あるさんのレビューblog

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カテゴリ: 商品購入レビュー

SONY XPERIA 5 III XQ-BQ42の実機レビューです。
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現時点で、最後の1シリーズのコンパクトモデル
購入した理由に関しては、XPERIA 5シリーズで、1シリーズとほぼ同等のスペックを持ったモデルの最終版。このあとのIVやVは、1シリーズとはカメラの構成が異なっているので、厳密にハイエンドタイプの5はこのIIIまでとなる見込みです。物理SIM2枚も、このモデルまでですね。
あとは、借り物だったので今までレビューしてこなかったんですけど、SB版のXPERIA 5 IIIの返却期限が1年を切っているため、それも見越しての購入です。ゲームが大容量化するにつれて、128GBではゲーム容量に完全に圧迫されることもあります。いずれにしても、SB版残価が68000円に対して、税込み49500円で新品が買えるのも、大きな後押しになったかなとも思います。

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かんたんなスペック
Snapdragon 888 
メインメモリー 8GB
ストレージ 256GB
6.1インチ AMOLED FHD+(2520*1080)液晶/リフレッシュレート最大120Hz
無線LAN 11ax(2404Mbps対応)/Bluetooth5.2
1220万画素(超広角レンズ)/1220万画素(広角レンズ)/1220万画素(望遠レンズ)/800万画素(画面側フロントレンズ)
電源ボタン兼指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(Type-A/B/F)、Felica対応
ステレオスピーカー/LDAC、aptX Adaptive対応/イヤホンジャックあり
nanoSIMスロット x2(DSDV可能)
microSDスロット
防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
4500mAhバッテリー
157x 68 x 8.2 mm 168g
Android 13

5G
n3,n28,n77,n78,n79
4G
Band1,3,4,5,7,8,12,13,17,18,19,21,26,28,38,39,40,41,42
3G
Band1,5,6,8,19
(バンドに関しては公式より転載しています。)

世代的には、公開時点で2世代前となるものの、S888を搭載、かつAndroidのバージョンも13まで上がっているので、実用ベースではまったく問題ないです。


サイズ感、使用感など

まずゲームですが、以下の動作は確認済みです
(2024/03/24現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism
マギアレコード
プリンセスコネクト Re:Dive
IDOLY PRIDE
ウマ娘 プリティーダービー
ときめきアイドル(オフライン版)

S888なので、余裕はあります。もっとも、この中で一番スペックを要求されるシャニソンに関しては、MVで微妙にカクカクする場面もあります。まあ、やむなし。
現状、XPERIA 1 Vがメインスマホであるため、このスマホでのゲームプレイは、ごく一部にとどまります。それでも、上記のゲームだけで40GB程度の消費はどうなのかと思いますけどね。

動作に関しては、まずもっさりする場面がないです。2世代前でもハイエンド。例えば、Xiaomi 13Tのようなスペック上、同等モデルとされるものと比較しても、見劣りはしないです。加えて、ほぼピュアAndroidのため、仮想メモリなどでごまかしをしない姿勢は評価出来ます。で、Android 13でサポートが止まってしまう可能性が高い。非公式ではあるものの、14へのアップデートも予定されているらしい、ぐらいの話しか聞かないので、果たしてどうなることやら。とりあえず、Android 13でもXPERIA 1 Vとソフトウェア上の使い勝手はほぼ変わらないので、その点では、SBのXPERIA 5 IIIよりはいいとも思えます。

物理SIMが2枚入るラストモデルになっていて、PovoとLinksmateの2枚挿し。Linksmateは常時ゲームをプレイするには、不自由がない程度の回線速度なので、何らかの形でPovoを使う場合にのみ切り替えとしています。ただ、その構成であっても、基本はXPERIA 1 Vに対してのバックアップであり、遠出するようなときに持ち歩くレベルなので、困ることはないです。それでも、SB版XPERIA  5 IIIよりは自由が利くようになってます。キャリア版はこの世代まで、キャリアバンドのみをサポートしていただけなので、SB版でPovoを使うには結構不自由があったんですけど、SIMフリー版はその辺をひっくるめて解決出来るのが大きいですね。

