どうしてこうなった。
ここんところS820搭載スマホが続いてましたが、久々に廉価版の使い勝手を知りたくて買いました。
今回はLe2 X527という、もう一つのLe2をご紹介。
かんたんなスペック
Snapdragon 652 1.8GHz x4+1.4GHz x4
メインメモリー 3GB
ストレージ 32GB
5.5インチ FHD液晶(多分IPS)
無線LAN 11ac対応/Bluetooth4.1
1600万画素(リア)/800万画素(フロント)カメラ
指紋認証センサー
USB type-C端子
nanoSIMスロット x2(DSDS対応)
3000mAhバッテリー
151 x 74 x 7.5 mm 152g
Android 6.0(EUI 5.8カスタム)
...最初からLe2これで出しておけよ。
めんどくさいのでLTEのバンド、周波数帯は画像出しておきます。
ちなみにこれ、インターナショナル版ですが、ロシア市場向けですね。
出戻りなのか、作り過ぎなのか。
この機種の成り立ちを少し書いておきましょう。
まず、去年レビューしたHelio X20版のX620のあとに、実はLe2(Le S2とも) X520というモデルが非公式ながら登場しました。
これは調べる限りでは、CoolPad Cool1が登場した直後よりラインナップされていたようです。
ちなみにCool1は、厚さが8.5mmになり、173gと重さが増したものの、基本的にはLe2の筐体を維持しており、メーカーロゴなどの印字からバッテリー、デュアルカメラ、背面パーツをCoolPadのものに変更しただけで同じものが出来るように仕上げたのだと思われます。
Cool1の本体側+Le2の背面側=X520という感じでしょうか。
その後、北米市場向けにLe S3というモデルが登場します。これはX520の派生バージョンで、X522とされています。主な特徴として、LTEの対応が北米向けにカスタマイズされていることで、基本的には日本国内ではB1とB3、よければソフトバンクのB8が使える感じです。筐体の色がシルバーグレーで、大体ピンクゴールドか普通のゴールドだったLeECOのスマホよりは目立たない感じです。
(余談だけど、全面ホワイトのモデルはもう出ないのだろうか)
そして、同時期にインドやロシアなどで展開するにあたり、X522をベースに、LTEバンドをローカライズしたインターナショナル版がX527というわけです。が、バンドの対応を見ても、どう考えてもX520の色違いだと思うんですがw
まあ、ここまで書いておいてアレなんですけど、色違いで型番変えるとかどうなんだろうと思うけどね。
動作など
ベンチ出しとく。
3DMarkが話にならないので、Ice Stome Unlimitedの結果も乗せときます。
これが1年前にすでに出ていたということに驚きですが、考えてみたらRedmi Note 3 Proとそれほど大差がないよねという話です。(ベンチマークソフトのバージョンは違うけど)
おかしいな。A72コアが2つ多いはずなんだけどね。
で、実用レベルの話。
まずデレステですが、Adreno510が対応したこともあって、画質改善がされています。3DのMVも紙吹雪あり60fpsで特に問題なく動いちゃうので、まあ大丈夫だろうと思います。S820ほど余裕がないのか、やたら筐体が熱くなる感じです。
考慮する点として、今回のROMだとポケモンGOが動いてくれませんでした。やらない人はどうでもいいですが、やる場合にはROMの入れ替えなども考慮しないと駄目ですね。
参考までにROMバージョンのSSを載せておきます。
一方で、LeECO系のアプリが2つぐらいしかないので、そこはショップROMもバカには出来ないなと思います。
アップデートもできなくなるのですが、リカバリーモードを利用して純正ROMに戻すのが非常に簡単なので、Android 7ベースになった時に持ってたらやればいいかなレベルで考えています。
いや、快適そのものですよ。
気になる点も特にないし、Google Nowランチャー入れたらそのまま設定できちゃったし、メモリの使用量なんかも常時それほど多くはないので、そこんところは国内のSIMフリー端末よりはスペック分だけ快適なんだと思います。
バッテリーはこんな感じ。
最初にデレステなりベンチマークソフトなりを回したので減り方が急ですが、そこからは等間隔に減っている感じです。普通に使えばおおよそ2日ぐらいは問題なく持つかなあ。
...書くことないな。なさすぎて困ったな。
強いて言えばイヤホンジャックがないことだけど、別にアダプターで解決できちゃうしね。
課題となるのはLeMAX 2との住み分けか?
