今回は、正真正銘のハイエンドタブレットPCである、iPad Pro 2021のご紹介です。
とにかくデカイ。もはやタブレットではなく、PCだ。
Appleは、時々恐ろしいことをするメーカーです。
現役のノートPCで使用されているSoCをそのままタブレットに搭載するという発想は、最近ではSurfaceなんかがあります。ただ、表向きはWindows専用のCPUではなく、汎用のx86プロセッサーであり、ARMアーキテクチャーと基本設計も違えば、用途も違う、というわけで、住み分けが出来ていました。
Appleの究極の目的は、自社内SoCを利用し、同じくiOSやiPadOSなどを統合化し、スマホから27インチiMacまで、まるで同じ操作感を実現しようとするところにあります。いわばその最初のモデルが、M1搭載のMacbook Airや、Macbook Pro、Mac mini、そしてiMacだったわけですけど、これに加わる形で登場したのが、今回のiPad Pro 2021です。
今回のiPad Proで初めてAppleがタブレットのスペックで触れた箇所があります。それがメインメモリです。今までは外部ソフトなどでしか閲覧することが出来なかった部分でしたが、このiPad Proは8GB/16GB(ストレージ1TB以上)という、ちょっとしたPCでも到達できないスペックとなっています。
Windows10を快適に動作させるには16GB以上は欲しいとよくいいますけど、Appleのデバイスは専用OSだからこそ、今まで必要最低限のメインメモリしか搭載してこなかったわけで、そこを明らかにすることで、PCの範囲まで入り込もうという魂胆が見えるのが、このiPad Proです。
Macbook Airを上回る価格帯、クラムシェルタイプであればMacbook Proを買えばいいし、タブレットタイプならiPad Proを買えばいい。今まではAシリーズのSoCを搭載していたことで、それぞれの領域を分けていた、なんちゃってProな時代はもう終わりと言わんばかりです。MacOSとiPad OSの違いは大きいですが、それでも同じ土俵に立たせることにしたAppleの意欲には、ただただ感服します。そして、それが押し売りにも見えるから気に食わない。
正直、下のバーにだけソフトをぶっこんで足りてしまうという現実もさることながら、ハイエンドスマホを使っている人間からしたら、これをどうやって使うべきなのだろうと、入手してから考える日々です。今回はドコモ版の8GB/256GBを購入。36回で支払いますけど、同じ36回なら別のThinkPadでも買ったほうがよほど良さそうな気がしてならないのですよね。(おそらく、現行のX1 Carbonの即納品ぐらいの価格にはなるはず)
液晶がしっかり暗くなる。これが高級タブレットの証。
ます、液晶の綺麗さに..別に驚きはないです。これはThinkPad P1のAdobe RGB100% 4K液晶を見ていると、色味がほぼ一緒に感じます。フィルムをペーパーライクのアンチグレアにしていることも差し引いても、有機ELやハイエンドIPS液晶と見分けがつかないレベルで、黒を黒く表示出来るというのは、さすがともいうべきです。
スマホもそうなんですけど、もうRGBがきちんと表示出来るのは当たり前であり、AQUOSやGALAXYが目指しているコントラストの異様さに比べれば、変な感じの色味ではないんですよね。そのさじ加減が非常にうまいのだろうと思います。XPERIAに足りないのは、徹底したプロスペックじゃなくて、若干のあそびを生ませるだけの隙なのかもしれないと、プロスペックのiPad Proを持って見て思う。
そしてバックライトを下げていくと、しっかり暗くなるんです。ぼやっと表示されてるなって感じに映るのは、特に夜、寝る前に使うのにいいです。最近のスマホやタブレットの輝度って、落とし切ってもそこそこ明るくて、普通に使える、照らせるレベルなんです。それを考慮すると、「Liquid Retina XDR液晶」という大層な名前の付いた液晶に見劣りはしないかなと思います。
PCのディスプレイでプレイする、プリコネやデレステ