そして、サイズ感。こればっかりは、1より5のほうが好みではあるんですけど、1の情報量が若干過剰、5だとやや不足という感じが否めないです。液晶比率が21:9という点は、メリットでもあり、デメリットでもある。ゆえ、買ったあとに、Libero 5G IIIを買い直そうか迷うところです。(19.5:9の6.67インチは非常に快適だった。)それでも、6.1インチあるため、使うに不便はないはずです。
加えて、168gとハイエンドモデルとしては比較的軽いこともあるので、通話での負担がかなり軽い点もいい感じがします。もっとも、通話だけに関して言えば、確実にガラケーのほうが楽なので、ヘビーな通話をする人は、別途ガラケーを用意したほうがいいと思います。
XPERIA 5 IIIはボディが、かつてのCompact系に迫る横幅のため、ホールド感がいいことがポイントです。ホールド感がいいけど、ちょっと危ない感じがする。XPERIA 5 IVで通話したときにしっかり握れるのが重要だと思ってましたけど、こっちは丸みがあって、それがいいと思えるか、それともかくばったほうがいいのか。こればっかりは好みですね。


まとめ、新品なら満足感は高いが...Android OSのアップデートはどこまで行けるか

XPERIA 1シリーズがハイエンドの塊であり、SONYの技術の結晶ならば、XPERIA 5シリーズはどこかハイエンドだけどカジュアルさを捨ててないところが、良さであり悪さという感じでした。ただ、IIIまでは筐体が異なるだけで、ハイエンドをそのまま凝縮した感じだったわけで、そこを実用ベースに舵を切り、IVやVのような、スペックはハイエンドだけど、やや犠牲にするものが増えていくモデルへと変わっていっています。噂レベルでは、5の後継モデルはないかもと言われていますが、本当のところ、このモデルをなくすと、著しくスペックが落ちる10シリーズの強化、まあ、当初は1と10しかラインナップになかったし、日本市場にはACEシリーズも投入しているので、それも出来るとは思います。10 IVを使ってから5 IVに切り替えた人間としては、10 IVのサイズで5 IVの性能だったらとも思ったこともあり、いずれ5シリーズはネタ切れになるだろうとも思っています。現に5 Vはコストダウンを狙ったが、SoCやカメラに対してのこだわりがあったため、コスト高になってしまった悪い例だと思います。

で、そんなことを色々書いていますけど、性能としては十分であることは変わりないので、その点を考慮すると、5 IVや5 Vなんかも価格が下がりきったあとに購入するというのはありです。5 IVはちょっとどうかなとは思いますけど、5 Vは開き直れば、検討してもいい気はします。
じゃあ、今回買った5 IIIはどうなの?というと、正直なところ賞味期限はギリギリですが、コンパクトハイエンドの生き残りで、物理SIMが2枚入るところに、検討する余地はあると思います。あとは、49500円という価格のインパクトが強かったですね。5 IIの時も最終的に6万ぐらいしてましたから、5 IIIの新品が49500円は、異様なほど破格です。その値段だから購入するという理由付けで、満足出来る性能はあります。S695、S778Gだから、5万はちょっと手を出しにくいという人にはオススメ出来ます。ゲームプレイが多いけど、5万しか予算がないし、回線をMNPしたくないとか、よほど条件を絞ってるひとなら、まず満足出来るかな。
あとは、Androidのアップデートが13までなのか?という点。13だから悪いわけでもなく、14になって変わったか?と言われると、そういうことはないのですが、スペック上可能なアップデートが途中で打ち切られるのは、あまりいいことではないと思っています。ただ、SONYが5 IIIを捨て値に近い価格で売っているということは、そういうことでしょ?って考えるのが妥当です。自分としては問題ないが、いざ人に進められるかというのは、ちょっと考えるところです。とはいえ、適切じゃないかもしれないですけど、Androidのアップデートが云々なんて騒ぐようなギーグ層と違って、個々のメーカーについているファンは、そこを気にするような人は少ないのかなとも。

