今回は、ソニーの5G対応スマホ、XPERIA 1 II (Mark.II) XQ-AT42の実機レビューをご紹介。
メーカーがハイエンドを販売する時代に、選ばれるスマホであるために
さて、お前は6月にXPERIA 1 II(SO-51A)のレビューをしてるじゃないかと突っ込んでもらえそうな気がしたので、簡単に経緯をお伝えしておこうと思います。
まず、そもそものSO-51Aは、8月末に売却しています。回線も当然解約しています。理由は5千円近いランニングコストの削減、それとこのSIMフリー版を買うための資金確保の意味合いもあります。
未使用品ならともかく、使用品で10万を超える時期があったなら、同型機でも即売却即予約というのがいいかなという理由は3点。これは、今後メーカーが直接ハイエンド機を売るための、ある意味ヒントとも言える話です。
1つはSIMフリー、かつデュアルSIMモデルであること。強いて言えばmicroSDカードも使えると良かったのですが、そこは1枚のSIMと排他式となっています。
2つ目はこれに伴うストレージの強化。キャリア版の2倍である256GBを搭載しています。ちょっとしたノートPCレベルのストレージ容量です。これでmicroSDの容量を補うことも出来るし、ゲーム用としてSIM1枚での運用であれば、さらにmicroSDで容量拡張出来るのは魅力的です。
3つ目。これがある意味最大のセールスポイントとなるのですが、XPERIAとしては最上位となるメモリ12GBです。現実問題として8GBでも全然足りるのですが、S855時代では12GB、S865では最大16GBもの容量のメインメモリを搭載出来るようになっており、日本国内のメーカーとしてはSHARPがAQUOS R5Gで12GBメモリを達成しています。同時期にGALAXY S20も登場していますが、こっちは当たり前のように12GBメモリ。したがって、当初XPERIA 1 IIが登場したときにメモリ8GBというのは、実用ベースでは問題ないけど、スペック厨としてはなんか負けた気がしたという感じがありました。
しかし、日本国内でありながら、キャリア版と筐体のサイズも変わらず、結果としていらないフルセグチューナーをなくして、その分をメモリ容量とストレージの増加に割り振ったモデルを、ソニー自らが販売するというのは、ある種の革命と言っても過言ではないと思います。
SHARPや富士通はあくまでMVNOに卸すということで、おおっぴらに自社で販売することはしません。SamsungはMNOとのパイプが大きく、今はauと蜜月にあるようです。OPPOやXiaomiなどの日本では後発に当たるメーカーはそれなりにSIMフリーモデルを販売していますが、ハイエンドモデルとなると、両手で足りてしまうぐらいしか種類はないと思われます。
そんな中、AppleがSIMフリーモデルを家電量販店で販売するようになり、徐々にではありますが、ハイエンドモデルもメーカーから直接購入することが可能になってきた中での、アップグレード版XPERIA 1 IIの登場は、毎回のようにスペックダウンされた日本国内向けXPERIAにがっかりしていた、長年のXPERIAユーザーが描いていた一つの夢とも言えると思います。
同時発表されたXPERIA 1や5と違い、1 IIのみフロストブラックという特別色が用意され、通常のブラックはキャリア版のみとなっています。このフロストブラックに人気が集中した結果、通常色であるホワイトとパープルはそこそこ入手しやすい状態となりました。今回も例によってパープルです。
ドコモ版と比べても変なロゴはなく、いわゆる海外版モデル準拠となったわけですね。
GSM(2G) 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
ドコモのVoLTE通話などといったDSDVにも対応。唯一Rakutenの5Gのみ非対応のようです。
さらにモバイルネットワーク設定をされているSIMカードが5G対応の場合は、通信が5Gでできて、4G通話+5G通信が可能という、日本国内では特殊なモデルとなっています。一昔前は3G通話+4G通信で喜んでいたのに、時代は進んでいますね。
もちろん、4G通話+4G通信というのも可能なので、使い勝手はすこぶるいいですね。
