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カテゴリ: 商品購入レビュー

今回は、Nubiaの新型ゲーミングスマホ、RedMagic 7 Proをご紹介します。
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今年も日本は除外...正規ルートでは購入出来ないハイエンドモデル
去年のRedMagic 6Rのときにも書きましたけど、今回のRedMagic 7 Proも同様に日本では発売されないモデルです。理由は単純で、正規代理店契約があって、公式サイトもそこが運営しているためです。このため、日本の正規ルートでは、RedMagic 7が先行して販売開始されています。ヨドバシやビックなどでも販売されているため、もしかすると7の実機を見たことがある方もいるのではないかと思います。
グローバル版の7 Proのプレスリリースの際、発売される国の一覧がありましたが、主にNubiaが進出している国が多く、日本は除外されています。おそらくは、代理店側で製品ラインナップをあえて絞った可能性が高いです。去年イオシスに未使用品が大量に発生したように、絞っても在庫を抱える状態になってしまったため、今回は更に数を絞ったのではないかと思われます。(初回分は完売している模様)
実は単純なスペックの勝負で行くと、実は7のほうがハイスペックな部分もあり、純粋にどっちがいいかと言うのは悩みどころだと思われます。ただ、価格が価格だけに、好みで選ぶということが出来ないのが、怖いところです。ちなみに、技適はありませんが、マニュアルやメニューは基本的に7と同様に日本語表示されます。7 Pro用のマニュアルも日本語版が用意されています。
今回はAliExpress内のショップで購入。送料込みで812ドルほど。それと荷物到着時に2,200円の消費税がかかっています。適当に価格変えてる気がする。
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箱はマンガになってるのね。ちょっと感心しちゃった。

かんたんなスペック
Snapdragon 8 Gen1(3GHzx1、2.5GHzx3、1.8GHzx4) + Red Core 1
メインメモリー 16GB
ストレージ 256GB UFS3.1
6.8インチ AMOLED FHD+(2400*1080)液晶/リフレッシュレート最大120Hz/タッチサンプリングレート960Hz 
無線LAN 11ax(1201Mbps対応)/Bluetooth5.2
6400万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/200万画素(深度レンズ)/1600万画素(画面内フロントレンズ)
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(海外では非接触決済が可能)
ステレオスピーカー/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応/イヤホンジャックあり
nanoSIMスロット x2(DSDV、5G対応)
冷却ファン搭載(最大20000rpm)
5000mAhバッテリー
166x 77 x 9.9 mm 235g
Android 12.0/RedMagicOS 5.0(※グローバルROM)

5G
NSA n41/n78/n77/n38
SA n41/n78/n1/n77/n28A/n3/n7/n8/n29/n5
4G
1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/34/38/40/41/66
3G
1/2/4/5/8

一応公式のスペック表を見ながら書き起こしています。(5Gバンドは順不同)
とりあえず、こちらのテスト環境が問題ではありますが、ドコモSPモード、Linksmate(ドコモMVNO)、UQモバイル、IIJmio(au)、楽天モバイルでの動作は確認。VoLTE対応です。
問題として、LinksmateのSIMがうまくモバイルネットワークに接続出来ない感じがあったんですが、その後確認をしていったところ、APN設定は他のAPN情報を書き換えることで使用可能になり、5G回線の場合、4Gに落ちるとインジケーターが出ないようです。4Gオンリーの回線は、どうもLTEと表示されるようです。初見だと正直わからないですけど、これはデータSIM側の問題なのか、ファームの問題なのかがわからない感じですね。(音声SIMはなぜか問題なし)


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裏面はこんな感じ。
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もう揃うことは多分ないであろう、RedMagic 6R(左)との並び。


ベンチマーク結果
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Antutuの結果を見る限り、S888比較で、グラフィック性能は3割増し、メモリアクセスも高速化しているおかげで、とうとう100万超えです。
3DMarkのWiid Lifeももうすぐ1万が見えてきた感じ。おおよそ6000弱だったS888に比べて大幅なパワーアップをしています。一方でCPU側は本当に若干性能が上がった程度。