ちなみに、中古市場でもまだ4万弱ぐらいでの取引がされているようで、ショップによっては、新品SIMフリー版より高い値段で売られているところもあります。個人的にキャリア版を安価で買う場合、5 IV以降のモデルじゃないとeSIMに対応せず、SIM1スロットでどうにかなる人向けです。あと、どうしても5 IIIは各キャリアバンドのみサポートというのが、一つ問題になるかなとも思います。買うなとはいいませんが、買うならSIMフリー版を探して、入手が出来ないなら別の端末を検討したほうがいいです。高負荷かからない程度のハイエンドを使いたいなら、5 IVのほうが実用ベースで使えます。

正直なところ、思い入れが強くない限り、ハイエンドとはいえ2世代前のスマホを新品で買って喜ぶというのは、僕も貴重な経験したなって思います。良くも悪くも、これがロマンの塊感ですね。



おしまい

今回は、謎に買ってしまったドコモ向けのガラケーである、KY-42Cのご紹介。

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2012年ぐらいのオタクのガラケーって感じですけど、紛れもなく今使ってるガラケーです。

かんたんな動機
発端は、ちょい前に買ったF-03Lを使い始めたことにあります。それまでガラケーといえば、僕の中ではSimplyだけしか使ってなかったのですが、ついに天寿を全うしたようで、壊れました。そういうわけでヤフオクで2000円ぐらいで利用制限△のを1台買ったんですけど、ぶっちゃけmicroUSBであり、そこに防水のフタがついていること、ややもっさりな動作、そして音質の悪さに驚きました。
それもそのはず、最近のスマホって、基本VoLTE(HD+)が搭載されていて、よほどのことがない限りかなりの音質で通話が出来るんです。F-03Lは過渡期のガラケーだったこともあり、良く出来てたのですが、その通話音質の悪さがどうにも気に入らなかったというわけです。
ちなみに、Simplyも実はもう1台買ってるんですけど、WiFiがないということで、バックでなにか通信をしていた場合に、パケット代金が変に上がるんじゃないかと思ったのと、男子が赤いガラケーを使ってるのはどうなのよ?別に3倍音が良く聞こえるわけでもないのにと思ったので、もういいや感です。というか、メルカリで捨て値過ぎて買ってしまっただけで、使う予定は多分ないと思います。

で、調べていくうちに、KY-42Cの存在に行き着くんですが、単純に安価で手に入るガラケーの最終進化型として、買ってしまおうと思ったわけです。鬼の36回白ロム購入。まあ、結局元が18000円弱なので、どっかで一括支払いをするということでいいのかなと思っています。
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USBポートは最近流行りのマグネット接着式の充電ケーブルでやっています。あんまりカバーを傷つけるのはなんとなく嫌なので、こうしてます。
最初、Qiのアダプタを入れられないか?と考えたんですけど、ケーブルを折り曲げてしまうことに怖さを感じて断念しました。

海外では出ているけど...MediaTek製SoC搭載のガラケー
まあ、今回はVoLTE(HD+)が絶対条件だったので、これになったのですが、F-41Cも比較対象に上げていた一台ではありました。理由は言わずもがな、USB type-Cでの充電です。ただ、大きな問題として、カバーをわざわざ開けて充電するということにどうしてもめんどくささを感じるのと、対応クレードルがヤフオクやメルカリで万するというところで、もう諦めてしまったんですよね。
ちなみにKY-42Cにもクレードルの存在はありますが、そちらは単純にUSB type-Cポートがついてるだけなので、わざわざ買うほどのものでもないかなと思いました。
個人的に気になっているのは+メッセージの通知がないことです。これって結構重要なこと、というか、強制的に+メッセージを使っていることがわからない人が多すぎて、SMSなのか+メッセージなのかで送受信が出来ないということが結構あったりします。だからこんなわけわからんガラパゴス規格を作る必要なかったのにと心から思いますね。(ちなみに、+メッセージは他の端末に自分の電話番号を登録しておくと、受信だけ出来るようになるという謎仕様)

