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運良く買えちった。

というわけで、新生?AKGの自信作、N5 Hybridです。
いやあ、久々のコンシューマー向け新作モデルということで、皆さんの期待も割と高めだったと思うんですけどね。

今回は、そんなN5 Hybridに関して、ビューをしたいと思います。書いていきましよう。

接続時のトラップ、ドングルか、Bluetoothか、
まず、これは僕一人だけ起きた事象だと思って書きますけど、最初、Bluetoothのペアリングが一切出来ない状態になりました。
左側のイヤホンを2回叩くとモード切り替えと書いてあったんですけど、実際にはANCのON/OFFだけで、このペアリングモードに行き着かない状態となりました。

それじゃあ、スマホにドングルを挿したらどうなる?というと、これでもドングルとペアリング出来ていない。つまり、イヤホン側はBluetoothモードであって、ドングル側はあまり関係ないのかなと思いました。が、ドングルにもボタンがあって、そこを2回押すとBluetoothモードに切り替わると書いてあるんですね。で、2回押してみたところ、ようやく新しいデバイスにN5 Hybridという文字が出てきました。ま、とりあえずはこれでいいのですが、ここでもう一つトラップ。なんか、通話は出来るけど、メディア音声は出せないという謎の現象。これに関しては、スマホ側を再起動したあとに、メディアの再生をONに出来るようになりました。

...2024年のモデルなんですよね。ペアリングすらこんなに面倒なモデル、1000円TWSイヤホンでもないと思う。


LDAC接続には専用アプリが必要、しかし、LDACの受信感度は...
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AKGのアプリがあります。僕はN400を持っていたので、そのまま使えてますけど、この中にあるミュージックの「ハイレゾオーディオ」をONにしないと、LDACでは使えません。これはSONYでもWF-1000XM4/5などでおなじみなので、特にこれといって問題になるようなことはないと思います。ちなみに、即ファームウェアのアップデートがありました。

で、肝心のLDAC受信感度ですが、例えばメルカリの通知があったときに、スマートバンドに電波を飛ばすと思うんですけど、そういうときに途切れ途切れになります。すでにノウハウのあるWF-1000XM5やSnapdragon Audioを流用したFiio FW5とは違い、ゼロベースでLDACにつなげてるという点では評価出来ますが、SOUNDPEATSのOpera05よりも接続性は悪い感じがします。チューニング不足なのか、それともそういう仕様なのか、まだ判断はしかねる状態ですね。


ちなみにドングル接続。こちらは、USB DAC扱いとなり、Android上の表示が有線ヘッドホンになるという珍現象が起こります。が、安定性という点においては圧倒的にこちらが上です。さらに、LC3plusで固定となるため、低遅延接続が可能となり、シャニソンで確認する限り、ほぼ1.0ぐらいのタイミング調節でプレイが十分可能という感じです。
ドングルで接続すると、なぜか出力される音が変わってくるという不思議な状況になります。これについては後述。

軸なしイヤーピースゆえの受難、純正で対応出来ない人には、ある程度やむなしな選択肢もあるが...
イヤーピースなんですけど、かなり耳の浅い部分までしか入らない、しかもスピーカーノズルが短く、純正イヤーピースだとLサイズでも、耳の穴にしっかりと入った感覚がないんですね。で、これはケースの問題なんですけど、純正イヤーピース以外の、いや、後述する問題で、そもそも純正イヤーピースでも、ケース内でイヤホン本体が浮く状態が起こるみたいなんですね。
そうなると、TWS向けイヤーピースでも、AirPods Proあたりで使えそうな、軸より傘のほうが長いタイプのイヤーピースじゃないと、ANCの効果すら得られない状態となります。
最初、SpinfitのCP1025のMLサイズあたりでごまかせるかと思ったんですけど、思った以上に耳にフィットしない。例えば、COREIRぐらいの軸の長さがあって、AKG N5005ぐらいのノズルの長さがあれば、耳の奥に入るので、Mサイズで問題ないのですが、N5 Hybridはそこんところがイヤホンユニットに直付けされてるんじゃないかってぐらいに近くて短い。だからMLじゃなくてLを買い直そうとも思ったんですけど、一か八か、OmniのXLサイズを買い、軸を2/3ぐらいに短くすれば、ケースに入るだろうと思って、やったのが下の写真。

