結果的に購入時の写真が最後の写真というね。


F-02Eを売ってしまいました。
完全に用途を失ったことと、買った値段でそのまま売れたということが大きいです。

というわけで、約3ヶ月の間使って、どうしてこうなったのかをちょっと書いておきます。

・そもさん、なんで買ったのか?
欲しかった、というかTegra3+を触ったことがなかったから興味が湧いたということと、冬モデルの中で唯一純新規で安くなったからですね。
あと、HTC J Butterfly HTL21がこのあと2週間ほどで手に入るわけですけど、当時はFHDのスマホで一番安いのもポイントでした。なにせ、この時点でL-04E買おうか本気で考えてましたからね。
回線そのものは別にどうでも良かったんです。使えればそんなに問題ないのでw

思えばこの選択が問題だった。
素直にN-06Dの代わりにするなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でN-08Dでも買っておけばよかった。
もしくはまだXiルーターとNexus7でも買えばよかった。とにかく今となってはミスちょいだった。


・褒められるところとかないのかよ?
ISW11Fを複数台触って、個体性能差を把握している俺には、存在自体が褒められるレベルの製品w
不自由がないんです。まともに使えるんです。それだけですでに大勝利。うわレベル低w

大真面目に富士通製のスマホで、その時点で購入しているモデルではまっとう過ぎて笑えるレベルなんですよ。熱暴走もないし、液晶もそれなりに綺麗だし、そんなにサイズがデカイ感じじゃなかったし。

DIXIM Playerがかなり大きかった。おでかけ転送に対応していたし、Twonky Beamより対応フォーマットが広いのもポイントでした。HDMIを通じてTVに出力も出来たし、結構クライアントとして便利だったんよ。


・それじゃあ、なんで売ってしまったんだよ?
まず、Xiと3Gの切り替えが非常に下手。LTEがつながった時はえらく速いんですけど、常時LTE→3Gの順につなごうとする動きがあり、結果通信中であってもLTEに切り替えようとするのがダメなところ。
COSMOSがそういうチューニングなのか、それともOSカスタマイズでそういう動きに作ってあるのかはわからないですけど、とにかくこれが一番の問題点。
発熱そのものはしょうがないかなと思うんですけど、熱による通信不良が多いのも問題だし、そもそも電波を拾っても、異様に弱い。(自宅で30cmぐらいしか離れていないAPで、無線強度弱とか普通。L-01Eでは非常に強いとなる)これはモバイルネットワークでも同様で、上記切替と合わせて大問題ですよね。
逆に言うとそんなもんなんです。動作が鈍くなるということもなかったし、基本的なAndroidタブレットの部分は十分実用に値するレベルになってます。


・その他、引導を渡した個人的理由
いざHTL21を使いはじめると、圧倒的に快適なこと、L-01Eを半年前から使ってて、クアッドコアとしては物足りなさがあるかなと。実用レベルなんだけど、快適なレベルじゃないんです。
あと直接的なものとして、N-07Dを安く入手してしまったこと。おおよそ30gも軽いスマホを常時持ち歩くようになると、必然的に淘汰されてしまうのがこのスマホ業界の怖いところですね。


というわけで、
・DIXIM Playerや防水機能、指紋認証などの機能に価値を見いだせる。
・富士通のスマホを愛してやまない。
・おそらく日本メーカーで最後のTegra系搭載機を抑えておきたい。

という方は、ぜひCBついでにもらってやってください。
ISW11Fあたりのスマホを知ってると、期待値以上の完成度に驚きます。


ま、ちなみにF-06Eが非常に普通の機種になってしまったのは、残念だったりします。