スペック表を見てまず度肝を抜かれたのが、Helio P22搭載であることです。4コアのうち、3コアを使っているということですが、2GHzのガラケーというとんでもないスペックだなと思いました。実際、Andorid 10にアップデートされているものの、かなりサクサク操作できるという点で、悪くはないと思います。ブラウザがサクサク開くのは、なんか感動すら覚えますね。メモリ1GBにストレージ8GBは、どうせアプリなんぞ入れないのでいいですし、microSDカードも、最大でHCの32GBまでに押さえられています。多分XCでも読むとは思うんですが、ガラケーにそんな容量のSDカードはいらないだろと思って、電話帳のインポートと自作着うたのデータディスクに使っています。MP3が着メロに出来るガラケーが出るとは思ってませんでしたね。

必要かどうかはわかりませんけど、WiFi搭載。そしてテザリング機能もあります。さらにBluetoothも搭載。こっちはマイク需要もあり、VoLTE(HD+)と合わせて結構使えそうです。またワイドFM対応のFMチューナーを搭載。ケーブルをアンテナ代わりにするということで、基本はイヤホンケーブルとのセットで使う感じになるのかなと思います。ちなみに、本体スピーカーで、普通のUSBケーブルを挿して聞くことも出来ます。カメラは810万画素。メモ程度にどうぞ。

バッテリーですが、大容量とは行かないまでも、1500mAhあるんで、大体月曜の朝に100%で、金曜の夜に42%でした。ここは、死ぬほど電池のもつSimplyに負けるところです。あれは20日ぐらい電池切れなかったですからね。
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マゼンタにDIGNOロゴはちょっとおもしろい。

で、肝心の音質はどうなのよ?
通話音質に関しては、VoLTE(HD+)同士ではかなりクリアな会話が出来ます。案外、相手がVoLTEでも十分にキレイに聞こえる印象がありますね。F-03LのVoLTEとは何だったのか。
僕のSIMは、ドコモの5Gギガホのため、4G以下に落ちることはないのですが、それがいい方向に向いている感じがしますね。irumoとかでも、多分5G/4Gとかで使えるため、問題はなさそうです。
ちなみに、ケータイプランを進められたのですが、SIMの交換と、4G/3Gでの通信に戻ってしまうため、今回は白ロムで買ってます。というより、昔と違ってガラケーは、バラマキ対象外になってしまっているので、どうしようもない感じがしますね。まあ、そのための機能制限と安価なんでしょうけどね。

まとめ
通話するには最高の環境になるが、受話器需要にしか応えられないもどかしさ

ちょっと見直したというか、面白い発見だったのですが、たしかに音声通話って、ビジネス用途か、実家への連絡ぐらいしかしないんですよね。だから、それ相応に音が良ければ、それでいいというのがあります。で、妹に連絡するときはスマホでLINE通話してるんだから、世話ないって話です。
使っていて思ったのは、ガラケーってまだ可能性があるんじゃないかと思うところです。いや、もちろんフリップ型スマホでもいいんでしょうけど、物理ボタンの安心感が絶対的に違いますよね。このあたりが、今のスマホにはない良さなんでしょうね。テルルの折りたたみスマホが売れてるっていう話も分かる気がします。
強いて言えば、Gmailアプリの標準搭載をお願いしたいところかなと思います。僕みたいにキャリアメールとGmailで使い分けをしている人で、今回PCメールにGmailを割り当てることが出来なかったんですね。もうその辺は、キャリアメールもGmailも使えるようにしておくべきじゃないかと思ったりします。
あとはバッテリーですかね。ガラケーのピーク時は、たしかに20日ぐらい持つ端末があったわけですけど、バランスを考えると、これ以上重く出来ないというのは、理解出来るので、う~ん、どうしたものかと言ったところです。
究極的には、Simplyの新型を作って、2500mAhぐらいのバッテリーを積めば、あるいはという可能性ですね。行けるでしょとも思うんですけどね。150gぐらいになっちゃうんだろうなぁ。

とりあえず、通話端末として非常に優秀なので、これで十分な人もいると思います。機能を分散させることで、既存の使い方にも変化が出てくると思うので、その辺を面白いと捉えることができれば、いいかもしれないです。値段もそこそこなので、通話メインの人にはぜひオススメしたい1台です。