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つまり、これぐらい傘が大きくないと、僕の耳では、ANCの効果が100%享受できないということなんです。
N5005もその人の耳の形で音が大きく変わると言われていましたが、今回も似たような問題が起きてます。それでも、あれはまだノズルが長かったから、イヤーピースでごまかせた感じはしますが、こちらは、本当に耳の形を調べて作ってる?って思うところがあります。ハーマンなのかAKGなのかSamsungなのかわかりませんけど、これ、真面目に形状テストしてますか?それぐらい違和感ありますね。

定期的な通信のせいで...無駄にbluetooth接続したままになるケース
そうして乗り越えた先に使い始めたわけですけど、どうも通話してると、通話出力がN5 Hybridって表示になっています。ケースに入れてるのに、N5 Hybridに接続されているという謎。そして、Qi充電をし始めると、突然接続される謎。多分Androidの機能で、Bluetoothデバイスと通信して、バッテリー残量を読む機能があるんですけど、そのトリガーになってるのが、デバイスの起動だったりするはずなので、これはケースの中で、マグネット式接続による給電ををしてるんですけど、このマグネットとしっかりくっついてても、イヤホン自体が起動している感じがします。これ、最初はイヤーピースを変えてたからかなと思ったんですけど、純正のSサイズで試しても、しょっちゅう、しかも充電せずとも接続してるという謎。もうわけがわからないよ。
というわけで、とりあえず対策したのが、下の写真。
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1mmの両面テープを微妙に重なるように貼って、完全にイヤホンを固定するようにしました。というか、これぐらいしか浮かばなくて、最初は3mmぐらいの耐震シールをカットして入れてみたんですけど、3mmだとフタが閉まらないんですよね。結局こうなったという感じです。イヤーピースを変えて、こうなっちゃったなら別にしょうがないかなと思うんですけど、純正のイヤーピースで同じ現象が起きてて、こうするとフタを開けない限りは起動しないようになった、ということは、これはそもそも不良なのか、それとも設計の時点で問題がわからなかったのか、良くわからないです。ただ、設計ミスだとしたら、なぜ気づかない?ってなるんですけどね。

LC3plusドングルの力で、音質がパワーアップ
とりあえず、アプリでイコライザはオフにした状態です。
これもなんか変な現象なんですけど、LDAC接続、音質重視の990kbpsで再生してても、AACで再生してても、妙に低音が強め。その割に高音が詰まってるような印象。N400では残っていたAKGっぽい味付けである、抜けるような高音と中音域の厚みみたいなのが、薄っぺらい感じです。スペックお化けのFW5やOpera05あたりに音で負けるのは仕方ない、でも同じ価格帯のWF-1000XM5に比べると、なんか物足りない。真似して失敗してる感じの味付けなんですよね。いや、流石に水準は高いので、1万ぐらいの8mmダイナミック1発とかよりは全然音はいいんだけど、迫力が足りない。最初ANCのせいかなとも思ったんですけど、特徴が変わるわけでもないので、イヤホン内蔵のBluetoothチップのDACがダメなのか、それともチューニングがまだ進んでいないのかなって思ってました。
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というわけで、このドングルの出番です。
これ自体は先程も書いた通り、USB DAC扱いとなり、LC3plusで固定となります。非常に煩わしいと評判ですけど、これをオーディオソース側に接続することで、今まで出てなかった高音域が急にキレイに鳴り出すんですよね。あと、ぼやけてた細かいリズムがしっかり聞こえてくる。ダイナミック1発でこんなに幅広く音が出せるのかとちょっと驚き。AKGらしさがようやく発揮される感じです。だから、イヤホン自体のポテンシャルは相当高いんです。LDACでは活かしきれてないけど、LC3plusでは最適化されたように本性を現す感じがします。とはいえ、モニタライクな感じではなく、やや低音域に加工の入った感じの音で、XM4(モニタライク)とXM5(やや低音寄り)のどっちに似てるかといえば、XM5になるかなと思います。LDACとLC3で、限りなく同じ傾向に出来てるXM5の完成度って、やっぱり高いんですね。
将来的に、イヤホン側でもLC3に対応するため、やや音質は落ちるものの、LC3対応のスマホとの接続が手軽に出来る環境なら、そっちでも接続の安定性は変わらないんじゃないかなと思っています。ドングルはハイレゾワイヤレスを安定して聞くためのギミックというところに落ち着いてしまうと思うのですが、LDAC信者としては、LC3plusがOSレベルで実装されたら、間違いなくこっちに移行するなって思わせるほどに、とにかく安定接続してるのはいいと思いますね。LDACが10年近く掛けて、ようやくそこそこの安定接続を得てきたのに、それを2年そこらの新興コーデックに並ばれてしまう、なんか、考えさせられますね。


