あるさんのレビューblog

買ったものをレビューするページです。 読み物blogは「日常のblog」よりどうぞ。

カテゴリ: 商品購入レビュー

(初回レビュー3/25掲載。2回目レビュー追記5/7掲載。3回目レビュー追記6/27掲載。完結編レビュー追記8/3掲載)

この記事のSIMの話に関しては、2014/3/11までのGL07SのSIMに関する記述です。
機種レビュー的なものはこちら、SIMに関しては下のリンクより確認してください。
2014/3/12以降の新訳:GL07Sレビューはこっち

さて、今回は話題のイーモバイル初のLTEスマホ、GL07S STREAM Xをちょっとレビューしてみます。

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(Optimus Gと記念撮影。クアッドコアスマホ2台目)

・購入の経緯
うん、わけがわからないよwww(くまポン1回線とXi2回線あるというのにw)

MNPで買う場合、初回に5,250円ほど出費があるほか、9,975円の解約料が発生するわけですよ。これを考えても、初期で42,000円という価格にまで端末購入金額が下がれば、まあ特に問題ないかなと思ったのですね。
ヨドバシアキバで買ったのですが、MNPだと1万円引きか10000ポイントプレゼントということですので、最終的には32,000円+ポイント10%(3200ポイント)となります。
場所によってはもっと好条件もある可能性は高いので、欲しい方は探してみてもいいと思います。

というわけで、5250+9975+32000円というハードルを超えてしまえば、今後2年はほぼ使い放題で2130円の最新スマホが手に入るというのは、割とありじゃないか。



あとは、そうだなあ。
一応店頭でホットモックを触って一目惚れです。
同じコンセプトでは以前を購入して102Pで失敗しているのですが、実際GT01の経験があるため、K3V2の性能を完全にあてにすれば、バッテリ問題はある程度解決するのではと思ったわけです。
あとXPERIA acro HDを持っていて、イーモバの回線で使えるスマホの利便性を実感してるので、単純にいいのが欲しいって思ったのかもしれない。

早い話が、「素性を知っているから手を出してみる」という理由。

購入は3/10。もう半月使ってるのか。意外とあっという間だった。

・スペック
ファーウェイのAscend P2の日本版という位置づけです。
Android4.1.2を搭載、HiSiliconのK3V2 1.5GHzに1GBメモリ、32GBのストレージを搭載。クロックがGT01より少し高いのですが、その分メモリが少ない。まあ、フルHDの場合はVRAMに割くメモリが多いということもあるのでしょうが、1280x768では1GBだと若干少ない気がします。
また、バッテリ容量が2350mAh、122g、Bluetooth4.0、1300万画素のカメラ、おサイフケータイなど、イーモバイルでは相当頑張ったスペックです。
他のキャリアだったらこれぐらいよくあるミドルエンドクラスレベルじゃないかと。

・体感速度
もともと、動作そのものは軽いです。
使ってみてそれほど不満がなく、4.0以降のOSを想定して作られたCPUだけあって、このへんはうまく動かしてるといった感じはあります。
ゲームなども違和感なく動きますし、APQ8064搭載のOptimusGを持ってる身としては、ほぼ大差ないと感じますね。強いて言えばたまにスクロールががくつく程度。これはOptimusGでもあることなので、そんなに気にしないでいいと思います。

一番の問題はやはりメモリの少なさにあります。(3/25アップデート以前、アップデート後は後述)
標準状態で200MBを切る程度。最初はいいのですが、気づけば100MBを切り、まともにアプリが動かなくなるのですね。
調べてみると、単純に純正UI(後述)が重いのではないかと思い、しょうがないのでXperia UIに変更して、更に無駄なアプリを削除したり停止したりして、ようやく300MB程度まで増やすことができました。
この状態になると何をやってもサクサク動きます。
メモリ管理がシビアなのですが、これを買う人がスマホ素人なわけがない前提で考えれば、ほぼ問題ないのではないでしょうか。

ちなみにベンチマーク。
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・液晶の表示、動画再生機能など
4.7インチHD液晶。ドコモあたりでは標準となりつつあるスペックです。
これは評価しづらい。特徴的なものもないですし、別段キレイとも言えないからね。
無難感ですね。ハイエンドじゃないからこれでいいんでしょうね。

ちなみに動画再生機能ですが、基本はGT01とほぼ同じです。
tsファイルやFHDのmp4なども再生可能。もっともmicroSDスロットがない時点でこの辺りのファイルは入れづらいというオチはありますがね。

Twonky Beamもとりあえず3.3→3.4へインストールすることで、相変わらずnasne再生などが可能です。コピーも可能です。せっかく32GBもメモリあるので、録画したファイルを本体にコピーして持ち歩きながら見るのがベストかもしれないですね。


・オリジナルUIの使い勝手
Emotion UIという独自のUIを搭載。なんとアプリ一覧を省き、UIにフォルダでまとめるという、一見するとよくできたUIです。
どういうわけかこのUI、非常にメモリを食う上、何かのウィジェットでほぼ常時通信してる感じがあり、非常に不信。
使っているうちにどんどん重くなっていき、スクロールがまともにできなくなってしまうというのは大きな問題。しかもそのスクロールが出来ないとアプリに辿りつけないわけだ。これを頑張って使える人は相当のマゾだと思いますね。

ADWでもnovaでもいいですけど、とりあえずhomeアプリを入れ替えるのが最初の仕事と考えるべきだと思います。
というわけで液晶のサイズを考えれば、Xperia Homeかな。


・筐体の特徴(ボタンやスピーカーなど)
ボタンは静電式が3つ。これは特に違和感なし。いわゆる4.0世代の配列です。
筐体上にイヤホン、microUSB。右側に電源ボタンとシャッターボタン。左側に音量ボタン。背面にカメラとスピーカーがあります。
またフロントカメラもあるので、そういう使い方もできるのかな。