おしまい



今回は、UQ mobileが2023/12/26まで投げ売りしているであろう、Xiaomi 13Tをレビューします。

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初日から分割だけど9840円。ミドルエンドとしては性能破格...か?
う~ん、なんでしょうねこれ。返却じゃなくて分割強制で購入です。
個人的には、過去のXiaomi 11Tあたりがやたら売れ残ってたこともあり、あとは27日のスマホ割引規制改正によるものを考えると、少しでも在庫が減らしたいという側面、それと、定価が74,800円であり、44,000円引きだと微妙に高い?こともあり、今後目玉に出来ないのかなと考えたのではないかと思われます。(特別値引的な適当な理由付けの値引きは無理なのかな?)
なお、若干価格は高かったものの、14,800円でGALAXY S22がやはり分割ながら売られていたことも考えると、今後、UQでは純粋な新型機が登場せず、auの売れ残り機と廉価帯モデルだけになってしまう可能性もあり、あとは、個人的に高いSBの料金を少しでも削りたいので、UQに乗り換えという感じですね。SBはおそらくブラックになってると思います。

この機種の最大の特徴は、ミドルエンドでありながら、S8Gen1並のAntutuスコアを出すというMediaTekのDimensity 8200-Ultraを搭載していることにあります。総合的にスコアが高いため、快適な動作は約束されていますが、一方で3Dは、S8Gen1対比で約半分のスコアしか出ないというところに、今後ビッグタイトルが出た時の動作に不安が残る気がしています。
しかし、メモリ8GB、ストレージ256GBなんて数字を普通に見られるようになったのは、ちょっと感慨深いです。お前はXPERIA 5系で見てるだろうと言われそうですけど、ハイエンドモデルなので低いぐらいなんですよね。だけど、これはミドルエンド。あくまでもガンダムに対するジムである存在です。その世界で、このスペックは頭がいい意味でおかしいとも捉えられます。

かんたんなスペック
Dimensity 8200 Ultra(3.1GHzx1、3.0GHzx3、2.0GHzx4)
メインメモリー 8GB(LPDDR5)※仮想メモリ5GBまで拡張可能
ストレージ 256GB UFS3.1
6.7インチ AMOLED (2712×1,220) 液晶/リフレッシュレート最大144Hz(可変のため固定不可)
無線LAN 11ax(2404Mbps対応)/Bluetooth5.4
5000万画素(メイン)/1200万画素(超広角レンズ)/5000万画素(望遠)/2000万画素(フロントレンズ)
液晶画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(Felicaが利用可能)
ステレオスピーカー/LDAC、LHDC、AAC、SBC対応/イヤホンジャックあり
nanoSIMスロット x1、eSIM x1(DSDV、5G対応)
防水、防塵(IP68)
5000mAhバッテリー(67W 急速充電)
162x 76 x 8.7 mm 197g
Android 13/MIUI 14

5G
n3, n5, n28, n41, n77, n78
4G
Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G
Band 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
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裏面が結構かっこいいです。カメラが異常にデカい気がしますけど、それ以外はスッキリしてますね。

今回から特筆すべき点を赤太文字にしています。
まず、リフレッシュレートが最大144Hzであること。
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デフォルトとカスタムの違いが僕には良くわかりません。
UIレベルで144Hz必要なときに駆動させてくれるのか?それとも維持するのかが、これではハッキリとしない。大体、60Hzと144Hzしか選べないってのも、なんか怪しいんですよね。

画面内指紋センサーの実装。GALAXYとかではもう実装されてる機能ですね。
まあ、別にあってもなくても、と思いますけど、ちょっと驚いたのはその精度の高さで、某Pixel6みたいに酷くないのが本当に楽。Pixcel6は3回やっても読み取れないとか普通にありましたからね。

そして67W急速充電。正確には33.5Wを内部分配して、2500mAhのバッテリーを並列充電しているという感じに考えられています。したがって、適当な65Wの充電器を使えば、急速充電になってくれるはずです。実際、ウチで適当な80W充電器につないで充電を始めると、急速充電モードに入ってくれます。なお、ピーク時に67Wであって、バッテリー容量が溜まってくると徐々にワット数が落ちてきます。



使用感、その他など

とりあえずゲームに関しては、以下の通り
(2023/12/15現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism
プリンセスコネクト Re:Dive
IDOLY PRIDE
ウマ娘 プリティーダービー
ときめきアイドル(オフライン版)