さ、問題は価格です。このスマホは通常199ドル程度で販売されています。今回はGearBestで159ドルになってたので購入しましたが、199ドルだと買わないだろうなあと思います。
最近はその値段で普通にLeMAX 2が入手出来てしまうという問題があり、それがまだ買える限りはそっちを買うだろうなあ。まして、特価で買えるZUK Z2なんて下手したら160ドルも夢じゃないしね。
うん、いや、フォローすると、中華スマホとしては160ドルだと格安、200ドルだと普通だと思いますよ。スペックも材質も大変いいのですが、それ以上にスペックが異様に高いのが同じ土俵にある時点で勝ち目ないですよ。
とはいえ、Redmi Note 4とかみたいにS625が主流になってきてる中で、S652搭載は十分にアドバンテージあるかな。S820と比較しちゃうから良くない。
そうだなあ、オススメ出来ることなにかあるかなあ。LeMAX 2とバッテリー容量が一緒だからスペック落ちる分、バッテリー持つとかぐらいだなあ。なんにもメリットないな。
ある程度Snapdragon652の性能が確認できればそれで良かったんで、俺的には解決しちゃってるんだけど、このあとこれはどうすればいいんですかね。
結論:もっと値段が下がってから買えばいいんじゃね。
おしまい
ここんところS820搭載スマホが続いてましたが、久々に廉価版の使い勝手を知りたくて買いました。
今回はLe2 X527という、もう一つのLe2をご紹介。
かんたんなスペック
Snapdragon 652 1.8GHz x4+1.4GHz x4
メインメモリー 3GB
ストレージ 32GB
5.5インチ FHD液晶(多分IPS)
無線LAN 11ac対応/Bluetooth4.1
1600万画素(リア)/800万画素(フロント)カメラ
指紋認証センサー
USB type-C端子
nanoSIMスロット x2(DSDS対応)
3000mAhバッテリー
151 x 74 x 7.5 mm 152g
Android 6.0(EUI 5.8カスタム)
...最初からLe2これで出しておけよ。
めんどくさいのでLTEのバンド、周波数帯は画像出しておきます。
ちなみにこれ、インターナショナル版ですが、ロシア市場向けですね。
出戻りなのか、作り過ぎなのか。
この機種の成り立ちを少し書いておきましょう。
まず、去年レビューしたHelio X20版のX620のあとに、実はLe2(Le S2とも) X520というモデルが非公式ながら登場しました。
これは調べる限りでは、CoolPad Cool1が登場した直後よりラインナップされていたようです。
ちなみにCool1は、厚さが8.5mmになり、173gと重さが増したものの、基本的にはLe2の筐体を維持しており、メーカーロゴなどの印字からバッテリー、デュアルカメラ、背面パーツをCoolPadのものに変更しただけで同じものが出来るように仕上げたのだと思われます。
Cool1の本体側+Le2の背面側=X520という感じでしょうか。
その後、北米市場向けにLe S3というモデルが登場します。これはX520の派生バージョンで、X522とされています。主な特徴として、LTEの対応が北米向けにカスタマイズされていることで、基本的には日本国内ではB1とB3、よければソフトバンクのB8が使える感じです。筐体の色がシルバーグレーで、大体ピンクゴールドか普通のゴールドだったLeECOのスマホよりは目立たない感じです。
(余談だけど、全面ホワイトのモデルはもう出ないのだろうか)
そして、同時期にインドやロシアなどで展開するにあたり、X522をベースに、LTEバンドをローカライズしたインターナショナル版がX527というわけです。が、バンドの対応を見ても、どう考えてもX520の色違いだと思うんですがw
まあ、ここまで書いておいてアレなんですけど、色違いで型番変えるとかどうなんだろうと思うけどね。
動作など
ベンチ出しとく。
3DMarkが話にならないので、Ice Stome Unlimitedの結果も乗せときます。
これが1年前にすでに出ていたということに驚きですが、考えてみたらRedmi Note 3 Proとそれほど大差がないよねという話です。(ベンチマークソフトのバージョンは違うけど)
おかしいな。A72コアが2つ多いはずなんだけどね。
で、実用レベルの話。
まずデレステですが、Adreno510が対応したこともあって、画質改善がされています。3DのMVも紙吹雪あり60fpsで特に問題なく動いちゃうので、まあ大丈夫だろうと思います。S820ほど余裕がないのか、やたら筐体が熱くなる感じです。
考慮する点として、今回のROMだとポケモンGOが動いてくれませんでした。やらない人はどうでもいいですが、やる場合にはROMの入れ替えなども考慮しないと駄目ですね。
参考までにROMバージョンのSSを載せておきます。
一方で、LeECO系のアプリが2つぐらいしかないので、そこはショップROMもバカには出来ないなと思います。
アップデートもできなくなるのですが、リカバリーモードを利用して純正ROMに戻すのが非常に簡単なので、Android 7ベースになった時に持ってたらやればいいかなレベルで考えています。
いや、快適そのものですよ。
気になる点も特にないし、Google Nowランチャー入れたらそのまま設定できちゃったし、メモリの使用量なんかも常時それほど多くはないので、そこんところは国内のSIMフリー端末よりはスペック分だけ快適なんだと思います。
バッテリーはこんな感じ。
最初にデレステなりベンチマークソフトなりを回したので減り方が急ですが、そこからは等間隔に減っている感じです。普通に使えばおおよそ2日ぐらいは問題なく持つかなあ。
...書くことないな。なさすぎて困ったな。
強いて言えばイヤホンジャックがないことだけど、別にアダプターで解決できちゃうしね。
課題となるのはLeMAX 2との住み分けか?
さ、問題は価格です。このスマホは通常199ドル程度で販売されています。今回はGearBestで159ドルになってたので購入しましたが、199ドルだと買わないだろうなあと思います。
最近はその値段で普通にLeMAX 2が入手出来てしまうという問題があり、それがまだ買える限りはそっちを買うだろうなあ。まして、特価で買えるZUK Z2なんて下手したら160ドルも夢じゃないしね。
うん、いや、フォローすると、中華スマホとしては160ドルだと格安、200ドルだと普通だと思いますよ。スペックも材質も大変いいのですが、それ以上にスペックが異様に高いのが同じ土俵にある時点で勝ち目ないですよ。
とはいえ、Redmi Note 4とかみたいにS625が主流になってきてる中で、S652搭載は十分にアドバンテージあるかな。S820と比較しちゃうから良くない。
そうだなあ、オススメ出来ることなにかあるかなあ。LeMAX 2とバッテリー容量が一緒だからスペック落ちる分、バッテリー持つとかぐらいだなあ。なんにもメリットないな。
ある程度Snapdragon652の性能が確認できればそれで良かったんで、俺的には解決しちゃってるんだけど、このあとこれはどうすればいいんですかね。
結論:もっと値段が下がってから買えばいいんじゃね。
おしまい