薄さが生命線ですね。いつものようにシリコンケースを買ったのですが、これは失敗。プラケースを買い直すことにしました。薄くないと駄目だ。

(3/25アップデート以前の問題)
これは多少なりとも問題になると思うのですが、ロック画面からロックを解除する場合にタッチパネルが思った位置に移動しない。(スライドを受け付けないなど)また静電式ボタンが機能しない状態が多々あり、この場合は電源ボタンで画面をオフにする必要があるのですが、場合によっては「静電ボタンが機能しない→画面オフにする→画面オンにする→スライドできずにロックが解除できない」というわけの分からない循環に入る時があります。主に充電中にそのような状態に陥りやすいので、本体の温度とタッチパネルの関連性が少しあるのではないかと思いますね。
(原因が保護フィルムという説もあるのですが、画面に傷付くのと、誤動作であれば、多少はトレードオフでしょうがないかもしれないかなと)

あと、テザリング中やradikoのストリーミング再生などで30分ぐらい通信を行う、断続的にWeb閲覧などをしていると、本体の温度が40度ぐらいになり、手に持ってて熱くなる。(充電中/放電中問わず)
おそらく止まるといったことはないとは思うけど、明らかにレスポンス悪くなったり、タッチパネルの誤動作などが頻繁になるので、その辺は注意しながら使って行きたいところです。

・電池の持ち
容量がデカイので、まず困らないですね。伊達に2350mAhも積んでない。
確認する限りPocketWiFiでほぼ5時間程度の通信はできる感じ。とりあえず買って2週間で電池切れといったことはないので、優秀なんでしょうね。
ちなみにほぼ変わらないバッテリ容量のOptimusGのほうがバッテリの減りが速い気がする。IPS液晶の問題かな。
というかね、これで足りないって言ってる人は2年前なりのスマホでテザリングして見ろって話なんだよね。AriaとかギャラSとかバッテリ管理が厳しすぎたんよ。そういう点ではむやみにつけっぱでも気づいた時に電源落ちてないだけ立派だと思います。

・その他
さて、今回LTEのスマホを買っているわけですよ。
まずLTEの速度が出るところがほとんどない。Xiがいくら遅いと言っても、SBM的なことを言えば、20Mbpsぐらい出るところだってあるんですよ。それがイーモバのLTEはどんなに頑張っても10Mbpsぐらい。常時では1Mbpsぐらいです。これが3Gに切り替わった瞬間に8Mbpsぐらいまで跳ね上がるわけですよ。なんだよこれ。
LTEの範囲が異様なほど狭い上に基地局が少ない。母体が小さいゆえの問題がこういう時にもろに出てしまっている格好。
このLTEがつながるタイミングが、例えば山手線の場合は駅に停車した時だけとか、そういうタイミングで、表示上LTEとなっているところがほとんどじゃないかと思われます。正直常時利用で3G以下の速度になることも考えられるかなと思いますので、諦めて3Gオンリーで使うのもいいんじゃないかと思ってしまう。

現状LTEと表示されていても、3Gでつないでしまったほうが速いというこのジレンマ。しかも今後SBMの回線もこれを使うことになると、絶望的に回線速度が遅くなる可能性が高いと思います。正直自分の会社よりインフラが弱い会社の回線を使うという発想がありえないし、いろいろな所で言われている日本の電波法に引っかかるのではないかと思う。かたやイーモバは禿の3Gだけしか使えないというのもありえないと思うんだよね。せめて対等にLTEも使えるようにしないといけないだろうと。(予定はあるらしいが)まあ、買収されてしまった以上、その辺はSBMに従え的な発想があるんだろうなと思いますし、やってしまったんだからそれを覆すのは無理的な道義がSBMの得意なところではあります。まあ、安かろう悪かろうの精神からすれば我慢せざるを得ないでしょうが。

これを3880円で使わされる気持ちを、イーアクセスとSBMは考えるべきなんじゃないかと。

~ここより6/26現在のイーモバLTEに対する感想~

というわけで、着実に繋がらなくなっているという問題が出てきています。
ぶっちゃけ某禿のダブルLTEの弊害が早くもといった感じでしょうか。

具体的に。
山手線の新宿-田端-秋葉原あたりの区間を僕はよく利用するのですが、基本通勤時間帯にはLTEで繋がらない、またはLTEで繋がっても3Gより遅いという状態です。
いつもSSをとるのを忘れてしまうんですが、RBBスピードテストで1Mbpsという数字を基本見ることはなくなりました。それどころかくまポンのSIMをXperia acroHDに入れたものが2Mbpsぐらい出るということからも、「ああ、iPhone5に帯域を持っていかれてるな」と感じさせられます。
もう一点、購入時には全く問題なかった新大久保-目白あたりの区間で必ずLTEと3Gの切り替えに失敗し、その区間を境にテザリング元の回線が切断されるなんとも言えない状況になっています。(この問題はもうひとつあるので、後述します)
前に書いた時、「LTE表示詐欺」的なことを書きましたけど、表示はLTEで、速度が3Gに満たないどこか、接続すらままならないというレベルにまで落ちてしまったことが、果たしてどうなのか?という見方もできます。
接続してる「フリ」をしているというこの問題、別に75Mbpsで繋がれとは言わないので、せめて通信できる環境を整えたらどうなんだとおもいますね。
(逆に都市圏の利用者が多すぎるという見方もできますね。おそらく関東圏のイーモバイルユーザーなんて8割は山手線に乗るんじゃないかと思いますし、何よりモバイルルーターの表示が多いこと。)