使用感、ゲームなど
使用感として書く前に、前提条件として、ひたすらまでに重いです。235gと言うのは、こんなに重いのかとちょっと驚いています。現実にはケースに入れているので、250gぐらいはあるでしょうか。
これを使ったあと、XPERIA 5 IIを使うと、異様に軽く感じます。161gにケースだから、80~90gぐらいの差があるとは思います。なにせ、あのPixel6(207g)ですら軽く感じてしまうのだから、人間の感覚は不思議なものです。
重さに慣れたところで、まず感じたのは、バッテリーが全然減らないということ。さすがにウマ娘を始めてしまうと、ゴリゴリ減っていきますけど、S888搭載のRedMagic 6Rに比べて消費電力量はかなり抑えることが出来ていると思います。
これはと思う点は特にないです。強いて言うと、ゲーム中に自動で回り始める冷却ファンがうるさい点ぐらいでしょうか。これの恩恵もあり、ウマ娘やってても基本的にスマホのサーマルセンサーで40度を超えることがありません。RedMagic 6Rはこれがないので、割とゲームプレイ時などに40度以上を指すことが多かったので、かなり効いてるんだなと。本体温度も触ってて不快になるレベルではないので、その点で235gは伊達じゃないですね。

RedMagic 7に比べて劣る部分は、
  • リフレッシュレートが120Hzまでであること(7は165Hz)
  • 液晶の最大輝度が若干暗いこと(600nit、7は700nit)
  • 上位モデルでもグローバル版はメモリ16GB固定であること(7は最大18GB)
  • 215gと若干軽量な7に比べて、235gもあること
代わりに、
  • 液晶画面下カメラ搭載によるサイズの小型化
  • バッテリー容量の増加(7は4500mAh)
  • 冷却機構の強化(ICE9.0、7はICE8.0)
  • サンプリングレートが最大960Hz(7は720Hz)
  • Red Core1というゲーミングチップ?を搭載
と、fpsをやるとかではない限り、ゲーミングスマホとしては、7 Proのほうが魅力的ではないかと思います。当然ながら、7の最上位18GB+256GBが799ドル、7 Proは下位モデルでも16GB+256GBで799ドルと、価格の上で結構な差が出ています。大容量メモリを搭載している7を選ぶか、より長時間のプレイが可能な7 Proを選ぶか、これは予算と好みによると思います。

大体スマホで16GBってメモリ容量はすでに何か間違ってる感じがしてならないですけど、LPDDR5って1チップで16GBとか18GBとか搭載できちゃうのね。なんか、これぐらいメモリ容量あれば、普通に4Kでゲームプレイとか出来ちゃいそう。XPERIA 1シリーズに対して言ってますよw

ゲームですが、以下の動作は確認済みです
(2022/05/22現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターポップスリンク
マギアレコード
プリンセスコネクト Re:Dive
スーパーロボット大戦DD
ミニ四駆 超速グランプリ
この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ
IDOLY PRIDE
ウマ娘 プリティーダービー
ときめきアイドル(オフライン版)

意外だったのは、きららファンタジアが非対応(起動時に強制終了)。どちらかと言えば、割と制限がかからないほうのゲームだったので、今後改善するのかどうかは、ちょっと様子を見たほうがいいかなと。今回、容量の都合でブシモ系のゲームはインストールしませんでした。

なんというか、もうこれで快適じゃないゲームは、基本的にゲームビルドがうまく出来てないとしか言いようがない感じがします。ウマ娘やIDOLY PRIDEといった3Dキャラが割と動くゲームでは、普通にヌルヌル動きます。全体的にレスポンスは上がっているんですが、スパロボDDやミニ四駆 超速グランプリなどは、データアクセスの面で、頻繁にデータ取得を行っている感じで、通信環境が向上してもおそらく今以上、もっと言えばリリース時からほぼレスポンスが変わらないです。そういうゲームだと思って辞めてしまいたいのも山々なのですが、割と両方ともよくわからないやりこみをしちゃってるんで、辞めづらいというジレンマにかかっています。

あと7 Proを買って、ようやくIDOLY PRIDEの3Dモデルが、あらゆる場面でヌルヌル動くようになりました。ライブダイジェストで3Dモデルが動く場合、S865やS888でも若干のフレーム落ちなどが見られたんですが、完璧になってます。ウマと違って、実は結構スペックを要求するゲームです。早く10人ライブを実装してください。