ちなみにANCですけど、性能そのものはおそらく高いです。「おそらく」なのは、前述のイヤーピース問題で、ANCの効果が左右されるほど、イヤーピースに選択肢の幅が少ない。だけどサードパーティ製が増えると思えない。ゆえ、メーカーがMLサイズやXLサイズなどを用意する必要がある。純正イヤーピースで耳にフィットする人はいいですけど、そうじゃ無い人で、イヤーピース求道者じゃない限りは、ANCはそこそこの価格のNCレベルに落ち着いちゃうのかなと思います。
ガジェット側の人間としては、環境が整って、初めて効果を発揮する機能であれば、8割ぐらいの人間に合う環境を用意出来ないとダメじゃないかなと思うんですが、残念ながらN5 Hybridはマイナーもマイナーです。メーカーが環境を整えないとダメなほうです。そういうところでマイナスが付いちゃうのは、もったいないですね。

USB DAC認識ゆえに改善が必要な、曲間の音切れ
そうは言っても、USB DACなんです。DACドングルでは特有となっている、曲間の音切れは、当然のように起こります。知らない方のために説明すると、曲と曲の間に、信号が途切れる時間が僅かに出来るんですけど、そこで一度接続が途切れるため、次の曲の頭の1秒程度が鳴らないという問題があります。これの場合は、通信も入っているため、そのラグみたいなものも含まれるとは思うんですけど、これはなんとかならないかなっていう箇所です。毎回起きるし、その出だしの1秒って、曲を聞く上で、すごく重要なんですよ。
あと、ドングル特有の問題として、10曲ぐらいに1回、再生してるけど音が出ないで、頭戻しすると、再生し始めるという現象がしばしば起こります。この時は曲は頭から流れるんですけど、ドングル側もチューニング不足は否めないかなと思います。
ちなみにこれを書いている時点で、ドングルのアップデートが始まりました。(Ver.3.8)安定性の向上だそうです。

まとめ、粗が目立つが、LC3plusという現時点で唯一の武器をどう評価するか?
バッテリー消費は、LDAC、ANCで大体1時間で15%、ドングル、ANCで大体1時間12%ぐらい。ただ、ドングル側もスマホの電源供給が必要なので、その点のトレードオフなレベルだと思います。スペック上では、ドングル接続のほうが消費電力が大きいはずなんですけど、やっぱり1回じゃそこまで取りきれてないのかな。参考値としてください。