ちなみに、契約によっては(と言っても大半の回線契約では)3G通話+3G通信という状況も出来るようになっています。おそらく、日本国内でSIMカードを差せば、大抵は電波を拾う仕様ですね。
体感は変わらずとも、スコアの上がったベンチ結果
まあ、チューニングなのか、メモリ12GBが効果を発揮しているのか、ちょっとよくわからないですけど、ベンチマーク結果はすべてSO-51Aを上回っています。
結局、体感はS855+UFS3.0だったAQUOS Zero2と大差ないです。ただ、儚さというか、脆さというか、そういう危うさみたいなものは一切感じられないです。質実剛健な作りは、いいときのソニーの物作りだと感じます。
液晶の映りが、AQUOS系に比べて落ち着いた色味になっています。GALAXY系もそうだけど、高コントラストの有機ELは、使っている分には気にならないものの、鮮やかすぎるキライはあります。
唯一、SO-51Aで気になっていた改善点と思われるSIMトレイに関しては、しっかり閉じるようになっています。これの理由がよくわからなかったまま売ってしまったんですけど、microSDカードを入れるとなんとなく浮いているような感じになるのかな?といったところです。
ゲームに関して
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
ラブプラス EVERY(ローカル版)
とりあえず、ゲームをインストールする前に、ゲームエンハンサーの設定をしておいたほうがいいというのがよくわかりました。
AQUOS Zero2最大の泣き所であったデレステの譜面抜けは、XPERIA 1 IIではほぼありません。ほぼと言っておいたのは、貼っているガラスのせいなのか、本体の液晶の問題なのかが、ガラスを剥がしたくない一心で試してないという点です。
慣れた曲で、安定してフルコン出来るという点で、ようやくRed Magic 3レベルの環境が整ったという感じです。これでリフレッシュレートが60Hzなのがやっぱり惜しいかなとも思いますけど、そういう人はXPERIA 5 IIを買いましょうってことなのかもしれないですね。
大抵のtype-C接続の有線LANアダプターも認識しますが、HSパワーコントロールと一緒に使う場合は、分岐アダプターなどが必要となります。PC向けならPD対応も豊富だけど、スマホ向け、ましてやゲーミングとなれば、本来はL字か背面接着型がいいので、なかなか選択肢は増えないですね。
まあ、バッテリーの心配をしなくていいというのはデカイ。24時間、ある程度ゲームをやろうがとりあえず1日に50%程度しか消費しないのは、十分なバッテリー持ちだと思います。
気になる点:アンテナがMAXまで立たないこと
まあ、これはAQUOS Zero2でもmoto g8でもそうだったんだけど、ドコモ最適化ではなく、SIMフリーの宿命なのか、アンテナが4本立っている場面を多く見ないです。とは言え、自宅ではCAでB1+B3+B19という組み合わせで使えたりします。
びっくりすることに、今この記事を書いている場所、なんとBand28が整備されているらしく、B28+B1+B19というCAが使えているようです。(北海道)
まあ、大きな影響はないとは思いますけど、バンド切り替えなどにもたつきはあるのかもしれないですね。SB/ワイモバイルはほぼグローバルバンドなので問題なさそうですけど、auとRakutenに関してはバンドサポートされていても、ちょっと怪しいところではあります。
まとめ、現状、最高のXPERIA。しかしゲーム用途なら、5 IIも魅力。
まず、10万で売って13万で買った端末の感想は、満点です。後にも先にも、このスペックのスマホで戦えるというのはデカイです。それとともに、通常使用時のレスポンスの良さは、プラシーボレベルでAQUOS Zero2より早いと感じます。3万強のAQUOS Zero2、6万するRed Magic 5Sでも十分なのかもしれませんが、サイズと重量のバランスもよく、側面の指紋認証センサーは、画面内指紋センサーより反応がいいので、その点だけでも、AQUOS Zero2よりはnubia Z20だったのかなとも思えたりはしています。余談ですけど、nubiaのナンバリングシリーズは果たして今年出るんだろうか。