これは7 Pro固有の機能なのかちょっとわからないですけど、大きく変わった点としては、ゲーム個々にタッチサンプリングレートやCPU/GPUクロック変化、冷却ファンの使用などが設定出来、GAME SPACEを呼び出さなくとも、勝手にゲームモードになってくれるのは、非常に良くなったポイントです。例えば、ファンを回さなくてもいいゲームや、省電力で動いてしまうゲームなどは、ゲームごとに設定して省エネモードにすることが出来ます。逆にウマ娘などはピークパフォーマンスモードでより快適にすることも可能です。別にGPUとかOCしてるわけではなさそうだけど、どうなんだろう。充電分離機能もあるので、バッテリーに負担を掛けず、ゲームすることが出来ます。これもゲームに応じて変化して欲しかったけど、自動じゃないのがちょっと残念かな。

これを使ってて思ったのですが、前評判では散々だったS8Gen1って実はしっかりした冷却機構さえ作れば、S810のようにハイパフォーマンスで使えるんじゃないかと思います。S810も、LeTV MAXぐらいサイズが大きければ、パフォーマンスを維持出来ていましたし、その辺を他のメーカーがどういうアプローチでパフォーマンス維持をするのか、楽しみです。(買うとは言っていない)

そのほか、珍しいのかわかりませんけど、対角線上にスピーカーがついているのが面白いです。同じ高さで音が出ていないのに、画面中央でステレオサウンドになっている。このスピーカーデザインはなかなか秀逸だと思います。


まとめ:スマホの皮をかぶったゲーム機、パフォーマンスにこだわるなら面白い選択肢
ここ数年はデザインが好きじゃないので、本流のRedMagicスマホを買うことはなく、5や6はスルーしていました。去年はだいぶおとなしい6Rがその座を射止めたわけですけど、1年近く使っているうちに、やっぱりLTEバンドの少なさによるセルスタンバイ問題とか、排熱処理の問題とか、悩む要素が出てきてしまったのは、残念です。で、今回はRedMagic 7 Proを買ったわけですけど、ゲームメインでスマホを使っている人にはうってつけのスマホだと思います。

重いのを覚悟してでもProを買うべきポイントとしては、フロントカメラレスの全画面表示、バッテリー容量の多さと冷却機構に尽きると思います。パフォーマンスは高くて当たり前、その上であえて付加価値を求めると、結果的に快適性になるわけです。RedMagic 3以降のデザインを敬遠してたけど、久々に買って、冷却機構が進化してて、これはどんどん高くなるわけだなと妙に納得してしまいました。XPERIA 1 IIみたいにそもそも高い金額を払ってでも納得出来るスマホというのは、ほぼ期待値通りか、評価が下がることはそんなにないんですけど、RedMagic 7 Proは、高いお金を払っただけの甲斐があると、使ってから納得出来るという点で、期待値を超えてきてるなと思います。まあ、RedMagic 6Rが若干期待外れだったのも事実だし、そういう点で評価が甘くなってるというのも否めないです。

あとは、最近どうしてもパンチホールカメラに甘い評価をしていましたが、やっぱり画面内にカメラがあることで、その部分の液晶表示が切れてしまうのはおかしいと思い出させてくれたのが、個人的に良かったポイントです。多分、XPERIAとRedMagicが好きな理由はそこなんだろうなと。

国内の4キャリアのLTEバンドや5Gバンドに(非公式だけど)対応しているし、普通にメインで使うスマホとしても、不満はないはずです。不満という点では、重いのだけが難点。でも、重さだけで、他は概ね使ってみて良さがよくわかりました。ただ、これはやっぱりゲームメインで生きている人向け、もっと言えばピークパフォーマンスを維持しながらゲームをやりたいと日々思っている方がメインターゲットとなるスマホです。僕みたいにウマ娘やアイプラ、デレステでキャッキャしてる人は、これだけの機能を余らせるレベルじゃないかなと思います。
APEXとか原神とかをずーっとプレイしたいとか、そういう用途ならぴったりかもしれません。両手持ちできれば、重さも軽減できますしね。

あとは純粋に予算と、海外通販の難易度をクリアできるか。予算にしても、もう2万ぐらい足せば、GALAXY S22買えちゃうんですよね。ヨドバシに行って、日本仕様のRedMagic 7の上位モデルも買えちゃいます。これをどう見るか。少なくとも、年に数回ガチャ天井をしちゃうプレイヤーなら、そのガチャを我慢して予算を確保することで、2022年中は最高のゲーム環境が入手出来ます。そういう人がガシガシ使って、日々しのぎを削るためのゲームギアだと考えます。悪いが、ちょっとカジュアルゲームやるぐらいなら完全に持て余しがちになると思います。(もうなってるw)



