今回は日本国内販売が叶わなかったNubia Red Magic 6 Racing(RedMagic 6R)の12GB/256GBのご紹介です。
Nubia公式ストアで買えない?久々に買い方への難易度の高さを実感。
まず、これを購入するのに紆余曲折があったことを書いておきます。
7/1に公式のグローバルサイトで注文。この時のやり取りは以下の通り。
その後、どうも違うぞという話になったのが以下の通り。
公式とやり取りをしている限りでは、発売の時点では、非公式とはいえ、なんとなく日本にも発送出来るというスタンスだったようです。しかし、いざRedMagic6で日本代理店契約を結んでしまったという建前上、販売出来ないという流れになったのではないかと思われます。
ちなみに、本体には取扱説明書というアプリがあり、これはRedMagic6 Racingの日本語版のものだと思われます。
その他、以前と違いかなり不自由ではありますが、設定の日本語対応も進んでいるため、条件次第では発売予定はあったのではないかと思われます。
おそらく技適とバンドの問題があったんじゃないかなと思いますけど、そこはなんとかして欲しかったですね。
改めて日本代理店に問い合わせをしたところ、発売予定はないということでした。日本ではRedMagic6シリーズだけで行くという方向性のようです。
結局のところ、AliExpressにあるNubia Offical Shopで618.81ドル。約7万。DHL配送を選びました。7/26に出荷で、8/6到着。まあ、それ相応に速かったかなという印象です。
ちなみに今回もクリアケースは付属しているのですが、外観が鏡面仕様というのもあって、ややゲーミングっぽいケースを買いました。
クリアケースでも映えるとは思うんですけどね。
以上のゲームでの動作を確認しました。
リフレッシュレートは以下の4種類から選べます。
また、XPERIAでいうHSパワーコントロール機能も実装されています。
(充電分離というのがその機能です)
しっくり来る具合で行くと、XPERIA 1 IIでデレステやってるより、こっちでデレステやってるほうがスコアが最大2割程度上がりますね。サイズ感もそうなんですけど、やっぱり縦横比が十分に取れているので、譜面が見やすいというのがあります。
デレステの譜面って、いつの間にか60fpsに固定されてしまってるんですが、個人的には120Hzにした上で、気持ち0.1ぐらい遅くするとタイミングが一番合うんですよね。(普段は9.5)
例のごとく、有線LANにも対応、ハブ経由でHDMIの表示も出来ます。L字のドッキングステーションとかどっかメーカーが作ればいいのにと思います。
バッテリー持ちはさすがに1年落ちのXPERIA 1 IIに比べると結構違います。15%増しぐらい持つかな。
いずれにしてもゲーミングスマホとして買っているし、充電分離機能もあるので、まあ、ほとんどの状態で電源供給はベストを保つことが出来るんじゃないかと思います。
熱くならないのも個人的には結構大きいかな。ピーク時で45度程度までしか上がっていません。負荷と性能の違いだと思うんだけど、S865に比べると動作はほぼ変わらないんだけど、言われてるほど熱くならないです。まあ、耐久とか始めるとどうなるかわからないですけどね。
あと、使わないですけどトリガーボタンが左右にあります。GAME SPACE起動時には使えます。
GAME SPACEでオーバークロックする必要があるかと言われると難しいですけど、単に起動した状態でゲームをプレイすることで、バッテリー消費が若干上がるので、その点は注意すべきかな。ゲームフォルダとして優秀なんで、つい起動しちゃうんだけど、なくてもそんなに性能は変わりません。
問題点が2つ、まずモノラルスピーカーであること。これはゲーミングスマホとしてはちょっと残念。
もう一点がイヤホンジャックがないこと。これも薄くする必要があって、なくてもいいという判断だったのでしょうけど、死守してほしかったかなあって思います。100円ショップのtype-Cのイヤホンジャック変換で使えるので、おそらくはアナログ接続かな。
イヤホンを接続すると、dtsX Ultraのエフェクトが利用可能です。
やっぱりXPERIA 1 IIIって金かかってる分、その辺完全無欠なんだよなあと思うけど、3台分の値段を考えるとやむなしかなとも思えますね。
画面内指紋認証も良好。顔認証はちょっと難ありですけど、まあ実用レベルに落ち着いています。906SHがアップデートで劇的に画面内指紋認証の速度向上したという話ありましたけど、最初からあんな感じの認識です。
画面もほぼフラット。ガラスフィルムで端っこが若干浮いているイメージで、最近のガラスフィルムだと黒く色が塗ってあって、ばれないようにしてある感じはありますけど、今回はアンチグレアタイプのガラスフィルムを使っているので、もうしょうがないかなと思って使ってます。
急ぎじゃないですけど、スーパースクリーンショット(動画キャプチャー)の音声リソースで、システム音声が録音されないんですけど、これはバグなのか、権限の問題なのか、その辺がちょっとわからないです。これを修正してください。