一方で、そのあとに出たXPERIA 5 IIは、解像度こそ平凡な有機EL液晶ながら、リフレッシュレート120Hzに対応したモデルで、現在ではキャリアでしか買えませんが今後ラインナップに加わるかもしれません。その時が、ソニー直販としてのなにか特別な仕様に出来るのかどうかという感じになりますね。それこそ、XPERIA 1 II相当のスペックに出来れば、小型のハイエンドモデルとしてものすごく人気が出そうな気がします。多分そんなスペックのものが出てしまえば、きっと買ってしまう。
しかし、ギリギリ片手で使えるハンドリングの良さ、慣れればデカイ液晶に、そこにデュアルSIMとメインメモリ増量に価値を見いだせるなら、SIMフリー版XPERIA 1 IIは大きな選択肢になると思います。
あくまでゲーム性能を第一とするならば、XPERIA 5 IIも有力な選択肢となってくれるはずです。
もう、キャリアから端末買うのは、本当に少なくなりそうだ。
おしまい
メーカーがハイエンドを販売する時代に、選ばれるスマホであるために
さて、お前は6月にXPERIA 1 II(SO-51A)のレビューをしてるじゃないかと突っ込んでもらえそうな気がしたので、簡単に経緯をお伝えしておこうと思います。
まず、そもそものSO-51Aは、8月末に売却しています。回線も当然解約しています。理由は5千円近いランニングコストの削減、それとこのSIMフリー版を買うための資金確保の意味合いもあります。
未使用品ならともかく、使用品で10万を超える時期があったなら、同型機でも即売却即予約というのがいいかなという理由は3点。これは、今後メーカーが直接ハイエンド機を売るための、ある意味ヒントとも言える話です。
1つはSIMフリー、かつデュアルSIMモデルであること。強いて言えばmicroSDカードも使えると良かったのですが、そこは1枚のSIMと排他式となっています。
2つ目はこれに伴うストレージの強化。キャリア版の2倍である256GBを搭載しています。ちょっとしたノートPCレベルのストレージ容量です。これでmicroSDの容量を補うことも出来るし、ゲーム用としてSIM1枚での運用であれば、さらにmicroSDで容量拡張出来るのは魅力的です。
3つ目。これがある意味最大のセールスポイントとなるのですが、XPERIAとしては最上位となるメモリ12GBです。現実問題として8GBでも全然足りるのですが、S855時代では12GB、S865では最大16GBもの容量のメインメモリを搭載出来るようになっており、日本国内のメーカーとしてはSHARPがAQUOS R5Gで12GBメモリを達成しています。同時期にGALAXY S20も登場していますが、こっちは当たり前のように12GBメモリ。したがって、当初XPERIA 1 IIが登場したときにメモリ8GBというのは、実用ベースでは問題ないけど、スペック厨としてはなんか負けた気がしたという感じがありました。
しかし、日本国内でありながら、キャリア版と筐体のサイズも変わらず、結果としていらないフルセグチューナーをなくして、その分をメモリ容量とストレージの増加に割り振ったモデルを、ソニー自らが販売するというのは、ある種の革命と言っても過言ではないと思います。
SHARPや富士通はあくまでMVNOに卸すということで、おおっぴらに自社で販売することはしません。SamsungはMNOとのパイプが大きく、今はauと蜜月にあるようです。OPPOやXiaomiなどの日本では後発に当たるメーカーはそれなりにSIMフリーモデルを販売していますが、ハイエンドモデルとなると、両手で足りてしまうぐらいしか種類はないと思われます。
そんな中、AppleがSIMフリーモデルを家電量販店で販売するようになり、徐々にではありますが、ハイエンドモデルもメーカーから直接購入することが可能になってきた中での、アップグレード版XPERIA 1 IIの登場は、毎回のようにスペックダウンされた日本国内向けXPERIAにがっかりしていた、長年のXPERIAユーザーが描いていた一つの夢とも言えると思います。
同時発表されたXPERIA 1や5と違い、1 IIのみフロストブラックという特別色が用意され、通常のブラックはキャリア版のみとなっています。このフロストブラックに人気が集中した結果、通常色であるホワイトとパープルはそこそこ入手しやすい状態となりました。今回も例によってパープルです。
ドコモ版と比べても変なロゴはなく、いわゆる海外版モデル準拠となったわけですね。
かんたんなスペック
(赤字が変更点です)