ちなみに、実体験で、すべてのキャリアを試した限り、JRの新宿駅ホームや池袋駅ホームはもうどのキャリアでも通信できないです。通信できる方は大真面目に運がいいレベルだと思います。それぐらい通信が限界じゃないかと思います。ここで10Mbpsとかテストででましたよって言ってる調査はすべてハッタリといっていいと思います。(実際つながって測った時には0.03Mbpsなんてとんでもない数字が出てきたぞ)
唯一の例外が今までイーモバイルだったのですが、残念ながらそれも最近はダメになってしまっています。それだけに落胆は大きいです。
新宿、池袋を除く駅だけに関してみれば、auはかなり維持してる感あります。可もなく不可もなし。ドコモは去年に比べると結構マシになってきています。さすがにドコモという見方もできますね。

秋葉原の路上とかだと、イーモバLTEは安定して2Mbpsぐらい出るので、実際重宝するんだけどね。

そういうわけで、山手線を利用するユーザーは相当の覚悟を持って利用しないと厳しいだろうなあと思います。一歩山手線より外に出ると割とイーモバLTEは快適なので、我慢出来るかどうかで大きく意味合いが変わってくると思います。

~ここまで~

1度目のアップデートが3/25にあったんですけど、
・Pocket WiFi(Wi-Fiテザリング)利用時の通信速度を改善しました。
・タッチキー(戻る、ホーム、メニュー)の精度を向上しました。
・Chrome(Webブラウザ)のバージョン25.0.1364.169に対応しました。
って話らしいです。(イーモバのHPより)

が、このアップデートをすることによって全体的にバッテリの持ちが延びており、回線使用でWeb利用する場合(chrome使用、画面は輝度50%、バッテリーモニター3で実測)で、だいたい2分1%から3分1%になっています。
タッチキーは相変わらず改善しないものの、タッチパネルのロック画面の問題は解決しています。あと、メモリ残量が常時200MB以上残るようになっていて、基本メモリ不足で止まるといったことはなくなった模様。
全体的にハードウェア最適化を進めた感じ。これから購入する人は、特別な理由がない限りすぐにアップデートしたほうがいいと思います。

そうこうしている間に2度目のアップデートが4/23にありました。
・タッチパネル高感度モード設定のメニューを追加
・動作安定性を向上

アップデートした限りでは、LTE/3G回線での通信が若干安定したかな?といった程度。タッチパネルは、保護フィルムとの相性(レイアウトのノングレア)だと思って諦めています。劇的に変化するわけでもないですし、どうせPocketWiFi用途なら、別に高感度モードは使わなくてもいいんじゃないかと思いますね。
あとは、メモリ不足によるアプリ強制終了とか、熱による動作不安定などの現象とかが改善されてるので、これも購入したらすぐやっておきたいですね。

~ここからは待望のSBM3Gに関する件(8/3追記)~

7/25のアップデートでとうとうSBMの3Gへの互換がとられるようになりました。
基本的にはSBMはローミング扱い。固定で使うということも一応可能らしいです。

6/18のアップデートの時に、なぜかテザリング中にモバイルネットワーク接続が途切れ、そのまま接続されないという不具合があったのですが、これに関しては解決しているように思います。

が、一つ非常に厄介な問題。(というか、僕の思い違いであることを期待していますが)
EMの3Gが途切れた場合、ローミングでSBMへつなぐのですが、ローミングでつないだあとにEMに戻って来ないのですね。
例えば、小田急線の代々木上原-梅ヶ丘駅間が最近地下化されたのですが、EMが電波の弱い区間で、(それ以前に東京メトロ線内の地下区間ではまともに使えませんが)実はGP02などでもつながらない区間ではあります。
アップデート後は、ここでローミングが始まるんですが、そのあと気づけば家までローミング。最初はテザリング中だからかなと思って、翌日テザリングなしで行くと、全く同じ状況にw

一応ね、ソフトバンクの3Gは昔よりだいぶ改善してます。PHS回線並になってしまった時代に比べたら普通に1Mbpsぐらいでますからね。

まあ、回線をこれだけボロクソにこけおどしてますからもういいですけど、上のような状況で、考え様によっては「3G使わせてやるんだからそっち満足して使えよ貧乏人」的な発想になってしまいますね。
公式には否定してますけど、ダブルLTEやTD-LTEとの併用などで回線を優先的にSBMに回すような状況も考えられます。この辺りどう考えてるんだろうか。(向こうも都合よく解釈するから、のれんに腕押し、言い分も平行線になってしまいそうですけどね)

それから、気づいたらローミングにチェックが入ってるという怪現象があるんですよ。
上記理由があり、こちらとしてはあくまでLTEを優先的に使いたいんです。(というかLTE固定出来ないのが問題なんですけど。)
きっと僕みたいに「どうしてもイーモバLTEが使いたい」って人には、こういうローミング設定が要らないと思うんですよ。ところが、なんどローミングのチェックを外しても、しばらくすると勝手にアンテナにRが付き始めてどうも勝手にローミングし始めるんですよね。ぐぐってみたり、2chのコイツのスレとか見てみたけどこの現象誰も起きてないっぽいんだよね。
思い違いであって欲しいというのはそういう理由です。まあ、もうためしようがないですけどね。

~ここまで~

なお、いろんな人が言ってるバッテリーの持ちですが、このバージョンに関わらず、どうも液晶のON/OFFを頻繁に行わなければ、やはり5~6時間程度のPocketWiFi用途で使えます。
細かいデータ取りをしていないので、断定出来ない部分もあるんですが、
基本的にケーブル切断→PocketWiFi起動→HTC JやOptimus Gでテザリング使用
で、朝8時半にONにして、大体15時ぐらいまで持つ(通信しなければもっと持ってるはず)。