まとめ、比較的安価、かつ軽量なS888スマホとして、立ち位置は悪くないはず。
まず、Xiaomi系やOPPO系じゃないメーカーで、700ドルしないS888スマホを出しているのが立派かなと思います。さらに言えば、バッテリー容量の関係で、おおよそ200gを超えるモデルが多い中、186gとギリギリのラインに載せてきたことは、歓迎すべきところです。
4眼カメラのスペックも平凡、オーディオに至ってはアダプタが必要、更に日本向けではない通信バンド構成など、甘さは目立ちますが、そこは値段を考えろってことではないかと思います。とはいえ、Zenfone8が79,800円でフェリカ搭載+バンドもフル対応なことを考えると、うーん。
4GだけならワイモバイルやLINEMOなんかで使うには向いている感じはします。5Gまで考えると、どうしてもドコモ系が瞬間芸として使えるかなといった程度でしょう。B1+3とかで乗り切れる範囲も広いので、どうしてもピンポイントでB19しか使えないとかではない限り、問題なく使えるのかなと思います。(とはいえ、B19掴むタイミングあるからなんとも言えないけどw)
そういう意味で、Marsの頃のように、ゲーミングの部分に特化したスマホとしては貴重な存在ではないかと思います。大都市圏で普通にゲームをやるなら、選択肢の一つに入れてもいいかなとは思います。ただ、販路が海外通販で、しかもNubiaオフィシャルじゃないというのが最大のネックになります。いわば、壊したら最後ということも、考慮に入れるべきポイントかなと思います。
650ドル程度、186g、144Hzのディスプレイと割に唯一無二な点は多いものの、尖ったところはないです。そういう意味で、平均点を十分満たしているモデルではあるんです。ただ、1世代前、倍以上の価格であるXPERIA 1 IIと比較すると酷かな。よく出来た中華スマホの域であることは間違いないけど、存在が中途半端なのかな。
結局1ヶ月以上トラブルに巻き込まれてたけど、モノ自体は満足しています。あとは5Gテストをクリアできれば、メインスマホに出来るかなといったところですね。まあ、でもしばらくはゲーム用かな。
おしまい
Nubia公式ストアで買えない?久々に買い方への難易度の高さを実感。
まず、これを購入するのに紆余曲折があったことを書いておきます。
7/1に公式のグローバルサイトで注文。この時のやり取りは以下の通り。
その後、どうも違うぞという話になったのが以下の通り。
公式とやり取りをしている限りでは、発売の時点では、非公式とはいえ、なんとなく日本にも発送出来るというスタンスだったようです。しかし、いざRedMagic6で日本代理店契約を結んでしまったという建前上、販売出来ないという流れになったのではないかと思われます。
ちなみに、本体には取扱説明書というアプリがあり、これはRedMagic6 Racingの日本語版のものだと思われます。
その他、以前と違いかなり不自由ではありますが、設定の日本語対応も進んでいるため、条件次第では発売予定はあったのではないかと思われます。
おそらく技適とバンドの問題があったんじゃないかなと思いますけど、そこはなんとかして欲しかったですね。
改めて日本代理店に問い合わせをしたところ、発売予定はないということでした。日本ではRedMagic6シリーズだけで行くという方向性のようです。
結局のところ、AliExpressにあるNubia Offical Shopで618.81ドル。約7万。DHL配送を選びました。7/26に出荷で、8/6到着。まあ、それ相応に速かったかなという印象です。
ちなみに今回もクリアケースは付属しているのですが、外観が鏡面仕様というのもあって、ややゲーミングっぽいケースを買いました。
クリアケースでも映えるとは思うんですけどね。
かんたんなスペック
Snapdragon888 (2.84GHzx1、2.42GHzx3、1.8GHzx4)
メインメモリー 12GB(上位版)
ストレージ 256GB UFS3.1(上位版)
前面6.67インチ AMOLED FHD+(2400*1080)液晶
無線LAN 11ax(1201Mbps対応)/Bluetooth5.2
6400万画素(メイン)/800万画素(広角レンズ)/200万画素(深度レンズ)/500万画素(マクロレンズ)
画面内指紋認証センサー、USB type-C端子
NFC搭載(海外では非接触決済が可能)
モノラルスピーカー/LDAC、aptX Adaptive、AAC、SBC対応
nanoSIMスロット x2(DSDV、および両方とも5Gでの送受信対応)
4200mAhバッテリー
163x 75.3 x 7.8 mm 186g
Android 11.0/RedMagicOS 4.0(※グローバルROM、購入時よりV.2.1.3導入済み)
5G
NR:n41/n78
4G
1/3/7/8/20/28/34/38/40/18(非公式)/19(非公式)
3G
1/8
ドコモのSIMではアンテナピクトでは5Gも表示します(n78?)