Snapdragon 865 2.8GHz(1コア)+2.4GHz(3コア)+1.8GHz(4コア) +X55 modem
(Kyro585 Gold 4コア+Kyro585 Silver 4コア/Adreno 650)
Snapdragon 865 2.8GHz(1コア)+2.4GHz(3コア)+1.8GHz(4コア) +X55 modem
(Kyro585 Gold 4コア+Kyro585 Silver 4コア/Adreno 650)
メインメモリー 12GB
ストレージ 256GB(UFS3.0)
前面6.5インチ 4K HDR10対応OLED液晶
無線LAN WiFi6 (11ax、1200Mbps対応)/Bluetooth5.1
1200万画素/24mm(メイン)/1200万画素/16mm(広角レンズ)/1200万画素/70mm(望遠レンズ)
800万画素インカメラ
800万画素インカメラ
電源ボタン兼指紋認証センサー、USB type-C端子
ステレオスピーカー/3.5mmイヤホンジャック
DSEE Ultimate/LDAC、aptX HDコーデック/TWS Plus/aptX Adaptive対応
ダイナミックヴァイブレーション搭載
ステレオスピーカー/3.5mmイヤホンジャック
DSEE Ultimate/LDAC、aptX HDコーデック/TWS Plus/aptX Adaptive対応
ダイナミックヴァイブレーション搭載
nanoSIMスロット x2/microSDカードスロット x1
4000mAhバッテリー/Qiによるワイヤレス充電対応(最大11W)
NFC/おサイフケータイ搭載
防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)
NFC/おサイフケータイ搭載
防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)
166 x 72 x 7.9 mm 181g
Android 10.0
5G、LTEバンド、3G、GSM対応は公式によると、
5G n77/78/79
LTE 1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
3G 1/5/6/8/19LTE 1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
GSM(2G) 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz
ドコモのVoLTE通話などといったDSDVにも対応。唯一Rakutenの5Gのみ非対応のようです。
さらにモバイルネットワーク設定をされているSIMカードが5G対応の場合は、通信が5Gでできて、4G通話+5G通信が可能という、日本国内では特殊なモデルとなっています。一昔前は3G通話+4G通信で喜んでいたのに、時代は進んでいますね。
もちろん、4G通話+4G通信というのも可能なので、使い勝手はすこぶるいいですね。
ちなみに、契約によっては(と言っても大半の回線契約では)3G通話+3G通信という状況も出来るようになっています。おそらく、日本国内でSIMカードを差せば、大抵は電波を拾う仕様ですね。
体感は変わらずとも、スコアの上がったベンチ結果
まあ、チューニングなのか、メモリ12GBが効果を発揮しているのか、ちょっとよくわからないですけど、ベンチマーク結果はすべてSO-51Aを上回っています。
結局、体感はS855+UFS3.0だったAQUOS Zero2と大差ないです。ただ、儚さというか、脆さというか、そういう危うさみたいなものは一切感じられないです。質実剛健な作りは、いいときのソニーの物作りだと感じます。
液晶の映りが、AQUOS系に比べて落ち着いた色味になっています。GALAXY系もそうだけど、高コントラストの有機ELは、使っている分には気にならないものの、鮮やかすぎるキライはあります。
唯一、SO-51Aで気になっていた改善点と思われるSIMトレイに関しては、しっかり閉じるようになっています。これの理由がよくわからなかったまま売ってしまったんですけど、microSDカードを入れるとなんとなく浮いているような感じになるのかな?といったところです。
ゲームに関して