まあ、詳しい人ならできますけど、iPadOSは所詮iOSですから、スマホゲーのインストールは普通に出来てしまうわけです。というわけで、iPhoneで普段からやっているデレステ、プリコネ、あとはブラウザゲーですがenzaのシャニマスを普通にインストールしてプレイします。
デレステのみPC版はなく、プリコネはDMM版、enzaはブラウザゲーのため、ほとんどの環境で動作すると思いますが、デレステはBluestacksのようなエミュレータではなく、ネイティブで動作させています。ARMアーキテクチャーの真骨頂です。多分ウマ娘とかも絶望的に快適なんだろうなあ。
とにかくストレスというストレスがない。もう、ただPCの画面をタッチするだけでプレイできるというのは、非常にストレスレスです。OSの違いもあるんですけど、Androidのタブレットってコンマ数秒のリードタイムがストレスになったり、Windowsだとそれが当たり前のように人生の半分以上を過ごしてきているわけで、そこがほぼゼロになるという世界は、ちょっと異常な気がします。
当然、音もリッチ。普通スピーカーを4つも使ってコンテンツを見るなんてこともしないので、その点は概ね満足ですね。欲を言えばもう少し低音が出て欲しかった。あと、忘れてましたけどイヤホンジャックがないですよね。もちろんあればいいんですけど、この辺は気にしなくてもいい時代なのかな。
DTCP-IPやDRMに対応したソフトも数多く、さらには画面分割などを駆使すれば、マルチタスクで色々つかえるタブレットになりそうです。大きい画面なんだから、そうするべきなんでしょうけどね。
タブレットが約700g、ウルトラハイエンドゆえの苦悩
確かにこれだけのスペックがあればPCもいらないかなと思えるレベル。最近家では生活リズムとかが変わってきた感じもあって、PCを使う時間よりスマホをいじっている時間のほうが長いんじゃないかと思うんですけど、確かにキーボードさえあって、ファイル共有なんかができれば、もう十分にPCでやっていることはこなせてしまうだろうと思うんですよね。
しかし、まあ知ってのとおり、13インチをタブレットと呼ぶのが正しいのか?というのは疑問です。というか、これはタブレットの重さではないです。684g(5G+WiFi)というのは、キーボードを足せば約1キロ。ほぼ、X1 Carbonと同じ重さということになります。また、結構いいケース買ってるので、重さは結構あるんですけど、果たして、これをモバイルするほうがいいのか、それともX1 Carbonを持ち歩くのがいいのか。ちょっと悩む感じありますね。同じtype-Cで45W程度のACアダプターが必要なら、やっぱり20W程度でも充電できちゃうので、モバイルバッテリーで充電出来る分、仕方無しにiPadのほうがいいのかなって感じです。
キーボードはThinkPadワイヤレストラックポイントキーボードがあるので、少なくともモバイル環境でもそれほど活動が制限される感じはないだろうし、むしろ困るのはそのサイズだと思います。
例えば4人ぐらいでわちゃわちゃとアイディアを書き込むCMなんか見ますけど、まさにあれが出来るサイズの液晶なんですよね。当然スタバでドヤれるサイズですけど、無骨すぎるところもある。
毎回気になっているのは、ここでApple Pencil、Crayon、静電式ペンを3つ共存させられるのか?という疑問ですけど、Apple Pencilと静電式ペンの2本は問題なさそうです。Apple PencilとCrayonはどちらかしか認識しないというのがネックで、廉価帯だから適当な筆圧のCrayon、対して線の細いApple Pencilという印象。CrayonユーザーがApple Pencilに移行する時に、書き心地よりも線の細さのほうが問題かなって思います。一応、太さを太くすることで解決は出来ているんですけど、まあ、それが許されるのかどうかという点はありますけどね。
手書きをテキストに出力できるソフトの精度がどれぐらいかによるんですけど、それをクラウド経由でPCとデータ共有できれば、メモ帳やお絵かき図代わりには出来ると思うんですよね。
まとめ、もはや常人が扱いきれない、過ぎたオーパーツ