一応、外に出た時にこっそり5G入るところまで移動してn78が入るのは確認しました。
B18、B19は非公式ですが、B26を含めベースバンドに含まれている可能性がありますね。
一応CAには1+3の組み合わせはあるので、そっちを掴む場合は、B19は切断される感じです。
auでもB18があれば安心。楽天モバイルのパートナー回線でも大丈夫かも。
単に中国版に対応バンドを追加ということであれば、もうすぐ使えなくなるにしても、B41あたりも対応出来ている可能性もあるかもしれないです。(非確認)
一応、外に出た時にこっそり5G入るところまで移動してn78が入るのは確認しました。
B18、B19は非公式ですが、B26を含めベースバンドに含まれている可能性がありますね。
一応CAには1+3の組み合わせはあるので、そっちを掴む場合は、B19は切断される感じです。
auでもB18があれば安心。楽天モバイルのパートナー回線でも大丈夫かも。
単に中国版に対応バンドを追加ということであれば、もうすぐ使えなくなるにしても、B41あたりも対応出来ている可能性もあるかもしれないです。(非確認)
また、ドコモと楽天モバイルのVoLTEに対応しています。
なお、技適マークはありません。これはお約束。
見づらいですけど、Bluetoothのコーデック実装は以下の通り。
TWS+にももちろん対応しています。スピーカーがモノラル、イヤホンジャックがないため、割と重要な感じはしますね。
なお、RedMagic 6Rではなく、Racingと表記しているのは、デバイス名にそう入っていたためです。
ちなみに日本語翻訳が微妙というか、凄まじいのが一つ。
やべえよ4年も電池が持っちゃうwww
ついにカンスト。順当なベンチ結果。
3D Markの一つの指針であったSlingshotでカンストしてしまったので、レコメンドされてるWILD LIFEでテストでも行いました。
まあ、順当なパワーアップですね。
3D性能がXPERIA 1 II比較で約1.5倍です。本当なのかなと思いますけど、実際これを活かすためにはfpsゲームをやるべきであって、デレステやウマ、IDOLY PRIDEに甘んじるなって話なんですよね。
見づらいですけど、Bluetoothのコーデック実装は以下の通り。
TWS+にももちろん対応しています。スピーカーがモノラル、イヤホンジャックがないため、割と重要な感じはしますね。
なお、RedMagic 6Rではなく、Racingと表記しているのは、デバイス名にそう入っていたためです。
ちなみに日本語翻訳が微妙というか、凄まじいのが一つ。
やべえよ4年も電池が持っちゃうwww
ついにカンスト。順当なベンチ結果。
3D Markの一つの指針であったSlingshotでカンストしてしまったので、レコメンドされてるWILD LIFEでテストでも行いました。
まあ、順当なパワーアップですね。
3D性能がXPERIA 1 II比較で約1.5倍です。本当なのかなと思いますけど、実際これを活かすためにはfpsゲームをやるべきであって、デレステやウマ、IDOLY PRIDEに甘んじるなって話なんですよね。
ゲームに関して
(2021/08/07現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
ラブライブ スクールアイドルフェスティバル
バンドリ ガールズバンドパーティ
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ
アイドルマスターシャイニーカラーズ(enza版/アプリ版)
アイドルマスターポップスリンク
アイドルマスターポップスリンク
刀使ノ巫女 刻みし一閃の灯火(9月オフライン版に移行予定)
マギアレコード
きららファンタジア
ポケモンGO
ドラゴンクエストウォーク
プリンセスコネクト Re:Dive
スーパーロボット大戦DD
ミニ四駆 超速グランプリ
この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ
D4DJ Groovy Mix
IDOLY PRIDE
IDOLY PRIDE
魔法科高校の劣等生 LOST ZERO(6.0 ローカル版)
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
ラブプラス EVERY(ローカル版)
以上のゲームでの動作を確認しました。
リフレッシュレートは以下の4種類から選べます。
また、XPERIAでいうHSパワーコントロール機能も実装されています。
(充電分離というのがその機能です)
しっくり来る具合で行くと、XPERIA 1 IIでデレステやってるより、こっちでデレステやってるほうがスコアが最大2割程度上がりますね。サイズ感もそうなんですけど、やっぱり縦横比が十分に取れているので、譜面が見やすいというのがあります。