スマホでのみ使用すれば、1日ぐらい充電忘れてもなんとかなってしまうレベルです。
まあ、大体ケーブル外して36~48時間以内には充電作業をしなければいけないというぐらいかなと。


まあ、あとやる人はないと思いますけど、アップデート以前はdocomo Xiのsimを挿して、moperaで接続可能。どういうわけかテザリングも出来ました。(アップデート後は未確認)4/23のアップデート版であらためてテザリングやってみたけど無理でした。ごめんなさい。
当然Xiは接続不可能。HSには対応している。多分FOMAのsimでも問題ないんだろうけど、Xiの例もあるのでなんとも言いがたい。

あとは無駄にCategory 4まで対応してたので、ドコモのXiのsimで一部150Mbpsという理論値まで速度が出るエリアが出てきているみたいですね。試験運用ですが、機種の再利用や回線速度含め将来的には希望が持てる結果ではあります。

料金プランに関しては、現状の僕の使い方ではほぼ問題ないです。大体スマホ全部をあわせても5GBに行くことはまずないと思われます。てか5GB超える使い方って何をやったらできるのかと。
(ちなみに、一回だけEVO WiMAXを使ってた時に10GBを超えたことがあったんですけど、それは仕事中に大手会社の方に回線を使われた時でした。日本では下請けいじめはよくあることです。)
通話自体も1回テストでかけてみた限りではかなり良好でした。1回でも電話するなら、あとは掛けなくとも通話定額オプション入っとけと思います。他のキャリアもそうですけど、通話料がLTEは高いですから、他社より有利なオプションがあるイーモバイルはもっとこれをアピールしてもいいと思います。



あとどうでもいいことですけど、Logitecのらくデジでワンセグも見られました。

・総評

「製品完成度の高さと回線品質の低さの絶妙なバランスさ加減がイーモバらしいスマホ」

個人的には大勝利なんだけど、これはXiを使ってたからと皮肉を言っておきます。

まずGL07Sそのものは(僕の中では)それほど問題のない機種です。大体ISW11FやらF-02Eやらをいじっている人ですから、正直ごれぐらいで完成度云々の文句は言えない。まともに使える。
少なくとも体感上ではOptimus Gと大差なく、Android4.1とK3V2のパワーを持ってすれば、ベンチ上は大差を付けられても、実用レベルでは何ら問題ないということです。メモリが1GBなのが、やっぱり気になる点ですが、アップデートで改善の兆しが見えたのでまあなんとかなるかなと。
カメラの性能もそこそこですし、テザリングで変な動作をすることもないし、おサイフケータイも使えるようになったので、それなりに何とかなるとは思います。
ただ、現状のドコモのミドルエンドクラスのスペック(HW-03E相当)なので、機種としての魅力にはいまいち欠けます。国内主要メーカーのスマホはガラスマ機能を全部網羅出来てきているので、使う使わないはともかく、単純に利用者がそこを割り切れるかがポイントです。

回線がどうしても不安。別に位置づけが安かろう悪かろうなのでSBMに比べたらいいんだろうけど、LTEでありながら3Gより平均して速度が遅い現状がなんとかならないものかと思います。どうも僕はこの一点だけが大きな不安だし、これが短期間で解決できるのか?という話ではあるんですね。少なくとも常時20Mbps出せとは言わないので、常時5Mbpsぐらいは出てほしいというのはあります。ま、結局最後は3GのPocketWiFiスマホとして使うには過不足ないということにしておきます。
(6/26追加)
打ち消し線を入れてまで書きました。どうも6/18のアップデートをしたあと、テザリングをすると回線が強制OFFになったり、3GとLTEの切り替えを頻繁に行い、通信できなくなるというような不具合が出始めました。またタッチパネル周りの不具合が元に戻っていて、ロック画面の解除が一発で出来ないことが多々あります。やっぱり夏だからかなあと思いますけど、う~んどうもそんな感じじゃないよね。
これが回線の問題なのか、それとも本体の問題なのか。いやくまポンの3Gと比べる限り、後者だと思うんよね。正直こんなことばかり続いてしまうと、あらぬ疑いがかかってしまうということですね。

あと念のため、AXGPを利用したARROWS S(EM01F)はこのレビューの回線の話には当てはまりません。ソフトバンク4G(ソフトバンク4G LTEではない)の他の方のレビューを参考にしてください。(いずれにしても散々な話らしいですけどね)

そういうわけで、間違ってもiPhoneから買い換えるとか、初めてのスマホとして使うとか、そういう事はしてはいけないと思います。別段オススメできる要素がない。もし友人周りに聞かれても、「いや、素性がわからない人は無難なXperiaでも使ってろよ」って言います。それぐらいスマホの運用とかが確立してる人間しか、笑ってやり過ごせないです。月賦で買うには無論値しない。

どうしてもイーモバのLTEのスマホを2年間は使い続けたいという人か、本体を一括で購入した上で、2130円の回線が欲しい人だけ買うのが正しい・・・とも言えない感じになってきた。
不満がないからとか、割りきって使うからとか書いたけど、もうそういうレベルじゃなくなってきたからなあ。温厚な僕でもこのへんはかばいきれない感じになってきてます。

ま、最後はボロクソ書きましたけど、マニア向けスマホなんだもの。これぐらい書いておいてバチは当たらないと思うのですが、あんまり参考にはならないかなと。
(6/26、3ヶ月使っての不満点と不具合的なものを追記しました)

ここからさらなる総括(8/3更新)

いろいろあったけど、simだけ活かすことに決めました。
後継機というか、sim入れにひどく豪華なものを買いましたけど、正直simだけで価値があると思うので本体はもういいだろという発想です。結局のところ、現状の底値で買った、ほぼ大差ないスペックのN-07Dがストレスレスなこと、実際不具合がどんどん増えるという状況で、今後改善される見込みがあるのかどうか?ということですね。この2点は、最長で1年という買い替えスパンでは致命的なんですね。とはいえ、このスペックの機種としては、よく持ったと思いますけどね。
端末だけならヤフオクで20Kぐらいなので、東名阪の方々は、今ならMVNO機種として買うのもいいかもしれないです。(ドコモのBand3の話)