3台持ちなあ、できれば避けたいけど、通話するときに170g弱と250g弱を持つのでは、ずいぶん変わると思うんだよなあ。それが嫌でXPERIA 5 IIなわけだけど、DSDVできちゃうことを考えると、やっぱりまとめるべきなのかなとちょっと迷いが出てきますね。






おしまい

今回は、Googleのスマートフォン、Pixel6をご紹介します。

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2年リースで借りた汎用バンドのハイエンドスマホ
単純にS888比較用という用途もありますが、何よりこのスマホのいいところは、キャリアモデルでありながら、他のキャリアのバンドもほぼサポートしている点です。SIMフリースマホにも負けない対応バンドの広さもあり、どのキャリアでもそこそこ使えてしまうということで、iPhoneと同じぐらい使い勝手はいいかなと思い、2023年12月までのリース契約(以降も利用可能だけど月額料金が結構な額)で1台借りています。
auの回線を一回線作らなければいけないものの、UQに移し、これも半年程度で解約してしまおうと思いつつ、現実には楽天のeSIMで使っています。Rakuten Handと回線をそのまま交換した感じですね。


かんたんなスペック
Google Tensor 2.8GHz(2コア)+2.25GHz(2コア)+1.8GHz(4コア)
(Cortex-X1 2コア+Cortex-A76 2コア+Cortex-A55 4コア/Mali-G78MC20)
メインメモリー 8GB
ストレージ 128GB(UFS3.1)
前面6.4インチ OLED FHD+液晶(120Hz駆動)
無線LAN WiFi6 (11ax、2400Mbps対応)/Bluetooth5.2
5000万画素(メイン)/1200万画素(広角レンズ)
800万画素インカメラ
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
ステレオスピーカー
LDAC、aptX HDコーデック対応
nanoSIMスロット x1/eSIM
4600mAhバッテリー
NFC/おサイフケータイ搭載
防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)
158 x 74.8 x 8.9 mm 207g
Android 11(アップグレード済み)

5G、LTEバンド、3G対応は公式によると、
5G n28/n77/n78
LTE 1/3/8/18/19/21/26/28/42
3G 2100MHz/900MHz/800MHz

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カメラの出っ張りとか真面目になんとかならなかったのかとw

使い勝手など
まず、形が割と特殊で、カメラの出っ張りをデザインとして印象付けしているように作ってあるので、Qiなどの台座に置くと、微妙に浮きます。いいか悪いかは別として、もう少しなんとかならなかったのかと念を押しておきます。
あと、見た目ほど軽くないというのも弱点ですね。6.4インチとなると、例えばMi 11 Lite 5Gのように158g(6.55インチ)ぐらい驚くほど軽いモデルもあるだけに、ポップなデザインをいざ持ってみると、実は204gもあると言うのは、なんとなく損している感じがします。
あと、ようやく慣れましたけど、電源ボタンと音量ボタンの位置が世の中の大抵のスマホと逆だったり、画面内指紋認証センサーを押し続けなければ使えないのも、割とストレスです。

ベンチ結果などは特にないですが、リファレンスモデルですので、特に遅いという問題はありません。ゲームを延々やっていても熱くならないというのは、Snapdragon搭載機と違っているところで、放熱性の高いと言われているRed Magic 6Rよりも体感的に熱くなってないのはいいかもしれません。

ゲームはほぼパーフェクト。デレステ、プリコネ、ウマ娘、IDOLY PRIDE、ベンチ的な意味でときドルなんかも入れてみましたが、特に問題なく快適にプレイ出来ます。Mali-G78MC20という圧倒的物量で処理出来ている点は、なかなか時代が変わったなあと思いました。

まあ、あとは他のスマホより電池持ちがいいですね。バッテリー容量が4600mAhと大容量というのもあるんですが、そこはリファレンスかつ専用SoCを使っている効果が出ています。100%からちょっとウマ娘一人育てて、1日放置して、まだバッテリーが50%あるというのは、なかなかだと思います。