デレステの譜面って、いつの間にか60fpsに固定されてしまってるんですが、個人的には120Hzにした上で、気持ち0.1ぐらい遅くするとタイミングが一番合うんですよね。(普段は9.5)
例のごとく、有線LANにも対応、ハブ経由でHDMIの表示も出来ます。L字のドッキングステーションとかどっかメーカーが作ればいいのにと思います。
バッテリー持ちはさすがに1年落ちのXPERIA 1 IIに比べると結構違います。15%増しぐらい持つかな。
いずれにしてもゲーミングスマホとして買っているし、充電分離機能もあるので、まあ、ほとんどの状態で電源供給はベストを保つことが出来るんじゃないかと思います。
熱くならないのも個人的には結構大きいかな。ピーク時で45度程度までしか上がっていません。負荷と性能の違いだと思うんだけど、S865に比べると動作はほぼ変わらないんだけど、言われてるほど熱くならないです。まあ、耐久とか始めるとどうなるかわからないですけどね。
あと、使わないですけどトリガーボタンが左右にあります。GAME SPACE起動時には使えます。
GAME SPACEでオーバークロックする必要があるかと言われると難しいですけど、単に起動した状態でゲームをプレイすることで、バッテリー消費が若干上がるので、その点は注意すべきかな。ゲームフォルダとして優秀なんで、つい起動しちゃうんだけど、なくてもそんなに性能は変わりません。
問題点が2つ、まずモノラルスピーカーであること。これはゲーミングスマホとしてはちょっと残念。
もう一点がイヤホンジャックがないこと。これも薄くする必要があって、なくてもいいという判断だったのでしょうけど、死守してほしかったかなあって思います。100円ショップのtype-Cのイヤホンジャック変換で使えるので、おそらくはアナログ接続かな。
イヤホンを接続すると、dtsX Ultraのエフェクトが利用可能です。
やっぱりXPERIA 1 IIIって金かかってる分、その辺完全無欠なんだよなあと思うけど、3台分の値段を考えるとやむなしかなとも思えますね。
画面内指紋認証も良好。顔認証はちょっと難ありですけど、まあ実用レベルに落ち着いています。906SHがアップデートで劇的に画面内指紋認証の速度向上したという話ありましたけど、最初からあんな感じの認識です。
画面もほぼフラット。ガラスフィルムで端っこが若干浮いているイメージで、最近のガラスフィルムだと黒く色が塗ってあって、ばれないようにしてある感じはありますけど、今回はアンチグレアタイプのガラスフィルムを使っているので、もうしょうがないかなと思って使ってます。
急ぎじゃないですけど、スーパースクリーンショット(動画キャプチャー)の音声リソースで、システム音声が録音されないんですけど、これはバグなのか、権限の問題なのか、その辺がちょっとわからないです。これを修正してください。
まとめ、比較的安価、かつ軽量なS888スマホとして、立ち位置は悪くないはず。
まず、Xiaomi系やOPPO系じゃないメーカーで、700ドルしないS888スマホを出しているのが立派かなと思います。さらに言えば、バッテリー容量の関係で、おおよそ200gを超えるモデルが多い中、186gとギリギリのラインに載せてきたことは、歓迎すべきところです。
4眼カメラのスペックも平凡、オーディオに至ってはアダプタが必要、更に日本向けではない通信バンド構成など、甘さは目立ちますが、そこは値段を考えろってことではないかと思います。とはいえ、Zenfone8が79,800円でフェリカ搭載+バンドもフル対応なことを考えると、うーん。
4GだけならワイモバイルやLINEMOなんかで使うには向いている感じはします。5Gまで考えると、どうしてもドコモ系が瞬間芸として使えるかなといった程度でしょう。B1+3とかで乗り切れる範囲も広いので、どうしてもピンポイントでB19しか使えないとかではない限り、問題なく使えるのかなと思います。(とはいえ、B19掴むタイミングあるからなんとも言えないけどw)
そういう意味で、Marsの頃のように、ゲーミングの部分に特化したスマホとしては貴重な存在ではないかと思います。大都市圏で普通にゲームをやるなら、選択肢の一つに入れてもいいかなとは思います。ただ、販路が海外通販で、しかもNubiaオフィシャルじゃないというのが最大のネックになります。いわば、壊したら最後ということも、考慮に入れるべきポイントかなと思います。
650ドル程度、186g、144Hzのディスプレイと割に唯一無二な点は多いものの、尖ったところはないです。そういう意味で、平均点を十分満たしているモデルではあるんです。ただ、1世代前、倍以上の価格であるXPERIA 1 IIと比較すると酷かな。よく出来た中華スマホの域であることは間違いないけど、存在が中途半端なのかな。
結局1ヶ月以上トラブルに巻き込まれてたけど、モノ自体は満足しています。あとは5Gテストをクリアできれば、メインスマホに出来るかなといったところですね。まあ、でもしばらくはゲーム用かな。
おしまい