素直に、とんでもないものを世に出したなというのが第一印象でしたけど、いざ買って使ってみると、タブレットの形をした、ハイエンドPCとしか思えなくなってしまった感じです。どうしてもblogを書くという作業が必要なので、キーボードが必須になるわけですけど、これでOfficeのライセンスを買って、SMBサーバーにアクセス出来ちゃえば、実際もうPCとして使えるレベルにあるんです。普通の用途ならもうクラムシェル型にこだわる必要はまったくないし、そういう意味で、ほぼ同じ価格で売っているPCは、iPad Proに駆逐されても仕方がないだろうと思います。
あまりに無限の可能性がありすぎる。その気になれば4K動画のエンコードなんかもできちゃうわけなんですけど、タブレットにそれだけの性能が必要なのか?大半の人はこれをオーパーツ化してしまうだろうと思うんですよね。僕もそうですけど、性能の10%も使えていれば上等ですよw
いわゆるお手軽なiPadじゃないんです。でもプロユースであるかというと、プロはMacBook Proとかを使うだろうなという感じがします。フェラーリでコンビニに行くようなものですよね。
なので、使う方の使い方を改めていく必要があるのかな。出来ることから変えていくだけでも、僕は十分なのかなとは思うんですけど、いっそWindowsのPCを捨てるぐらいドラスティックなことをしてでも、これ1台でなんとかしてしまうようなことが出来る可能性を秘めているんじゃないかと思います。
少なくとも、よりコンセプトが明確なSurfaceのほうが、日本人には向いている。iPad Proは、既存の考え方を変化出来るような人が買うべき製品です。自分がどっちなのかは、読み手に委ねます。
数年後のスタンダードを作るための環境として、安くない先行投資が出来るのかどうかは、一つポイントになる製品です。単なるタブレットとして使うなら、多分元を取ることは出来ないんじゃないかと思います。
もう一回感想を書いてもいいかなとは思っているんですけど、これをもう1回書くことがあれば、それはきっとWindows PCを駆逐するときです。なので、2回めは多分ないです。
おしまい
とにかくデカイ。もはやタブレットではなく、PCだ。
Appleは、時々恐ろしいことをするメーカーです。
現役のノートPCで使用されているSoCをそのままタブレットに搭載するという発想は、最近ではSurfaceなんかがあります。ただ、表向きはWindows専用のCPUではなく、汎用のx86プロセッサーであり、ARMアーキテクチャーと基本設計も違えば、用途も違う、というわけで、住み分けが出来ていました。
Appleの究極の目的は、自社内SoCを利用し、同じくiOSやiPadOSなどを統合化し、スマホから27インチiMacまで、まるで同じ操作感を実現しようとするところにあります。いわばその最初のモデルが、M1搭載のMacbook Airや、Macbook Pro、Mac mini、そしてiMacだったわけですけど、これに加わる形で登場したのが、今回のiPad Pro 2021です。
今回のiPad Proで初めてAppleがタブレットのスペックで触れた箇所があります。それがメインメモリです。今までは外部ソフトなどでしか閲覧することが出来なかった部分でしたが、このiPad Proは8GB/16GB(ストレージ1TB以上)という、ちょっとしたPCでも到達できないスペックとなっています。
Windows10を快適に動作させるには16GB以上は欲しいとよくいいますけど、Appleのデバイスは専用OSだからこそ、今まで必要最低限のメインメモリしか搭載してこなかったわけで、そこを明らかにすることで、PCの範囲まで入り込もうという魂胆が見えるのが、このiPad Proです。
Macbook Airを上回る価格帯、クラムシェルタイプであればMacbook Proを買えばいいし、タブレットタイプならiPad Proを買えばいい。今まではAシリーズのSoCを搭載していたことで、それぞれの領域を分けていた、なんちゃってProな時代はもう終わりと言わんばかりです。MacOSとiPad OSの違いは大きいですが、それでも同じ土俵に立たせることにしたAppleの意欲には、ただただ感服します。そして、それが押し売りにも見えるから気に食わない。