あと、これも気になる点ですけど、アップデートはアプリ経由でしか出来ないんでしょうかね。今のところ、AKGのコンパニオンアプリでしか出来ないみたいで、WindowsやMacOSなどは考慮されていません。でも、マニュアルのドングル接続は、主にPCを主体としている。ドングルのアップデートプログラムぐらい用意してもいいと思います。


レビュー書いてる時に色々いじくってるわけですけど、iPhone15などのApple製品で、ハイレゾストリーミングや、低遅延ゲームなどをプレイする人には、かなりいい選択肢なのかな。Androidだと、そこにLDACという手軽なハイレゾコーデックがあるので、ドングルを挿してまでいい音、接続性を考慮するなら、別のLDAC対応TWSイヤホンのほうが、音的にもいいのではないかと思います。FW5を毎度手放しては、買ってしまうのは、TWSイヤホンだけど、同じ価格帯の有線イヤホンとほとんど変わらない音を、LDACで出力出来るから、という理由なんです。(4度目もありそう)
そこんところいくと、38500円にしては、完成度がまだまだ低い気がしますし、究極的にはLDACでもLC3plusでも同じ音が出るぐらいのチューニングをして欲しいんですよね。用途によって使い分けをするほどの必要性が出てくるなら、もうドングルつけっぱなしでもいいやと思ったりしちゃいます。LDACのチューニングを今後やるのかどうか。
この製品のウリは、LC3plus接続で、小型ドングルが付いていて、それを1ケースに収めて使える。でも、耳にイヤホンを入れて、スマホのUSB-Cにドングルを差すという、簡単だけど毎回やりたくない動作をどう考えるか。iPhone15ならMagSafeで解決出来る。けど、AndroidはすべてがQi対応ではない。ならばオーディオ分岐ケーブルにドングルを付けっぱにすればいいか、というと、今度は分岐ケーブルがちゃんと給電かつ充電出来るかって話になるんですよね。
禅問答みたいな状況になるから、最終的にはドングルを毎回付けることが許容範囲かどうかという感じですね。
書いてて思いましたけど、ハイレゾ対応のUSB DACって認識なら、理屈の上ではS835とかの時代の小型スマホを、ハイレゾプレーヤーとすることも可能ですよね。そういう可能性もあると考えれば、価値は出てくるのかな。

そうねぇ、ターゲットなぁ。WF-1000XM5とAirPods Proよりちょっと上のお客様なんでしょうけど、僕が体験したことを考えると、正直AKGの看板じゃなかったら即メルカリなレベルかなって思うんですよね。JBLの某モデルの流用というのも、あながち間違いじゃないと思うし、AKG側のチューニングに、最新のギミックを合わせて、いい音を聞いて欲しいって思いは伝わるんです。でも、つまらないところでマイナス面が多い。これに尽きます。今の段階で、ギミックに魅力を感じない限り、そしてギミックを使っていこうと思わない限り、SOUNDPEATSあたりのハイエンドTWSイヤホンのほうが満足度は高い。
残念だけど、僕が欲しかったのは、最新世代にブラッシュアップされたN400であって、N5 hybridは、その微妙な音のチューニングと、Bluetooth接続での音の平坦さが大多数の人には伝わってしまう。ドングルまで興味がない限り、真価は見えない。だから、もったいないと思います。ハーマンが各AVメディアにレビューを書いてもらった環境は、メーカーが設定しないと出てこない環境であり、そのレビューを少なからず読んで買った人が、Bluetoothでしか使わないのであれば、魅力が見えない。だから、いっそドングルをメインの使い方としてアピールすればよかったのになって思います。僕はLDAC対応だったから買いました。ドングルは嬉しい副産物でしたけど、それに気づくまで時間がかかった。それを、買って、最初に開けたときに体感したかった。これが結論です。