一応今ならGL06Pとかを買ってSIMを活かすということもできますけど、上でボロクソに書いた「SBMのローミングが使えるLTEのSIMが欲しいなら」って話になります。
今ならMNP一括0円もあるので、そういう状態で買うのがベストだと思われます。
こんなこと言うとアレですけど僕がだいたい1ヶ月1GB程度(使ってない時はなんと500MBに満たない)なら、MVNOで済ませてしまうことも十分出来ます。
今や980円でドコモのフルスピードが出る激安SIMが出てきてます。しかも5GBまでの上限があるとなると、別にこの機種やこのSIMに拘る必要はない気がします。

というわけで、上記を読んだ上で欲しいとか、妥協点としてはまあいいかなとか、そういうものが見いだせる何かがあれば、割といいとは思います。が、このblogとしては、とりあえず本当に軟着陸モノということでまとめておきたいと思います。

「買うなとは言わない。妥協点としての評価が高いので、あとは読者次第です。」

ちなみに、最終的な売却額は15,750円でした。これが次の機種の資金の一部となったのは言うまでもない。

~そして、最後の総括(2014/2/22更新)~
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買っちゃったw
N5欲しかったんだけど、最終的に2年間のランニングコストとそれ相応な値段で売れること、そして何より現在のモデルはファームがいくつで、本当にイーモバ3Gは接続出来ないのかという実験がしたくて買いました。(まあ、GL10Pと302SHのオマケとはいえ)
テストはご覧のとおり。ただひとつ感心したのは、割とイーモバLTEも範囲拡大と電波を強力にしてるんだなと思ったことですね。
どんなに良くても10Mbps出ないとか言ってましたが、さすがに42Mbps→21Mbps化の効果もあって、今現在自宅付近では安定して30Mbps程度の速度が出ます。(とはいえ、GP02でも20Mbpsぐらい出てたこともあったので、なんとも言えないw)
両方共B207、現状ではSBMのローミングに対応しない初期ファームでの出荷は行われていない可能性が非常に高いです。

個人的にはどうせ黒1色だと思ってたんだけど、白出てからのがっかり感は半端無かったんですよね。

というわけで、GL09P以降はAXGPとの兼ね合いでSIMフリー端末をおそらく出さないと思われるので、本体としては安くてそこそこな機種ということになります。
まあ、ちょっと2013年モデルのスペックじゃないんだよね体感的に。これと比べていいのは、Snapdragon S4のデュアルコアレベル(GALAXY S3やXPERIA VL)ですね。面白いのは、ファーウェイが2012年冬モデルにドコモから発売したHW-01Eと大差ないレベルじゃないかと思われる点です。

sim込とした場合でも、一括で1150円(2014/3/31までの契約分らしいが)と格安の運用が可能となるため、コストとしては全く問題ないレベルです。下手にMVNOを契約するぐらいならという人もいると思います。
一応最大5GBまでの制限、端末が長期間使用に耐えうるほどいいものではない、

今更契約する人はこの点を考慮して契約した方がいいと思います。
メリット
  • 昼間のイーモバLTEは割と速い。
  • SBMの3Gエリアでも使用可能。(GL07Sでサポートされるのは2.1GHz帯のみ)
  • 薄く、軽い。電池持ちもそこそこ。Pocket WiFiとしての動作も割にいい。(GL10Pなどに比べて。上に書いてある点は留意すべきだが。)
  • ストレージ32GB。microSDスロットがないもののそれだけあればほぼ事足りるとは思う。
  • 実はカメラ性能が割と良い。(ここだけ現行のモデルと対抗出来るポイント)
  • 一括1150円、分割購入でも2900円と、MNPのドコモ並の格安運用が可能。
  • SIMが、Band3に対応していれば基本SIMフリー端末で使えるので、GL07Sに不足を感じても、いざとなれば白ロム購入が出来る。(ドコモの場合は要SIMフリー化)同様にGL06Pなどに入れても使えるので、非常に汎用性が高い。2014/3/11をもって対応不可となりました。

デメリット
  • 数ヶ月に1度程度初期化して運用しないと、ある時期(僕の場合は発売日の翌日に買って7月ぐらいに)から突然アプリ起動や通常の処理に時間が掛かる。(これは1台目を売るときには気づかなかったんだけど、今回もう一度半日操作したことでなんとなく見えてきたもの)
  • やはり発熱がそこそこあるので、充電中は使わないとか、テザリングを長時間使用しないとか、ユーザー側で対策が必要となる。
  • 処理速度やメモリ容量などに絶対的な性能不足に陥ることがある。(特にメインメモリ1GBでK3V3の組み合わせは、たまに再起動しないといけないほどメモリ不足に陥ることがある。Android側の問題もあるんだろうけど、使っているうちに割と深刻になる)
  • この先SBM傘下に入ったことにより、LTEの速度制限などが起こったり、SBM優先のエリアが出てきたりする可能性は否定出来ない。(実害として、iPhone5のダブルLTE開始直後のイーモバLTEの散々たる速度低下は上記で書いた通り)

結局、どこまで行っても素人お断りな機種です。本当にAndroidの運用が分かった人が、割りきって使用するという前提でのみ買いかなと思います。
僕が世帯主だったら家族に使わせるなんてとんでもない。よく親子連れがイーモバショップにいるけど、その状況なら素直に全員ARROWS買いなさいと諭すレベルです。