ときドルやれやw
純粋にリフレッシュレートとパワーでヌルヌル動くのを手軽に体感するには、ときドルは一番ありかなと思います。
もっとも、デレステも問題なしなレベルですので、そこは安心。
審議になるのが、ウマ娘、アイプラで、ややカクカクや、リフレッシュレートが60Hzを下回ることもかなり多い感じ。シャニソンは、ライブという名のなにか違うMVを見せられているぐらいガクガクです。動作するだけマシなのかな。
正直、これがSnapdragon系に対する、一番のハンデなんですよね。ゲーム最適化されたS778Gと最適化されてないけどパワーで引っ張るD8200-Ultraの違いですよね。

これは、MIUIの問題なのですが、操作系統がiOSのパクリなんです。例えば画面真ん中辺りをスライドすると、端末の操作ボタン(WiFiとか音量とか)が出てきて、左端をスライドすると、通知にたどり着くという感じです。これが本当にストレス。で、MIUIだと通常のAndroid動作は旧バージョンの操作と定義されているため、これを変更するためにメニューをいじるのが、またストレス。さらに画面下の3ボタンがAndroid 2系統ぐらいの一番右が戻るボタンになっていて、正直通常のAndroidと違い、また設定を探して直す。極めつけは、仮想メモリの割当が最初から3GBされていること。まあ、目くじらを立てて怒るところではないんですが、UFS3.1を仮に使っていても、LPDDR5のメモリ速度には遠く及ばないんです。マルチタスクを駆使するにしても、フルパフォーマンスの出ない設定というのは、やっぱり気分が良くないです。ちなみに、これを切ると、なんとなくゲームがサクサク動く感じになるという。

さて、文句を延々と書きましたけど、その他は非常にスタンダードなAndroid機となっており、一般的な動作はリフレッシュレートもあってヌルヌル動くのが嬉しいですね。細かい設定さえ出来てしまえば、それほど不満なく使える。画面サイズの大きさもあって、XPERIA 5系統ではやや細かいかなと思う文章も、普通に読めるのはデカい。Kindleを使うときには、お気に入りのedge 20とどっちがいいか結構悩む感じですね。(タブレット買えって言われそうだけど)


まとめ
独特のUIとDimensityにアレルギーが出なければ、おそらく今年1番のコスパ機になる

とはいえ、SBのXPERIA 5 IVがこれを書いているときに一括1円らしいんですよね。そしてGALAXY S22もあるし、前世代のSnapdragonのハイエンドがその値段で出されてしまうと、パフォーマンスでは絶対劣るこちらは不利になってしまうよね、ってことは覚悟してください。(S8Gen1の発熱でチャラに出来るとは思うけど)それぐらい、日本はDimensityにきびしい世界です。

というわけで、個人的には気に入るまでのところまでは行きません。MIUIの細かいバグなんかが足を引っ張ってるとしか思えないんですよね。カメラの性能もかなりいいし、XPERIA 5 IV並の写真は普通に取れるんです。これが定価で74,800円です。XPERIA 5 IVって13万からスタートしてる機種ですからね。コストパフォーマンスの良さは理解して頂けるかなと思います。
これのAOSP版が出たら、すごく快適だと思います。というか、MIUIがあまりにiOSを意識しすぎてること、仮想メモリを初期設定していることなど、つまらないところで減点になる行動が多すぎるんですよね。いちいち目くじらを立てない人ならいいんでしょうけど、基本的にはAOSPに近い端末しか使ってないので、もうイライラしちゃうというのがあります。
日本のアプリ開発会社にお願いしたいのは、Dimensityへのハードウェア最適化ですね。それだけでも、結構変わってくるアプリはあると思うんです。なまじ、原神なんかを見てると、その辺のフォローもちゃんと出来てるので、その辺は押さえて欲しいポイントですね。