正直、下のバーにだけソフトをぶっこんで足りてしまうという現実もさることながら、ハイエンドスマホを使っている人間からしたら、これをどうやって使うべきなのだろうと、入手してから考える日々です。今回はドコモ版の8GB/256GBを購入。36回で支払いますけど、同じ36回なら別のThinkPadでも買ったほうがよほど良さそうな気がしてならないのですよね。(おそらく、現行のX1 Carbonの即納品ぐらいの価格にはなるはず)
液晶がしっかり暗くなる。これが高級タブレットの証。
ます、液晶の綺麗さに..別に驚きはないです。これはThinkPad P1のAdobe RGB100% 4K液晶を見ていると、色味がほぼ一緒に感じます。フィルムをペーパーライクのアンチグレアにしていることも差し引いても、有機ELやハイエンドIPS液晶と見分けがつかないレベルで、黒を黒く表示出来るというのは、さすがともいうべきです。
スマホもそうなんですけど、もうRGBがきちんと表示出来るのは当たり前であり、AQUOSやGALAXYが目指しているコントラストの異様さに比べれば、変な感じの色味ではないんですよね。そのさじ加減が非常にうまいのだろうと思います。XPERIAに足りないのは、徹底したプロスペックじゃなくて、若干のあそびを生ませるだけの隙なのかもしれないと、プロスペックのiPad Proを持って見て思う。
そしてバックライトを下げていくと、しっかり暗くなるんです。ぼやっと表示されてるなって感じに映るのは、特に夜、寝る前に使うのにいいです。最近のスマホやタブレットの輝度って、落とし切ってもそこそこ明るくて、普通に使える、照らせるレベルなんです。それを考慮すると、「Liquid Retina XDR液晶」という大層な名前の付いた液晶に見劣りはしないかなと思います。
PCのディスプレイでプレイする、プリコネやデレステ
まあ、詳しい人ならできますけど、iPadOSは所詮iOSですから、スマホゲーのインストールは普通に出来てしまうわけです。というわけで、iPhoneで普段からやっているデレステ、プリコネ、あとはブラウザゲーですがenzaのシャニマスを普通にインストールしてプレイします。
デレステのみPC版はなく、プリコネはDMM版、enzaはブラウザゲーのため、ほとんどの環境で動作すると思いますが、デレステはBluestacksのようなエミュレータではなく、ネイティブで動作させています。ARMアーキテクチャーの真骨頂です。多分ウマ娘とかも絶望的に快適なんだろうなあ。
とにかくストレスというストレスがない。もう、ただPCの画面をタッチするだけでプレイできるというのは、非常にストレスレスです。OSの違いもあるんですけど、Androidのタブレットってコンマ数秒のリードタイムがストレスになったり、Windowsだとそれが当たり前のように人生の半分以上を過ごしてきているわけで、そこがほぼゼロになるという世界は、ちょっと異常な気がします。
当然、音もリッチ。普通スピーカーを4つも使ってコンテンツを見るなんてこともしないので、その点は概ね満足ですね。欲を言えばもう少し低音が出て欲しかった。あと、忘れてましたけどイヤホンジャックがないですよね。もちろんあればいいんですけど、この辺は気にしなくてもいい時代なのかな。
DTCP-IPやDRMに対応したソフトも数多く、さらには画面分割などを駆使すれば、マルチタスクで色々つかえるタブレットになりそうです。大きい画面なんだから、そうするべきなんでしょうけどね。
タブレットが約700g、ウルトラハイエンドゆえの苦悩
確かにこれだけのスペックがあればPCもいらないかなと思えるレベル。最近家では生活リズムとかが変わってきた感じもあって、PCを使う時間よりスマホをいじっている時間のほうが長いんじゃないかと思うんですけど、確かにキーボードさえあって、ファイル共有なんかができれば、もう十分にPCでやっていることはこなせてしまうだろうと思うんですよね。