ちなみに、性格が悪いので、契約中に「発売日とかに契約した人は、この状況割と報われないですよね」とショップの人に言ってみたら、苦笑いしていたのと、イーモバのもう1台無料キャンペーンはかなり急に決まった話だったと言っていた。信憑性は低いものの、もしその話が本当だとすれば、真面目にここでGL07Sの在庫処分をしたいというSBMの思惑もあると思うので、欲しいと思ったら迷わず契約してしまってもいいと思います。むやみやたらとは言いませんが、1日缶コーヒー1本抜くだけでカバー出来るレベルの費用だと考えれば、我慢してもいいんじゃないですかね。


まあ、延々1年近くこの話をすると思わなかったので、この機種は本当にこれで最後にしたいと思います。


今更iPhone5買いましたとか書いても面白く無いだろと思ったので・・・。
(3月以降、GL07S、F-02E、HTL21、iPhone5を買いました。いろいろ細工したので、あんまりお金かかってですけど、初月は携帯代が怖いぜ。)

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買っちゃった。
GT01のレビューの中で、
ONDAのA31搭載QXGAタブレットは興味を惹かれてるわけですけどね。値段も手軽ですし、Androidの4:3は面白いと思います。

なんて、書いてしまってるわけですよ。

いざ買ってみると、結構面白いですね。iPadで4:3使ってるにもかかわらず、ほぼスクエアはPCを含め死滅している状態。しかしながらWebページはまだ1024x768基準で作られているところが多いため、意外に快適ではあります。
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というわけで解像度高めのSS。
Antutu3.3
10570
Quadrant standard2.1.1
3002
と、そこそこ。
解像度が高いのでなんとも言えんですけど、一応ギャラS2相当か、それ以上のスペックはあります。Snapdragon S3よりは確実に上。F-02Eよりは結構劣る感じではあります。(それぞれ11631、4107)
ただし一応スペック上はAllWinnerA31は1.5GHzQuadcoreということになってるけど、実際には1GHzQuadCoreのようです。1.5GHzはTBのような機能なのか、それともGPUのクロックを上乗せしたものなのかよくわからない感じです。(これが1.2GHzならGPUクロック分と合わせて1.5GHzだから少しは納得が行くんだが。)
なお、3DMarkは何度やってもエラーになってしまうため省略します。GPU性能はそこそこいいはずではあるんですけどね。

一応RECOPLA経由でTwonkey Beamのライブチューナー映像が見られるんだけど、これに関しては相当ガクガクで、AVCの再生支援機能がないからCPUのパワーでなんとかしてる感じしますね。
また、録画ファイルを転送して見てみたりもしたけれども、これもあんまり変わらないです。
SGX544MP2搭載なので、コーデックを使った動画再生にはめっぽう強いのですが、このへんははっきり言って期待するなということですね。ちなみにMX動画プレイヤーでなら、FHDの動画もスムーズ再生です。

まあ、ヤフオクで値段が1万ジャストだったので、悪くない買い物だったと思います。
ネタとしては実用的だし、ハッタリも効く。なにより如何にも「真似して作りました」だったのが、「スペックまで真似して作りました」というレベルまで来てしまったことに驚きですね。ただ、正直これに2万はないです。
当面は面白いので手元においておくことにしましょう。リストラ候補の3番手ぐらいで放置ですがw


これで手元にあるタブレットはVAIO Duo含めると5台・・・。F-01Dがとうとう要らない子だな。

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というわけで、頑張って取り寄せました。HDMIアダプタとセットでだいたい17Kぐらい。合わせて5万ぐらいになってしまっています。注意する点は本当にキーボードとタッチパッドなんで、別に駆動時間が延びるわけではないです。まあ日本語入力も不自由じゃないし、USBポートも2つ使えるんでほぼノートPCぐらいには使えます。マウスつければ不自由はないし、もとよりこれで済む方も多いんじゃないかと。
薄くて大体1キロに収まる程度の軽さ(公式に重さが出てないし、付属マニュアルにも表記がないのでだいたいそのぐらいだと思っていいと思います)

ついでのHDMIアダプタですけど、これは基本的にキーボードドックありきで作られてる感があり、HDMIの切り替えがショートカットキーでできる。HDMI側オンリー、クローンモード、タブレット側オンリーの3つに切り替え可能で、ある程度予測したとおりDTCP-IP動画はHDMI側では当然再生不可能。プレゼン用とかで割り切ればなんとかなるかもしれない。基本僕の生活ではまず使いませんよ。

で、dTabが発表されたあたりからblogのアクセス数がおかしいので、多分皆さんが知りたいあたりの情報を少し書いてみますわ。(実際には搭載されるCPUがK3V2Tなので、廉価版なのか改良版なのか、このへんがよくわかんないけど)
動画再生に関しては、tsファイルは余裕。m4vもHD動画ぐらいは余裕。wmvもフルHDの再生が可能です。ほぼ無双。このへん単体動画はほぼ問題ないかな。SDが速いのを使うといいかもしれないね。
ネットワーク機器の再生はTwonky beamを使用。nasneやRD-BR600のAVCも再生可能。これは無線LAN環境にもよるけど、再生まで非常に時間がかかる場合がある。(基本11nで72Mbps接続している)
なお、3.3.5から3.4にアップデートしたらnasneのライブチューナーだけ見られなくなった。もともとライブチューナーの動作は異様に遅いんだけど、再生できなくなってしまったというのが驚いた。公式によればアップデートならDTCP-IPは問題ないということなんだけど、録画ファイルならOKなところを見ると別の理由がありそうです。今までがボーナスだったってことだったのかな。(まあ、使い勝手を考えれば700円でプレミアムにアップグレードできるならやってしまってもいいとは思うけどね)

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あ、いやこっちは出来心でw(レビューは大手で書いてあるから省略)

