードで3日ぐらい持つのであれば、そもそも省電力モードにする必要はないかもしれません。


一点、どうしても気になる点があるんですが、スマホ背面のおさいふケータイのマークの上あたりの筐体に縦筋が入っていて、ドコモやSHARPではこれを仕様と言っている点です。ドコモショップ経由の問い合わせでは、ドコモサポート、およびメーカーの見解として、問い合わせにはこう答えるというマニュアルが内部にあるらしく、ドコモ向けに出荷されているすべてのSH-01Kはこのようになっているという認識だそうです。(ちなみによくあるドコモショップからコールセンターに問い合わせた場合は、購入方法によって対応が異なるとのこと。今回はここでショップ側がサポートへ確認を取ってくれたので、仕様ということが分かりました。)
メーカー出荷時にはこの上にシールが貼ってあるため、実はあまり気づかれていないようで、コールドモックにはなく、ホットモックにはあるため、実機レベルでなにか仕様変更が合ったのだと思いますが、位置が位置だけに、人によってはものすごく気になると思います。その状態で出荷されてしまっていることも気になるのですが、なんの原因でこうなっているのか?というのは、どこかで明記すべきじゃないかと思います。


まとめ、即座に売るには惜しいが、ストレスを溜めてまで使うほどでもない
良くも悪くも日本のメーカーという点が光る一台です。長く使い続けるかどうかはさておき、スマホとしての最低限は抑えており、致命的な問題もないため、売るほうにとっては非常に勧めやすいモデルだと思います。さすが本当に売れているAndroidスマホだなと納得はしました。
使ってみると割といいところもあるんです。あるけど使い続けるうちにイラッとくる。こういうクラスのスマホをあまり使ったことないのもそうなんですけど、さすがにSHARPが作っていて、IGZO搭載というだけで売っていくには、現実的なスペックも含めて、非常に厳しいと言えます。

動作に対してストレスを溜めるというのは、個々の判断になるとは思うのですが、やっぱり精神衛生上よろしくないのと、気持ちが離れる要因となってしまうのは間違いないかなと思います。たかが3万程度の端末なんだからしょうがないと考えるべきなのか、同じ3万ならHuaweiを買うと考えるのかは、非常に判断しにくいところです。
言わば、日本のメーカーから出ているという点ぐらいしか売りがなく、そこにアドバンテージをまだ持っている世間一般を利用して売っているぐらい、実に曖昧なものが人気を支えているということをSHARPはある程度認識した上で、こういうモデルを確信犯的に出しているんでしょうね。ゆえ、AQUOS ZEROやAQUOS Rシリーズが際立つ要因ともなっているのでしょう。

結論がなかなか出せないのですが、一括で買って即座に換金するにせよ、使うにせよ、値段相応か、それ以下のものにしかならないという点は一応念押ししておきます。そして、ハイエンド志向の人間はこういうスマホを手にしてはいけないという点も、改めて思ったのでした。






おしまい

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なんでもおまかせ。

今回はちょっと実用性のあるもの、LVSUNから出ている80W ACアダプターのご紹介。


USB type-AからノートPCへ給電出来る、謎の機構
このACアダプター、見た感じはただのUSB充電器という感じです。
強いて言えば、USB type-Cポートがあるので、ノートPCの給電がそこから出来るというのは分かるんですが、写真を見ていただくと分かる通り、なぜかUSB type-AからLenovoの角型ACコネクタが出ているのです。これがこのACアダプターを買った理由です。
仕様上は5~20V、最大3.5Aとなっています。合計80Wですが、USB PDでなら1ポートで80Wを絞り出すことが出来るはず?です。とはいえ、ThinkPad Yoga 370では、type-Cでも専用ケーブルでも45Wで認識しています。5ポート使っている場合、5等分すれば14Wということになりますが、ノートPCを接続している場合は、そちらから優先的に電力供給しているのだと思います。
理屈の上では、Quick Charge 3.0に対応していれば20Vまで対応しているので、大体のノートPCなら問題なく充電可能なはず、という理論なのですが、それにしても普通のUSBコネクタで20Vを出力できるようなものはないと思うので、おそらく特殊な仕様なのだと思われます。


デバイスたくさん持ち運ぶ人にはACアダプターをまとめるチャンスかも
Switchとかも充電出来ますね。ないのはQiですけど、これは画像の通り、type-C接続のQiアダプタを接続しています。
LightningデバイスもQiアダプタを付けたままなので、基本はiPad用となる3in1コネクタ、type-Cが3本、そしてノートPC用のコネクタ。これだけあって、サイズはそこそこコンパクトです。
面積は平たくて薄い感じ。2.5インチHDD2個までは行かないまでも、それに近い感じの物と考えるとなんとなくわかると思います。下手すれば「カクうす」2個のが小さい気もしますね。

USBのマルチアダプターで複数台対応となると、大体コンパクトサイズにするために、USBコネクタを横に5個なり6個なり並べる感じですけど、これは縦に4つ並べて薄くしている感じです。表面積はおそらくそんなに変わらない感じでしょう。
そのサイズでノートPCのACアダプターも兼ねることができる点では、荷物がだいぶ減るのは大きなメリットではあります。


まとめ:純正ACアダプターにはない汎用性の高さが惹きつける
USB PDなどがモバイルデバイスの充電の主流となっていく中で、どうしても過渡期となる現在はACアダプターにお金を出すのは、結構勇気がいるんですよね。
このACアダプターなら、USB PDにも対応しつつ、普通のUSBでノートPCのACアダプターも兼ねることができるという点で、非常にメリットがあります。確かにノートPCのACにもUSB給電口はありますけど、そもそものUSB給電口が全部ノートPCに対応している、更にUSB PDにも対応している、マルチACアダプターといっても、ここまでのモデルはあんまりないんじゃないかと思います。

ただ、確かに値段の面では相当不利ではある上、通常のQC3.0対応USBポートで果たしてどのぐらいのノートPCまで給電が可能かというのは計りかねるので、今の所難しいです。
参考に、ThinkPad Yoga 370や同じくE450、T61pなどは、USBポート側より変換ケーブルを使い給電可能。大体この手の物では給電が怪しいとされるT61pぐらいの電力量もカバーできるということで、マルチコネクタさえ用意できれば、もしくはtype-C給電さえ出来れば問題ないと思います。互換アダプターですから、その辺は暗黙の了解ということで。


日本国内ではアマゾンで購入できると思うのですが、LVSUNの商品は買い時が非常に難しく、半額ぐらい下がった翌日には半値の2.5倍ぐらいになったりすることもあります。国内在庫があればプライムで届きますが、今は中国から送られてくるようです。
さらに、今回のACアダプターは、USBのACケーブルとLenovoコネクタは付属していなかったため、別途購入していて、最終的には4,000円ぐらいになっています。これも全部付いて3,000円台なら安いんじゃないかなとは思います。ケーブル含めて5000円ぐらいになってしまうと、流石に躊躇するレベルではあります。
オススメしにくい価格ですので、買う前に使う環境をよく考えて、メリットを見いだせるならいいんじゃないかなと思います。





おしまい

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