個人的には、S865ぐらいからの買い替えも全然ありかなと思っていたりします。何より、思った以上にDimensity 8200-Ultraがパワフルです。というか、Dimensityって、Snapdragonのローエンドが苦手としてるヌルヌル動作が普通にDimensity 700でできちゃうあたり、自力はあるんだと思います。
なので、個人的には、Snapdragon 6シリーズとDimensity 8200で迷った場合は、Dimensityを選ぶかなと思います。直接的なライバルはAQUOS sense 8とかでしょうから、そこら辺には圧勝です。
あとはReno10 Proですけど、あれはSoCが2年前のモデルなので、AQUOSを含めても多分選んじゃいけない端末かなって気がします。逆に、OPPOはどうやってAndroidのアップデートをするんでしょうかね。
ストック切れが予想されますけど、S8Gen1搭載スマホとは、ちょっと悩みます。ゲームやるならS8Gen1スマホ。一般的な使い方をするなら13Tを買うと思います。

弱点を知った上で、ハイエンドに近い性能を選ぶなら、Xiaomi 13Tはいい選択肢になると思います。ただ、Pixelと同じで主流のスマホになりきれないところが、後々ひびいてくるかもしれません。



おしまい

今回は、なぜかローンが通ってしまったSONYのXPERIA 1 Vをレビューしていきます。IMG_20230922_194404166~2

箱がエコ仕様になっててなんか寂しい感じ。

XPERIA 5 Vではなく、XPERIA 1 Vを買った理由
単純にローン36回が通ってしまったからというのもちょっとアレなんで、今回XPERIA 5 Vを見送って、XPERIA 1 Vにした理由をかいていきたいと思います。
まず、単純にXPERIA 5 Vの重量増があります。182gはちょっとどうかと思います。5 IVのときはQiに対応したから171gになったんだなと思いましたけど、今回は少し納得が行かない感じです。
それと価格ですね。XPERIA 1 Vに関しては、クーポン1万円分を引いた形でローンを組んでるんで、毎月IIJのeSIMぐらいの金額が浮く計算になります。184,700円。対してXPERIA 5 Vは139,700円。
あとは、SIMフリー版はスペシャル仕様というのもポイントですね。メモリ16GB、ストレージ512GBと、そこらへんのノートPCを凌駕してしまうハイエンド仕様であること。さらに、久々の当たりとなるS8Gen2搭載という点も、大きな点です。正直、S8Gen2で8GBはないだろうと思っていました。カラーリングだけを考えれば、5 Vのブルーが良かったのですが、今回はそういうところも考慮して、悔しいですが、SIMフリー限定色のグリーンを買っています。
多分、大雑把に使っても、128GBだと危ういですが、512GBもストレージがあると、安心感が違います。
しかし、これを買ったせいで、XPERIA 5 IIIの良さも分かってしまったため、これを返却すべきなのかは少し悩むところではあります。まあ、本当なら9,800円のXPERIA 5 IVをもらってこいって話なんでしょうけどね。
国内向けSIMフリー版のXPERIAを購入するのは、名機XPERIA 1 II以来で、キャリア版よりアプリ制限がないため使い勝手がよく、さらにスペックもゲーミングハイエンドスマホに負けない仕様になっているのは、大きいんじゃないかと思います。
久々に思いましたけど、XPERIA 5シリーズはどうもサイズ感がいいけど、その面でスペックに妥協があったり、なんかイマイチな感じがするんですよね。単純にそれに尽きると思います。
XPERIA 1 IIは2年使ったので、こいつもできれば3年使いたいところです。いや、もうスペックが必要になるゲームもシャニソンぐらいしかなさそうなので、いいんじゃないかと思ってます。
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かんたんなスペック
Snapdragon 8 Gen2(3.2GHzx1、2.8GHzx4、2.0GHzx3)
メインメモリー 16GB
ストレージ 512GB UFS3.1+microSD 最大1TB
6.5インチ AMOLED 4K液晶/リフレッシュレート最大120Hz
無線LAN 11ax(2404Mbps対応)/Bluetooth5.3
1200万画素(超広角)/4800万画素(広角レンズ)/1200万画素(望遠)/1600万画素(画面内フロントレンズ)
電源ボタン兼指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(Felicaが利用可能)
ステレオスピーカー/LDAC、aptX Adaptive、LC3、AAC、SBC対応/イヤホンジャックあり
nanoSIMスロット x1、eSIM x1(DSDV、5G対応)
防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
5000mAhバッテリー、Qi対応
165x 71 x 8.3 mm 187g
Android 13