まとめ、重さや使い勝手に不満はあるが、リファレンスとしてはまずます
Googleが専用SoCを作って、それを搭載したという点を考慮すると、もう少し評価が高くてもいいかなと思うのですが、やっぱりずっしり重い筐体と、ボタン配置や筐体デザインなど、なぜマイノリティに走ったのかというのは、理解できないところがあります。
ノルマか何かがあるとは思えないのですが、auの施策で1月からもう4ヶ月以上この2年リース契約は続いている状態で、個人的には「まあ、このデザインは人を選ぶよね」と思っています。中身はいいスマホなんですけど、いいスマホに見えない外観が個人的には気になりますね。

借りるなら重さは多少覚悟したほうがいいと思います。ただ、Android特有の不具合云々は抜きにして、十分ハイエンドスマホの範疇にはありますので、余裕のある方はどうぞ。止めはしません。

なお、auであれば、同時期に出ているGALAXY S21の一括のほうが、よほどいいと思います。



おしまい

今回は、Rakutenのオリジナル端末の一つ、Rakuten Handを今更ながら紹介します。
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iPhone SEが入手出来ない?ならRakuten Handを買えばいいじゃない
正直、出たときに買おうかなという気にはなっていたんですけど、eSIM専用ということで、単純にその時はこれに2万を出す勇気がなかったのと、Rakuten miniで一度痛い目を見ていることもあって、一度は諦めていた端末です。

2022年の3月頃から、楽天も新規でiPhone SE2を回線契約込で1円で売りはじめました。まあ、完全に乗り遅れる形ではありましたが、今更iPhoneSE2で、eSIMに書き込みされてしまうのもどうかなと思いながらも、ちょっと探してはいました。
ちょうど同じ時期、楽天スーパーセールでRakuten Handを回線契約込で980円というモノが販売されていました。楽天回線は持ってなかったので、迷わず買いました。iPhoneはもういいですよ。

楽天回線は常時1回線何かしら用意しておきたいというところではあるんですが、基本eSIMは不便な感じがします。ただ、今はPixel6も持ってるし、povo2.0みたいに気軽にeSIM交換も出来るので、最悪eSIMはPixel6で使おうと思って、現実にそうしています。Rakuten Handにはpovoが入っていて、まあこれはそんなに外に持ち出すような端末じゃないし、最悪トッピングでどうにでもなるという感じではあります。

かんたんなスペック
Snapdragon720G (2.3GHzx2、1.8GHzx6)
メインメモリー 4GB
ストレージ 64GB
5.1インチ HD+(1520*720)液晶
無線LAN 11ac(866Mbps対応)/Bluetooth5.0
4800万画素(メイン)/200万画素(深度測定レンズ)/1600万画素(フロント)
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応
モノラルスピーカー/イヤホンジャック/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
2630mAhバッテリー
138 x 63 x 9.5 mm 129g
Android 10

4G
1/2/3/4/5/7/18/19/26/28/38/41/42
3G
1/2/4/5/6/19

ソフトバンク系のB8、ドコモのB21がないことを除けば、ほぼ国内のバンドは網羅しており、Rakuten miniとは違うというところが見られます。
惜しいのは、これが防滴止まりで、防水仕様だったら面白かっただろうなあと思います。

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背面もシンプルですね。


全体的な操作感など
基本スペックは4GでもミドルエンドのS720Gを搭載しているのと、画面解像度がHD+(1520X720)なのもあって、メモリ4GBしかないとは言えど、サクサクと動きます。
ちなみに、最近の5Gシリーズとの比較で行くと、S480のRedmi Note 10 JEより全然まともで、Libero 5Gシリーズに近いです。これだけサクサク動いて小さいと、往年のコンパクトスマホを思い出させます。Rakuten Hand 5GはS480なので、果たしてどうなのかと疑問ですね。

持ちやすい。とにかく軽い。これで3日ぐらい放置してもまだバッテリーが残ってる。あらゆる点でRakuten miniの悪いところをすべて解決してくれる端末です。

ちなみに、指紋認証センサーですが、非常に認識が悪いです。これはガラスフィルムをつける前から変わらなかったので、諦めて付けていますけど、なんでこんなに認識が悪いのか分からないですね。

ゲームですが、デレステ、プリコネ、ウマ娘、IDOLY PRIDE、ときドルと、このサイトではおなじみのアプリをインストールして、普通に遊べています。ウマ娘やIDOLY PRIDEは高品質設定にすると、フレーム落ちしてるようなガクガクがありますけど、そもそも小さいのと、解像度がHD+なので、そんなに気にしなくてもいい気がしますね。デレステでMV見るだけならこれでも問題ないだろうし、サイドの曲面が気になってたけど、もちろんプレイが普通に出来ます。緊急ログイン用とかにするにはもったいないかもしれない。この辺がS720Gの底力とも言えるでしょう。