(2020/11/05現在・インストールおよび動作確認用垢にて起動まで確認)
ラブライブ スクールアイドルフェスティバル
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プリンセスコネクト Re:Dive
スーパーロボット大戦DD
ミニ四駆 超速グランプリ
この素晴らしい世界に祝福を! ファンタスティックデイズ
D4DJ Groovy Mix
ときめきアイドル(2.0 ローカル版)
ラブプラス EVERY(ローカル版)
とりあえず、ゲームをインストールする前に、ゲームエンハンサーの設定をしておいたほうがいいというのがよくわかりました。
AQUOS Zero2最大の泣き所であったデレステの譜面抜けは、XPERIA 1 IIではほぼありません。ほぼと言っておいたのは、貼っているガラスのせいなのか、本体の液晶の問題なのかが、ガラスを剥がしたくない一心で試してないという点です。
慣れた曲で、安定してフルコン出来るという点で、ようやくRed Magic 3レベルの環境が整ったという感じです。これでリフレッシュレートが60Hzなのがやっぱり惜しいかなとも思いますけど、そういう人はXPERIA 5 IIを買いましょうってことなのかもしれないですね。
大抵のtype-C接続の有線LANアダプターも認識しますが、HSパワーコントロールと一緒に使う場合は、分岐アダプターなどが必要となります。PC向けならPD対応も豊富だけど、スマホ向け、ましてやゲーミングとなれば、本来はL字か背面接着型がいいので、なかなか選択肢は増えないですね。
まあ、バッテリーの心配をしなくていいというのはデカイ。24時間、ある程度ゲームをやろうがとりあえず1日に50%程度しか消費しないのは、十分なバッテリー持ちだと思います。
気になる点:アンテナがMAXまで立たないこと
まあ、これはAQUOS Zero2でもmoto g8でもそうだったんだけど、ドコモ最適化ではなく、SIMフリーの宿命なのか、アンテナが4本立っている場面を多く見ないです。とは言え、自宅ではCAでB1+B3+B19という組み合わせで使えたりします。
びっくりすることに、今この記事を書いている場所、なんとBand28が整備されているらしく、B28+B1+B19というCAが使えているようです。(北海道)
まあ、大きな影響はないとは思いますけど、バンド切り替えなどにもたつきはあるのかもしれないですね。SB/ワイモバイルはほぼグローバルバンドなので問題なさそうですけど、auとRakutenに関してはバンドサポートされていても、ちょっと怪しいところではあります。
まとめ、現状、最高のXPERIA。しかしゲーム用途なら、5 IIも魅力。
まず、10万で売って13万で買った端末の感想は、満点です。後にも先にも、このスペックのスマホで戦えるというのはデカイです。それとともに、通常使用時のレスポンスの良さは、プラシーボレベルでAQUOS Zero2より早いと感じます。3万強のAQUOS Zero2、6万するRed Magic 5Sでも十分なのかもしれませんが、サイズと重量のバランスもよく、側面の指紋認証センサーは、画面内指紋センサーより反応がいいので、その点だけでも、AQUOS Zero2よりはnubia Z20だったのかなとも思えたりはしています。余談ですけど、nubiaのナンバリングシリーズは果たして今年出るんだろうか。
一方で、そのあとに出たXPERIA 5 IIは、解像度こそ平凡な有機EL液晶ながら、リフレッシュレート120Hzに対応したモデルで、現在ではキャリアでしか買えませんが今後ラインナップに加わるかもしれません。その時が、ソニー直販としてのなにか特別な仕様に出来るのかどうかという感じになりますね。それこそ、XPERIA 1 II相当のスペックに出来れば、小型のハイエンドモデルとしてものすごく人気が出そうな気がします。多分そんなスペックのものが出てしまえば、きっと買ってしまう。
しかし、ギリギリ片手で使えるハンドリングの良さ、慣れればデカイ液晶に、そこにデュアルSIMとメインメモリ増量に価値を見いだせるなら、SIMフリー版XPERIA 1 IIは大きな選択肢になると思います。
あくまでゲーム性能を第一とするならば、XPERIA 5 IIも有力な選択肢となってくれるはずです。
もう、キャリアから端末買うのは、本当に少なくなりそうだ。
おしまい