5G
n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G
Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G
Band 1, 5, 6, 8, 19

とりあえずeSIMのデュアルは不可能の模様。
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明るいところだと緑が案外目立ちますね。

使用感など
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今回はもう発売されてから随分経っているので、もういいかなと思ってベンチは測っていません。
とりあえずゲームに関しては、以下の通り
(2023/09/23現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
  • アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
  • アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
  • マギアレコード
  • プリンセスコネクト Re:Dive
  • IDOLY PRIDE
  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ときめきアイドル(オフライン版)
このスマホのすごいところは、RedMagic 7 Proでも多少は熱くなったアイプラやウマ娘でも、それほど熱くならないという点です。冷却機構と、S8Gen2の発熱の低さが功を奏する感じですね。

で、久々にXPERIA 1シリーズをいじって見たんですけど、サイズの割に軽いかなと思ったりします。XPERIA 5 IVが171g、XPERIA 5 IIIが168g、edge 20が163gと、そこそこ軽い感じのスマホを使ってましたけど、edge20よりサイズが若干細くなって、20g増え、スペックアップしたと考えれば、十分かなって思います。
割とXPERIA 5系が不満でedge20買った人間として、やっぱりXPERIA 5側の人間じゃないのかなって思ったりしています。実際、XPERIA 1シリーズは去年のII以来でしたけど、こっちのほうが、なんとなく使い勝手がいいなと思ったりしています。

あとは、バッテリー持ちも随分よくなったなと思います。さすがに5 Vには負けるとは思いますけど、それでもXPERIA 5 IIIよりは持ちがいい感じですね。あとは、ケースをMagSafe対応のケースにしたので、色々対応品を使えるかなって感じですね。

Bluetoothが5.3になり、LC3にも対応しました。と言っても、現状必要性があまりないのと、LDACで固めてるので、今はそこまで必要かなと思ったりしています。
内蔵スピーカーの音も、5 IVに比べて、音に凹凸が出てきましたね。空間オーディオってやつでしょうか。これはこれで、ちょっとおもしろいかなと思います。このあたりはさすがにSONYだなって。

一つネガティブな部分を言うと、一種のジレンマともいうのですが、ケースに入れると、本体の材質の良さがわからない。けど、値段を考えるとこれを裸で使おうとはちょっと思えない。バンパーすら許さない側面の加工なども考えると、やっぱりSONYの理想はケースなしで使って欲しいところなんでしょうね。

まとめ、価格に恥じないハイエンドモデルだが、さすがに値段が高すぎる。
まず、買ってよかったかというと、これから3年これを使うということで、果たして3年使い続けているだろうかという疑問はあります。ただ、3年戦えるだけのスペックは手に入れたかなとは思います。
どうなんでしょうね。PCはショッピングローンで買うぐらいのスペックのもの(ThinkPad X1 Extreme)を使い倒せるだけの時間に見合うスペックなので、それはいいんですけど、さすがにスマホをローンで買うというのは、勇気がいるなと思います。
あんまり意味のないキャリア版を買わなくて済むだけでも良かったんですけど、それでもこの値段をぽんと出せるような人がいるのかなって思ったりしますね。まあ、XPERIAやGALAXYなんかは、ハイエンドも発売1年で半額以上の買取額が出るだけマシなのかなって思ったりします。
カメラの良さ、質感、使い勝手などは、1 IIに近いものがあり、そういう点では当たりの部類には入りますけど、値段の高さがもう無理だよねって状態なので、そこが最大のネックかなと思っています。
とは言え、1シリーズは値下げがなかなかされないところを考えると、やっぱり高嶺の花で終わってしまうだろうなって思います。
あんまり値段のことは書きたくないけどなぁ。Androidにこの値段を突っ込むのは、やっぱり一大決心が必要になっちゃうと思いますね。せめて、円高になってくれればなぁ。

あ、忘れてたけど、やっぱりパープルが良かったです。またパープル復活してくれ。



おしまい

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