そして、色々いじっていて驚いたのが、Bluetoothのオーディオコーデックの多さ。LDACやaptX、AACなどは当然として、なんとaptX Adaptive(24bit/48kHz)や、aptX TWS+に対応しているということ。残念ながら内蔵イヤホンジャックはハイレゾ非対応なので、ワイヤードDAPの置き換えには出来ないものの、ワイヤレス中心に利用する場合は意外と面白い存在。惜しむらくは内蔵ストレージ64GBなので、MP3の音源が溜まっている人や、ストリーミング再生がメインの人にはいい選択肢かもしれません。


まとめ、miniを払拭した「ちゃんとしたスマホ」。
Rakuten miniと同じTinno(Wiko)製だったので、心配はあったんですが、実際にサイズの大きな普通のスマホを作らせるぶんには全く問題なかったということで、杞憂に終わりました。

それどころか、チープな感じのスマホをを作らせたら右に出るメーカーはないんじゃないかと思わせるシンプルな外観と、それに見合わぬ立派なミドルエンドモデルとして作ってあるのは立派です。ただ、これも980円だから褒めてる感じがしてしょうがないです。まあ、定価で買っても12,980円だし、オークションなんかを見てると5000円台ぐらいからあるみたいなので、ちょっとしたWiFi端末として使うのにはオススメかもしれません。

個人的には、緊急ログイン端末であり、ストリーミング再生に特化したDAPとして活かせるケースが多い感じはします。なにより、持ち歩きたい。これを持ち歩いて通話端末だと言い張りたい。そんな端末です。ドコモはオンラインでeSIMを扱えるようになると、これはこれで便利なんですけどねえ。


おしまい












今回は、Xiaomiのau向け廉価帯端末の一つ、Redmi Note 10 JEをご紹介。
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もう後には引き下がれない、Snapdragon480搭載スマホの実力とは?
Libero 5Gから続く廉価帯5Gスマホレビューの第3弾にして、一番スペックの低いモデルの登場です。
この辺は基本的には4GBメモリ、64GBストレージを搭載していますが、3万円以内を実現するために、Snapdragon480を搭載しているのがポイントです。
おそらくは、Qualcommでは、対Dimensity 700程度を想定しているSoCだと思いますが、GPUはS690より性能が上のAdreno619(S690はAdreno619L)を搭載するも、CPU部はKryo460(S690はKryo560)と下がっており、S750がS690の上位と呼ぶとすると、このS480は上位とも下位とも呼べない、何か別のものとなっています。そこはKryo460ということで、一応区分けはされているということになります。

ただ、多分このAdreno619シリーズを搭載している3つのSoCは、多分クロックの問題など、同じダイを切り出した時点で選別しているんじゃないかと思うので、もしかしたら案外行けるかもという淡い期待と、あとは単純に禁断症状ですね。

かんたんなスペック
Snapdragon480 (2GHzx2、1.8GHzx6)
メインメモリー 4GB
ストレージ 64GB
前面6.5インチ FHD+(2400*1080)液晶/リフレッシュレート90Hz対応
無線LAN 11ac(866Mbps対応)/Bluetooth5.1
4800万画素(メイン)/200万画素(広角レンズ)/200万画素(マクロレンズ)
指紋認証センサー兼電源ボタン、USB type-C端子
NFC搭載、Felica/おサイフケータイ対応
モノラルスピーカー/イヤホンジャック/LDAC、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x1
microSDスロット x1
4800mAhバッテリー
163x 76 x 9.0 mm 200g
Android 11→12(MIUI13)

5G
NSR:n28/n77/n78
4G
1/3/5/7/12/13/17/18/20/26/28/38/40/41
3G
1/2/4/5/6/8/19

なお、メーカーで思いっきりGPUがMali-G57MC2となっていますが、Qualcomm製SoCでは現在Maliは使われていないため、Adreno619だと思われます。

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Xiaomiっぽい背面。Xiaomiのいいところは、保護フィルムとケースが付属されている点ですね。まあ、保護フィルムは新しいガラスを買ったほうがいいです。