しかし、まあ知ってのとおり、13インチをタブレットと呼ぶのが正しいのか?というのは疑問です。というか、これはタブレットの重さではないです。684g(5G+WiFi)というのは、キーボードを足せば約1キロ。ほぼ、X1 Carbonと同じ重さということになります。また、結構いいケース買ってるので、重さは結構あるんですけど、果たして、これをモバイルするほうがいいのか、それともX1 Carbonを持ち歩くのがいいのか。ちょっと悩む感じありますね。同じtype-Cで45W程度のACアダプターが必要なら、やっぱり20W程度でも充電できちゃうので、モバイルバッテリーで充電出来る分、仕方無しにiPadのほうがいいのかなって感じです。
キーボードはThinkPadワイヤレストラックポイントキーボードがあるので、少なくともモバイル環境でもそれほど活動が制限される感じはないだろうし、むしろ困るのはそのサイズだと思います。
例えば4人ぐらいでわちゃわちゃとアイディアを書き込むCMなんか見ますけど、まさにあれが出来るサイズの液晶なんですよね。当然スタバでドヤれるサイズですけど、無骨すぎるところもある。
毎回気になっているのは、ここでApple Pencil、Crayon、静電式ペンを3つ共存させられるのか?という疑問ですけど、Apple Pencilと静電式ペンの2本は問題なさそうです。Apple PencilとCrayonはどちらかしか認識しないというのがネックで、廉価帯だから適当な筆圧のCrayon、対して線の細いApple Pencilという印象。CrayonユーザーがApple Pencilに移行する時に、書き心地よりも線の細さのほうが問題かなって思います。一応、太さを太くすることで解決は出来ているんですけど、まあ、それが許されるのかどうかという点はありますけどね。
手書きをテキストに出力できるソフトの精度がどれぐらいかによるんですけど、それをクラウド経由でPCとデータ共有できれば、メモ帳やお絵かき図代わりには出来ると思うんですよね。
まとめ、もはや常人が扱いきれない、過ぎたオーパーツ
素直に、とんでもないものを世に出したなというのが第一印象でしたけど、いざ買って使ってみると、タブレットの形をした、ハイエンドPCとしか思えなくなってしまった感じです。どうしてもblogを書くという作業が必要なので、キーボードが必須になるわけですけど、これでOfficeのライセンスを買って、SMBサーバーにアクセス出来ちゃえば、実際もうPCとして使えるレベルにあるんです。普通の用途ならもうクラムシェル型にこだわる必要はまったくないし、そういう意味で、ほぼ同じ価格で売っているPCは、iPad Proに駆逐されても仕方がないだろうと思います。
あまりに無限の可能性がありすぎる。その気になれば4K動画のエンコードなんかもできちゃうわけなんですけど、タブレットにそれだけの性能が必要なのか?大半の人はこれをオーパーツ化してしまうだろうと思うんですよね。僕もそうですけど、性能の10%も使えていれば上等ですよw
いわゆるお手軽なiPadじゃないんです。でもプロユースであるかというと、プロはMacBook Proとかを使うだろうなという感じがします。フェラーリでコンビニに行くようなものですよね。
なので、使う方の使い方を改めていく必要があるのかな。出来ることから変えていくだけでも、僕は十分なのかなとは思うんですけど、いっそWindowsのPCを捨てるぐらいドラスティックなことをしてでも、これ1台でなんとかしてしまうようなことが出来る可能性を秘めているんじゃないかと思います。
少なくとも、よりコンセプトが明確なSurfaceのほうが、日本人には向いている。iPad Proは、既存の考え方を変化出来るような人が買うべき製品です。自分がどっちなのかは、読み手に委ねます。
数年後のスタンダードを作るための環境として、安くない先行投資が出来るのかどうかは、一つポイントになる製品です。単なるタブレットとして使うなら、多分元を取ることは出来ないんじゃないかと思います。
もう一回感想を書いてもいいかなとは思っているんですけど、これをもう1回書くことがあれば、それはきっとWindows PCを駆逐するときです。なので、2回めは多分ないです。
おしまい