さて、どうしたものか。
超マイナーなタブレット、イー・モバイルのGT01をレビューします。
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・購入の経緯

N-06Dを購入後、どういうわけかF-01Dを買ったわけですね。
これが思った以上に使い勝手もよく、何よりスタンドアロンでXiまで接続出来るというのがいいですね。

普通ならこれで完結なんですけど、10インチでWXGAだとなんか変にドットが粗いのですね。
このへんはWindowsではわからない感覚なのですが、いわゆるiPad2からiPad3に変わった時の「ザラザラ感」がよく分かるというもの。
これまで7インチWXGAという世界が、そのままインチアップすれば当然そうなるわけですね。

選択肢的には10インチでWUXGA以上のもの。基本はF-01Dの代替品という扱い。
F-01Dの後継ってことで考えればF-05Eという選択肢なのだろうと思うわけですけど、いかんせん高い。(この時点では白ロム即入手で5万ジャストぐらい)
最初は5万ぐらいでもいい気がしたのでNexus10とも思ったわけだけど、これも数がないわけでどうしようもない。最近ようやく…いや店がやってないからいけないんだよw

となるとと選択肢的にはICOTAB A700、TF700しかないだろと思い、ヨドバシへ。
実際見てみようと思った結果、偶然ヨドバシアキバで見つけたのがこれ。

その存在自体は発表時点では異質とも思われていたのですが、その後上記のハイエンドタブが登場。
おまけに発売日が延々未定だったまま。発売されたものの通常のイー・モバイル取扱店ではほぼ扱っていないという特異性。
謎すぎるタブレットだけに、中華タブの値段をはるかに超える金額でありながら、これは買うべきと勢い良くポチってみた。
ヨドバシアキバにも在庫はなく、結局イー・モバイルから直接購入することになった。

26日の23:59に注文して28日の21:30ごろには届いた(受け取れず)ので、本当に1日でやってくるらしい。34800円。

・開封の儀
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到着!!

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普通だ。

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開封

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付属品ね。


・スペック
HuaweiのMediaPad 10 FHDをベース…というかまんまですね。
クアッドコアである、Hisilicon K3V2 1.4GHzにDDR3 2GBメモリー、ストレージに16GB。
メモリ2GBで64bit接続。GPUは16コア、液晶がWUXGA(1920x1200)と、これまでの廉価版中華タブに比べて圧倒的なスペックです。

というわけで、どれぐらいの性能なのか簡単にベンチを測ってみる。
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結構いい。世代的にはSnapdragon S4ぐらいあってもおかしくないスペックなんだろうけどね。

参考までに他のスマホで調べてみた。

機種名 Quadrant Standard2.1.1 Antutu3.0.3の順
Huawei GT01(4.0.4) 4620 13213(ベンチ上では1280x768で計測と表記あり)
LG NitroHD(4.1.2) 2491 8272
Samsung GALAXY S2(4.0.4) 3270 10310(800x480のため参考)
LG OptimusG(4.0.4) 7655 20328

APQ8064は別格として、K3V2はExynos 4210よりも性能がいいということになる。

・体感速度
とはいえ、1920x1200という解像度。いくら性能が良くてもTegra3ぐらいの性能がないと厳しいと思うんですよ。
上記ベンチを見る限りは本当にTegra3より性能が良いということ(Quadrant Standard2.1.1で大体4000ぐらい)なのですね。
結局ほとんど手を加えていない素のAndroid4.0.4なので、まず動作が遅いわけがない。

実際気になるのは傾きセンサーの遅さによる縦/横の切り替え部分なんで、動作そのものは非常に快適です。

・液晶の表示、動画再生機能など
10.1インチFHD液晶。IPSディスプレイなので、ほぼ180度傾けても問題ありません。発色も良好です。
もっとも、最近のタブレットで中華タブではないものはほぼIPSですし、まんまRetinaディスプレイ搭載の中華タブが登場してるぐらいなので、今となってはそれほど凄いとも言えないですね。
4:3のQXGAと16:10のWUXGAを並べてみたい感じはするんだけど、さすがにもう1台10インチクラスを買うのもどうかと思うので、これは比べることはないと思います。

動画プレイヤーのコーデックは基本的に対象外。SW処理でMX動画プレイヤーなどを基本としているのですが、ぶっこ抜きTSも再生可能。mp4やFHDのWMVなどもHWデコード出来るっぽい。
無線LANに11nが必要となりますが、Twonky BeamでAVC限定ながらDTCP-IPに対応しており、BD-BR600よりAVCの再生もサクサク。ほぼ何も問題ないレベルです。
DIXIM Playerでも実装してくれるとDRも対応してくれるので、販売してほしいなあと思っていますね。

・タッチパネルの感度、操作性
凄さを感じたのはここ。今までの中華タブなどは言わずもがな、前に購入してるN-06DやF-01Dですらタッチパネル感度で劣る部分があったわけですよ。
Nexus7はこのあたりが非常に優秀で、タッチパネル動作の散漫さは見られない。静電式タッチパネルゆえの問題や保護フィルムを貼った時の感度の問題もあるとは思うんですが、まずスクロールやフリックでズレがない。
ほぼソフトウェアキーボードでも間違いなく入力できる。精度はiPad2並だと思われます。
結構いろんなタブレットやスマホを使ってますけど、スマホでできてタブレットで割とできない部分がこれです。
このへんはN-06DやF-01DのようにOSとハードとのチューニング具合でなんとでもなるらしいのですよ。そういうこともあってOSアップデートなどで精度が変わる可能性もあるわけですね。
とりあえず、現在販売されているレベルのものは全く問題なしです。