全体的な操作感など
これまで使ってきたLibero 5Gシリーズは腐ってもミドルエンドクラスのSoCなんですが、今回はローエンドSoC。過去取り扱ったレビューでも数点しかないであろう、ローエンドクラスのスマホです。とはいえ、さっきから書いているように、限りなくミドルエンドに近いローエンドですから、きっとそれほど違和感のない操作性だろうと思っておりました。

...考えが甘かったですね。初動はそうでもないのですが、例えば単純にChromeでWeb記事を見るにしろ、Chrome起動までワンクッション、記事を読み込むまでワンクッションと、驚くほど遅い。リフレッシュレートが90Hzゆえ、そこが顕著に分かってしまうんですよね。過去にAQUOS Sense2をレビューしたことがありましたが、あの時のS450に匹敵するほど、何かが引っかかる感じの動作です。個人的に安かろう悪かろうなAndroidの見本かなと思います。例えばキャリアで代替え機を出してもらうとしても、これは到底我慢できるシロモノではないと思いました。

ゲーム、検証のためデレステとウマ娘、IDOLY PRIDE、それと俺的ベンチマークでおなじみときドルをインストールしました。
デレステは、まあ多くを求めなければ普通にプレイできるギリギリのラインです。2Dでスコアを出しに行くには丁度いいのかもしれません。(一応3DMVはアップしてみたけど、頑張ってるほう)
ウマ娘はしばしばプレイ続行が不能になるフリーズや強制シャットダウンなどが非常に多く、更に一番の問題として、ガチャの画面に飛べないという特大エラーまであります。これは素直に諦めろということでしょうけど、それにしちゃお粗末な感じです。
IDOLY PRIDEも、まあできるけど低画質30fpsです。これでライブがコマ送りになったり、ガクガクしたりです。実はこの中のゲームで、IDOLY PRIDEが一番3Dが重いゲームであるため、分からなくはないんですが、ちょっとプレイはしたくないですね。

そしてときドル。3DMVでガクつくのはもう目に見えてましたけど、やっぱり厳しいです。

えーと、なんですかね。Libero 5GシリーズはたしかにミドルエンドのSoCだけあって、その辺は強いんですけど、一般的な動作もここまで散漫、更にゲームはまともに遊べない、けど、価格は似たようなオークションで1万程度(今回は新品8,800円購入)と、なんか損をした気分になってしまいますね。


まとめ、納得の安さ。Androidのイメージを悪くするであろう、ストレスの溜まる1台
えーと、ワイモバイルってすげえなって思いましたね。ドコモもGALAXY A22は多分快適なスマホだと思う。そういう観点で、Android12にアップデートしたからこうなりました、とは考えにくいんですよね。MIUIが多少問題とはいえど、そこに大きな問題があるとは思えません。ゆえ、素のAndroidが入ったS480スマホを試してみたいという気もあるんですが、単なる徒労にしかならないと思うので、割愛させていただきます。
auって割とこのS480搭載スマホを低価格帯で展開しているのですが、はっきり言って、昔の遅かったAndroidのイメージそのままの端末に、2022年に出会うとは思いませんでした。そりゃ、イオシスで投げ売りされて当然としか言いようがない。おサイフケータイがまともに働くか心配なぐらいです。あらゆる動作に待ち時間がある。このストレスを持ってしまうと、窓から投げたくなります。

AQUOS Wishやarrows Weなんかも変わらんだろうなあと思うのと、唯一まともそうなOPPO A54 5Gですら、結構怪しいかなと思います。これらを全部ラインナップしてるとか、真っ当な製品開発部門があったら、普通は採用しないです。S480は思ったより駄目過ぎますね。

俺はこの端末がLibero 5Gシリーズと同じ値段だと考えると、正直なところ、ランクが違いすぎるかなと思います。同じ8,000円台の端末なのに、ここまで性能面で違うモデルがあるのかと驚愕します。

なんだろなあ、なんなら2年前にレビューしたmoto g8だってこんなにヒドイ感じじゃなかったし、Redmi Note 9(国内未発売)も全くもっさり感はなかったんですよね。なんなら、他国で発売されてるRedmi Note 10 5Gですら、これより快適だと思うんです。なぜ日本市場向けに、こんなナメられたモデルが販売されてしまったのか。これだからXiaomiはイマイチ信用出来ないんだよなあ。



おしまい

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