なんだろね、いい製品だけど、いいと気づくまで使わないとダメな製品ってのは、結果としてダメなんだろうという話でした。

----ここまでがぷちレビューの範囲----

結局、現時点(4.1)では、使えるポテンシャルまでファームが追いつかないという、かなりきつい現実を突きつけられる形で、売却となりました。
LDACでの接続は案外安定しているんですが、ドングルを使ったLC3plusの接続が、ファームアップでひどくなった気がしますね。例えば、イヤホンをBluetoothで接続した状態から、ドングルへ切り替えると、表示上ではドングル接続になるのですが、マイクの使用などの関係で、Bluetooth接続は維持されていて、ドングルで接続が切れると、突然そちらに音が流れる、もしくは本体スピーカーから音が出る。あとは、3.8で出来ていた、ドングルへの再接続が、4.1ではまず成功しなくなっていることも気になる点です。これはどうしてそうなるのか、全くわからないんですよね。でも表示上はドングル接続になっているんです。したがって、ドングルとイヤホンでの通信が出来ないということになるんですけど、出力をBluetoothに切り替えると、イヤホン側からLDAC接続が出来る。ドングルを差し直すと、やはりドングルへ接続しているんですけど、やはり切れたら復帰しない。これがトドメになりましたね。
ちなみに、Hiby MusicのUSB DACモードで使っていると、若干動作が変化するんですが、逆にドングルがささっている場合、そちらからしか音が出ないため、ドングル接続ができなくなったら最後。ドングルの差し直しが必要になります。とにかく、ドングルを使うことが不便。ちなみにN9ではこんなことが起こらない。これが更に拍車を掛けてますね。

LDAC接続は、非常に優秀なんです。でも、それだと一番使いたいギミックが全く使えないってことになり、意味がないんですね。真面目な話、毎度出てくるFiioのFW5のほうが、よほど接続性が高くて、音もいいんです。
思うに、TWSっていうのは、もうリケーブルも出来ないし、アンプを通すことも出来ないから、いかに作り込むかという点に当たると思うんです。EarFunとかSOUNDPEATSとかは、開発ラインがいくつもあって、インフルエンサーにばらまける体力がある。その反響を受けて、また開発ラインが別のものを開発する。良く言えば好循環。悪く言えば、フィードバックによるデバック作業を繰り返しているようなものです。

ハーマンがSamsung傘下になっても、AKG製品の味付けが変わらないというのは当たり前であるけど、ハーマンのブランドにはJBLもある。AKGは業務用、JBLはコンシューマ用と明確なラインがあり、Samsungが使うAKGという言葉は、AKGチューニングであって、AKGは開発にはかかわらない。だから、JBLの某モデルのAKG版という見方をされてしまっても、それはしょうがないし、何より開発する体力が、ハーマングループにはほとんどない。だから、業務用のAKGは、粛々とバージョンアップを繰り返すしかない。結果、このAKG N5 Hybridは、TWSイヤホンでは話題にはあげられるけど、ギミックの面白さを考えると、本当はもっと売れてもいいはずなんです。先にも書きましたけど、販路を縮めて、「ほらやっぱり売れなかったでしょ?」っていう答えありきで作ってる気がしますけどね。

結局、手放した大きな理由は、LC3+に大きなアドバンテージがあったはずなのに、1回のファーム更新でそれが猛烈に不安定になってしまったこと、それと、多分ファームの作り込みをもうしないだろうという考え方の問題ですね。ファームのアップデートで、イヤホン接続精度の落ちるイヤホンなんて、大真面目に大手のメーカーがやることではない。それを、売りにしているLC3+のほうだけ。LDACはむしろ上がっている。じゃあ、Hibridではなく、N5単体で売ればいいのにとも思います。

JBL Live Beam 3が発売されて、そこそこ好評です。これをベースにした後継機が出ることを期待したいところではあるんですが、もうないと思ってます。

最後はちょっとネガティブでしたけど、素性やギミックはいいものなんです。それをモノに出来ない開発側が、ユーザーに最高の環境を提供出来ない、この点が、AKG N5 Hybridの残念な点だと思います。


おしまい