・オリジナルUIの使い勝手
オリジナルUIがありません。基本はデフォルトなので省略。

・筐体の特徴(ボタンやスピーカーなど)
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正面左にイヤホン端子。右側に電源と音量のボタン。右上にSIM?スロット(封印)/microSDスロット。背面真ん中にカメラ。背面左右にステレオスピーカー。
中央下に充電コネクタ。形状はギャラタブのコネクタと全くなんですけど、どうもSC-01Cの周辺機器ではダメな模様。確かどっかでSC-01D以降とコネクタの規格が違うと書いてあったような気がするので、別途試してみようかと。
ちなみに中国では、このコネクタを経由してHDMI変換コネクタや、キーボードドック(いわゆるASUS Transformer的なもの)なども発売されている。欲しい。欲しいなあw

→実際に買って使ってみた。(続レビューはこちら

・電池の持ち
公称6400mAhと割に大容量。F-01Dが6560mAhなので、。iPad2と同じく3Gがないのでえらく長持ちするのではないかと。
基本的に満充電から1日約5時間ぐらい(11n接続、ディスプレイの明るさ30%)使って、約4日使って残り30%ぐらい。
ゲームなどもやっていながらこのバッテリの持ちは結構良好とも言えますね。

・筐体の重さ、厚さなど
筐体は8.8mmとiPad2とほぼ同じ薄さ。これで589gとiPad2(601g)より軽い。
防水加工されているとはいえF-01Dが11.3mmとかなり厚いので、重さ以上に筐体の違いを感じる。(サイズは全く同じ)
両手で使うのが基本のF-01Dに比べると、片手でも十分ホールド出来るのは大きい。ちなみにN-06Dもあるけど、こっちも9.9mmと結構分厚いけど、片手で操作可能。
そう考えると片手でなんとか操作出来るのが10mm程度なのではないかと思っています。

・珍しく音に関する評価
ドルビーモバイルを搭載していて、エフェクトの効きがあるせいか、かなり音がいい。内蔵スピーカーですら侮れない感じ。
ただこのへんは同じ機能があるF-01Dよりはスピーカー位置の問題もあってやや劣る。国産メーカーの面目躍如。
中華タブ特有のノイズ音も見られず。いいヘッドホンがあるのであれば、映画や音楽のストリーミングなどでも十分に使える。
さすがにXperia系には負けるとは思うけど、それにしたって十分。

・その他
ACアダプタは5V2Aと非常に高出力型。実はF-01Dの専用ACアダプタ(5V1.6A)より高出力。
とにかくケースや保護フィルムが致命的で、海外から取り寄せる必要がある。
が、前述のとおりほぼSC-01Dとほぼサイズが同じため、すっぽり収めるタイプのケースが使える。またインカメラや光センサーを塞いでも問題なければ、保護フィルムも使える。
実は中国のタオバオあたりで売っているケースはほぼ同じ寸法でできているのですね。いかにもという感じ。

CPUの関係で対応出来ないゲームなどが幾つかあり、個人的にはFIFA12が動かなかったのが残念なところ。
FF3なんかは対応出来ているか確認したいところなんだけど、なにせ値段が結構するので難しい。

初期状態だといわゆる広告アプリが結構入っているものの、ほとんどが削除可能になっているのは大きい。
もっとも、メモリ2GBあって、ストレージが16GB+microSD分あるので、そこまでシビアになる場面は少ないと思います。

・総評
正直期待していた以上のものが出てきてしまった…。
高いお金を叩くにはそれなりに理由があって然るべきなんですが、今回は実物を見てIYHしてる感なので、特に問題ないのはそのとおりなんですよね。
期待値は正直高くなかったし、まだまだWindowsのほうが使い勝手良く、割にタブレット端末が急務じゃない状態で買ってますからね。
幸いハイエンドに近いスペックだったこともあって今回はなんとか落とし所が見つかったという感じではあります。これが変にWXGAだったりしたらきっと完全に扱いに困ってたと思います。

結構褒めています。いや褒めていいと思います。今回は中華タブとの大きな違いとして見せつけられた気がします。
中華タブには悪いですけど、決定的に品質が違います。Huaweiと侮るなかれ。
いわゆる国産と中華タブ系とのちょうど中間層であり、もう1万払ってF-05Eを買うなり、1万下げてTegra3のICONIA Tab A700を買うなり、このへんは好みの問題です。

まあ、そういう意味で、ONDAのA31搭載QXGAタブレットは興味を惹かれてるわけですけどね。値段も手軽ですし、Androidの4:3は面白いと思います。

総評として、そうだなあ、あらゆる意味で素に近いタブレットですので、もうある程度ソフトなり環境なりが整っているならありでしょう。
ネットを見るとか、動画を見るとか、そういうレベルなら全く問題なし。ゲーム機としては不安ですが、ブラウザアプリなゲームであれば大抵問題無いと思います。
(ちなみに参考として、恋愛リプレイは全く問題なし。)
液晶が非常に解像度が高いので、ブラウザとして持ってるだけでもいいかもしれないです。いわゆる寝モバ的な使い方でいいでしょう。

というわけで、これを買っていい人を挙げますので、コレに当てはまらないかたは買わないほうがいいです。
・特にTegra3だったりSnapdragonだったりじゃなくてもOK。アプリが多少動かなくとも問題ない人。
・通信がWiFiのみなので家で使う、またはモバイルルーターやテザリング前提で使える人。
・いわゆる素のAndroidが好きな人。(と言っても、広告アプリは多い)
・Nexus10が国内販売開始された時に泣かない強い心を持てる人(Nexus10は36800円)

回線前提でPocketWiFiと同時購入はやめたほうがいいと思います。(金額が非常に高価になってしまうし、分割で2年使うにはおそらくスペック不足ではないかと。)
一括34800円払えなければ悪いですけど買う価値は一切無いですね。

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